富士フイルム FUJINON GF80mmF1.7 R WR 単焦点レンズ

明るいF1.7。数十分とされるマジックアワーを、さらに引き伸ばすほどの暗い撮影環境下での優位性。極めて浅い被写界深度がもたらす、大きく美しいボケによる立体感は異次元の体験。滑らかな階調と響き合い、豊かで深い表現を生み出します。

光の囁きも漏らさない

中望遠と標準のあいだにあって、高い汎用性をもつ80mmという焦点距離。誇張や歪みを抑えつつ、自然な遠近感により、被写体との距離を詰めることを可能にします。GFXのポテンシャルを拡張するF1.7の大口径により、わずかな光も漏らしません。

調律されたボケの豊かなハーモニー

大きいボケの次のフェイズとして、滑らかさを優先した設計。小型化と収差をコントロールするための非球面レンズを使用しながら、超高精度金型加工技術により、ボケの中の輪郭を抑制。調律されたボケとピントのハーモニーは、写真を見る者を魅了します。

心が届くほど近く

80mmの撮影距離において、カメラやレンズの大きさは威圧感を与えてしまうことがある。このスペックにして800gを下回る軽さと、短い全長のおかげで、取り回しやすく、人当たりが優しい。長いホールディングが続いても負担にならず、撮影に集中することができます。

明るく、速く、正確に

DCM駆動を使いながら従来よりもAF精度を上げるために、DCモーターの回転量を検知するPIパルスエンコーダに加えて、高精度な位置検出が可能なGMRセンサーを併用。大きなレンズ玉を正確に移動させることが可能となり、揺れ動くまつ毛の一本にまでAFが呼応します。

雨を願ったのは初めてだった

かつて雨は撮影にとって厄災でした。機材の故障、コントラストの低下、傘やレインコートの用意、撮影に集中できるはずがない。でも防塵防滴のシステムなら、雨も風も自然の演出家。しかもこのレンズは大口径。淡い光に輝く雫、路面の反射、ボケの彩り・・・、雨に心が躍ります。