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エコバックス「DEEBOT T50 OMNI」写真と動画で徹底レビュー!超薄型ロボット掃除機の実力を検証

ライター

aoki.m

更新日2025/04/17

人気のロボット掃除機エコバックスの「DEEBOT」シリーズから、超薄型ロボット掃除機「DEEBOT T50 OMNI」が発売されました。

81mmの超薄型・パワフルな吸引・伸びる回転式モップによる水拭き、自動ゴミ収集、自動モップ温水洗浄&熱風乾燥、マッピング、障害物回避といった機能をフル搭載した高性能なロボット掃除機です。

今回はそんな注目の「DEEBOT T50 OMNI」の実力を実際に使って写真と動画で詳しくレビューします。
気になる吸引力や水拭き性能、自動ゴミ収集&モップ洗浄機能、障害物回避性能などについても徹底検証しましたので、ぜひ購入前の参考にご覧ください。

 

「DEEBOT T50 OMNI」の特徴

DEEBOT T50 OMNIの特徴

最新技術を搭載したロボット掃除機で人気のECOVACS(エコバックス)の「DEEBOTシリーズ。

「DEEBOT T50 OMNI」は、DEEBOTシリーズのなかでも超薄型でパワフル吸引のロボット掃除機となります。

高い掃除能力に様々な便利機能を搭載した「DEEBOT T50 OMNI」の特徴について、実機の写真・動画とともにご紹介していきます。

81mmの極薄ボディ

DEEBOT T50 OMNIの特徴 81mmの極薄ボディ

「DEEBOT T50 OMNI」は高さ81mmという最薄クラスのロボット掃除機です。

一般的なマッピングできるロボット掃除機では本体の天面にLiDARセンサーを載せているものが多いですが、「DEEBOT T50 OMNI」は完全内蔵型のdToF LiDARモジュールによる超薄型デザインが採用され、家具と床の間にも入ることができるため届きにくいスペースも綺麗にしてくれます。

進化した吸引&水拭き性能

「DEEBOT T50 OMNI」では、吸引・水拭き性能がどちらもパワーアップしました。

伸縮可能なサイドブラシと壁との距離を1mm以内に維持する連続可変型モッププレートを搭載したTruEdge 2.0適応型エッジクリーニングで、壁際や部屋の隅までパワフルに掃除してくれます。

回転加圧式モップシステムで頑固な汚れも除去

「DEEBOT T50 OMNI」は、OZMO Turbo 2.0 モップシステム搭載で、頑固な汚れまでしっかり除去することができます。

毎分180回転する2つのモップで床に圧力をかけながら水拭きすることで、強力な汚れ除去性能を実現。掃除中も綺麗な水を補給しながら、床を隅々まで綺麗にします。

パワフルな吸引力

吸引力も最大15,000Paと超強力。カーペットの毛足に絡んでしまったホコリやゴミまで効率的に吸い込んでくれます。

さらに、毛の絡まりを防ぐ独自のZeroTangle 2.0テクノロジーを搭載。
45°のトリプルV字型構造のメインブラシとV字型コームにより、毛の絡まりによるメンテナンスの手間を減らすことができます。

ゴミ捨て・モップ洗浄・乾燥まで全自動でメンテナンスフリー

DEEBOT T50 OMNI ゴミ捨て・モップ洗浄・乾燥まで全自動でメンテナンスフリー

「DEEBOT T50 OMNI」には、自動ゴミ収集・70℃の温水モップ洗浄・45℃の熱風モップ乾燥ができ、オフピーク充電機能もある全自動クリーニングステーションが付属しています。

