CANON EOS R ボディ ミラーレス一眼

最新「EOS R」システムが誕生

これまでキヤノンはフルサイズセンサーを搭載した一眼レフを中心に開発を行ってきましたが、こちらの「EOS R」を機にフルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラの開発にも着手し始めました。これまで採用してきたマウントから一層して新開発となるRFマウントを採用し、更に高画質を追求する「ショートバックフォーカス」などの新たな技術も採用しながら、これまでEOSシリーズで伝統としてきたキヤノンの特色も存分に感じられる次世代のカメラです。

伝統と最新技術が融合した優秀な撮影性能

キヤノンがこれまで培ってきた高画質を叶えるための技術力が活かされていることはもちろん、最新技術を応用した高性能の「デュアルピクセルCMOS AF」や最新の映像エンジン「DIGIC8」を搭載したことによる処理能力の向上、高感度撮影時のノイズ低減など、あらゆる撮影性能において高い水準を実現しています。EOS Rだからこそ撮影できるシーンというのは、EFマウントのモデルと比較しても、各段に広がっているように感じます。

ミラーレスだからファインダーから目を離すことなく設定を完結

ミラーレス一眼カメラとして、これまで一眼レフで採用されてきた光学ファインダーではなく、ファインダーに液晶が採用された「電子ビューファインダー」形式であるため、撮影設定が液晶画面上に反映されることで、撮影前にその場で仕上がりを確認することができ、失敗のリスクも大幅に低減します。更に新機能として各々のお好みで設定を割り当てることができる「マルチファンクションバー」を搭載し、ボタンを探すことなく、自分好みのカスタマイズも簡単に行うことができます。

(文・写真 / Atsushi Yoshioka)