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やわらかな呑み口で数多の日本酒好きを魅了する、黒龍酒造の黒龍。
同じ黒龍酒造が造る「九頭龍」とならび、圧倒的なブランド力を持ちます。
ところが小売販売を行っていないため一部の銘柄は入手困難で、幻の酒と称されることも。
そのため「黒龍を飲みたいけど、どれを選べばいいの?」と悩む方もいるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では黒龍のおすすめ銘柄11選と値段、選び方について解説します。
もくじ

黒龍とは?
黒龍は福井県に蔵を構える「黒龍酒造」が醸造・販売している日本酒です。
黒龍はその繊細でフルーティな味わいが特徴です。
雑味が少なく、甘味や旨みをしっかりと感じられます。
黒龍酒造の歴史は非常に古く、1804年に存在した「石田屋」という蔵元がルーツです。
この石田屋という名称は、今でも黒龍の最上級銘柄に名称が残っています。
本格的に黒龍酒造としての営業を開始したのは1894年から。当時は「水野酒造場」の名称で営業を開始し、徐々に規模を拡大しました。
その後1948年に会社として成立し、1963年には屋号を「黒龍酒造株式会社」と変更しています。
黒龍酒造は小売販売を行っておらず、黒龍を入手するには契約を結んでいる「特約店」から買う必要があります。
ただし一部銘柄を除き流通量は安定しているため、入手は比較的容易です。
日本酒「黒龍」の特徴
黒龍の特徴は、大きく以下の5つに分かれます。
- 福井きっての名水を贅沢に使用
- すべての銘柄に酒造好適米を使用
- 原料処理から瓶詰めまですべて職人の手作業
- 独自製造のボトルにも強いこだわり
- 日本酒初心者にも優しい販売方式
1.福井きっての名水を贅沢に使用
黒龍は日本酒の醸造すべてに、名水である九頭竜川の伏流水を使用しています。
九頭竜川はかつて黒龍川と呼ばれ、「黒龍」という名称のもととなりました。
黒龍酒造の代表銘柄である「黒龍」と「九頭龍」は、この1本の偉大な河川から名付けられたものです。
福井県を連なる霊峰白山の地脈を通りろ過され、地上に湧き出てくる中軟水は日本酒醸造にうってつけ。
上質でやわらかい口当たりの水を使い、黒龍独特のきれいでふくよかな味わいを実現しています。
2.すべての銘柄に酒造好適米を使用
黒龍酒造はすべての銘柄に、“酒造好適米”という酒造りに適した米を使っています。
酒米の2大巨頭である、兵庫県東条産「山田錦」と福井県大野産「五百万石」を筆頭に使用。
とくに高級路線の黒龍ではほぼこの2種類に絞り、質にこだわり抜いた酒造りをしています。
また、黒龍酒造は兵庫県東条産山田錦を守る目標を掲げる団体「フロンティア東条21」のメンバーです。
最高品質の山田錦を次の世代へと受け継ぐ精神とともに、誇り高い酒造りを続けています。
3.原料処理から瓶詰めまですべて職人の手作業
黒龍酒造は日本酒の製造工程において、原料処理から瓶詰めまですべて職人の手作業です。
麹(こうじ)や酵母、醪(もろみ)の発酵は温度変化にとても敏感で、少しの温度差で味が大きく変化します。
大吟醸のような上質な酒になると0.1℃の温度差が明暗をわけるため、蔵人はつねにタンク内の検温を行い必要に応じて温め・冷却作業を行います。
黒龍の味わいは、職人たちの綿密で繊細な作業のうえに成り立っているのです。
4.独自製造のボトルにも強いこだわり
黒龍酒造は、日本酒を入れるボトルにも強いこだわりを持っています。
黒龍の720mlボトルは汎用型のほか、酒造のシンボルをかたどったデザインの独自ボトルを使っています。
日常的な飲用だけでなく、贈答用やハレの日用など特別な機会でも通用する逸品です。
ビジュアルだけでなく機能性も良く、首周りがスッキリとしていて長めに作られているため持ちやすい点が特徴です。
グラスに注ぎやすいデザインで、飲む人にストレスを感じさせません。
デザインと機能性を合わせ持つ瓶も、黒龍の人気の一端を担っているといえます。
5.日本酒初心者にも優しい販売方式
黒龍では日本酒初心者にも優しい、少量瓶での販売もおこなっています 。
