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パワフルな吸引力と排気のキレイさが特徴のダイソンコードレスクリーナー。
宣伝広告でも「部屋の空気よりもきれいな空気を排出します」と、自信たっぷりに言い切っています。
その排気のキレイさを実現させているのが、ダイソン独自のサイクロンテクノロジーと高性能なフィルターです。
今回は、ダイソンコードレス掃除機のフィルターについて、詳しく解説していきます。
もくじ
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ダイソンコードレス掃除機のフィルターは3種類
ダイソンのフィルターは、排気のキレイさを左右する重要な部品。
サイクロンの遠心力で空気と大きなゴミを分離するのですが、そこを通過したミクロのゴミはフィルターで集めます。
この0.3ミクロンの粒子まで99.97%除去できる高性能なフィルターがあることで、ダイソンはキレイな排気を実現しているのです。
現在発売中のダイソンに搭載されているフィルターは、機種によって3種類。
旧型のV6~V8シリーズではプレモーターフィルターとポストモーターフィルターの2種類を搭載。最新のV11,V10シリーズでは、2つの機能を合体させたフィルターユニット1つを搭載しています。
シリーズ | V11 | V10 | V8 | V7 | V6 |
---|---|---|---|---|---|
プレモーターフィルター | – | – | ○ | ○ | ○ |
ポストモーターフィルター | – | – | ○ | ○ | ○ |
フィルターユニット | ○ | ○ | – | – | – |
3種類のフィルターについて、それぞれ詳しく解説していきます。
プレモーターフィルター
プレモーターフィルターは、サイクロンの中心に配置してある、細長いアイスのコーンのような形状のフィルターです。
サイクロンである程度の大きさのゴミを分離した空気が、まず初めに通るのがこのプレモーターフィルターとなり、空気中の細かいホコリやチリを取り除きます。
こちらのフィルターは内部にホコリがたまりやすいので、定期的にお手入れが必要となります。
ポストモーターフィルター
ポストモーターフィルターは、排気口にフタのようにかぶさっている高性能なフィルターです。
ヒダ状の不織布が0.3ミクロンの粒子まで99.97%カットしてくれて、ダイソンの最後の砦のような存在となります。
長く使っているとフィルターに微細なゴミが詰まって、集じん性能が落ちてしまう可能性があるので、定期的に水洗いをするようにしましょう。
フィルターユニット(プレ+ポスト一体型)
フィルターユニットは、ポストモーターフィルターと同様に排気口の直前にあるフィルターです。
プレモーターフィルターとポストモーターフィルターの両方の機能を併せ持っていて、0.3ミクロンの粒子まで99.97%カットします。
こちらもプレモーターフィルター同様汚れやすいので、目詰まりする前にお手入れをするようにしましょう。
フィルターのお手入れは月に一度の水洗い
3種類のフィルターはいずれも定期的なお手入れによって長持ちさせることができます。
フィルターのお手入れ頻度の目安は、1ヶ月に1回。しっかりと水洗いをした後に24時間以上乾燥させるだけでOKです。
あまりにお手入れをサボって放置していると、排気が臭くなったり機能低下の原因になったりすることもあるので、注意が必要です。
プレ&ポストモーターフィルターのお手入れ方法
まずは、2種類のフィルターを本体から取り外します。
プレモーターフィルターをサイクロン上部から引き抜き、ポストモーターフィルターをモーター後部から反時計回りにひねってパカっと外します。
最初にフィルターを逆さにして軽くコンコンとたたきつけて、大きめのホコリや粉じんを落としてから、流水で水洗いをします。
フィルターの外から水圧で中のゴミを洗い流したり、中に水をためて振ったりして、キレイになるまで洗ってください。
プレモーターフィルターは優しく握って水を絞り、ポストモーターフィルターは軽く振って水を切ってから乾かします。
風通しのいい日の当たる場所で24時間以上しっかり乾かし、本体に戻してください。このとき、湿ったまま本体に戻すと、生乾き臭の原因になってしまうので注意しましょう。
フィルターユニットのお手入れ方法
フィルターユニットは、ポストモーターフィルターと同じく反時計回りに回すことで簡単に取り外せます。
まず大きなゴミをゴミ箱の中で軽くはたいて落としてから、細かい汚れを流水できれいに洗います。
フィルターの内側・外側に水を流して優しく押し洗いし、フィルターユニット内部に水を入れてシャカシャカ振り洗いをしてキレイになるまで掃除します。
水をしっかり切って、24時間以上完全に乾かしてから本体に戻してください。生乾きだと臭いの原因にもなるので、風通しのいい場所で日光に当てるなどして、しっかり乾かしましょう。
フィルター以外のダイソンお手入れについてはこちら
ダイソンコードレス掃除機のお手入れ方法と頻度。正しいメンテナンスで長持ちを目指そう – Rentio PRESS[レンティオプレス]
ダイソンのフィルター交換について
こまめにお手入れしていても、長く使っていくうちにフィルターは徐々に薄汚れていってしまうもの。そんなときは、新しいフィルターに交換も可能です。
フィルター交換時期の目安
ダイソンのフィルター交換時期の目安としては、水洗いだけでは臭いが落ちなくなったとき。
ダイソンフィルターで推奨されているお手入れ方法は、冷水での手洗いのみ。
洗剤や漂白剤を使っての掃除は、洗剤成分の洗い残しによるフィルター機能の低下の可能性があるようで、おすすめされていません。
排気から生乾きの臭いや異臭がするなど、すでに雑菌が繫殖している兆候がみられるなら、思い切ってフィルターを交換してしまうのがおすすめです。
ダイソンのフィルターを購入する方法
ダイソンのフィルターは、メーカー保証の対象外のため、カスタマーサポートに連絡して有料で購入することとなります。
公式のフィルターは高価なので、節約したいのであればAmazonなどで売っている並行輸入品を購入する方法もあります。
比較的新しいフィルターユニットはほとんど見当たらなかったのですが、プレモーターフィルターとポストモーターフィルターは数多く出品されているようです。
ただし、非正規品や互換品が混じっている場合もあるので注意が必要しましょう。互換品はフィルター性能が低い可能性もありますので、できるだけ公式サポートから購入するのが安心です。
まとめ
ダイソンの排気のキレイさの鍵となるフィルター部分は、定期的なお手入れが重要です。
フィルターのお手入れが面倒…という方は、一体型フィルターユニット搭載のダイソンV11かダイソンV10がおすすめ。
お手入れの頻度は変わりませんが、お手入れする部分が1箇所のみで済みます。
購入前に自分の家でダイソンを使ってみて、フィルターの汚れ具合やお手入れの頻度が知りたいという方は、レンタルでお試しがおすすめです。
家電レンタルサービスRentioでは、ダイソンをお試しでレンタル可能。また、3カ月~の月額レンタルでじっくりお試しもできます。
レンタルできるダイソンの種類や価格については、こちらからチェックしてみてください。
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