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海外旅行先として人気のインド。タージ・マハルやベナレスといった様々な観光スポットや世界遺産など魅力にあふれるインドですが、旅行で訪れた際にどれくらい費用がかかるかは気になるところ。
インド旅行を計画しているものの、円安の影響もあり、「物価が高くなっているのでは?」と躊躇して不安に感じている方も多いかもしれません。
そこで今回はインドの物価について解説します。
インド現地での実際の商品の価格まで詳しく紹介しますので、ぜひ旅行前の参考にしてみてください。
もくじ
インドの物価は日本より安い?高い?その理由は?
一般的にインドの物価は日本より低いと言われています。
しかし、都市部と郊外では物価に大きく差があり、特に都市部での物価が高くなる傾向にあります。
非常にリーズナブルな旅行先のイメージがあるインドですが、最近では以前よりも物価が高くなったという話もあります。
インドの物価が以前よりも高くなったと言われる原因はインフレと円安です。
物価高の理由は「インフレ」の影響
インフレとはインフレーション(Inflation)の略で、日用品やサービスの値段が上がることをいいます。
コロナ禍一巡による経済活動の正常化や商品高、国際金融市場における米ドル高を受けたルピー安による輸入インフレの動きも重なりインドは近年インフレ傾向にあります。
2024年10月にインフレ率は6.21%に上昇し、14カ月ぶりの高水準を記録しました。
近年のインフレによってインド内の物価が実際に上昇しているのです。
「円安」の影響も理由の一つ
インドの物価が高くなったと言われるもうひとつの原因は「円安」です。
「円安」とは為替レートの変動で、日本円の価値が相対的に下がり、インドの通貨であるインド・ルピーの価値が相対的に上がることをいいます。
2020年には1ルピーあたり約1.40円の為替レートでしたが、2024年11月現在では1ルピーあたり約1.83円までに。
言い換えると、2020年には10,000ルピーのものを買うのに14,000円で足りましたが、2024年には18,300円が必要になったというわけです。
4年間で約31%ほど円安が進行したことになります。
「インフレ」と「円安」のふたつの原因により、日本から旅行に行った際、相対的に物価が高く感じるのです。
どちらもここ数年の変化のため、コロナ禍以降久しぶりにインドを訪れるという方は変化に驚くのではないでしょうか。
インドの物価は日本より高い?実際の商品で検証
それではインドの物価を具体的に日本と比べてみましょう。
今回は日本人にもインド人にもなじみ深い食品の価格を基に実際に比較していきます。
なお、それぞれの食品の価格は2024年11月時点で公式ページなどで確認できた範囲の価格を基に、現時点の為替レートで換算、比較しています。
実際には同国内でも店舗や地域によって価格の変動はありますので、あくまでも目安として参考にしてください。
日本とインドのマクドナルドを比較
最初に比較するのはマクドナルドです。
看板商品である「ビッグマック」はインドでは単品価格230ルピーで販売されています。
230ルピーは日本円で約421円になります。
対して日本の「ビッグマック」は地域にもよりますが、480円から販売されています。
「ビッグマック」はインドの方がやや値段が安いという結果になりました。
日本とインドのスターバックスの価格を比較
続いてスターバックスの「スターバックスラテ(カフェラテ)」トールサイズの価格を比較してみましょう。
インドのスターバックスは店舗によって価格が違うようですが、調査した範囲ではカフェラテは225ルピーで販売されていました。
225ルピーは日本円で約412円になります。
一方日本では「スターバックスラテ」は495円で販売されています。
「スターバックスラテ」もインドの方がやや値段が安いという結果になりました。
日本とインドのコカコーラの価格を比較
最後に比較するのはコカコーラです。
国際生活費の比較サイトの情報によると、インドで販売されている2Lのペットボトルの価格は1本約96ルピー。
96ルピーは日本円で約176円となります。
一方日本では1.5Lのペットボトルが1本あたり200円程度で販売されています。
容量が違うため一概には比較できないものの、コカコーラは100mlあたりの単価ではインドの方が安いという結果になりました。
全ての商品を精査したわけではありませんが、マクドナルド、スターバックス、コカコーラのいずれも日本よりインドの方が値段が安い傾向にあることがわかりました。
通常食べ慣れているものを買おうとすると日本よりもやや安くてお買い得です。
【まとめ】インドの物価は日本より安い!賢く節約してインド旅行を満喫しよう
ここまでの比較で、インドの物価は日本よりも相対的に安いということがわかりました。
とくに、食事や交通費が非常にリーズナブルです。本格的なカレーを安く食べることができるので、観光客には嬉しいですね。
うまく計画を立てれば、お買い得に旅行を楽しめる事ができます。
円安に惑わされずに、賢く節約しながらインド旅行を満喫することをおすすめします。
なお円安でも安く行けるおすすめの海外旅行先については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも旅行先を選ぶ際の参考にしてみてください。
[2024] 円安でも安く行ける海外旅行おすすめの国7選!お得に旅する秘訣をご紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
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