日本酒はアルコール度数が高いわりに最低でも300mlからと、飲み慣れていない方にとっては度数あたりの容量が多い販売方式です。
加えてビールやリキュールより高価なため、初心者はまず最初の1杯に手を出しづらいのが難点でした。
そこで黒龍酒造は最小150mlで550円から買える「吟のとびら」や、リキュールのように飲める甘さかつ150mlで660円の「黒龍 貴醸酒」を展開しました。
これらは一合瓶の約半分の容量で飲み切りやすく、初心者におすすめです。
どんなに美味しいお酒でも、飲んでもらえなければ意味がありません。
黒龍酒造の初心者に寄り添った販売方式は、間違いなく日本酒業界への大きな貢献となっています。
黒龍を飲むならどれ?おすすめの日本酒の選び方
黒龍は数多くの種類があるため、日本酒を飲み慣れていない方はどれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
日本酒初心者の方は、以下の5点を参考に銘柄を選んでみてください。
- 種類で選ぶ
- 値段で選ぶ
- 時期で選ぶ
- 酒米で選ぶ
- 実際に飲み比べてみる
1.種類で選ぶ
日本酒には、普通酒と特定名称酒の2種類が存在します。
清酒全般は普通酒に当てはまりますが、そのうち精米歩合と醸造アルコール量の条件を満たしたものが特定名称酒と呼ばれます。
特定名称酒にはさらに、8つの種類にわかれます。
- 純米大吟醸酒
- 純米吟醸酒
- 特別純米酒
- 純米酒
- 大吟醸酒
- 吟醸酒
- 特別本醸造酒
- 本醸造酒
特定名称酒は主に以下の表のような基準で分類されるので、参考にしてください。
ただし黒龍は高級酒ブランドなので、このうち販売しているのは以下の4種類のみです。
- 吟醸酒
- 大吟醸酒
- 特別吟醸酒
- 純米大吟醸酒
どれも飲みやすい銘柄ですが、コスパと味を考えた場合は初心者向けの「吟のとびら」もしくは「黒龍 純吟」がおすすめです。
ほかに黒龍酒造は公式で日本酒をカテゴリ分けしており、お客さんが柔軟に商品を選べます。
こちらも参考になるので、ぜひ確認してください。
- 極みの酒 … 黒龍の中でもハイクラスな純米大吟醸など
- こだわりの酒 … 黒龍の主要銘柄
- 季節の酒 … 季節限定銘柄
- 祝の酒 … 贈答用におすすめ
- 出会いの酒 … 日本酒を飲んだことがない人におすすめ
日本酒の種類についてはこちら
日本酒の種類とは?純米,吟醸,本醸造の違いや精米歩合について解説!種類別おすすめ銘柄も紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
2.値段で選ぶ
受注品以外の黒龍の四合瓶サイズ価格を比較すると、以下の表のような並びになります。
銘柄 | 値段(四合瓶) |
---|---|
黒龍 石田屋 黒龍 二左衛門 |
13,200円 |
黒龍 純米大吟醸 | 11,000円 |
黒龍 火いら寿 黒龍 しずく 黒龍 八十八号 |
6,600円 |
黒龍 干支ボトル(12月限定) | 5,500円 |
黒龍 大吟醸 龍 黒龍 感謝ボトル(6月限定) |
4,400円 |
黒龍 大吟醸 | 2,750円 |
黒龍 貴醸酒 | 2,420円 |
黒龍 秋あがり(8月限定) | 2,110円 |
黒龍 純吟 垂れ口(1月限定) 黒龍 夏しぼり(5月限定) |
1,870円 |
黒龍 純吟 | 1,760円 |
黒龍 春しぼり(3月限定) | 1,700円 |
黒龍 いっちょらい | 1,480円 |
このうち11,000円クラス以上はプレミア品となっていて、一般的に購入可能なのは1,480円~6,600円クラスまで。
自身の予算に合った銘柄を選ぶといいでしょう。
コスパで考えた場合はやはり1,760円の「黒龍 純吟」もしくは2,750円の「黒龍 大吟醸」がおすすめです。
3.時期で選ぶ
黒龍は定番品のほか、時期限定品を「季節の酒」として出しています。
また日本酒最大シーズンの冬には「極みの酒」として最上級モデルを出しており、こちらも要注目です。
特に推したい銘柄は冬限定の「黒龍 純吟 垂れ口」です。
定番商品の中で黒龍唯一のにごり酒となっており、みずみずしい米の風味がしっかりと味わえます。
予算に余裕があれば、大吟醸以上のラインナップをそろえる「極みの酒」もおすすめ。