モップとモップベースを自動でセルフクリーニングしてくれるため、モップ洗浄トレイは最大150日間お手入れ不要で楽ちんです。

また、モップの汚れ具合を検知して汚れが多い場合は再度自動で水拭きをする機能も搭載で、より多機能かつ便利に進化しました。

自動ゴミ収集

ステーション前面のカバーを外すと、ゴミパックが内蔵されています。

ゴミパックがいっぱいになるとアプリに通知がくるので、丸ごと捨てて交換するだけでOK。ゴミが舞い散らず手間もかかりません。

自動モップ温水洗浄&熱風乾燥

モップ洗浄には70℃の温水を使用。
モップ洗浄後は自動で45℃の熱風乾燥に切り替わるので、モップが濡れたまま放置されることはありません。

モップ洗浄をするモップベースも高温水流と回転式スクレーパーによって自動で清掃されるため、お手入れの手間も省けます。

障害物回避&高精度マッピングで賢く掃除

DEEBOT T50 OMNI 障害物回避&高精度マッピングで賢く掃除

さらに「DEEBOT T50 OMNI」には多数のセンサーが搭載されており、家のマップを作成し障害物を回避しながら家中を自動で効率的に掃除することができます。

障害物回避

DEEBOT T50 OMNI 障害物回避

センサーが障害物を3Dで認識し正確に回避する障害物回避システム「AIVI 3Dテクノロジー」により、障害物を避けて賢く掃除。

カーペットを検知するとモップを自動で最大9mmリフトアップしてくれるため、カーペットを濡らしません。
また、カーペットの種類に合わせて「通過のみ・吸引のみ・床と同様・進入禁止」の4つのモードを設定することも可能です。

正確なマッピング

DEEBOT T50 OMNI 正確なマッピング

高性能な距離速度センサー「TrueMapping 2.0」が搭載されており、6分間で最大100平方メートルのエリアを迅速にマッピング可能です。

作成したマップは最大3枚まで保存可能で、スマホアプリから進入禁止設定やエリアごとの掃除設定、家具のレイアウトを反映した3Dマップの作成などもできます。
効率的なルートと環境に合わせたマップを作成し、すぐに清掃を開始します。

YIKO AI音声アシスタント

YIKO AI音声アシスタント「YIKO 2.0」搭載で、日本語での音声操作にも対応。

ロボット本体に3つのマイクがあり、指示をしっかり聞き取って掃除の開始・終了やステーションでの自動クリーニングなどの操作をすることができます。

Google音声アシスタントやAlexa音声アシスタントとも連携することができ、さらに便利に使うことも可能です。

 

「DEEBOT T50 OMNI」の初期設定と使い方

それでは、実際にDEEBOT T50 OMNIを使っていきたいと思います。

まずは使用前の準備と初期設定、使い方などについて、実機で確認していきましょう。

同梱品一覧
  • ロボット掃除機本体(メインブラシ、フィルター、モッププレート2個、モップパッド2個 装着済み)
  • サイドブラシ×1個
  • 全自動クリーニングステーション(ダストバッグ、浄水タンク、汚水タンク 装着済み)
  • ベースプレート
  • 電源ケーブル(※2ピンタイプ・3ピンタイプの2種類)
  • 取扱説明書

全自動クリーニングステーションの準備

ステーションのパーツの穴に合わせて、ベースをカチッとなるまで差込み取り付けます。

背面に電源コードを接続します。アース線の接続が必要になるので、アース付きコンセントの近くに設置してください。

右側の浄水タンクを取り外し、水を入れてセッティングしたら準備完了。

設置場所は平らな硬い床の上に置き、壁に寄せて設置します。
左右各5cm・前方80cmに障害物がなく、直射日光の当たらない場所で、近くに鏡など反射物が無いところを選んでください。

ロボット掃除機本体の準備

本体はほぼ完成した状態で届くので、サイドブラシ1か所をカチッと取り付けたら準備完了。

スマホアプリの初期設定

DEEBOT T50 OMNIアプリ

本体とステーションの準備が終わったらスマホアプリの初期設定をします。

まずはスマホに専用アプリ「ECOVACS HOME」をダウンロードしましょう。ロボット掃除機のカバー下にあるQRコード、もしくはアプリストアからダウンロードできます。

 
↓ダウンロードはこちら
AppStoreで入手Google Play で手に入れよう

アプリを開いたら、画面の指示に従って設定を進めます。

初期設定が終わったら使用前に満充電し、初回のクイックマッピングと設定を済ませておきましょう。

 

「DEEBOT T50 OMNI」を使って実力を検証!

「DEEBOT T50 OMNI」を使って実力を検証!

