風景写真におすすめのカメラ6選。高画質を実現する高性能一眼カメラをご紹介
更新日2024/07/03
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「旅先でキレイな写真を撮りたい。」これは誰もが思うことでしょう。
スマートフォンのカメラでも高画質での記録が可能となった現代ですが、一眼カメラにはかなわないところはまだ多いです。
今回は一眼カメラだからこそ撮影できる美しい風景写真に特化して、高性能で多機能なデジタル一眼カメラをご紹介していきます。
風景写真の撮り方についてはこちらで解説
初心者でもすぐ分かる「風景写真」の撮り方。機材選びから撮影地、天気の見極め方まで基礎を徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
もくじ
風景写真の撮影で必要な性能
写真を撮影するシーンではさまざまな情景変化があります。
朝焼けや夕暮れなどの時間帯はオレンジ色に輝く空など、人気を集める時間帯です。日中時間帯に緑生い茂る山や、明るい街並みを撮影することも風景写真のジャンルに入るでしょう。
そして何より暗くなった夜も、街の灯りや星空の撮影で人気の時間帯です。
一番は何より画質
風景写真は基本的に見た景色を写すことになるため、標準レンズもしくは広角レンズを使用して撮影することが多いです。
そして何よりも描写力が一番問われるポイントです。高画質を実現するためにはさまざまな要素が関わってきますが、画素数やイメージセンサー、画像処理エンジンは高画質を実現する上で大切な観点になってきます。
もちろん新しいカメラほど搭載されているセンサーやエンジンが高性能なので、画質の向上も期待できます。
ダイナミックレンジの幅が広いカメラ
ダイナミックレンジとは写真内に記録できる情報の最小から最大までの幅です。
風景写真ではファインダー内全体が明るいことがなく、どこか影で黒く潰れてしまう場合があります。
このような場合ダイナミックレンジの幅が広ければ一見黒く潰れた部分にも光の情報が残っており、編集などで明るくしても生きている場合があります。
逆にダイナミックレンジの幅が狭い場合は、空など明るい場所は白く飛んでしまい、黒く潰れた場所は編集でどうすることもできない場合がほとんどです。
明暗差の激しい場所ではキレイな階調が出ず、明るい部分に合わせるか、暗い部分に合わせるかの選択肢に限られてしまいます。
ダイナミックレンジの幅は、センサーサイズも大きく影響するため、上位モデルなどで採用されているフルサイズセンサーは、光を受ける面積を広いため、多くの情報を取り込むことができ、ダイナミックレンジの幅が広いとされています。
風景写真の撮影でおすすめのカメラ
以上のポイントを踏まえて、高画質を実現するカメラ、ダイナミックレンジの幅が広いカメラという2つに注目しておすすめカメラをご紹介していきます。
1. Canon EOS 6D Mark II(※生産終了)
キヤノンのフルサイズ機としては一番下位にあたるEOS 6D Mark IIですが、風景写真を撮影する上では素晴らしい能力を発揮してくれます。
EOS Kiss Mで搭載されたDIGIC8の登場により、映像エンジンは一世代前となりましたが、優秀な映像エンジンDIGIC7を搭載し、高解像度や高感度耐性に大きく影響を与えています。
更に最新のセンサー技術を導入したことで、高画素化を実現しながらも、ダイナミックレンジの幅が広がった階調豊かな表現を実現しています。
EOS 6D Mark IIのレビュー記事はこちら
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2. Nikon D750
発売から3年以上が経ったカメラですが、高品質ながら高い機動力を誇るコンパクトなフルサイズ一眼レフカメラです。
Canon EOS 6D Mark II同様にフルサイズ機としてはエントリーの部類に入るNikon D750ですが、耐久性を考えられた構造は、上位モデルにも劣らない強度を誇ります。
センサーに関して現在では少し古くなってしまいましたが、ニコンで採用されているイメージセンサーは元からダイナミックレンジの幅に定評があり、現代でも十分通用する画質を保有しています。
後継機としてNikon D780が発表となっているNikon D750ですが、価格も下がってきている今はチャンスかもしれません。
3. SONY α7III
ソニーの一眼カメラの中で最も新しい2018年3月に発売されたSONY α7III。
新開発されたCMOSセンサーに加え、高性能画像処理エンジンにより、高画質をより身近に実現します。
新開発のCMOSセンサーでは、幅広いダイナミックレンジを実現し、光量が少ない環境下でも光の情報を豊富に取り込み、美しい描写表現が可能です。
