ダイニチの加湿器 HD-RXT923をレビュー!気になるお手入れやハイブリッド式の特徴を解説
更新日2023/12/12
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加湿器の人気メーカーのひとつダイニチの加湿器はハイブリッド式でパワフルな加湿をするのが魅力です。
お手入れ方法にもこだわっており気になっている方も多いのではないでしょうか?
今回はそんなダイニチの加湿器 HD-RXT923を実際に使ってレビューさせていただきます!
気になるお手入れ方法や使い方なども詳しくお伝えしますので、ぜひ参考にされてみてください。
もくじ
ダイニチの加湿器 HD-RXT923の特徴
それではまずダイニチの加湿器 HD-RXT923の特徴をお伝えします。
ハイブリッド式でパワフル&経済的に加湿
ダイニチの加湿器は気化式と温風気化式を組み合わせたハイブリッド式
気化式は蒸気が熱くならずヒーターを使わないので電気代を抑えられ、温風気化式はヒーターを使うことで気化式よりもパワフルに加湿できます。
この2つの運転方式を湿度に応じて切り替えることでパワフルさと省エネ運転を両立させます。
カンタン取替えフィルターでお手入れがラク
加湿器で一番といっていいほど気になるのはお手入れの手間ではないでしょうか?
衛生面を考えるとこまめなお手入れがかかせません。
ダイニチの加湿器HD-RXT923のカンタン取替えフィルターは、使い捨てで交換すればいいだけなので衛生面も安心ですし何よりもお手入れがラクなのが魅力です。
ちなみに取替フィルターの価格は2個入りで2,640円(税込み)です。
3ヶ月に1回の交換なのですが、加湿器を使う期間は限られていますしお手入れの手間を減らしたい方にはとてもおすすめ。
スペック
商品名 | HD-RXT923 |
---|---|
最大加湿量 | 960mL/h |
適用床面積 (木造和室) | 14.5畳 |
適用床面積 (プレハブ洋室) | 24畳 |
タンク容量 | 6.3L |
最大加湿時間 | 13.7時間 |
運転音 | 13〜40dB |
消費電力 | 18〜500W |
外寸 (幅×奥行×高さmm) | 375×210×375 |
質量 | 5.1kg |
ダイニチの加湿器 HD-RXT923を実際に使ってレビュー!
今回はダイニチの加湿器 HD-RXT923を実際に使って、使い方やお手入れの方法などをご紹介します。
付属品
付属品
- 本体
- 取扱説明書
使い方
設置場所
まずは加湿器を最適な場所に設置しましょう。
設置場所のポイント
- 窓際から離す
- エアコンの風が加湿器に直接当たらない場所に置く
- 水平で丈夫な場所
- 壁や家具などから距離をとる
窓際は外の冷気の影響を受けやすく、センサーが誤判断をしたり窓に結露ができやすくなったりするので窓際から離して設置しましょう。
エアコンなどの温風がセンサーにあたらないように、風が直接あたらない場所に置くといいでしょう。
また壁や家具などからは本体側面が30cm以上、上部は1m以上距離をとります。
準備
準備
- タンクに水を入れ振り洗いする
- タンク口元までゆっくり水道水をいれる
- キャップをしっかり閉める
- タンクについた水は拭き取る
- 本体にセット
- 電源につなぐ
水道水は一般的に塩素除去されており雑菌が繁殖しづらいので必ず水道水を給水します。
汚れた水やミネラルウォーター、アルカリイオン水、浄水器の水、井戸水は使用しないようにしましょう。また40℃以上のお湯も使用できません。
操作方法
電源を入れて運転モードを選択します。
運転モード
- 標準・・・設定温度に自動で調整
- 静音・・・風量を弱めて自動で運転
- エコ(eco)・・・消費電力を抑えながら自動で調整
- のど・肌加湿・・・室温に応じて「のど・肌」のうるおいを守る湿度に自動で調整
- ターボ・・・風量を強めて運転
- おやすみ静音・・・就寝時に風量を弱めて静かに運転
のど・肌モード以外では湿度を50%・60%・70%の中から選んで設定できます。
設定温度を選ぶ目安
- 50%・・・就寝時や室内の結露が気になるとき
- 60%、70%・・・乾燥が気になるとき
お手入れ方法
毎日のお手入れ
- タンク内にキレイな水を入れて振り洗いする
- 新しい水道水に入れ替える
週に1回程度
- 本体のゴミや汚れを柔らかい布で拭き取る
- 掃除機で吸気グリルのホコリを吸い取る
お手入れサインが点滅したとき
- 気化フィルターを水洗いする(2週間に1回)
- 気化フィルターをクエン酸洗浄(1ヶ月に1回)
- トレイとトレイ仕切り板を水洗いする
お手入れサインは電源を入れたときから2週間後に点滅するようになっています。
気になる稼働音を検証
加湿器を就寝時に使用する人も多いですよね。そんなときは運転中の音が気になる人は多いのではないでしょうか?