黒龍の軽やかで繊細な味わいを、余すとこなく味わえるでしょう。
4.酒米で選ぶ
黒龍は基本的に、「山田錦」と「五百万石」の2大酒米で商品を展開しています。
それぞれ味わいが大きく異なるので、自身の好きな味を見つけましょう。
山田錦はふくよかで芳醇な味わいを持ちます。
香り高く旨みの強い日本酒が楽しめるので、万人受けする酒米です。
一方、五百万石は硬めで後切れの良い味になります。
近年の日本酒のオーソドックスである淡麗な味わいで、食中酒としても真価を発揮してくれます。
どちらを選ぶかは完全に好みです。1つの指標として参考にしてください。
5.実際に飲み比べてみる
黒龍は「黒龍 大吟醸 吟のとびら」と「黒龍 貴醸酒」のほか、「九頭龍 純米酒」が少量ずつ付いてくる飲み比べセットを販売しています。
こちらを買えば黒龍酒造の定番の味を楽しめるので、気になる方はぜひ購入してください。
黒龍のおすすめ銘柄11選
ここからは黒龍のおすすめ銘柄を11個、以下の順番で解説します。
- 黒龍 大吟醸
- 黒龍 いっちょらい
- 黒龍 純吟
- 黒龍 純吟垂れ口
- 黒龍 貴醸酒
- 黒龍 大吟醸 龍
- 黒龍 火いら寿
- 黒龍 しずく
- 黒龍 八十八号
- 黒龍 二左衛門
- 黒龍 石田屋
なお「黒龍 火いら寿」以降の銘柄は入手困難で、プレミア酒となっている点は留意してください。
1.黒龍 大吟醸
「黒龍 大吟醸」は黒龍の中でもっともスタンダードな大吟醸酒です。
黒龍固有のフルーティさと軽やかできれいな味わいを両立させた銘柄で、万人受けする万能酒です。
香りもかなり芳醇で伸びが良く、後味まで楽しませてくれます。
食中酒としても最高で、たんぱくな白身魚との相性は抜群。
ぜひよく冷やしてからお飲みください。
黒龍 大吟醸 | |
---|---|
味わい | 中口~やや辛口 |
冷酒 | ◎ |
常温 | ◯ |
熱燗 | △ |
精米歩合 | 50% |
アルコール分 | 16度 |
日本酒度 | +4 |
Amazon価格 | 1800ml:税込 4,680円 (定価 税込5,500円) 720ml:税込 7,980円 (定価 税込2,750円) |
(※表の価格は記事更新時点のものです。実際の販売価格は各ECサイトのリンク先にてご確認ください。)
2.黒龍 いっちょらい
「黒龍 いっちょらい」は五百万石を精米歩合50%で醸造した、黒龍の吟醸酒のベースといえるお酒です。
シンプルな味わいで雑味がなく、まったくクセのない旨みが味わえます。
吟醸香も爽やかな立ち上がりで大吟醸ほど強くはなく、味わいとの絶妙なバランスも特徴の1つ。
とても飲みやすいお酒なので初心者にもおすすめの銘柄です。
黒龍 いっちょらい | |
---|---|
味わい | 中口~やや辛口 |
冷酒 | ◎ |
常温 | ◯ |
熱燗 | △ |
精米歩合 | 50% |
アルコール分 | 15.5度 |
日本酒度 | +5.5 |
Amazon価格 | 1800ml:税込 2,860円 (定価 税込2,860円) 720ml:税込 1,485円 (定価 税込1,485円) |
(※表の価格は記事更新時点のものです。実際の販売価格は各ECサイトのリンク先にてご確認ください。)
3.黒龍 純吟
「黒龍 純吟」は福井県産の五百万石を使った、純米吟醸酒です。
驚くべきはそのコスパの良さ。四合瓶(720ml)で1,760円と、純米吟醸酒としては破格値となります。
もちろん純米吟醸酒としての味わいはしっかり持っており、やや辛口な味わいと後味は爽快感抜群です。
五百万石特有の切れと酸味を味わえ、食中酒として飲むのがおすすめ。
肉料理のような濃いめの味付けのものと一緒に飲んでみてください。
黒龍 純吟 | |
---|---|
味わい | やや辛口 |
冷酒 | ◎ |
常温 | ◯ |
熱燗 | △ |
精米歩合 | 50% |
アルコール分 | 15.5度 |
日本酒度 | +4.5 |
Amazon価格 | 1800ml:取扱なし (定価 税込3,300円) 720ml:取扱なし (定価 税込1,760円) |
(※表の価格は記事更新時点のものです。実際の販売価格は各ECサイトのリンク先にてご確認ください。)
