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海外旅行先として人気のイタリア。ローマやバチカン市国といった様々な観光スポットやオペラ、クラシック、絵画など魅力にあふれるイタリアですが、旅行で訪れた際にどれくらい費用がかかるかは気になるところ。
イタリア旅行を計画しているものの、「物価が高い」と聞いて躊躇している方も多いのではないでしょうか?円安の影響もあり、不安に感じている方も多いかもしれません。
そこで今回はイタリアの物価について解説します。
イタリアが物価高と言われる原因や実際の商品の価格まで詳しく紹介しますので、ぜひ旅行前の参考にしてみてください。
もくじ
イタリアの物価は日本より高い?安い?その理由は?
一般的にイタリアの物価は日本より高いと言われています。
観光、宿泊、外食に関しては日本より割高ですが、交通費は一部を除いて割安です。
イタリアの物価は都市によっても異なり、ミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェ、ローマといった大都市や主要観光地では物価が高い傾向があります。
また、近年イタリアの物価が高くなったと言われる原因は円安にもあります。
「円安」の影響
イタリアの物価が高くなったと言われる原因は「円安ユーロ高」です。
「円安ユーロ高」とは為替レートの変動で、日本円の価値が相対的に下がり、イタリアの通貨であるユーロの価値が相対的に上がることをいいます。
2020年には1ユーロあたり約123円の為替レートでしたが、2024年11月現在では1ユーロあたり約162円までユーロ高が進行。
言い換えると、2020年には100ユーロのものを買うのに12,300円で足りましたが、2024年には16,200円が必要になったというわけです。
4年間で約32%ほどユーロ高が進行したことになります。
「円安ユーロ高」の原因により、日本から旅行に行った際、相対的に物価が高く感じるのです。
ここ数年の変化のため、コロナ禍以降久しぶりにイタリアを訪れるという方は変化に驚くのではないでしょうか。
イタリアの物価は日本より高い?実際の商品で検証
それではイタリアの物価を具体的に日本と比べてみましょう。
今回は日本人にもイタリア人にもなじみ深い食品の価格を基に実際に比較していきます。
なお、それぞれの食品の価格は2024年11月時点で公式ページなどで確認できた範囲の価格を基に、現時点の為替レートで換算、比較しています。
実際には同国内でも店舗や地域によって価格の変動はありますので、あくまでも目安として参考にしてください。
日本とイタリアのマクドナルドを比較
最初に比較するのはマクドナルドです。
看板商品である「ビッグマック」はイタリアではセット価格(ビッグマック、ポテトM、ドリンク)9.2ユーロで販売されています。
9.2ユーロは日本円で約1,494円になります。
対して日本の「ビッグマック」は地域にもよりますが、バリューセットとして750円から販売されています。
「ビッグマック」はイタリアの方が値段が高いという結果になりました。
日本とイタリアのスターバックスの価格を比較
続いてスターバックスの「カプチーノ」トールサイズの価格を比較してみましょう。
イタリアのスターバックスは店舗によって価格が違うようですが、調査した範囲ではカプチーノは5ユーロで販売されていました。
5ユーロは日本円で約812円になります。
一方日本では「カプチーノ」は495円で販売されています。
「カプチーノ」もイタリアの方が値段が高いという結果になりました。
日本とイタリアのコカコーラの価格を比較
最後に比較するのはコカコーラです。
国際生活費の比較サイトの情報によると、イタリアで販売されている2Lのペットボトルの価格は1本約2.59ユーロ。
2.59ユーロは日本円で約421円となります。
一方日本では1.5Lのペットボトルが1本あたり200円程度で販売されています。
容量が違うため一概には比較できないものの、コカコーラは100mlあたりの単価ではイタリアの方が高いという結果になりました。
全ての商品を精査したわけではありませんが、マクドナルド、スターバックス、コカコーラのいずれも日本よりイタリアの方が値段が高い傾向にあることがわかりました。
通常食べ慣れているものを買おうとすると日本よりも割高になってしまうようです。
【まとめ】イタリアの物価は日本より高い!賢く節約してイタリア旅行を満喫しよう
ここまでの比較で、イタリアの物価は日本よりも相対的に高いということがわかりました。
観光スポット周辺にある観光客向けのレストランは料金が高いですが、外食費は他のヨーロッパの国と比べると安い傾向にあります。
そのため、テイクアウトなどで食事を済ませ食事代をリーズナブルに抑えることも出来ます。
円安に惑わされずに、賢く節約しながらイタリア旅行を満喫することをおすすめします。
なお円安でも安く行けるおすすめの海外旅行先については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも旅行先を選ぶ際の参考にしてみてください。
[2024] 円安でも安く行ける海外旅行おすすめの国7選!お得に旅する秘訣をご紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
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