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海外旅行先として人気のアメリカ。
ニューヨークやサンフランシスコ、グランドキャニオンといった様々な観光スポットや大自然など魅力にあふれるアメリカですが、旅行で訪れた際にどれくらい費用がかかるかは気になるところ。
アメリカ旅行を計画しているものの、「物価が高い」と聞いて躊躇している方も多いのではないでしょうか?円安の影響もあり、不安に感じている方も多いかもしれません。
そこで今回はアメリカの物価について解説します。
アメリカが物価高と言われる原因や実際の商品の価格まで詳しく紹介しますので、ぜひ旅行前の参考にしてみてください。
もくじ
アメリカの物価は日本より高い?その理由はなぜ?
一般的にアメリカの物価は日本より高く、およそ2~3倍ほど高いと言われています。
アメリカの物価が高いと言われる原因はインフレと円安です。
物価高の理由は「インフレ」の影響
インフレとはインフレーション(Inflation)の略で、日用品やサービスの値段が上がることをいいます。
最低賃金の大幅引き上げによる人件費の増加、ウクライナ戦争に起因する原油・天然ガスの高騰、コロナ禍などの原因により、アメリカは近年インフレ傾向にあります。
特に2022年は大きくインフレが進行し、約7.99%ものインフレ率を記録。
2023年は約4.13%、2024年は約2.91%(見込み)と、インフレ率は抑制されているものの、2024年現在もなおインフレ率は高めの傾向です。
近年のインフレによってアメリカ内の物価が実際に上昇しているのです。
「円安」の影響も理由の一つ
アメリカの物価が高くなったと言われるもうひとつの原因は「円安ドル高」です。
「円安ドル高」とは為替レートの変動で、日本円の価値が相対的に下がり、アメリカの通貨であるドルの価値が相対的に上がることをいいます。
2020年には1ドルあたり約108円の為替レートでしたが、2024年6月現在では1ドルあたり約159円までドル高が進行。
言い換えると、2020年には100ドルのものを買うのに10,800円で足りましたが、2024年には15,900円が必要になったというわけです。
4年間で約50%ほどドル高が進行したことになります。
「インフレ」と「円安ドル高」のふたつの原因により、日本から旅行に行った際、相対的に物価が高く感じるのです。
どちらもここ数年の変化のため、コロナ禍以降久しぶりにアメリカを訪れるという方は変化に驚くのではないでしょうか。
アメリカの物価は日本より高い?実際の商品で検証
それではアメリカの物価を具体的に日本と比べてみましょう。
今回は日本人にもアメリカ人にもなじみ深い食品の価格を基に実際に比較していきます。
なお、それぞれの食品の価格は2024年6月時点で公式ページなどで確認できた範囲の価格を基に、現時点の為替レートで換算、比較しています。
実際には同国内でも店舗や地域によって価格の変動はありますので、あくまでも目安として参考にしてください。
日本とアメリカのマクドナルドを比較
最初に比較するのはマクドナルドです。
看板商品である「ビッグマック」はアメリカでは単品価格5.69ドルで販売されています。
5.69ドルは日本円で約904円になります。
対して日本の「ビッグマック」は地域にもよりますが、480円から販売されています。
「ビッグマック」はアメリカの方が値段が高いという結果になりました。
日本とアメリカのスターバックスの価格を比較
続いてスターバックスの「スターバックスラテ(カフェラテ)」トールサイズの価格を比較してみましょう。
アメリカのスターバックスは店舗によって価格が違うようですが、調査した範囲ではカフェラテは4.45ドルで販売されていました。
4.45ドルは日本円で約707円になります。
一方日本では「スターバックスラテ」は495円で販売されています。
「スターバックスラテ」もアメリカの方が値段が高いという結果になりました。
日本とアメリカのコカコーラの価格を比較
最後に比較するのはコカコーラです。
国際生活費の比較サイトの情報によると、アメリカで販売されている2Lのペットボトルの価格は1本約2.83ドル。
2.83ドルは日本円で約449円となります。
一方日本では1.5Lのペットボトルが1本あたり200円程度で販売されています。
容量が違うため一概には比較できないものの、コカコーラは100mlあたりの単価ではアメリカの方が高いという結果になりました。
全ての商品を精査したわけではありませんが、マクドナルド、スターバックス、コカコーラのいずれも日本よりアメリカの方が値段が高い傾向にあることがわかりました。
通常食べ慣れているものを買おうとすると日本よりも割高になってしまうようです。
【まとめ】アメリカの物価は日本より高い!賢く節約して旅行を満喫しよう
ここまでの比較で、アメリカの物価は日本よりも相対的に高いということがわかりました。
ですが、アメリカ旅行の費用が手が届かないほど高くなったというわけではありません。
2月や10月〜11月のオフシーズンを狙って航空券を取るのも一つの方法です。
円安に惑わされずに、賢く節約しながらアメリカ旅行を満喫することをおすすめします。
なお円安でも安く行けるおすすめの海外旅行先については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも旅行先を選ぶ際の参考にしてみてください。
[2024] 円安でも安く行ける海外旅行おすすめの国7選!お得に旅する秘訣をご紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
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