そこでダイニチの加湿器 HD-RXT923の稼働音を検証してみました。
運転モード | 稼働音 |
---|---|
標準 | 47.3 ~48.3dB |
静音 | 44.3 ~45.4dB |
eco | 47.2~48.6dB |
のど・肌 | 47.1~47.7dB |
ターボ | 57.0~57.5dB |
おやすみ快適 | 39.2~39.0dB |
dBは音の大きさを表す単位ですが、この値が小さいほど音が小さいです。
ターボはパワフルに運転するので少し音が気になりましたが、それ以外の運転モードではさほど音は気になりませんでした。
特におやすみ快適モードでは39.2~39.0dBで稼働しているのを忘れるほど静かでした。
実際にダイニチの加湿器 HD-RXT923を使った感想
それでは実際にダイニチの加湿器 HD-RXT923を使ってみて良かった点や気になった点など感想をお伝えします。
◎トレイは使い捨てカバーで安心
ハイブリッド式の加湿器はスチーム式の加湿器と違って、加熱して加湿をしないので衛生面が気になります。
HD-RXT923は特に衛生面が気になるトレイに使い捨てのカバーがついており、1シーズンで取替えられるのがとてもよかったです!
これなら次のシーズンも安心して使えると感じました。
◎運転音が静かで就寝中も気にならない
日中は生活音などで家電の音はそこまで気にならないのですが、就寝中は家電の音が気になって眠れないこともあった筆者。
HD-RXT923の音はどうだったかというと、標準モードでも静かで就寝中も気になりませんでした。
時々、稼働中にタンクの水がゴボゴボと音がするのですが、そのタイミングのときだけなので就寝時に気になることはありませんでした。
◎加湿時に熱くならないので安心
スチーム式の加湿器は蒸気がでるので、お子様やペットがいるご家庭の方は心配な方もいらっしゃいますよね。
我が家も小さいこどもがいるので心配だったのですが、蒸気がでないので本体上部に手を当てても全く熱くならないのがよかったです。
やけどの心配をせずに一日中気兼ねなく加湿できるのが嬉しかったです。
◎床が濡れない
加湿器の中には加湿すると床が濡れてしまうものがあります。
床は濡れたままにすると滑ってあぶないですし、畳だと傷んでしまいそうですよね。
HD-RXT923は加湿しても床が濡れないので床を拭く手間や畳が濡れてしまう心配をしなくていいのがよかったです。
△タンク給水時に水をこぼすことも
タンクに水をいれたあとセットするときに床に水をこぼしてしまうことが何度かありました。
そんなにたくさん濡れるわけではないのですが少し気になりました。
タンクを運ぶときはタンクを横にすると安定するので、本体の近くまでは横にしてセットするときに縦にするとこぼれにくかったです。
△持ち運びしづらい
他の部屋に移動させるときに本体からタンクをはずして持ち運ばなくてはならないのですが、バランスを取りづらく持ち運びづらかったです。
持ち運ぶ前にはトレイの水を捨てるのも面倒でした。
かといって本体タンクに水が入った状態でそのまま本体を運ぶと水もこぼしやすくなります。
また取っ手がない状態で重いものを運ぶのも危ないので仕方がないとも思います。
ダイニチの加湿器 HD-RXT923でお部屋もお手入れも快適に!
加湿器は種類によってメリット・デメリットがあり何を重視するかで選び方も変わってきます。
今回ご紹介させていただいたダイニチの加湿器HD-RXT923は、ハイブリッド式の良さがあるだけでなく、お手入れも工夫されているのが魅力でした。
乾燥が気になる季節、気持ちよくお部屋を快適に加湿してくれるでしょう。
ダイニチの加湿器はレンタルできる!
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毎日の給水やお手入れって面倒で使いこなせるか心配…
乾燥の季節が終わったあとの収納場所に悩んでいる
そんな方には加湿器をレンタルするのもおすすめです!
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