[2024] ベトナムの物価は日本より安い？上がった理由は？実際の物価や旅行にかかる費用も解説！

海外旅行先として人気のベトナム。
ハノイやダナンといった様々な観光スポットや美味しいグルメなど魅力にあふれるベトナムですが、旅行で訪れた際にどれくらい費用がかかるかは気になるところ。

ベトナム旅行を計画しているものの、「物価が前より高くなった」と聞いて躊躇している方も多いのではないでしょうか？円安の影響もあり、不安に感じている方も多いかもしれません。

そこで今回はベトナムの物価について解説します。

ベトナムが物価が上がったと言われる原因や実際の商品の価格まで詳しく紹介しますので、ぜひ旅行前の参考にしてみてください。

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ベトナムの物価は日本より高い？安い？その理由は？

一般的にベトナムの物価は日本より安いと言われています。
おおよそ日本の1/2〜1/3程度です。

しかし、コロナ前と比べてベトナムの物価は高くなっており、その原因は円安にあります。

「円安」の影響

ベトナムの物価が以前より高くなったと言われる原因は「円安ドン高」です。

「円安ドン高」とは為替レートの変動で、日本円の価値が相対的に下がり、ベトナムの通貨であるドンの価値が相対的に上がることをいいます。

2020年には1000ドンあたり約4.6円の為替レートでしたが、2024年6月現在では1000ドンあたり約6.2円までドン高が進行。

言い換えると、2020年には30,000ドンの商品を買うのに138円で足りましたが、2024年には186円が必要になったというわけです。

4年間で約30%ほどドン高が進行したことになります。

「円安ドン高」により、日本から旅行に行った際、相対的に物価が上がったように感じるのです。

ここ数年の変化のため、コロナ禍以降久しぶりにベトナムを訪れるという方は変化に驚くのではないでしょうか。

ベトナムの物価は日本より安い？実際の商品で検証

それではベトナムの物価を具体的に日本と比べてみましょう。

今回は日本人にもベトナム人にもなじみ深い食品の価格を基に実際に比較していきます。

なお、それぞれの食品の価格は2024年6月時点で公式ページなどで確認できた範囲の価格を基に、現時点の為替レートで換算、比較しています。

実際には同国内でも店舗や地域によって価格の変動はありますので、あくまでも目安として参考にしてください。

日本とベトナムのマクドナルドを比較

最初に比較するのはマクドナルドです。

看板商品である「ビッグマック」はベトナムでは単品価格76,000ドンで販売されています。
76,000ドンは日本円で約471円になります。

対して日本の「ビッグマック」は地域にもよりますが、480円から販売されています。

ハンバーガーとチーズバーガーは、それぞれベトナムでは3万6000ドン・4万6000ドンになり、日本円ですと223円・285円となります。

日本ではハンバーガーとチーズバーガーは、170円・200円となるため、ベトナムより安いことがわかりました。

マクドナルドでは、ベトナムの方が値段が安いものと高いものがあるという結果になりました。

日本とベトナムのスターバックスの価格を比較

続いてスターバックスの「スターバックスラテ(カフェラテ)」トールサイズの価格を比較してみましょう。

ベトナムのスターバックスは店舗によって価格が違うようですが、調査した範囲ではカフェラテは75,000ドンで販売されていました。
75,000ドンは日本円で約465円になります。

一方日本では「スターバックスラテ」は495円で販売されています。

「スターバックスラテ」もベトナムの方が値段が安いという結果になりました。

日本とベトナムのコカコーラの価格を比較

最後に比較するのはコカコーラです。

国際生活費の比較サイトの情報によると、ベトナムで販売されている2Lのペットボトルの価格は1本約26,719ドン。
26,719ドンは日本円で約165円となります。

一方日本では1.5Lのペットボトルが1本あたり200円程度で販売されています。

コカコーラもベトナムの方が安いという結果になりました。

全ての商品を精査したわけではありませんが、スターバックス、コカコーラは日本よりベトナムの方が値段が安い傾向にあることがわかりました。

ただマクドナルドなどは商品によっては日本よりもやや割高になってしまうようですし、いつも食べ慣れているものを買おうとすると日本とたいして価格差がないかもしれません。

【まとめ】ベトナムの物価は物によっては日本より高い！賢く節約してベトナム旅行を満喫しよう

ここまでの比較で、ベトナムの物価は基本的には日本より安いものの、商品によっては高いものもあるということがわかりました。

ですが、ベトナム旅行の費用が全て高くなったわけではありません。
ベトナムは日本から近いため航空券の価格も安いですし、安くておいしい屋台や地元の飲食店もたくさんあります。

円安に惑わされずに、賢く節約しながらベトナム旅行を満喫することをおすすめします。

なお円安でも安く行けるおすすめの海外旅行先については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも旅行先を選ぶ際の参考にしてみてください。
[2024] 円安でも安く行ける海外旅行おすすめの国7選！お得に旅する秘訣をご紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

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