[2024]スイスの物価は日本より高い？世界一と言われる理由は？実際の物価や旅行にかかる費用も解説！

海外旅行先として人気のスイス。マッターホルンやシヨン城といった様々な観光スポットや広大な大自然、その中を駆け抜ける景観列車など魅力にあふれるスイスですが、旅行で訪れた際にどれくらい費用がかかるかは気になるところ。

スイス旅行を計画しているものの、「世界で最も物価が高い国の1つ」と聞いて躊躇している方も多いのではないでしょうか？円安の影響もあり、不安に感じている方も多いかもしれません。

そこで今回はスイスの物価について解説します。

スイスが物価高と言われる原因や実際の商品の価格まで詳しく紹介しますので、ぜひ旅行前の参考にしてみてください。

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スイスの物価は日本より高い？その理由は？

一般的にスイスの物価は日本より高く、およそ日本の2倍〜3倍と言われています。

平均賃金が高いスイスでは高収入な人が多いことから、それに伴って物価も高くなっています。

また、近年スイスの物価が高くなったと言われる原因は円安の影響です。

「円安」の影響も理由の一つ

スイスの物価が高いと言われるもうひとつの原因は「フラン高・円安」です。

「フラン高・円安」とは為替レートの変動で、日本円の価値が相対的に下がり、スイスの通貨であるスイス・フランの価値が相対的に上がることをいいます。

2020年には1スイス・フランあたり約115円の為替レートでしたが、2024年11月現在では1スイス・フランあたり約174円までスイス・フラン高が進行。

言い換えると、2020年には100スイス・フランのものを買うのに11,500円で足りましたが、2024年には17,400円が必要になったというわけです。

4年間で約34%ほどスイス・フラン高が進行したことになります。

「フラン高・円安」の原因により、日本から旅行に行った際、相対的に物価が高く感じるのです。

ここ数年の変化のため、コロナ禍以降久しぶりにスイスを訪れるという方は変化に驚くのではないでしょうか。

スイスの物価は日本より高い？実際の商品で検証

それではスイスの物価を具体的に日本と比べてみましょう。

今回は日本人にもスイス人にもなじみ深い食品の価格を基に実際に比較していきます。

なお、それぞれの食品の価格は2024年11月時点で公式ページなどで確認できた範囲の価格を基に、現時点の為替レートで換算、比較しています。

実際には同国内でも店舗や地域によって価格の変動はありますので、あくまでも目安として参考にしてください。

日本とスイスのマクドナルドを比較

最初に比較するのはマクドナルドです。

看板商品である「ビッグマック」はスイスでは単品価格7.10スイス・フランで販売されています。

7.10スイス・フランは日本円で約1,240円になります。

対して日本の「ビッグマック」は地域にもよりますが、480円から販売されています。

「ビッグマック」はスイスの方が値段が高いという結果になりました。

日本とスイスのスターバックスの価格を比較

続いてスターバックスの「スターバックスラテ(カフェラテ)」トールサイズの価格を比較してみましょう。

スイスのスターバックスは店舗によって価格が違うようですが、調査した範囲ではカフェラテは7.50スイス・フランで販売されていました。

7.50スイス・フランは日本円で約1,310円になります。

一方日本では「スターバックスラテ」は495円で販売されています。

「スターバックスラテ」もスイスの方が値段が高いという結果になりました。

日本とスイスのコカコーラの価格を比較

最後に比較するのはコカコーラです。

国際生活費の比較サイトの情報によると、スイスで販売されている2Lのペットボトルの価格は1本約3.27スイス・フラン。

3.27スイス・フランは日本円で約571円となります。

一方日本では1.5Lのペットボトルが1本あたり200円程度で販売されています。

容量が違うため一概には比較できないものの、コカコーラも100mlあたりの単価ではスイスの方が高いという結果になりました。

　
全ての商品を精査したわけではありませんが、マクドナルド、スターバックス、コカコーラのいずれも日本よりスイスの方が値段が高い傾向にあることがわかりました。

通常食べ慣れているものを買おうとすると日本よりも割高になってしまうようです。

【まとめ】スイスの物価は日本より高い！賢く節約してスイス旅行を満喫しよう

ここまでの比較で、スイスの物価は日本よりも相対的に高いということがわかりました。

ですがスイスは、ヨーロッパの中でも治安が良く安全・安心な国と言われています。アルプスの素晴らしい自然や景色や楽しめるスイスは円安の今でもおすすめの場所です。

円安に惑わされずに、賢く節約しながらスイス旅行を満喫することをおすすめします。

なお円安でも安く行けるおすすめの海外旅行先については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも旅行先を選ぶ際の参考にしてみてください。
[2024] 円安でも安く行ける海外旅行おすすめの国7選！お得に旅する秘訣をご紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

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