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[2024] 広島の日本酒 おすすめの人気銘柄9選!ランキング上位の地酒や,賀茂鶴・雨後の月など有名銘柄,辛口・甘口・レア酒も紹介

葉っぱ
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更新日2024/07/08

[2024] 広島の日本酒 おすすめの人気銘柄9選!ランキング上位の地酒や,賀茂鶴・雨後の月など有名銘柄,辛口・甘口・レア酒も紹介

日本三大名醸地として挙げられる「広島」はよいお酒がたくさん造られる地域として広く知られています。

「広島」の酒造りは技術・気候・米・水の4つの条件が一体となって醸し出されます。
広島は豪雪地帯の北部と瀬戸内海に面した暖かい南部では両極端の気候となっており、それぞれのエリアによって日本酒の味が異なるのが特徴です。

広島県では、県立農業技術センター・県立食品工業技術センター・JAグループ広島と酒造組合の4者が緊密な連携を保ち、県が独自に開発し成功した酒造好適米(八反錦・千本錦など)と酵母が年々評価を高め全国新酒鑑評会において金賞受賞に輝く好成績を収めています。

さらに広島には、「賀茂鶴」「雨後の月」といった有名な銘柄も多数あります。
各エリアの有名酒蔵をチェックし、さまざまな味を飲み比べてみるのも楽しいですね。

今回は、そんな広島の地酒のなかから選りすぐりの日本酒を9種類ご紹介します。
広島の日本酒の特徴や選び方についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
 


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広島の日本酒の特徴

広島の日本酒の特徴

広島の酒は、芳醇な香りとうま味が調和しキレがよいのが特徴です。

広島県は中国山地、瀬戸内海および盆地に囲まれた温和な気候風土に恵まれ、甘口、辛口、淡麗、濃醇まで個性的な味わいの酒が揃っています。

県内各地に酒蔵があり、酒造りが盛んです。特に東広島市西条は灘や伏見と並び、三大名醸地と評されています。
県内で湧き出る水は軟水が多く、酒造りには向かないと言われてきましたが、明治20年代に広島で「軟水醸造法」が開発され大きく発展しました。

口当たりが柔らかくてまろやかな日本酒が多いため、食中酒としても飲めるのが広島の日本酒の魅力です。

広島の日本酒の選び方

広島の日本酒の選び方

これから広島の日本酒を選ぶ際に、チェックしておきたい選び方のポイントについてご紹介します。

有名な銘柄で選ぶ

広島の日本酒の選び方 有名な銘柄で選ぶ

「やっぱり定番の銘柄はおさえておきたい!」「試飲せずインターネットで買うので有名な日本酒が安心」という方は、有名な日本酒銘柄を選ぶのもおすすめです。

数ある広島の日本酒の中でも、とくに人気の銘柄といえば賀茂鶴(かもつる)・雨後の月(うごのつき)の2種類。

いずれも人気の日本酒で、自宅でゆっくりと楽しむのはもちろん、贈り物の定番としても人気です。

味わいで選ぶ

日本酒の選び方 味わいで選ぶ

日本酒の紹介を見ると「辛口」「甘口」「淡麗辛口」などと表現されることが多くありますが、実際どんな味わいかピンとこない方もいるでしょう。

日本酒の辛口は甘くない味わいをさします。反対に甘口は甘みのある味わいをあらわしお米本来の甘みを感じさせます。

また、淡麗とはクセがなくすっきりとした味わいのことをさします。
淡麗の反対に使われるのが濃醇で、濃醇はコクがありしっかりとした味わいをさします。

淡麗/濃醇×辛口/甘口のように組み合わせて表現されることもあり、例えば淡麗辛口ならすっきりとしていて甘くない味わい。濃醇甘口ならコクがありお米のふくよかな甘味を感じる味わいとなります。

ぜひ味わいを想像しながら好みの日本酒を選んでみてください。

日本酒の種類で選ぶ

日本酒の種類で選ぶ

日本酒には原料や製法によって様々な種類があり、同じ銘柄のお酒でも種類によって味わいが異なります

フルーティで華やかな香りが特徴の吟醸酒や、お米の旨みが楽しめる純米酒、スッキリ飲みやすい本醸造酒など様々。

味わいの好みはもちろん、その日のおつまみや料理に合わせてお酒の種類を選ぶのも良いですね。

日本酒の種類について詳しくはこちら

日本酒の種類とは?純米,吟醸,本醸造の違いや精米歩合について解説!種類別おすすめ銘柄も紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

広島の日本酒 おすすめの人気銘柄【ランキング上位の有名酒】

広島の日本酒 おすすめの人気銘柄【ランキング上位の有名酒】

ここからは、広島の日本酒のおすすめ銘柄をご紹介していきます。

まずは人気ランキング上位の常連、知名度の高い有名な広島の日本酒をご紹介します。

賀茂鶴(かもつる)

