サイトロン 防振双眼鏡「SIIBL 1642 STABILIZER」使用レビュー!ライブで使用した感想も紹介します
更新日2024/01/12
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今やコンサートやライブで必需品となっている双眼鏡。
せっかく当たったライブでは、推しの表情を1秒たりとも逃したくないですよね。
さらに大きな会場になると肉眼で見るには限界があるので、双眼鏡を使用される方は多いかと思います。
中でも防振機能がついている双眼鏡は手振れの心配がなく、さらに高画質の画面を見ているかのよう。
一度使うと普通の双眼鏡には戻れない、今回はサイトロンの防振双眼鏡「SIIBL 1642 STABILIZER」をレビューします!
もくじ
サイトロンの防振双眼鏡
サイトロンはもともとアメリカで射撃用ダットサイト、ハンティング用ライフルスコープの専門メーカーとして創設された会社です。
その後ライフルスコープ類だけではなく、双眼鏡の生産も行い、過酷な環境下でも耐えられる製品を生産し、世界中で愛用されています。
今回ご紹介する防振双眼鏡のSIIBL 1642は、電源をオンにするだけで手振れ補正機能がはたらき、手振れを気にすることなく対象物を鮮明に観察することが可能です。
完全防水仕様なので、コンサート・ライブ鑑賞以外にも、スポーツ観戦やバードウォッチングなどの野外活動まで幅広く使用できます。
サイトロン SIIBL 1642 STABILIZERの特徴
サイトロン SIIBL 1642 STABILIZERの特徴の特徴をご紹介します!
16倍の高倍率で遠くの物もはっきり見える
SIIBL 1642 STABILIZERの倍率は16倍で防振双眼鏡の中でも高倍率。
ドームやスタジアムクラスのライブでも推しの姿をはっきりと捉えることができます。
IPX7の防水仕様で急な雨でもへっちゃら
IPX7 完全防水仕様なので、野外での急な雨でも問題なく使用できます。
IPX7とは水深1mのところに機器を沈め、約30分間放置して取り出したときに、機器の機能が動作することを意味しているので、これだけの耐水性があれば雨が降ってしまっても心配ないですね。
単三アルカリ乾電池1本で約30時間使用可能
SIIBL 1642 STABILIZERは、単三アルカリ電池1本で約30時間稼働します!
消耗してしまってもアルカリ電池だと手に入りやすいので有難いですね。
スイッチを一度ONにしたときの連続稼働時間は約10分ほどです。
使用しないときはこまめに防振スイッチを切るか、切れてしまったときは一度OFFにして、再度ONにする必要があります。
SIIBL 1642 STABILIZERの製品スペック表
商品名 | SIIBL 1642 STABILIZER |
---|---|
倍率 | 16倍 |
対物レンズ有効怪 | 42mm |
実視界(FOV) | 3.8° |
ひとみ怪 | 2.62mm |
アイレリーフ | 14mm |
最短合焦距離 | 4m |
コーティング | フルマルチコート |
防水性能 | IPX7 完全防水 |
明るさ | 6.86 |
電池寿命 | 約30時間 |
電源 | 単三アルカリ乾電池1本 |
サイズ | 80×120×70mm |
重量 | 610g |
SIIBL 1642 STABILIZERの実機レビュー
それでは、SIIBL 1642 STABILIZERの実機を使って詳しくご紹介します!
