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海外旅行先として人気の中国。故宮や万里の長城といった様々な観光スポットや多様な料理など魅力にあふれる中国ですが、旅行で訪れた際にどれくらい費用がかかるかは気になるところ。
中国旅行を計画しているものの、「物価が高くなった」と聞いて躊躇している方も多いのではないでしょうか?円安の影響もあり、不安に感じている方も多いかもしれません。
そこで今回は中国の物価について解説します。
中国が物価高と言われる原因や実際の商品の価格まで詳しく紹介しますので、ぜひ旅行前の参考にしてみてください。
もくじ
中国の物価は日本より高い?安い?その理由は?
一般的に中国の物価は全体的に日本よりも安いと言われています。しかし、地域や商品によって大きな差があります。
中国の物価は、経済成長に伴い年々上昇傾向にあります。とくに大都市では日本よりも高く、地方都市や農村部では比較的安い傾向にあります。
また、飲食物や交通費は中国の方が安いですが、高級品や輸入品は中国の方が高くなることがあります。
そして、中国の物価が高くなったと言われる原因はインフレと円安にもあります。
物価高の理由は「インフレ」の影響
インフレとはインフレーション(Inflation)の略で、日用品やサービスの値段が上がることをいいます。
中国ではインフレが加速しています。欧米などは中国の過剰生産能力や安全保障上の脅威となることを警戒して制裁関税に動いており、中国の景気は厳しさを増しています。
2024年7月のインフレ率は前年比+0.5%と加速しており、近年のインフレによって中国内の物価が実際に上昇しているのです。
「円安」の影響も理由の一つ
中国の物価が高くなったと言われるもうひとつの原因は「元高・円安」です。
「元高・円安」とは為替レートの変動で、日本円の価値が相対的に下がり、中国の通貨である元の価値が相対的に上がることをいいます。
2020年には1元あたり約15.81円の為替レートでしたが、2024年11月現在では1元あたり約21.33円まで元高が進行。
言い換えると、2020年には1,000元のものを買うのに15,810円で足りましたが、2024年には21,330円が必要になったというわけです。
4年間で約35%ほど元高が進行したことになります。
「インフレ」と「元高・円安」のふたつの原因により、日本から旅行に行った際、相対的に物価が高く感じるのです。
どちらもここ数年の変化のため、コロナ禍以降久しぶりに中国を訪れるという方は変化に驚くのではないでしょうか。
中国の物価は日本より高い?実際の商品で検証
それでは中国の物価を具体的に日本と比べてみましょう。
今回は日本人にも中国人にもなじみ深い食品の価格を基に実際に比較していきます。
なお、それぞれの食品の価格は2024年11月時点で公式ページなどで確認できた範囲の価格を基に、現時点の為替レートで換算、比較しています。
実際には同国内でも店舗や地域によって価格の変動はありますので、あくまでも目安として参考にしてください。
日本と中国のマクドナルドを比較
最初に比較するのはマクドナルドです。
看板商品である「ビッグマック」は中国では単品価格25.5元で販売されています。
25.5元は日本円で約544円になります。
対して日本の「ビッグマック」は地域にもよりますが、480円から販売されています。
「ビッグマック」は中国の方が値段が高いという結果になりました。
日本と中国のスターバックスの価格を比較
続いてスターバックスの「スターバックスラテ(カフェラテ)」トールサイズの価格を比較してみましょう。
中国のスターバックスは店舗によって価格が違うようですが、調査した範囲ではカフェラテは30元で販売されていました。
30元は日本円で約640円になります。
一方日本では「スターバックスラテ」は495円で販売されています。
「スターバックスラテ」も中国の方が値段が高いという結果になりました。
日本と中国のコカコーラの価格を比較
最後に比較するのはコカコーラです。
国際生活費の比較サイトの情報によると、中国で販売されている2Lのペットボトルの価格は1本約8元。
8元は日本円で約171円となります。
一方日本では1.5Lのペットボトルが1本あたり200円程度で販売されています。
容量が違うため一概には比較できないものの、コカコーラは100mlあたりの単価では中国の方が安いという結果になりました。
全ての商品を精査したわけではありませんが、マクドナルド、スターバックスは日本より中国の方が値段が高く、コカコーラは日本より中国の方が値段が安い傾向にあることがわかりました。
通常食べ慣れているものを買おうとすると日本よりもやや割高になってしまうようです。
【まとめ】中国の物価は上昇傾向!賢く節約して中国旅行を満喫しよう
中国の物価は日本よりも安いですが、中国の都市部では外食費用が近年急速に上昇しており日本よりも高いということがわかりました。
ですが、元も下落傾向にあるため日本人旅行者にとってお得に旅行ができる国となっています。また、東京から北京(中国首都)まで4時間強でたどり着くことができる点は魅力です。
円安に惑わされずに、賢く節約しながら中国旅行を満喫することをおすすめします。
なお円安でも安く行けるおすすめの海外旅行先については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも旅行先を選ぶ際の参考にしてみてください。
[2024] 円安でも安く行ける海外旅行おすすめの国7選!お得に旅する秘訣をご紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
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