心おどる"未体験"との出会いを。

検索

Eureka J12 Ultra ロボット掃除機を実機レビュー!高度な障害物回避能力で毎日の掃除をスムーズに

わかつきなつみ
わかつきなつみ

公開日2024/11/13

Eureka J12 Ultra ロボット掃除機を実機レビュー!高度な障害物回避能力で毎日の掃除をスムーズに

ロボット掃除機やカーペットクリーナーなどを展開するアメリカの家電メーカーEureka(ユーリカ)から、2024年5月に発売されたJ12 Ultra
ロボット掃除機のハイエンドモデルで、高度な3D障害物検知システムや、全自動のモップ洗浄・乾燥機能など、最新の清掃技術を搭載しています。

この記事では、Eureka J12 Ultraの実力を徹底検証します。
使い方やお手入れ方法など、実際に使ったからこそ分かるリアルなレビューをお届けしますので、ぜひ参考にしてみてください。

Eureka J12 Ultra の特徴

まずはEureka J12 Ultra の特徴について実機の写真とともにご紹介します。

AIによる3D障害物検知システムを搭載

ティッシュボックスにぶつからないように掃除をするEureka J12 Ultra

Eureka J12 Ultra はAIデュアルビュー構造センサーを搭載しており、家具や障害物を正確に識別しながら、効率的に掃除をしてくれます。

さらに最新の障害物回避センサーによりペットをリアルタイムで検知し回避するため、ペットにぶつかったりびっくりさせたりする心配もありません。

また、カメラ機能も向上しているため、暗い部屋でもスムーズに掃除ができます。

5,000Paのパワフルな吸引力

掃除をするEureka J12 Ultra

Eureka J12 Ultra は、5,000Paの強力な吸引力を備えており、フローリングはもちろん、カーペットの隙間に入り込んだ髪の毛やゴミ、ほこりもしっかり吸い取ってくれます。

2つのサイドブラシで効率的にゴミを集め、清掃中に粉塵が舞うのも防いでくれます。
また、ペットの毛が絡まりにくいメインブラシを採用しており、毛詰まりすることなく快適に掃除を続けられます。

モップの洗浄から乾燥まで全自動

Eureka J12 Ultraの全体図

Eureka J12 Ultra は掃除後のモップの洗浄に加え、乾燥まで自動でおこないます。
55度の温風で乾燥させるので、カビや臭いの原因菌の発生を防いでくれるのもポイント。

また、集めたゴミもダストバッグに自動で収集してくれます。

Eureka J12 Ultraの使い方

Eureka J12 Ultraの付属品

続いて、Eureka J12 Ultraの使い方を詳しく解説していきます。

Eureka J12 Ultraの付属品
  • サイドブラシ×2
  • モップ×2
  • ダストバッグ
  • 取扱説明書
  • クイックスタートガイド

ベースステーションの設置

Eureka J12 Ultraのコンセントプラグ

Eureka J12 Ultraのベースステーションは組み立て不要で、コンセントプラグを差し込むだけで設置できます。

コンセントは後ろに巻き付けられるようになっているので余分なコードがもたつきません。

Eureka J12 Ultraのドッグステーション

ベースステーションのサイズは幅412×奥行き379×高さ567mm。設置の際は左右に5cm以上、前方に1.3m以上のスペースを空ける必要があります。

かなり大きめなので存在感がありますが、シンプルでスタイリッシュなデザインはどんなインテリアにもなじみやすそうです。マットな質感で、ホコリや手垢もあまり目立ちません。

Eureka J12 Ultra7の内部にゴミパックを装着した様子

前方のパネル部分を外すと、収集したゴミを溜めるダストバッグを装着するスペースがあります。

Eureka J12 Ultra7のクリーニングブラシ

ダストバッグの横にはクリーニング用のブラシが収納されています。小さなブラシですが、収納場所が決まっているので「うっかりなくしてしまった!」なんて心配もありません。