4.黒龍 純吟垂れ口
「黒龍 純吟垂れ口」は黒龍の定番商品の中で、唯一のにごり酒です。
冬限定銘柄のため、購入する際には注意してください。
福井県産五百万石を使ったにごり酒で、シルクのようなきめ細かい沈殿が特徴です。
軽やか味わい黒龍の中でも、一際みずみずしい味わいを持ちます。
黒龍でトップクラスに甘めの日本酒のため、初心者にも飲みやすいです。
ただしアルコール度数が高いうえにゴクゴクと飲めてしまうので、飲み過ぎには気をつけてください。
黒龍 純吟垂れ口 | |
---|---|
味わい | 中口 |
冷酒 | ◎ |
常温 | ◯ |
熱燗 | △ |
精米歩合 | 50% |
アルコール分 | 17度 |
日本酒度 | +3.5 |
Amazon価格 | 1800ml:税込 3,575円 (定価 税込3,575円) 720ml:税込 1,870円 (定価 税込1,870円) |
5.黒龍 貴醸酒
「黒龍 貴醸酒」は仕込みに水ではなく清酒を使う、”貴醸酒”と呼ばれるお酒です。
日本酒の仕込みに清酒を使用すると、麹(こうじ)や醪(もろみ)の発酵が2度起こります。
結果として酒は極めて甘くなり、芳醇な香りを持ちます。
間違いなく黒龍の中で1番甘いお酒であり、冷やした際のコクと切れは最高峰です。
手の温度により温まるとより芳醇になるため、香りの変化も楽しめます。
黒龍 貴醸酒 | |
---|---|
味わい | 甘口 |
冷酒 | ◎ |
常温 | ◯ |
熱燗 | × |
精米歩合 | 55% |
アルコール分 | 12度 |
日本酒度 | -35.0 |
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6.黒龍 大吟醸 龍
「黒龍 大吟醸 龍」は1975年から販売が続く、黒龍のロングセラー大吟醸酒です。
最大の特徴はワインの熟成方法を転換した製造方法にあります。
そのまろやかかつなめらかな呑み口は、現在においてもファンを魅了する傑作です。
現在では一般的となった「大吟醸」という表現を、1番最初に使ったパイオニアでもあります。
バランスがちょうど真ん中の中口な味わいのため、最高の食中酒として活躍してくれるでしょう。
黒龍 大吟醸 龍 | |
---|---|
味わい | 中口 |
冷酒 | ◎ |
常温 | ◯ |
熱燗 | △ |
精米歩合 | 40% |
アルコール分 | 16度 |
日本酒度 | +4.5 |
Amazon価格 | 1800ml:税込 14,728円 (定価 税込8,800円) 720ml:税込 5,248円 (定価 税込4,400円) |
(※表の価格は記事更新時点のものです。実際の販売価格は各ECサイトのリンク先にてご確認ください。)
7.黒龍 火いら寿
「黒龍 火いら寿」は東条産山田錦を精米歩合35%でぜいたくに使用した、純米大吟醸酒です。
黒龍らしい軽やかかつスッキリとした切れがありますが、しっかりと旨みの輪郭も持っています。
吟醸香も抜群に通っており、黒龍のバランス良い味わいが極まった日本酒といえます。
和食の中でも味が少し濃い目の料理と相性が良いお酒です。
冷蔵庫から出したてが1番美味しいので、よく冷やして飲んでください。
黒龍 火いら寿 | |
---|---|
味わい | 中口 |
冷酒 | ◎ |
常温 | △ |
熱燗 | △ |
精米歩合 | 35% |
アルコール分 | 16度 |
日本酒度 | +3.5 |
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(※表の価格は記事更新時点のものです。実際の販売価格は各ECサイトのリンク先にてご確認ください。)
8.黒龍 しずく
「黒龍 しずく」は黒龍の最高級銘柄の1種であり、知名度・人気ともにトップクラスの純米大吟醸です。
ほかの黒龍のプレミア酒と比較して、淡麗さが際立つ1本です。
なかなか味わえない非常に強い切れが最大の特徴といえます。
かなりドライな日本酒なので、味付けの強い料理とはよく合います。
あんこう鍋のような濃いめかつ匂いが強い鍋料理では、その味わいを遺憾なく発揮してくれるでしょう。
黒龍 しずく | |
