シャワーヘッドの交換方法!外し方や交換できないタイプの見分け方や解決方法も紹介
更新日2024/09/11
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毎日のお風呂で使うシャワーヘッドを、新品や高機能モデルに交換したいと考えていませんか?
備え付けのシャワーヘッドのメーカーやネジサイズによって、交換できるかどうかは変わります。
買った後に「使えなかった…」とならないためにも、事前にシャワーヘッドの状況を確認しておくことは大切です。
そこで本記事では、シャワーヘッドを自分で交換する手順や、メーカーごとの対応方法を解説します。
シャワーヘッドを交換する際によくあるお悩みの解決方法も紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
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もくじ
シャワーヘッドの交換前に確認する3つのポイント
シャワーヘッドを交換する前に、備え付けのシャワーヘッドについて以下3つのポイントを確認しましょう。
- シャワーヘッドのメーカー・型番
- シャワーヘッドの分離の可否
- シャワーホースの劣化状況
1.メーカー・型番
備え付けられているシャワーヘッドのメーカーや型番をチェックすることで、ネジサイズの規格や専用の部品の要不要などを調べられます。
メーカーや型番が書いてある場所は、一般的に以下のとおりです。
型番が分からなければ取扱説明書を確認するか、シャワーヘッドの写真を撮ってメーカーに問い合わせてみてください。
一般的に、備え付けのシャワーヘッドや交換用モデルのネジサイズの規格は「G1/2」です。
以下のようなメーカーは「G1/2」の規格のネジを採用しており、シャワーヘッドをそのまま交換できます。
備え付けのシャワーヘッドが以下のようなメーカーの場合は、ネジサイズの規格が異なるため専用アダプターが必要です。
専用アダプターはシャワーヘッドとセットになっている場合もありますが、別途購入が必要な場合は、ホームセンターやオンラインショップなどで手に入ります。
2.シャワーヘッドの分離の可否
シャワーヘッドとホースが分離できるタイプか、一体型かを確認しましょう。
分離できるタイプならシャワーヘッドのみを交換できますが、一体型であればホースも一緒に取り替えが必要です。
また、ホースを一緒に交換する際は水栓用の専用アダプターを必要とするタイプがあるため、取扱説明書やメーカーの公式サイトなどを確認してみてください。
代表的なメーカーにおけるシャワーヘッドのタイプや判別方法は、以下のとおりです。
KVK(MYM)
KVKのシャワーヘッドは、基本的に分離できるタイプです。
他社メーカーのシャワーヘッドに交換する際は、専用アダプターが必要な場合とそのまま取り付けられるケースがあります。
シャワーヘッドの型番を確認し、公式サイトなどでネジサイズの規格をチェックしてみてください。
LIXIL(INAX)
LIXILのシャワーヘッドには、分離できるものと一体型の両方のタイプがあります。
通常のシャワーヘッドまたは正面にボタンが1つあるタイプであれば、分離が可能です。
左右に止水ボタンがあるシャワーヘッドは一体型のため、ホースも一緒に交換してください。
TOTO
TOTOのシャワーヘッドには一体型はなく、基本的に分離できます。
ただし「ルネッセシリーズ TBX19A1」は専用ホースを採用しているため、シャワーホースも一緒に交換が必要です。
また、通常のシャワーヘッドから止水ボタン付きのクリックシャワーに替える場合、ホースも一緒に取り替えが必要なケースがあります。
クリックシャワーに交換する場合は、ホース内の調圧弁の機能により水圧が弱くなりやすいため、取り替え後に止水栓で水圧を調整してください。
3.シャワーホースの劣化状況
シャワーヘッドを交換する際は、同時にホースの劣化状況を確認しましょう。
シャワーヘッドのみを交換しても、ホースが劣化していると水回りのトラブルにつながるため注意が必要です。
シャワーホースの耐久年数は、一般的に約5年と言われています。
使用している期間にかかわらず、以下のような状態のシャワーホースは交換を検討するのがおすすめです。
劣化したホースはシャワーヘッドと一緒に交換し、気持ちよく使い始めましょう。
シャワーヘッドを交換する5つの手順
シャワーヘッドを自分で交換する手順は、以下の5ステップです。
- 必要な道具を準備する
- 水が出ない状態にする
- シャワーヘッドを取り外す
- 新しいシャワーヘッドを取り付ける
- 水が漏れていないかを確認する
シャワーヘッドは正しい手順で交換しないと、水回りのトラブルにつながるため注意しましょう。
1. 必要な道具を準備する
シャワーヘッドの交換の際に全く道具を使わない場合もありますが、長い間シャワーヘッドの交換をしていない場合や特殊なシャワーヘッドの場合は道具が必要になることあります。
それらに該当する場合は、以下4つの道具を準備しましょう。
シャワーヘッドとホースの接合部分が水垢などで固まり、素手ではネジを回しにくい場合があります。
