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デロンギのアイコナ KBOE1230Jを実機レビュー!コーヒーの淹れやすさと使い勝手を検証

まーしー/家電製品総合アドバイザー
まーしー/家電製品総合アドバイザー

更新日2023/01/20

デロンギのアイコナ KBOE1230Jを実機レビュー!コーヒーの淹れやすさと使い勝手を検証

De’Longhi(デロンギ)といえば全自動コーヒーマシンかもしれませんが、ハンドドリップを楽しめるコーヒー器具も充実しています。

マシンで安定したコーヒーを楽しむのも良いですが、自分の手で淹れる過程を楽しむのもまたコーヒーの魅力ですよね。

そこで、以前は電動ミルのデディカ KG521J-Mを紹介しましたので、この記事では電気カフェケトルの「アイコナ KBOE1230J-GY」のレビューをお届けします。

ハンドドリップの良さを活かしつつも時短になる電動ミルと電気ケトルを手にいれて、快適なコーヒーライフを楽しんでくださいね!

デロンギ アイコナ KBOE1230J-GYの特長

デロンギのアイコナ KBOE1230Jの特長

デロンギの「アイコナ KBOE1230J-GY」の特長は高級感のあるデザインと5段階の温度調節機能です。

インテリア家電として人気の高いデロンギらしい電機カフェケトルと言えるでしょう。

主な特長
  • 5段階の温度調節機能を搭載し、コーヒー以外の抽出にも使える高い汎用性
  • デロンギらしいおしゃれな外観デザイン
  • 1.0Lの大容量
  • 電源コードホルダー付きでスッキリとした配線に
  • 保温機能も搭載

製品スペック一覧表

項目 スペック詳細
容量 1.0L
保温機能 20分(100℃設定時は除く)
温度調節 50・60・80・95・100℃の5段階
温度単位 摂氏(℃)
カウントアップタイマー なし
電源コードの長さ 1.3m
電源 AC100V 50Hz/60Hz
消費電力 1,200W
カラーバリエーション プレステージグレー
ピースフルホワイト
サイズ
(幅×奥行き×高さ)
約270mm×220mm×250mm
(ベース含む)
重さ 約1.4kg
(ベース含む)
公式税込価格
(2021年1月28日現在)
14,168円

デロンギ アイコナ KBOE1230J-GYの実機レビュー

デロンギのアイコナ KBOE1230Jの実機レビュー

コーヒーを淹れる前に、「アイコナ KBOE1230J-GY」の商品外観から確認していきます。

自身でも一度使ってみたい方は、お試しレンタルも活用してください。
[レンタル] デロンギ 電気ケトル アイコナ カフェ 1.0L KBOE1230J-GY – Rentio[レンティオ]

セット内容

デロンギのアイコナ KBOE1230Jのセット内容

セット内容はご覧のとおりです。

外箱から取り出して、水を入れて、電源をいれればすぐに使える状態です。(※本番使用前に2〜3回沸騰させてから使用してください)

セット内容
  • カフェケトル
  • 電源ベース
  • 取扱説明書

ステンレス素材と凹凸加工の唯一無二なデザイン

デロンギのアイコナ KBOE1230Jのステンレス素材と凹凸加工の唯一無二なデザイン

ボディには凹凸加工、パーツの繋ぎ目部分にはステンレス素材が組み込まれ、全体的に上品さを感じるデザインです。

コーヒー向けの電気ケトルにはおしゃれな製品が数多くありますが、「アイコナ KBOE1230J-GY」のボディデザインは唯一無二と言えるかもしれません。

凸凹部分の表面は指紋が付きにくいというのも好印象でした。

ネックは短め、注ぎ口は細口

デロンギのアイコナ KBOE1230Jの細口ノズル

「アイコナ KBOE1230J-GY」の注ぎ口は細口タイプなので、湯量を安定させやすく扱いやすいです。

ネック部分(ノズル)は本体サイズに対して短めで角度が付いていませんので、ドリップ位置が高くなりがちかもしれません。

気になる方は実際の使用感を紹介しているので、そちらも参考にしてください。

分かりやすい操作ボタン

デロンギのアイコナ KBOE1230Jの操作ボタン

操作ボタンは分かりやすいアイコンと設定温度の数字が記されているので、説明書を読み込まなくてもすぐ使いこなせるようになります。

基本操作は①電源ボタンを押して、②設定温度を選択し、③必要なら保温ボタンを押す、この3ステップだけです。温度は50℃・60℃・80℃・95℃・100℃から選べます。