---|---|
味わい | 辛口 |
冷酒 | ◎ |
常温 | △ |
熱燗 | △ |
精米歩合 | 40% |
アルコール分 | 16度 |
日本酒度 | +4.0 |
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9.黒龍 八十八号
「黒龍 八十八号」は黒龍の中でも繊細さに磨きをかけた、純米大吟醸酒です。
黒龍の中でもっとも繊細な酒といわれており、上品な呑み口や切れを持ちます。
甘みと苦味のバランスも良く、単体でも最高峰の純米大吟醸酒といえるでしょう。
「しずく」よりもさらに生産量が少なく、同価格帯といえどもなかなかお目にかかれません。
もし居酒屋などで見かけたときは、ぜひ飲んでみてください。
黒龍 八十八号 | |
---|---|
味わい | やや甘口 |
冷酒 | ◎ |
常温 | △ |
熱燗 | △ |
精米歩合 | 35% |
アルコール分 | 16度 |
日本酒度 | +2.0 |
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10.黒龍 ⼆左守門
「黒龍 ⼆左衛門」は東条産山田錦を精米歩合30%で独自熟成させた、極上の純米大吟醸酒です。
口当たりは軽やかですが、含んだ瞬間に上質な甘みがいっぱいに広がります。
透明感の高いメロンのような芳香とスッキリとした余韻が、最後まで口の中を楽しませてくれます。
「石田屋」と並び、黒龍でもっとも入手困難な1本です。
飲む機会があれば、見逃さないようにしましょう。
黒龍 ⼆左衛門 | |
---|---|
味わい | 中口 |
冷酒 | ◎ |
常温 | △ |
熱燗 | △ |
精米歩合 | 35% |
アルコール分 | 16度 |
日本酒度 | +3.0 |
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(※表の価格は記事更新時点のものです。実際の販売価格は各ECサイトのリンク先にてご確認ください。)
11.黒龍 石田屋
「黒龍 石田屋」は黒龍ブランドの代名詞的存在であり、もっとも入手困難な純米大吟醸酒です。
黒龍酒造のルーツである屋号「石田屋」から採られた名称を持つ、伝統的な日本酒となります。
豊かな芳香と力強い厚みのある味わいを持ち、旨みと余韻も一級品です。
二左衛門と比較して重めの味わいですが、時間経過で変化するのも特徴です。
黒龍を代表する究極の純米大吟醸酒。
ぜひ機会があれば飲んでみたい1本となります。
黒龍 石田屋 |
|
---|---|
味わい | 中口 |
冷酒 | ◎ |
常温 | △ |
熱燗 | △ |
精米歩合 | 35% |
アルコール分 | 16度 |
日本酒度 | +3.0 |
Amazon価格 | 720ml:税込 44,980円 (定価 税込13,200円) |
(※表の価格は記事更新時点のものです。実際の販売価格は各ECサイトのリンク先にてご確認ください。)
【まとめ】黒龍は日本酒初心者から上級者まで万人におすすめ
今回は福井県の銘酒「黒龍」の特徴やおすすめ銘柄11個を解説しました。
黒龍は蔵元がこだわり抜いた米や水のみを使い、徹底した手作業で造られた至高の日本酒です。
低価格帯でもその軽やかかつふくよかな味わいを感じられます。
味とコスパのバランスが良い商品も多いので、初心者にもおすすめです。
もし試したい方は、150mlと小容量の「黒龍 吟のとびら」から始めると良いでしょう。
ぜひ興味を持った方は、試してみてください。
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黒龍は冷酒として、冷蔵庫から出したてのものを白身魚などと食べ合わせるのがベターです。
しかし日本酒瓶はかさばりやすいので、冷蔵庫のスペースが不足しがち。
家電レンタルサービス「Rentio(レンティオ)」ではミニ冷蔵庫を気軽にレンタル可能です。
借りたものを気に入ればそのまま購入もできます。早い時間であれば即日配送対応地域もあるので、ぜひ利用してください。
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