上ぶたを開けたところにはタンクが収納されています。向かって左が掃除したあとの汚水が溜まる「排水タンク」、右が掃除に使うきれいな水を入れる「浄水タンク」です。

Eureka J12 Ultraの清水タンクに水を入れる

浄水タンクには掃除前に水を入れておきます。

掃除機本体の準備

掃除機本体に、モップとサイドブラシを装着します。
Eureka J12 Ultra7本体の裏側

本体の準備はこれで完了です。

スマホアプリのセットアップ

Eureka J12 のアプリを接続する様子

掃除を始める前に、Eurekaのスマホアプリをインストールし、セットアップします。

本体のQRコードを読み取り、指示通りに設定していけばOK。自宅のWi-Fiのパスワードを手元に用意しておくとスムーズに進みますよ。

掃除機とアプリが連動したら事前準備は完了!いつでも使えるように本体をベースステーションにセットして充電をしておきましょう。

Eureka J12 Ultraの実力を徹底検証

ここからは、Eureka J12 Ultraを実際に使って掃除をしたレビューをお届けします。

Eureka J12 Ultraの実力はいかに・・・!?まずはリビング全体を掃除してみました。

吸引能力をチェック

床を掃除するEureka J12 Ultra

サイドブラシをくるくる回し、周囲のゴミをかき取るようにして進んでいきます。
テーブルの下を掃除するEureka J12 Ultra

テーブルの下も、隙間をすり抜けながら上手に掃除をしていきます。脚や壁に当たることもなく、スムーズに進んでいました
部屋の角を掃除するEureka J12 Ultra

Eureka J12 Ultraはスクエア型なので、部屋の角にもしっかりフィット。サイドブラシで隅のゴミまでしっかり吸い取ってくれました。

掃除の様子はこちら。

コーヒーの粉を掃除してみる

床にこぼれたコーヒーの粉

フローリングにコーヒーの粉を置き、Eureka J12 Ultraに掃除をしてもらいました。

最初はサイドブラシでコーヒーを広範囲に散らしてしまいましたが、部屋全体を掃除していくうちに少しずつ吸い取り、最終的にはすべてきれいにしてくれました。

何かをこぼしてしまった時のスポット的な掃除はあまり得意ではないのかもしれませんが、吸引力の高さは感じられました。

水拭き能力をチェック

床を水拭きするEureka J12 Ultra

続いて、水拭きの機能も検証していきましょう。

2つのモップをぎゅいんぎゅいんと回しながら進んでいきます。
Eureka J12 Ultraで掃除したあとのフローリング

水拭きをしたあとの床はつやつや!
手で拭き上げたのような仕上がりで、かなり強い力で磨いてくれているのが分かります。
Eureka J12 Ultraで水拭きした床

モップの水分量はやや多め。水拭き後は濡れた感じが残ります。

1分ほどで乾いたのでほとんど気になりませんでしたが、掃除直後に素足で歩くとひやっとします。

こぼしたコーヒーを掃除してみる

こぼしたコーヒーは、一往復でしっかりピカピカに。コーヒーを広げることもなくしっかり拭き取り、においも残りませんでした。

蛍光マーカーの落書きを掃除してみる

蛍光マーカーの落書きも、一度で大部分をしっかり拭き取ってくれました。水拭き機能、かなり優秀です!

カーペットの掃除能力をチェック

カーペットを掃除するEureka J12 Ultraの様子

Eureka J12 Ultraにはカーペットの認識機能が搭載されています。

Eureka J12 Ultraには「吸引掃除と水拭きを同時に行う」機能もありますが、「吸引掃除のあとに水拭きを行う」設定にすることで、全体を吸引掃除したあと、カーペット以外を水拭きしてくれます。
カーペットを掃除するEureka J12 Ultraのアップ

カーペットに上がると吸引音が大きくなり、フローリングより吸引力をアップしてくれていることが分かります。

モップはリフトするわけではないので、濡れた部分がカーペットに接触してしまうのはやや気になるところ
過度が濡れてしまったカーペット

また、カーペットの境目をしっかり認識できないことがあるようで、縁や四隅を濡らしてしまうことがありました。

Eureka J12 Ultraには「カーペット回避機能」もあるので、モップが接触したり、濡れてしまったりするのが心配な場合はカーペットを避けることも可能です。

障害物回避能力をチェック

ロボット掃除機を使う上で気になるのが「障害物回避機能」。大切なものをうっかり吸い込んでしまうと困りますよね。

今回はどの家にもあるものを利用してEureka J12 Ultraの障害物回避能力を検証しました。

ボックスティッシュは回避できる?

ボックスティッシュはしっかり認識して回避して掃除してくれました。

ぶつからず、際まで掃除してくれる能力はさすがです!

ペットボトルは回避できる?

「小さいので難しいかな?」と思われたペットボトルもしっかり認識したのでびっくり。

空のペットボトルなので軽く、ぶつかると倒れてしまいますが場所をずらすことなく周囲を掃除してくれました。

洋服は回避できる?

