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海外旅行先として人気のフィリピン。セブ島やマニラ大聖堂といった様々な観光スポットや美しい自然など魅力にあふれるフィリピンですが、旅行で訪れた際にどれくらい費用がかかるかは気になるところ。
フィリピン旅行を計画しているものの、「以前よりも物価が高くなった」と聞いて躊躇している方も多いのではないでしょうか?
そこで今回はフィリピンの物価について解説します。
フィリピン現地での実際の商品の価格まで詳しく紹介しますので、ぜひ旅行前の参考にしてみてください。
もくじ
フィリピンの物価は日本と比べて安い?高い?その理由は?
一般的にフィリピンの物価は日本より安いと言われています。
食料品は、日本に比べて1/2〜1/3程度の価格水準です。ほとんどの物価がとても安価ですが、首都マニラなどでは物価の上昇が進んでいます。
フィリピンの物価が高くなったと言われる原因はインフレです。
物価高の理由は「インフレ」の影響
インフレとはインフレーション(Inflation)の略で、日用品やサービスの値段が上がることをいいます。
最低賃金の大幅引き上げによる人件費の増加、ウクライナ戦争に起因する原油・天然ガスの高騰、コロナ禍などの原因により、フィリピンは近年インフレ傾向にあります。
特に2022年は大きくインフレが進行し、2023年1月に+8.7%に達しました。
その後は鈍化し2024年1月には+2.8%まで低下しましたが、2月以降は再び上昇し、5月まで4ヵ月連続で加速しています。
近年のインフレによってフィリピン内の物価が実際に上昇しているのです。
フィリピンの物価は日本より高い?実際の商品で検証
それではフィリピンの物価を具体的に日本と比べてみましょう。
今回は日本人にもフィリピン人にもなじみ深い食品の価格を基に実際に比較していきます。
なお、それぞれの食品の価格は2024年11月時点で公式ページなどで確認できた範囲の価格を基に、現時点の為替レートで換算、比較しています。
実際には同国内でも店舗や地域によって価格の変動はありますので、あくまでも目安として参考にしてください。
日本とフィリピンのマクドナルドを比較
最初に比較するのはマクドナルドです。
看板商品である「ビッグマック」はフィリピンでは単品価格179フィリピン・ペソで販売されています。
179フィリピン・ペソは日本円で約470円になります。
対して日本の「ビッグマック」は地域にもよりますが、480円から販売されています。
「ビッグマック」はフィリピンの方が値段が安いという結果になりました。
日本とフィリピンのスターバックスの価格を比較
続いてスターバックスの「スターバックスラテ(カフェラテ)」トールサイズの価格を比較してみましょう。
フィリピンのスターバックスは店舗によって価格が違うようですが、調査した範囲ではカフェラテは145フィリピン・ペソで販売されていました。
145フィリピン・ペソは日本円で約380円になります。
一方日本では「スターバックスラテ」は495円で販売されています。
「スターバックスラテ」もフィリピンの方が値段が安いという結果になりました。
日本とフィリピンのコカコーラの価格を比較
最後に比較するのはコカコーラです。
国際生活費の比較サイトの情報によると、フィリピンで販売されている2Lのペットボトルの価格は1本約77フィリピン・ペソ。
77フィリピン・ペソは日本円で約202円となります。
一方日本では1.5Lのペットボトルが1本あたり200円程度で販売されています。
容量が違うため一概には比較できないものの、コカコーラは100mlあたりの単価ではフィリピンの方が少し安いという結果になりました。
全ての商品を精査したわけではありませんが、マクドナルド、スターバックス、コカコーラのいずれも日本よりフィリピンの方が値段が安い傾向にあることがわかりました。
通常食べ慣れているものを買おうとすると日本よりもやや安くてお買い得です。
【まとめ】フィリピンの物価は日本より安い!賢く節約してフィリピン旅行を満喫しよう
ここまでの比較で、フィリピンの物価は日本よりも相対的に安いということがわかりました。
フィリピンは宿泊費、食事、交通費が非常にリーズナブルなため、予算を気にせずにリラックスした時間を楽しむことができます。
円安に惑わされずに、賢く節約しながらフィリピン旅行を満喫することをおすすめします。
なお円安でも安く行けるおすすめの海外旅行先については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも旅行先を選ぶ際の参考にしてみてください。
[2024] 円安でも安く行ける海外旅行おすすめの国7選!お得に旅する秘訣をご紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
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