ゴム手袋を着ければ滑り止めとなり、少ない力で取り外しできて便利です。
備え付けられているシャワーヘッドのネジサイズの規格が異なる場合は、専用アダプターが必要となるため準備しましょう。
2. 水が出ないようにする
シャワーヘッドを取り外す前に、水が出ない状態になっているかを確認しましょう。
シャワーヘッドを付け外しする際、不意に水が噴出してしまわないようにするために、水は止めておくようにしてください。
3. シャワーヘッドを取り外す
ゴム手袋を着け、シャワーヘッドとホースの接合部分を回して取り外します。
片方の手でホースの金具を固定し、シャワーヘッドを左回りに回してください。
ゴム手袋をしていても滑る場合は、シャワーヘッドの水分を拭き取ってから回すと外しやすくなります。
4. 交換用のシャワーヘッドを取り付ける
交換用のシャワーヘッドを取り付ける際は、外すときとは逆の右回りに回しましょう。
シャワーヘッドをまっすぐな状態に保ってホースの方を回せば、ネジ部分が傾かず正確に取り付けやすくなります。
専用アダプターが必要なタイプであれば、先にシャワーヘッドへ装着してからホースと接合してください。
5. 水が漏れていないかを確認する
実際にシャワーを使ってみて正しく取り付けられたかを確認しましょう。
このとき、シャワーヘッドとホースの接合部分から水が漏れていないかをチェックします。
水が漏れている場合は、以下のポイントを確かめてみてください。
問題なく使えるようであれば、シャワーヘッドの交換は完了です。
シャワーヘッドの交換でよくある質問
ここでは、シャワーヘッドを交換する際によくある質問へお答えしていきます。
シャワーヘッドを初めて自分で交換する方はもちろん、安心して作業を進めるために参考にしてください。
シャワーヘッドが固くて外れないときは?
ゴム手袋を着けていてもシャワーヘッドが固くて外れないときは、以下の方法を試してみましょう。
- お湯をかける
- クエン酸水に浸ける
- プライヤーを使う
ネジがきつく閉まっているケースでは、接合部分にお湯をかけると金属が膨張して外しやすくなることがあります。
水垢などにより固まっている場合は、クエン酸を溶かした水にしばらく浸け、汚れを落としてから外してみてください。
※メーカーによってはクエン酸の使用がNGが場合もあるので、必ず確かめてから使用してください
それでも外れない場合は「プライヤー」と呼ばれる器具を使ってみましょう。
傷がつかないよう接合部分に布やゴム手袋などを巻き、プライヤーで挟んで回せば外れることがあります。
どうしても外れない場合は、ホースも一緒に交換を検討するか、業者に問い合わせてみましょう。
賃貸でシャワーヘッドを交換するときの注意点は?
賃貸に住んでいる方がシャワーヘッドを新しくしたい場合は、交換理由によって対応方法が異なります。
シャワーヘッドやホースの劣化による故障が理由で交換したい場合は、大家さんや管理会社などの貸主に相談しましょう。
故障による交換であれば、修理費用は貸主に負担してもらえます。
高機能モデルに替えたいなどの個人的な理由で交換したい場合は、退去するときに原状回復できるよう備え付けのシャワーヘッドは保管しておきましょう。
貸主へ交換する旨を伝えることは必須ではありませんが、念のために確認しておくと安心です。
シャワーヘッドを交換して水圧が弱くなってしまった場合は?
シャワーヘッドを交換した後に水圧が弱くなったと感じる場合は、止水栓を調整します。
止水栓が2箇所にあるタイプなら、水とお湯のそれぞれの水圧を調整しましょう。
止水栓を調整してもお湯を出すときだけ水圧が弱いままであれば、給湯器の修理や交換を必要とする場合があります。
貸主に相談し、給湯器の修理や交換を検討しましょう。
シャワーホースの交換も自分でできる?
シャワーヘッドだけでなく、シャワーホースについても自分で簡単に交換できます。
シャワーホースを交換する手順は、シャワーヘッドの交換時と同様です。
蛇口と同じメーカーのシャワーホースであれば、基本的にそのまま付け替えられます。
別メーカーのシャワーホースの場合は、必要に応じてアダプターなどを用意しましょう。
シャワーホースの長さは1.2〜2.0mが基本で、最も一般的な長さは1.6mです。
備え付けのシャワーホースの長さと合わせたり使用感を考慮したりして、お好きなサイズを選んでみてください。
賃貸に住んでいる方は、シャワーヘッドの交換時と同様に貸主へ確認するのがおすすめです。
シャワーヘッドは適切に交換してトラブルを防ごう
シャワーヘッドは自分で簡単に交換できますが、水回りのトラブルを防ぐためにも正しい手順で作業することが大切です。
メーカーやシャワーヘッドのタイプによっては専用の部品を必要とする場合があるため、事前に確認しましょう。
賃貸に住んでいる方がシャワーヘッドを交換したい場合は、貸主へ相談しておくと安心です。
シャワーヘッドを新品や高機能タイプへ交換し、毎日のお風呂を気持ちよく過ごしてみてはいかがでしょうか。
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