風景写真において色の再現性も大切な要素になります。
安定しているカメラは多いものの、α7IIIは、色の再現性にこだわり、忠実な色を表現し、実際に見た自然に近い描写を実現しています。
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4. PENTAX K-1 Mark II
ペンタックスの最上位モデルであるK-1 Mark IIでは、先進の画像処理システムを採用し、イメージセンサーと画像処理エンジンの間に自社開発であるアクセラレーターユニットが搭載され、ノイズの低減や解像感の向上に貢献しています。
有効約3640万画素の超高画素を実現しながら、画像処理エンジンの大幅な進歩により、最高ISO感度がISO819200まで対応しています。暗い場所でも実力を発揮してくれるカメラです。
また、ボディー内でも5軸・5段の手ブレ補正効果を実現しているため、低速シャッタースピード時でも手ブレを抑えることができます。
5. Nikon D7500
これまでご紹介してきたカメラは全てフルサイズ機でしたが、ここからの2つはAPS-Cモデルとなります。
センサーサイズが小さくなるAPS-Cですが、近年のカメラはダイナミックレンジをよく考えた作りになっており、よほど条件の悪い場所でない限りは、大きく劣ることはありません。
こちらのNikon D7500は、動きもの編でご紹介したD500の技術をコンパクトなボディーに凝縮したカメラです。
フルサイズセンサーではないものの、最新の画像処理エンジンEXPEED 5を搭載し、APS-C搭載機(DXフォーマット)としては最高レベルの高画質を実現しています。
液晶ではチルト式3.2型画像モニターが採用され、ローアングルなどの姿勢が厳しくなるような場面でも活躍してくれます。
また、ホールド性を意識しながらも軽量・薄型ボディーを実現しているため、持ち歩きながらの撮影にも適しています。
6. Canon EOS Kiss X10(※生産終了)
今回ご紹介する中では最も初心者向であるCanon EOS Kiss X10です。
キヤノンのEOS Kissシリーズは昔から初心者向けのラインナップを中心に展開し、誰でも簡単にキレイな写真撮影ができると人気のシリーズです。
搭載センサーはAPS-Cサイズですが、カメラ内でもフィルターなどのさまざまな調整ができるため、パソコン内で調整するよりも簡単に魅力的な写真に仕上げることができます。
そしてEOS Kiss X10の最大の特長は圧倒的な小型軽量ボディです。
従来機であるEOS Kiss X7では世界最小最軽量一眼レフだったこともあり、その伝統は受け継がれEOS Kiss X10も重量449gと、最軽量クラスを維持しています。
気軽に簡単、持ち運びも楽に撮影するならEOS Kiss X10はおすすめのモデルです。
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Canon EOS Kiss X10実写レビュー!初心者向け最新モデルを現役カメラマンが使って徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
風景写真におすすめカメラまとめ
風景写真ではAF性能や連写性能はほとんど必要ないと言えるでしょう。
ピントは固定され、決められた構図に限定するため、一瞬をとらえる必要はありません。
しかし、風景写真を撮影する上では、時間帯や天候、撮影地は重要になってきます。その辺りの選定を中心に考えると良いでしょう。
そしてカメラがどれだけ高解像度および階調豊かな写真として残せるかが重要になります。
AF性能や連写性能でも高級機は実力を存分に発揮しますが、写真本来の表現力は、高級機が圧倒的な能力を誇ります。
風景写真におすすめレンズもチェック
こちらの記事では風景写真におすすめな広角に特化したおすすめレンズをご紹介しています。
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高級カメラもレンタルできる
フルサイズセンサー搭載一眼カメラとなると高価なモデルになるものがほとんどです。色の出方に若干差はあるものの、極端に画質の悪いカメラは存在しないと言えるでしょう。
それでも購入するには勇気がいります。そんなときはまず気になるカメラをレンタルすることがおすすめです。
Rentio(レンティオ)では、今回ご紹介したカメラをはじめ、さまざまなデジタルカメラや家電製品のレンタルサービスを行っています。
在庫があれば17時までの注文で当日出荷が可能なため、急に使いたくなったときや、お試しで使いたいときに大変便利なサービスです。
是非この機会に風景写真におすすめのカメラをRentioでレンタルしてはいかがでしょうか。