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海外旅行先として人気のニュージーランド。
ニュージーランド最大の都市オークランドや星空の綺麗なテカポといった様々な観光スポットや美しい大自然など魅力にあふれるニュージーランドですが、旅行で訪れた際にどれくらい費用がかかるかは気になるところ。
ニュージーランド旅行を計画しているものの、「物価が高い」と聞いて躊躇している方も多いのではないでしょうか?円安の影響もあり、不安に感じている方も多いかもしれません。
そこで今回はニュージーランドの物価について解説します。
ニュージーランドが物価高と言われる原因や実際の商品の価格まで詳しく紹介しますので、ぜひ旅行前の参考にしてみてください。
もくじ
ニュージーランドの物価は日本より高い?安い?その理由は?
一般的にニュージーランドの物価は全体的に日本よりも高めと言われています。
食品や日用品の価格は日本を上回ることが多いです。しかし物価が高い分、品質も良いものが多いのが魅力でもあります。
また、物価の高さを反映してニュージーランドの平均給与は日本と比べるとやや高めの水準に設定されています。
元々ニュージーランドは日本と比べると物価が高めの国ではありますが、近年さらに物価が高くなったと言われる原因は円安にあります。
「円安」の影響
ニュージーランドの物価が高くなったと言われる原因は「NZドル高・円安」です。
「NZドル高・円安」とは為替レートの変動で、日本円の価値が相対的に下がり、ニュージーランドの通貨であるニュージーランド・ドルの価値が相対的に上がることをいいます。
2020年には1ニュージーランド・ドルあたり約72円の為替レートでしたが、2024年11月現在では1ニュージーランド・ドルあたり約92円に。
言い換えると、2020年には100ニュージーランド・ドルのものを買うのに7,200円で足りましたが、2024年には9,200円が必要になったというわけです。
4年間で約28%ほどニュージーランド・ドル高が進行したことになります。
「NZドル高・円安」の影響により、日本から旅行に行った際、相対的に物価が高く感じるのです。
コロナ禍以降久しぶりにニュージーランドを訪れるという方は変化に驚くのではないでしょうか。
ニュージーランドの物価は日本より高い?実際の商品で検証
それではニュージーランドの物価を具体的に日本と比べてみましょう。
今回は日本人にもニュージーランド人にもなじみ深い食品の価格を基に実際に比較していきます。
なお、それぞれの食品の価格は2024年11月時点で公式ページなどで確認できた範囲の価格を基に、現時点の為替レートで換算、比較しています。
実際には同国内でも店舗や地域によって価格の変動はありますので、あくまでも目安として参考にしてください。
日本とニュージーランドのマクドナルドを比較
最初に比較するのはマクドナルドです。
看板商品である「ビッグマック」はニュージーランドでは単品価格8.4ニュージーランド・ドルで販売されています。
8.4ニュージーランド・ドルは日本円で約769円になります。
対して日本の「ビッグマック」は地域にもよりますが、480円から販売されています。
「ビッグマック」はニュージーランドの方が値段が高いという結果になりました。
日本とニュージーランドのスターバックスの価格を比較
続いてスターバックスの「キャラメルマキアート」トールサイズの価格を比較してみましょう。
ニュージーランドのスターバックスは店舗によって価格が違うようですが、調査した範囲ではキャラメルマキアートは6ニュージーランド・ドルで販売されていました。
6ニュージーランド・ドルは日本円で約550円になります。
一方日本では「キャラメルマキアート」は540円で販売されています。
「キャラメルマキアート」はニュージーランドの方が値段がやや高いという結果になりました。
日本とニュージーランドのコカコーラの価格を比較
最後に比較するのはコカコーラです。
国際生活費の比較サイトの情報によると、ニュージーランドで販売されている2Lのペットボトルの価格は1本約4.43ニュージーランド・ドル。
4.43ニュージーランド・ドルは日本円で約406円となります。
一方日本では1.5Lのペットボトルが1本あたり200円程度で販売されています。
容量が違うため一概には比較できないものの、コカコーラは100mlあたりの単価ではニュージーランドの方が高いという結果になりました。
全ての商品を精査したわけではありませんが、マクドナルド、スターバックス、コカコーラのいずれも日本よりニュージーランドの方が値段が高い傾向にあることがわかりました。
通常食べ慣れているものを買おうとすると日本よりも割高になってしまうようです。
【まとめ】ニュージーランドの物価は日本より高い!賢く節約してニュージーランド旅行を満喫しよう
ここまでの比較で、ニュージーランドの物価は日本よりも相対的に高いということがわかりました。
円安の影響を受ける観光地ではありますが、治安もよく、ゆったりとした時間の流れが感じられる旅行先です。
ハイシーズンを避けオフシーズンに行くと旅行費用を抑えられます。
円安に惑わされずに、賢く節約しながらニュージーランド旅行を満喫することをおすすめします。
なお円安でも安く行けるおすすめの海外旅行先については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも旅行先を選ぶ際の参考にしてみてください。
[2024] 円安でも安く行ける海外旅行おすすめの国7選!お得に旅する秘訣をご紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
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