たたんで置いてある洋服もしっかり認識してくれました。
パジャマを回避するEureka J12 Ultra

ちなみに、脱ぎ捨てるように置かれていた洋服も回避できました。

タオルや洋服などは認識できず吸い込んでしまうロボット掃除機が多いので、この性能の高さには驚きました。これなら安心して家中の掃除を任せられます。

アプリの操作性をチェック

Eureka J12 Ultraはアプリを駆使すると使い勝手がぐっと上がります。

アプリで設定できるのは掃除方法や吸引力の設定など、掃除モードの設定や音声設定など。「モップ洗浄の頻度を上げたい」「水拭きの前に吸引掃除をしてほしい」などの細かな希望を設定できます。

日本語訳にやや違和感がある場合もありますが、アプリの使い方自体はわかりやすく直感的に操作できます。
Eureka J12 Ultraのマッピング

マッピング機能も正確なので、掃除後の確認や、エリア指定などもスムーズに行えますよ。

Eureka J12 Ultraのお手入れ方法

「お手入れが簡単にできること」もEureka J12 Ultraの魅力のひとつ。

ここではEureka J12 Ultraのお手入れ方法について解説します。

毎日のお手入れはおまかせでOK

掃除後の水が溜まった排水タンク

掃除後の充電やゴミの収集、モップ洗浄・乾燥などは自動でおこなってくれるため、お手入れの手間はほとんどかかりません。

手動でやらなくてはいけないことは、浄水タンクの給水や排水タンクの水の排出のみ。お手入れが簡単なので、毎日手軽に使えます。
Eureka J12 Ultraの乾燥後のモップ

モップは掃除後3時間ほどでパリッパリに乾燥されていました。
55度の温風で乾燥させるので生乾きになったり嫌なにおいがしたりすることもなく、衛生的です。

手洗いできるパーツが多いので衛生的

メインブラシやダストボックスのフィルター、ベースステーションのトレイは取り外して水洗いすることが可能。毎
回のお手入れは不要ですが、汚れやすい部分なので手軽に洗えるのは嬉しいですよね。

メインブラシにやサイドブラシに絡まった毛は、クリーニング用ブラシに付いているカッターでかきとります。
パーツを水洗いした様子

これだけのパーツが外して洗えるので、溜まった汚れを落とすだけでもかなりすっきりします。
排水タンクの中

浄水タンク、排水タンクは大きく口が開く上に内部にも無駄な凹凸がないのでとっても洗いやすいです。
特に排水タンクは汚れやすいので、隅々までしっかり洗えることはかなり大きなポイントだなと感じました。

Eureka J12 Ultraを実際に使って分かったこと

散らかった部屋を掃除するロボット掃除機

Eureka J12 Ultraを実際に使って掃除をしてみて、いちばん感動したのは障害物回避能力の高さです。

あれこれ荷物が多い我が家は、ロボット掃除機を稼働させる前にざっと部屋を片付けなければいけないことが少し負担でした。うっかりおもちゃを吸い込んでしまったり、コードが絡まって異音を発生させたりしたことも。

Eureka J12 Ultraは比較的小さなものでもしっかり見極めて回避してくれるので、安心して掃除を任せられるなと感じました。こんな状態の部屋でも上手に合間を縫って掃除をしてくれるんです!

音も比較的静かで「テレビを見てたらちょっと気になるかな?」程度。掃除中にパソコン作業をしたり家事をしたりしていてもストレスに感じませんでした。

小さな子どもやペットがいる家庭にもぜひおすすめしたいアイテムです。

Eureka J12 Ultraで毎日を快適に

Eureka J12 Ultraがあれば毎日の掃除がぐっとラクになります。

決して安い価格ではありませんが、掃除能力や障害物回避能力の高さを考慮すると、かなりコスパの良いアイテムだと感じました。おしゃれなデザインで、家電特有の存在感がないのも魅力です。

ロボット掃除機の購入を検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。


ロボット掃除機のレンタル一覧 掃除機の中古品はレンティオアウトレット

よく読まれている記事ロボット掃除機カテゴリのランキング

ピックアップ記事

- PICK UP -
  • スペシャルコンテンツ
  • カメラレビュー
  • カメラの基本解説シリーズ
  • コンサートでの双眼鏡の見え方シリーズ
  • レンティオライブ
  • わたしのカメラ
campaign-banner