オバマ前大統領が酌み交わしたお酒として有名なのが、賀茂鶴酒造の「賀茂鶴(かもつる)」です。

「大吟醸 特製ゴールド賀茂鶴」は昭和33年、金箔入り大吟醸のさきがけとして発売して以来、「賀茂鶴」を代表する大吟醸酒となりました。
お祝いの時や特別な時には金箔入りの日本酒をお探しの方も多いのではないでしょうか。桜の花びら型の金箔は乾杯の席に華を添えます。

優雅な香りと芳醇な味わいのこのお酒は、昭和40年頃から銀座の名店として知られる「すきやばし次郎」をはじめ、様々な飲食店でも愛用されるようになりました。料理に寄り添うこの大吟醸酒は、冷酒からぬる燗まで幅広い温度帯で楽しめます。

口当たり柔らかく香りは控えめでクセがなく、お料理を選ばずにいつでも愉しめる安定感と飲み飽きしない味わいがロングセラーの秘訣かもしれません。

賀茂鶴(かもつる)
蔵元 賀茂鶴酒造
地域 広島県東広島市
創業 1873年
URL https://www.kamotsuru.jp/

雨後の月(うごのつき)

仁方地方にある相原酒造の代表銘柄「雨後の月(うごのつき)」は、小説家・徳富蘆花が明治33年に発表した随筆「自然と人生」の短編から二代目当主の相原格が命名しました。

「雨あがりの空に、冴え冴えと光輝く月が周りを明るく照らす」そんな澄みきってうつくしい酒を醸したいと、蔵人が常に目標に掲げる名前です。

「純米吟醸酒 雨後の月」はフルーティーな香りでスッキリとした優しい味わいが活きる、価格を上回る出来映えの純米吟醸酒です。

日本酒入門者だけでなく濃醇、芳醇な酒が好きな方にもおすすめの、なにかホッとさせてくれる味わいを持つお酒です。

雨後の月(うごのつき)
蔵元 相原酒造
地域 広島県呉市
創業 1954年
URL https://www.ugonotsuki.com/

広島の日本酒 おすすめの人気銘柄【スッキリ辛口】

広島の日本酒 おすすめの人気銘柄【スッキリ辛口】

続いて、スッキリと飲める辛口の広島日本酒のおすすめ銘柄をご紹介していきます。

醉心(すいしん)

醉心山根本店の「醉心(すいしん)」は、明治半ば頃、20数種に及ぶ酒を統一するべく誕生しました。
当時の二代目当主の夢枕に白髪の老人が立ち、「醉心(よいごころ)とすべし」と告げられ、「醉心」が誕生したそうです。

“辛口にして甘露”な伝統の広島酒、今日に至るまで多くのファンに愛されています。

「醉心 軟水の辛口 純米酒」は毎日楽しめる手頃な純米酒として食事との広い相性を追及したやわらかな辛口のお酒です。
軟水仕込が生むキメ細かくやわらかな口当たり、そしてほど良い旨味。冷酒から上燗まで季節や料理に併せて幅広い楽しみ方が出来ます。

醉心(すいしん)
蔵元 醉心山根本店
地域 広島県三原市
創業 1860年
URL https://www.suishinsake.co.jp/

賀茂金秀(かもきんしゅう)

賀茂金秀(かもきんしゅう)」を造る金光酒造が蔵を構えるのは、“日本三大銘醸地”に数えられる西条地区を擁する東広島市です。

金光酒造のそれまでの酒造りを一新したのが、5代目当主の金光秀起氏です。蔵元のある地区を指す「賀茂」と、自身の名前の「金」と「秀」の字から「賀茂金秀」と命名。賀茂金秀は品質を高めるとともに、全国的な知名度を持つ銘柄に成長していきました。

「賀茂金秀」は2010年に西条地区の品評会で首席1位を獲得。全国区の品評会でも栄誉ある賞に輝き、いまや「全国新酒鑑評会」の上位入賞常連蔵元のひとつとなっています。

「賀茂金秀 特別純米 辛口」は芯のしっかりとした王道タイプの辛口をベースに、フレッシュな後口の良さを感じる味です。

賀茂金秀(かもきんしゅう)
蔵元 金光酒造
地域 広島県東広島市
創業 1880年
URL https://www.kamokin.com/

宝剣(ほうけん)

宝剣(ほうけん)」は、広島産の酒造好適米「八反錦」を主体に造る、広島の地酒です。土井鉄也杜氏が精魂込めて醸しています。

宝剣や宝剣酒造の由来となったのが、蔵の敷地内に湧き出る「宝剣名水」。たぐいまれな名水と絶賛されるこの清らかな宝剣名水が、宝剣の品質を支えています。

「宝剣 純米酒 超辛口」は+10の超辛口ですが、ただ辛いだけではなく、程よい旨味と香り、辛みが調和した完成度の高い味わいで、どんな料理とも調和する万能タイプの超辛口純米です。

宝剣(ほうけん)
蔵元 宝剣酒造
地域 広島県呉市
創業 1872年
URL

天寶一(てんぽういち)

