[2024]香港の物価は日本より高い？世界一と言われる理由はなぜ？実際の物価や旅行にかかる費用も解説！

海外旅行先として人気の香港。
ヴィクトリア・ピークやスカイ100展望台といった様々な絶景スポットや美味しいグルメなど魅力にあふれる香港ですが、旅行で訪れた際にどれくらい費用がかかるかは気になるところ。

香港旅行を計画しているものの、「物価高」と聞いて躊躇している方も多いのではないでしょうか？円安の影響もあり、不安に感じている方も多いかもしれません。

そこで今回は香港の物価について解説します。

香港が物価高と言われる原因や実際の商品の価格まで詳しく紹介しますので、ぜひ旅行前の参考にしてみてください。

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香港の物価は日本より高い？安い？その理由は？

一般的に香港の物価は日本より高いと言われています。
おおよそ日本の1.5倍〜2倍高く、アジア諸国でも高い傾向にあります。

香港の物価高は有名で、海外駐在員の生活費世界ランキングで、3年連続世界一にランクインしているほど。

コロナ前から香港の物価は高いといわれていましたが、ここ数年でさらに物価高が加速しました。
その原因の一つが円安があります。

「円安」の影響

香港の物価が以前より高くなったと言われる原因は「円安・香港ドル高」です。

「円安・香港ドル高」とは為替レートの変動で、日本円の価値が相対的に下がり、香港の通貨である香港ドルの価値が相対的に上がることをいいます。

2020年には香港ドルあたり約13円の為替レートでしたが、2024年6月現在では香港ドルあたり約20円まで香港ドル高が進行。

言い換えると、2020年には100香港ドルのものを買うのに1300円で足りましたが、2024年には2000円も必要になったというわけです。

4年間で約50%も香港ドル高が進行したことになります。

「円安・香港ドル高」の原因により、日本から旅行に行った際、相対的に物価が高く感じるのです。

ここ数年の変化のため、コロナ禍以降久しぶりに香港を訪れるという方は変化に驚くのではないでしょうか。

香港の物価は日本より高い？実際の商品で検証

それでは香港の物価を具体的に日本と比べてみましょう。

今回は日本人にも香港人にもなじみ深い食品の価格を基に実際に比較していきます。

なお、それぞれの食品の価格は2024年6月時点で公式ページなどで確認できた範囲の価格を基に、現時点の為替レートで換算、比較しています。

実際には同国内でも店舗や地域によって価格の変動はありますので、あくまでも目安として参考にしてください。

日本と香港のマクドナルドを比較

最初に比較するのはマクドナルドです。

看板商品である「ビッグマック」は香港では単品価格23香港ドルで販売されています。

23香港ドルは日本円で約464円になります。

対して日本の「ビッグマック」は地域にもよりますが、480円から販売されています。

マクドナルドでは、香港の方がわずかに値段が安いという結果になりました。

日本と香港のスターバックスの価格を比較

続いてスターバックスの「スターバックスラテ(カフェラテ)」トールサイズの価格を比較してみましょう。

香港のスターバックスは店舗によって価格が違うようですが、調査した範囲ではカフェラテは45香港ドルで販売されていました。

45香港ドルは日本円で約909円になります。

一方日本では「スターバックスラテ」は495円で販売されています。

「スターバックスラテ」も香港の方が値段が高いという結果になりました。

日本と香港のコカコーラの価格を比較

最後に比較するのはコカコーラです。

国際生活費の比較サイトの情報によると、香港で販売されている2Lのペットボトルの価格は1本約19香港ドル。

19香港ドルは日本円で約374円となります。

一方日本では1.5Lのペットボトルが1本あたり200円程度で販売されています。

容量が違うため一概には比較できないものの、コカコーラは100mlあたりの単価では香港の方が高いという結果になりました。

　
全ての商品を精査したわけではありませんが、マクドナルドを除くスターバックス、コカコーラのいずれも日本より香港の方が値段が高い傾向にあることがわかりました。

通常食べ慣れているものを買おうとすると日本よりもやや割高になってしまうようです。

【まとめ】香港の物価は日本より高い！賢く節約して香港旅行を満喫しよう

ここまでの比較で、香港の物価は日本よりも高いということがわかりました。

ですが、香港旅行の費用が全て高くなったわけではありません。
香港は日本から近いため航空券の価格も安いですし、安くておいしい屋台や地元の飲食店もたくさんあります。

円安に惑わされずに、賢く節約しながら香港旅行を満喫することをおすすめします。

なお円安でも安く行けるおすすめの海外旅行先については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも旅行先を選ぶ際の参考にしてみてください。
[2024] 円安でも安く行ける海外旅行おすすめの国7選！お得に旅する秘訣をご紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

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