富士フイルム FUJINON GF45-100mmF4 R LM OIS WR 標準ズームレンズ

一瞬の表情を、永遠へと変える

スタジオ写真のプロフェッショナルな現場で求められる、ロングショット、フルショットから、バストショット、アップまで、人物写真のバリエーションのすべてを一本でカバーする汎用性の高さ。室内の暗い照明でも、強力な手ブレ補正によって手持ちで動き回るモデルを追従。写真館のスタティックな撮影も、フィールドでのダイナミックな撮影でも、一瞬の表情を永遠へと変える。

5mmが生み出す余裕

準広角、標準、望遠と三つの焦点距離域(35mm換算: 36-79mm)にまたがっていることで、背景を取り入れた広がりのある写真から、ボケを生かした立体感の美しい写真まで対応。100mmをベースにアップを多用するスタイルを想定してほしい。50mmより5mm広いことが、移ろいゆく背景や、動きの中で服やポーズのフォルムを、ラージフォーマットに写し込む。この5mmのおかげで、一歩前に踏み込むことができる。

このレンズなら息吹まで写真に残る

人が写真のなかで生き続ける。それだけの情報量を持つラージフォーマットの性能をフルに発揮するため、ズームレンズであっても描写に妥協はない。非球面レンズ3枚、EDレンズ1枚、スーパーEDレンズ1枚の贅沢な構成により、球面収差、像面湾曲、色収差を徹底的に抑制。髪や肌の質感、瞳や唇の潤い、息吹や鼓動までが写真から感じられる。

先回りして表情を待つAF

その表情はAFを待ってはくれない。リニアモーターの採用により、静音・高速のAFを実現。シャッター音と会話によって生まれるリズムを、AFは黙ってサポートする。最高の表情が訪れるとき、AFは先回りしてレリーズを待つ。

ポートレートをアクティブに

カメラを三脚に固定、モデルに静止を求めた肖像写真の時代から、カメラは三脚から離れ、モデルは椅子から立ち上がり、いつでも、どこでも撮れることを望むようになった。5.0段の手ブレ補正により、ラージフォーマットでも手持ち撮影が容易に。モデルも撮影者も自由になり、スローシャッターで動きを加えることもできる。

モデルを守る傘を持っても、レンズのための傘はいらない

濡れた髪、潤う肌、逆光で輝く雫、レインショットはドラマティックで美しい。でもそのピークは一瞬で、そのときまでモデルを守るために傘がいる。でもこのレンズに傘はいらない。雨のときも風のときも、寡黙にチャンスを待ち続ける。