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絶景が楽しめる「しまなみ海道サイクリングコース」とは|初心者向けのモデルコースや6つの島の注目スポットも紹介!

田中 一馬
田中 一馬

更新日2024/11/27

絶景が楽しめる「しまなみ海道サイクリングコース」とは|初心者向けのモデルコースや6つの島の注目スポットも紹介!

自転車が好きで長距離のサイクリングを行う方は、走っていて楽しくなる魅力的なスポットを探しているのではないでしょうか。

充実したライドにするためには、目的地やルートを設定して適切なライドプランを計画することが重要です。

今回は抜群のロケーションを誇る、しまなみ海道サイクリングコースについて紹介します。

本記事を読めばしまなみ海道サイクリングコースのルートやライドの際に便利なスポットについて理解することができます。

景色のいい場所でサイクリングしたい自転車好きの方は、ぜひ参考にしてみてください。
 




しまなみ海道サイクリングコースとは

しまなみ海道サイクリングコースとは、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長約70kmの自動車専用道路のことで、連なる6つの島や海を眺めながらライドできる魅力的なサイクリングコースです。

ここでは以下のしまなみ海道サイクリングコースの情報について解説していきます。

しまなみ海道サイクリングコースとは
  • 所要時間やルートについて
  • 休憩できるサイクルオアシスについて
  • それぞれについて見ていきましょう。

    所要時間やルートについて

    コース全長は約70㎞所要時間はおよそ10時間(初心者の場合)となっているため観光を楽しむ場合、日帰りでの走破は難しいでしょう。

    基本的には宿泊施設や船を利用して、時間や体力に余裕を持って走破を目指すパターンがおすすめです。

    橋梁部の自転車歩行者道への出入口において分岐が複雑になっているため、出入り口標識を覚えておいてルートから外れないように注意してください。

    また車道にサイクリングコースを示すブルーラインが敷かれているので、そちらも確認しながら走行しましょう。

    コース全体を確認する際は以下のリンクのマップを参考にしてください。
    Rentio[レンティオ] – カメラ、家電、ガジェットのレンタルサービス

    休憩できるサイクルオアシスについて

    サイクリングコースの各所に休憩や自転車の空気入れなどができるサイクルオアシスがあります。

    長距離のライドではパンクをはじめとするトラブルが起きやすいので、事前に場所を確認しておくと休憩を取る目安にもなるでしょう。

    サイクルオアシスの場所については以下のリンクを参照してみてください。
    Rentio[レンティオ] – カメラ、家電、ガジェットのレンタルサービス
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    初心者向けのモデルコース

    初心者の方はサイクルシップと呼ばれる自転車を積載できる船を利用して、走行距離を半分に減らすハーフライドコースがおすすめです。

    尾道~瀬戸田航路を利用すれば、今治側からスタートして中間地点の生口島からフェリーに乗って尾道に渡ることができます。

    くわしくは以下のリンクを確認してみてください。
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    しまなみ海道サイクリングコースにある6つの島について

    しまなみ海道サイクリングコースには以下の6つの島があり、島内にはさまざまな魅力的なスポットがあります。

    しまなみ海道サイクリングコースの島
    • 向島(むかいしま)
    • 因島(いんのしま)
    • 生口島(いくちじま)
    • 大三島(おおみしま)
    • 伯方島(はかたじま)
    • 大島(おおしま)

    解説していくので、ひとつずつ見ていきましょう。

    向島(むかいしま)

    しまなみ海道における向島(むかいしま)は、新尾道大橋で本州とつながっている尾道側に最も近い島です。

    尾道とは尾道水道と呼ばれる幅300mほどの海峡を挟んだ距離にあるため、尾道の一部として機能している場所です。

    向島のおすすめスポットはしまなみ海道が一望できる高見山展望台で、美しい島々をパノラマで楽しむことができます。

    因島(いんのしま)

    因島(いんのしま)は蚊取り線香の原料となる除虫菊、はっさくやみかんの栽培が盛んな島です。

    また因島には日本最大の海賊と呼ばれた村上水軍の本拠地である因島水軍城があり、村上水軍は室町時代から戦国時代において瀬戸内海において大きな武力と権力を持った一族として知られています。