それでは「DEEBOT T50 OMNI」での掃除を実際に試しながら、その実力をレビューしていきたいと思います。

気になる吸引力や水拭き性能、自動ゴミ収集&モップ洗浄機能、障害物回避性能など詳しく検証していきます。

【吸引力検証】ゴミをパワフルに吸引して綺麗に掃除

DEEBOT T50 OMNI 【吸引力検証】ゴミをパワフルに吸引して綺麗に掃除

まずは吸引力について検証するため、こちらの4種類の擬似ゴミでテストしてみます。

  • 砂利(1cm以下の砂利)
  • 粉末(中挽きのコーヒー粉)
  • 綿(化粧用コットンを崩したもの)
  • 糸くず(10cm程度の裁縫糸)

吸引力:最大+、1回清掃設定で、カスタマイズしたエリアを指定清掃します。

掃除中の様子

清掃中の様子はこちらの動画をご覧ください。

最初に砂利や糸くずは一発で吸い上げていました。そのあとエリアの端を掃除しながら部屋の中央に折り返し、2㎡ほどのエリアを約4分で清掃完了

清掃ビフォーアフター

掃除前後の写真を比較すると、枠内のゴミに関してはほぼ完璧に掃除することができました。

コーヒー粉は一度粉が弾き出されて広がってしまいましたが、最終的に綺麗に吸引。
綿はモップのほうにくっついてしまう場面がありましたが、床に落ちた後は綺麗に掃除してくれました。

見た目にも、床を触ってみてもゴミは残っていません。
広範囲の掃除やゴミがもっと多い場合には、2回走行設定もおすすめです。

【水拭き性能】水量低~中モードはちょうどいい水加減でスッキリした床に

水拭きの様子がこちら。
2つの回転モップで床をこすりながらしっかりと拭き掃除してくれています。

水量は7段階で細かく調節が可能。利用頻度が多そうな低~中はちょうどいい水分量でした。

水量:最低・非常に低い

水量:最低・非常に低いモードでの水拭きは、見た目にはほぼ濡れていることが分からず、少ししっとり感じる程度。数秒で乾きました。

汚れを落とす目的よりも、床を軽く水拭きしてスッキリさせたい時におすすめです。

水量:低・中

水量:低・中モードでの水拭き直後も、少し濡れている感じで触るとしっとり。水滴はほとんど残らず、1分位で乾き、さらっとした気持ちの良い床に仕上がりました。

軽い汚れや、日常的な水拭きにちょうどいいモードだと思います。

水量:高

DEEBOT T50 OMNI【水拭き性能】水量低~中モードはちょうどいい水加減でスッキリした床に

水量:高モードの水拭き直後は、濡れている感じがありますが、ビショビショまではいかない程度。1分ちょっとで乾きました。

日常的な水拭きよりも少しだけしっかり水拭きしたい時におすすめです。

水量:非常に高い・最高

水量:非常に高い・最高モードは雑巾で拭いた後のような水分量
フローリングでは、3分位で乾きましたが、しばらく床面に水が残る水量なので、徹底的に水拭きしたい時の使用がおすすめです。

アプリで水量選択する際にも、「光沢のある床での使用には注意してください。多量の水を使用すると筋が残る場合があります」と表示されるので、使用する材質には注意しましょう。

【カーペット掃除】自動でモップリフト!素材によっては回避もおすすめ

こちらはラグを敷いた状態での水拭き掃除の様子。
ラグを検知すると、自動でモップリフトして吸引清掃に切り替えてくれています。

少し厚みがあるため、モップ表面が触れて少し濡れてしまいました。

毛足が長いラグや厚みがあるカーペットなど、素材によってはモップリフトでの対応ができない場合もあるため、アプリから回避する設定にしておくのがおすすめです。

カーペットの掃除は細かく設定も可能

DEEBOT T50 OMNIアプリ カーペットの掃除は細かく設定も可能

モップリフトで対応できないカーペットの場合は、アプリの設定画面から細かく設定することも可能です。

カーペット別のおすすめ設定
  • 【立ち入り禁止】カーペットを回避:毛足が普通~長めのウールカーペットなど
  • 【吸引のみ】吸引清掃のみ:毛足が短いウールカーペットやフロアマットなど
  • 【パスのみ】モップパッドプレートを持ち上げて通過:玄関や部屋で中長毛のカーペットを使用中など
  • 【地面と同じ】床掃除と同様の掃除方法:カーペットを誤って認識している場合など