天寶一(てんぽういち)」は、喜びや悲しみを共にできる、人生に寄り添うようなお酒を多くの人に届け続けたいという願いが込められています。
食事との調和を大切にしており、柔らかな酸味と米のうまみのある、食事に寄り添うキレの良いお酒が特徴です。

「天寶一 超辛純米 千本錦」は辛さ際立つ、天寶一のなかでも特に人気のお酒です。

千本錦特有の味わいのあと、キレる辛さで存在感を残すお味。冷やはもちろん、熱燗にしてもお楽しみいただけます。瀬戸内の魚介類の甘味によく合い、お刺身やお寿司と飲んでいただくのがおすすめです。

天寶一(てんぽういち)
蔵元 天寶一
地域 広島県福山市
創業 1910年
URL https://www.tenpo1.co.jp/

広島の日本酒 おすすめの人気銘柄【甘口・フルーティー】

広島の日本酒 おすすめの人気銘柄【甘口・フルーティー】

続いて、お米の甘みやフルーティーな香りを味わえる広島日本酒のおすすめ銘柄をご紹介していきます。

富久長(ふくちょう)

富久長(ふくちょう)」を手がける今田酒造は、吟醸造りを徹底して高品質の日本酒だけを醸す蔵です。
地元広島県産の酒米を主な原料にしており、特に地元最古の在来品種の酒米「八反草(はったんそう)」の復活にも力を注いでいます。

広島県安芸津町は、日本で初めて軟水で酒を造り、吟醸酒の父といわれる三浦仙三郎を輩出した広島杜氏の里です。100年以上にわたって受け継がれた伝統と技術力で、「広島吟醸」の魅力を世界に発信しています

「富久長 純米吟醸 八反草」は品種名に草という漢字が使われているように、素朴なたくましさと繊細さを併せ持った1本です。甘みがあり飲みやすいお酒で、風味のある野菜や鮮度の良い素材重視のお料理とよく合います。

富久長(ふくちょう)
蔵元 今田酒造
地域 広島県東広島市
創業 1868年
URL https://fukucho.jp/

華鳩(はなはと)

榎酒造の「華鳩(はなはと)」は、貴醸酒の元祖として知られています。

貴醸酒は濃厚で超甘口のお酒。疲れた時に飲んで、「ホッとやすらぐ酒」を造りたいという想いが込められています。

「華鳩 貴醸酒オーク樽貯蔵」は甘みを特徴としつつも、オーク樽の中で貯蔵することで渋みや酸味や甘みのバランスが取れた味わいに仕上がっています。また、樽からくるバニラやウッディーな香りも合わせ持つお酒です。

華鳩はラインナップが豊富なので、いろいろ味比べしていただくのも良いですね。

華鳩(はなはと)
蔵元 榎酒造
地域 広島県呉市
創業 1899年
URL https://hanahato.ocnk.net/

広島の日本酒 おすすめの人気銘柄【レアな地酒】

広島の日本酒 おすすめの人気銘柄【レアな地酒】

最後に、全国的にはあまり流通していないレアな広島の地酒のおすすめ銘柄をご紹介していきます。

幻(まぼろし)

幻(まぼろし)」は中尾醸造が丹精込めて造り上げた、特別な日本酒です。

独自の酵母と極秘伝承の技術を駆使して造られた皇室新年御用酒の、製法を受け継いで造られた特別なお酒が「まぼろし」です。

なかでも「幻 赤箱」は、皇室新年御用酒の味を再現したお酒。
厳選された酒米を高度に精白し、米とリンゴ酵母等、極秘伝承の技術を駆使して醸し出された純米大吟醸酒です。

リンゴ酵母による芳醇で華やかな香り、山田錦の濃醇な味を持ちながら、口の中からサッと消える味切れの良さがあります。

幻(まぼろし)
蔵元 中尾醸造
地域 広島県竹原市
創業 1871年
URL http://www.maboroshi.co.jp/

広島の日本酒を楽しもう

広島の日本酒を楽しもう

今回は、広島のおすすめ日本酒銘柄をご紹介しました。

同じ銘柄でも種類によって違う味わいが楽しめるので、迷ってしまう方は飲み比べセットなどを買って色々な日本酒を堪能してみるのもおすすめです。

広島旅行のお土産としてはもちろん、贈り物や晩酌のお酒としても、ぜひ広島のお酒を楽しんでみてはいかがでしょうか?

日本酒の保存にはセカンド冷蔵庫もおすすめ

「お酒を買いすぎて冷蔵庫がパンパン…」という方は、小型のセカンド冷蔵庫の導入もおすすめです。

家電レンタルサービスの「レンティオ(Rentio)」では、小型冷蔵庫をレンタルすることができます。
一升瓶もたくさん保存しておけるので、色々な種類のお酒を買って飲み比べしたい方にもおすすめです。

お酒好きの皆さん、ぜひ冷蔵庫レンタルを試してみてはいかがでしょうか?

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