    因島フラワーセンターや重井港周辺にある馬神除虫菊畑も有名となっており、5月の開花シーズンには真っ白な花が一面に咲き誇る人気スポットとなっています。

    生口島(いくちじま)

    生口島(いくちじま)は尾道から数えて3番目にある島で、温暖な気候を活かしたレモンやみかんの栽培が盛んな島です。

    トロピカルな気分が味わえる瀬戸田サンセットビーチは、白い砂浜にきれいな海が広がる美しいスポットとなっています。

    ハーフライドの場合、この生口島がサイクルシップの乗り場になるので、しまなみ海道サイクリングコースにおける中間地点ともいえる島ではないでしょうか。

    大三島(おおみしま)

    大三島(おおみしま)はしまなみ海道サイクリングコースにおける最も大きな島であり、美しい多々羅大橋が架かる島です。

    橋の付近にはサイクリストの聖地と刻まれたモニュメントも存在し、ライドの記念に立ち寄りたいスポットとなっています。

    また国宝が多数所蔵された歴史ある大山祇神社も島内にあるので、参拝してみてはいかがでしょうか。

    伯方島(はかたじま)

    伯方島(はかたじま)はCMでおなじみの「伯方の塩」で有名な島です。

    道の駅である伯方S・Cパークマリンオアシスはかたには伯方の塩ソフトがあり、ライドで疲れた体に塩分と糖分を補給してくれるサイクリングにピッタリなスイーツです。

    道の駅近くの伯方ビーチに隣接するドルフィンファームしまなみはイルカと触れ合える施設で、海沿いの旅にピッタリな思い出が作れるスポットとなっています。

    大島(おおしま)

    大島(おおしま)は今治に最も近い島で、尾道側から出発するとしまなみ海道最後の島となります。

    大島にある来島海峡大橋は総延長4.1kmの3つの吊橋の総称で、しまなみ海道で最も長い橋として知られ、クライマックスとしてふさわしい景色が楽しめます。

    大島はしまなみ海道サイクリングコースにおいて最大の難所として知られ、尾道側から来た際は宮窪峠、今治側からスタートしても来島海峡大橋への連絡口ともにコース最大級の上り坂となっています。

    またサイクリングのついでとしては厳しい場所にありますが、亀老山展望公園からは今治側からしまなみ海道を眺めることができます。

    しまなみ海道サイクリングのポイントや注意点

    以下のしまなみ海道サイクリングのポイントについて解説します。

    しまなみ海道サイクリングのポイント
    • 橋の手前には坂道が多い
    • 乗り慣れた自分の自転車がおすすめ
    • グループでのライドでは手信号を活用

    橋の手前には坂道が多い

    基本的に橋の手前は勾配があるコースになっており、坂道を走行する体力がないとつらい旅になります。

    島を渡るたびに坂を上ることになるため、しっかりと準備や計画を行うことをおすすめします。

    また橋の上は強い風を受けることが多いため、風の抵抗によって体力を削られることも覚えておきましょう。

    乗り慣れた自分の自転車がおすすめ

    ロードバイク

    しまなみ海道ではレンタサイクルが利用できて気軽にサイクリングを楽しむことができますが、快適なライドを楽しむなら慣れた自転車で挑戦するのがおすすめです。

    長距離ライドに適したロードバイクなら移動がスムーズになるので、事前にロードバイクの練習を重ねてコースに挑むのがいいでしょう。

    グループでのライドでは手信号を活用

    衝突や転倒による事故を防ぐために、グループライドの際は手信号を活用しましょう。

    先頭のメンバーが車のウインカーやブレーキランプのように、手信号によって後方者に情報を伝えることができます。

    以下のリンクにくわしく記載されているので、グループライドの際は学んでおくといいでしょう。
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    まとめ

    しまなみ海道サイクリングコースは、瀬戸内海の島の魅力を堪能できる素敵なコースです。

    自転車の機動力を活かして各地に散らばるスポットをたくさんまわることができるのも大きなメリットです。

    長距離のライドは注意すべきポイントがたくさんあるので、しまなみ海道サイクリングコースに挑む方はしっかりとライドプランを計画して挑んでみて下さい。


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