外観レビュー
形が少し縦に長いので他の双眼鏡と比べると大きく感じます。
大体箱ティッシュと同じくらいの大きさです。
また、質量が610gなので他の双眼鏡より少し重たい印象です。
首から下げるストラップが同梱されているのですが、ライブ中ずっと首から下げるのは少し大変かもしれません。
高倍率・完全防水仕様なことを考えると重くなってしまうのは仕方ないのかもしれないですね。
エラストマー外装が使用されており、質感は少しゴムっぽいです。
持った時に滑りにくく手にフィットします。
同梱内容
- 双眼鏡本体
- 専用ケース
- ネックストラップ
- 本体レンズカバー(接眼レンズx1、対物レンズx1)
- レンズクロス
- 単三電池×1本
- 取扱説明書
SIIBL 1642 STABILIZERの操作方法
SIIBL 1642 STABILIZERの実際の操作方法をお伝えします。
1.電池を入れて防振モードをONにする
本体裏側にある電池カバーを外して単三電池を入れます。
このときプラスとマイナスの方向が逆になってしまうと防振が効かなくなってしまうので、向きを間違えないように注意が必要です。
電池を入れ、防振モードのスイッチをONにし、ライトが光るか確認しましょう。
2.眼幅・アイカップを調整する
まず、レンズを覗きながら自分の眼幅にレンズを調整します。
左右の目で見た視野が1つの円になって見えた時が最適な幅です。
次に、左右の見口を回すと引き出されるので、レンズと距離を取ることができます。
裸眼の方は引き出した状態、眼鏡をかけている方はそのままの状態だと見やすくなると言われてます。
3.ピントを合わせる
ピントの合わせ方ですが、まず一点の目標を決めます。
次に右目を閉じて、左目だけで対象物がはっきり見えるようにピントリングを回す。
その次に左目を閉じて、右目だけで対象物がはっきり見えるように視度調整リングを回します。
こうすることで、左右の視度の違いが調整され、両眼のピントのズレがなくなります。
ライブ中は、ピントリングを回すだけで、すぐに焦点を合わせることができ簡単に調節が可能です。
ライブで実際に使用した感想
今回「東京ドーム」で行われたSexy Zoneのライブで実際に使用しました!
実際に使ってみた感想をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
アリーナ席でも防振双眼鏡は大活躍!
今回の席はなんと、アリーナ下手2列目!!
アリーナ席2列目だと、双眼鏡は必要ないと思われる方は多いのではないかと思いますが、ドームクラスの会場だとバックステージや花道にいるときは遠くなってしまうので16倍の高倍率が大活躍。
やはり双眼鏡はあった方がいいと思いました。
最近は当日までどこの席か分からないので、双眼鏡を持って行って損することはないと思います!
また、高倍率な双眼鏡は少し暗く見えてしまうことが多いのですが、サイトロンのSIIBL 1642 STABILIZERは明るさが「6.86」あるので、以前使った同倍率の他の双眼鏡より明るく見えました。
少し重さは気になった
筆者は肉眼で見える位置でも推しの顔をよく見たいので、高倍率の16倍を選択してよかったです。
ただデメリットとしては、SIIBL 1642 STABILIZERは他の双眼鏡と比べて重量があるので、ライブ中ずっと首から下げておくのは厳しかったです。
使用しないときは鞄に入れるようにしていたので、出し入れが少し手間でした。
でも、双眼鏡に慣れると瞬時にピントを合わせられるようになるので、推しがどこにいても捉えられるメリットがあります。
重さのデメリットよりもメリットをたくさん感じたので、はやり「双眼鏡は手放せない」と感じました。
リフターやトロッコの演出は双眼鏡チャンス
アリーナだと地面が平らなので、ステージにいる推しをそのままみるとどうしても前の人の頭が入ったりして見えづらい時が多かったです。
しかし、リフターで上に上がった時や、トロッコで移動している時は前に遮るものがないので、双眼鏡を使って推しをじっくり見るチャンス!
リフターで上がるときはすかさず双眼鏡を使用し、しっかり顔を見ることができました。
天井の席でもリフターが上がってくると、防振双眼鏡を使えば推しの顔がより鮮明に見えます。
実際、衣装の細かい部分や汗まで見えちゃうんです。
筆者はスタンド席でも防振双眼鏡を使用したことがあるのですが、スタンド席はもはや「防振双眼鏡しか使ってない」レベルで多用します。
防振双眼鏡があればどの席でも心配なく楽しめるので、本当におすすめです!
防振双眼鏡をレンタルでお試し
今回はサイトロンの防振双眼鏡「SIIBL 1642 STABILIZER」をご紹介しました!
実際に使ってみたいなと思った方はいますか?
防振双眼鏡を使ったことがない、使ってみたいけど「高くて手を出せない」「使いこなせるか心配」という方にはレンタルがおすすめです!
家電のサブスク・レンタルのレンティオでは防振双眼鏡をレンタルして実際に使ってみることができます。
まずは一度試して、防振双眼鏡のすごさを体験してみてください。
双眼鏡・望遠鏡・単眼鏡のレンタル・サブスク – Rentio[レンティオ]
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