自動電源オフ、空だき防止機能も搭載しているので安全面も考慮されています。

1Lの大容量、外側からでも確認できる水量計付き

デロンギのアイコナ KBOE1230Jの水量計

定格容量は最大1.0Lの大容量なので、3人以上の家族世帯でも使いやすいです。

細口タイプのケトルには珍しい水量計も付いているので、ざっくりですが注湯量をリアルタイムで計測したり、残量を確認するのに役立ちます。

保温時間は20分、100℃の保温は不可

デロンギのアイコナ KBOE1230Jの保温機能

温度設定後に正面向かって一番右にあるボタンを押すと保温機能が有効になります。

保温時間は20分ですが、ケトルを持ち上げた時点で保温機能は解除されるので注意してください。

なお、100℃に設定した場合は保温機能は使えません。

配線がすっきりするコードホルダーを搭載

デロンギのアイコナ KBOE1230Jのコード収納

「アイコナ KBOE1230J-GY」は約1.6mの長めな電源コードとコードホルダーを備えています。

電源から多少離れた場所でも設置でき、電源に近い場所ならコードを巻き取れるのでスッキリとした見た目になります。

設置スペースの自由度が高い電気ケトルです。

デロンギ アイコナ KBOE1230J-Gを使ってみた感想

デロンギのアイコナ KBOE1230Jでコーヒーを淹れてみた

コーヒーのハンドドリップを使ってみましたので、実際の使用感から「アイコナ KBOE1230J-GY」を評価してみたいと思います。

沸騰時間は早め

沸騰時間を検証したところ、16.8℃の水道水1Lが100℃に達するまで6分かかりませんでした。

温度設定のできる細口タイプの電気ケトルというジャンルの中では、十分早い方に属すると思います。

1℃単位よりも温度設定が楽

デロンギのアイコナ KBOE1230Jの温度設定が楽

「FELLOW Stagg EKG」のように1℃単位で変更できる電気ケトルのほうが繊細な変化を加えやすいのですが、設定温度の変更が手間だったりします。

「アイコナ KBOE1230J-GY」なら大雑把ではありますが、ボタン1つで一気に10℃20℃変えられるので楽ではあります。

ただ、コーヒーを淹れるなら85℃と90℃も欲しいというのが正直な感想です。

ドリップ位置が高く、水流がブレやすい

デロンギのアイコナ KBOE1230Jのドリップのしやすさを検証

正直なところ「アイコナ KBOE1230J-GY」はコーヒーのドリップには難を感じました。

ボディに対してノズルが短すぎるのか、以下2点の傾向があるように思います。

ドリップに難を感じたポイント
  1. ドリッパーに対して高い位置からのドリップになる
  2. 水流がブレやすい(≒落としたい地点からずれやすい)

お茶や紅茶なら全然問題ないのですが、コーヒーを淹れるならドリッパーの深さと豆の量のバランスに考慮したほうが良いでしょう。

例えばドリップバッグや浅いドリッパーに多めの豆を入れるなど、できるだけ豆と「アイコナ KBOE1230J-GY」の注ぎ口が近くなるように工夫することをおすすめします。

必要以上に大きい

デロンギのアイコナ KBOE1230Jは定格容量以上のサイズがある

使っていて一番気になったのは、ケトル本体は定格容量は1.0Lなのに実際は1.5L以上入る大きさで、電源ベースも大きめに作られていることです。

デロンギのアイコナ KBOE1230Jは場所を取る

ベース含むと約270mm×220mm×250mm約(幅×奥行き×高さ)となり、必要以上に大きなサイズ感に思いました。

動作音は静かだが、電子音をオフにできたら嬉しい

デロンギのアイコナ KBOE1230Jの動作音

動作音はモーター音等はなく、沸騰音だけなので静かです。(上の騒音値は沸騰音)

ですが、ボタン操作や沸騰完了時に鳴る電子音が大きいため、夜間の使用や子供が寝ている時間だと使うのをためらってしまいます。

実際の電子音はこちらの動画で聞いてみてください。

電子音のボリュームを変えられたり、オン/オフの機能があるとより使いやすくなると感じました。

汎用性は高いが、コーヒー専用の電気ケトルとしては一考の余地あり

デロンギのアイコナ KBOE1230Jの実機レビュー

温度設定ができるのでカップラーメン・紅茶・コーヒー・玉露など広範囲に使える電気ケトルではありますが、ハンドドリップ専用として使うことを検討しているなら他の選択肢も含めて熟考することをおすすめします。

例えばカリタのウェーブドリッパー(1-2杯サイズ)に2-3杯分のコーヒー豆で淹れるような方なら「アイコナ KBOE1230J-GY」でも良いですが、深めのドリッパーを使う方にはあまり向いてはいません。

あくまでもコーヒー専用ではなく、家族で色んな用途に使える電気ケトルとして検討してみるとよいでしょう。

コーヒー器具は試してから購入できる

「ハンドドリップに挑戦したいけど、どの製品をにすればいいのか悩む」
「手軽に挽きたてのコーヒーを飲める環境にしたい」
そんな方におすすめなのがコーヒーメーカーやコーヒー器具のお試しレンタルです。

家電レンタルサービスの「レンティオ(Rentio)」では、コーヒーメーカーのレンタルをはじめ、様々なコーヒー器具のレンタルも提供しています。

レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。

[レンタル] コーヒーメーカー・エスプレッソマシン 一覧 – Rentio[レンティオ]

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