【自動ゴミ収集・モップ洗浄】全自動でお手入れが楽ちん

ステーションでの自動ゴミ収集・モップ洗浄・乾燥の様子がこちら。

ゴミ収集×2(約15秒)→モップ洗浄(約2分強)→温風乾燥(約2時間)の順でお手入れをしてくれます。

ゴミ収集時の音の大きさは一般的な紙パック式掃除機と同程度、モップ洗浄もある程度音があり、温風乾燥はとても静かでした。

ただモップ洗浄に少し時間がかかるので、住環境によっては気になる方もいるかもしれません。
スケジュール設定する場合は、時間帯やタイミングに気を付けると良いでしょう。

ゴミ収集ビフォーアフター

自動ゴミ収集前後での本体ダストボックスの様子を比較してみると、ホコリなどのゴミがしっかり収集されています。

面倒なダストボックスのゴミ捨ての手間が省けるのは、嬉しいですよね。

ただやはり細かい塵や粒などはダストボックスの隙間やフィルターの溝に溜まっていってしまうので、定期的に水洗いするのがおすすめです。

モップ洗浄ビフォーアフター

モップ洗浄は「エコ」「標準」「ディープ洗浄」の3パターンから選べます。
今回はディープ洗浄を使い、コーヒーで汚れをつけたモップを洗浄してみたところ、中心に染みてしまったものは薄く残りましたが、全体的に綺麗になっていました。

洗浄後の汚水タンクには、薄茶色の水が溜まっていて、モップがキレイに洗えていることが実感できます。

温水だけでも十分キレイにできそうですが、より衛生面が気になる場合は専用の洗浄液を使うのもおすすめです。

モップ乾燥ビフォーアフター

モップ乾燥は、2時間・3時間・4時間の3パターンから選択が可能です。

写真はデフォルト設定の2時間での乾燥前後のモップですが、しっかりとカラカラに乾いていました。

濡れた状態のモップを放置しておくとニオイや雑菌の原因になってしまうので、自動で乾燥まで済ませてくれるのは衛生的で、梅雨時も安心ですね。

【障害物回避性能】しっかり避けてくれるから、うっかり物が落ちていても大丈夫

家の床によく落ちていそうなケーブルと靴下で、障害物回避性能を検証したところ、いずれも上手に避けながら掃除することができました。

実際に使っていても、スリッパやカバンなどをうまく避けながら掃除できており、掃除前の片付け無しでも引っかかって止まることはありませんでした。

【マッピング性能】十分なマップ再現度、カスタマイズで更にリアルに近づける

左はクイックマッピング直後のマップ、右はカスタマイズ後のマップです。

大きい家具があるとそこで区切られ、細かく部屋に認識されました。廊下も部屋になっていたので、カスタマイズして部屋を広げたり、「廊下」に変更しました。

掃除中はリアルタイムで位置がマップに反映され、クイックマッピング時には認識しなかったカーペットも掃除中に認識して反映
多少の認識違いはあるものの、マッピング性能はかなり高性能ということがわかりました。

まとめ:「DEEBOT T50 OMNI」で毎日快適な生活を手に入れよう

まとめ:「DEEBOT T50 OMNI」で毎日快適な生活を手に入れよう

パワフルな吸引力や伸びるモップでの水拭き、70℃の温水モップ洗浄や温風乾燥をしてくれるお手入れも楽な全自動ロボット掃除機「DEEBOT T50 OMNI」

実際に使ってみて、ロボット掃除機としての性能や賢さ、快適さを実感できました。

これ1台あれば床掃除を任せて、家族の時間や趣味に取り組む時間も増やせそうです!

毎日水拭きしたいキレイ好きな方から掃除が苦手な方まで、どんな方にもおすすめできるロボット掃除機「DEEBOT T50 OMNI」。
ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか?

 



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