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今ではダイソーや3COINS、GEOといった音響メーカー以外のさまざまなブランドからも販売されている完全ワイヤレスイヤホン。
モバイルバッテリーや充電器でお馴染みの「Anker」でも完全ワイヤレスイヤホンが展開されています。
本記事では、Ankerの完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Space A40」について、特徴やスペック、実際に使ってみた感想などを紹介していきたいと思います。
もくじ
Anker「Soundcore Space A40」について
Ankerのイヤホン(ヘッドホン)は、「Liberty」「Space」「Sport」「Sleep」の4シリーズを展開しています。
Ankerのイヤホン(ヘッドホン)
- Libertyシリーズ・・・こだわりの音の体験を楽しめるプレミアムシリーズ
- Spaceシリーズ・・・普段使いに最適で日常のあらゆるシーンに溶け込みやすい定番シリーズ
- Sportシリーズ・・・あらゆるスポーツシーンに最適なシリーズ
- Sleepシリーズ・・・睡眠時間を支える小さなイヤホンシリーズ
今回紹介する「Soundcore Space A40」は、Spaceシリーズの第一弾として2022年9月に発売された商品です。
ブラック、ホワイト、ネイビーの全3色を展開しており、今回はブラックをご紹介します。
Anker「Soundcore Space A40」の製品スペック
Ankerの完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Space A40」のスペックについては、下記の表をご覧ください。
Soundcore Space A40 | |
---|---|
メーカー | Anker(アンカー) |
重量 イヤホン | 片耳:4.9g ×2 |
重量 ケース+イヤホン | 58g |
カラー | 3色(ブラック・ホワイト・ネイビー) |
充電端子 | Type-C |
プロファイル | AVRCP、A2DP、HFP |
Bluetooth Ver | Ver.5.2 |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
ノイズキャンセリング機能 | 対応(ウルトラノイズキャンセリング 2.0) |
防水機能 | 対応(IPX4等級) |
再生時間 | イヤホンのみ最大10時間 / 充電ケース併用で最大50時間 |
公式税込価格 (2023年2月現在) |
12,990円 |
Anker Soundcore Space A40の特徴3つ
続いて、Anker「Soundcore Space A40」の特徴について簡単に紹介します。
①Anker独自技術のウルトラノイズキャンセリング 2.0を搭載
②LDAC対応でハイレゾ音源を再生できる
③充電はUSB Type-Cとワイヤレス充電
特徴①|Anker独自技術のウルトラノイズキャンセリング 2.0を搭載
「Soundcore Space A40」は、Ankerの独自技術であるウルトラノイズキャンセリング2.0を搭載しています。
ウルトラノイズキャンセリング2.0では、周囲の騒音レベルに合わせて最適な強度のノイズキャンセリングを自動で起動。
専用アプリ「Soundcore」での手動切り替えをする必要がなく、カフェや電車内など環境に左右されずに音楽への没入感を極限まで高めることが可能となっています。
特徴②|LDAC対応でハイレゾ音源を再生できる
「Soundcore Space A40」は、通常コーデックの最大約3倍のデータを伝送できるLDAC(Bluetooth用音声圧縮技術)に対応。LDACに対応したことにより、96kHz/24bit相当のハイレゾ音源を再生することが可能です。
音楽の細部まで原音に近いサウンドを再現し、立体感を感じられるリアルサウンドを楽しむことができます。
特徴③|充電はUSB Type-Cとワイヤレス充電
「Soundcore Space A40」は、USB Type-Cでの接続での充電に対応している他、ワイヤレス充電にも対応しています。
充電中はバッテリー残量を示すLEDインジケーターでわかりやすく表示され、3つ点灯すると充電完了となります。
Anker Soundcore Space A40の実機レビュー
それでは、Anker「Soundcore Space A40」の実機を実際に使用してみたいと思います。
製品が入っている外箱は、水色と白色が特徴的な爽やかなデザインです。
Ankerの完全ワイヤレスイヤホンSoundcore Space A40 同梱物
箱の中には、イヤホン本体と充電ケースの他に、5サイズ(XS、S、M、L、XL)のイヤーチップ(Mサイズは装着済)、USB Type-Cの充電ケーブル、クイックスタートガイド(QSG)などの説明書類が同梱されています。
ペアリング方法
充電ケースを開くことで、左右のイヤホンの電源がONになり、Bluetoothペアリングモードになります。
ペアリング方法の手順は以下の通りです。
「Soundcore Space A40」のペアリング方法
-
- 充電ケースを開く
- スマートフォン側で「Soundcore Space A40」を選択
- 「接続済み」の表示でペアリングが完了
筆者が持っているiPhoneとの同期は、比較的簡単にペアリングできました。
Android/iOS対応の専用アプリ「soundcore」
「Soundcore Space A40」には、Android/iOS対応の専用アプリ「soundcore」が用意されています。
App storeまたはGoogle Playにてアプリ「soundcore」をダウンロードし、下記の図に従ってワイヤレスイヤホンを登録していきます。
登録することで、ノイズキャンセリングモード/標準/外音取り込みモードの切り替えがアプリ内でできる他、タッチ操作のカスタマイズ、装着テスト、サウンドエフェクト、イヤホンを探すなどのさまざまな機能が使えるようになってとても便利です。
Anker Soundcore Space A40の操作
「Soundcore Space A40」は、ブランドロゴの部分にタッチセンサーを搭載しており、タッチするだけで再生/一時停止/曲送りなどの操作を簡単に行うことができます。
タッチ操作はカスタマイズすることが可能になっていますが、標準で登録されているタッチ操作は下記になります。
「Soundcore Space A40」のタッチ操作
- 右or左をシングルタッチ(1回)・・・反応なし
- 左をダブルタッチ(2回)・・・次のトラックへ
- 右をダブルタッチ(2回)・・・再生 or 一時停止
- 左を2秒長押し・・・ ノイズキャンセリングモード or 外音取り込みモード or 標準モード
- 右を2秒長押し・・・ ノイズキャンセリングモード or 外音取り込みモード or 標準モード
標準で登録はされていませんが、音量のアップ/ダウンもカスマイズで登録することは可能でした。
Anker Soundcore Space A40を実際に使ってみた感想
ここから、Anker「Soundcore Space A40」を実際に1週間ほど使ってみて感じたことをポイントごとに紹介していきます。
◯:長時間でも快適な着け心地
「Soundcore Space A40」の着け心地は、とても軽くフィット感があります。
筆者の場合は標準装備されていたMサイズのイヤーピースのまま変える必要がなく、長時間でも快適な着け心地でした。
スティックタイプではなく耳にすっぽりと収まる形状のため、マスクを外すときも引っかかることなく落とす心配がありません。
3COINSのミニワイヤレスイヤホンと比較
軽量という点で共通している3COINSのミニワイヤレスイヤホンと比較してみました。
重量では、Soundcore Space A40(イヤホンのみ10g)よりもミニワイヤレスイヤホン(イヤホンのみ6g)の方が軽量ですが、装着感はどちらも甲乙付け難い軽さです。
イヤホンのタッチ操作では、ミニワイヤレスイヤホンの方がタッチ部分が小さく、Soundcore Space A40の方がタッチ操作しやすい印象がありました。
◯:バランスが良く作業のお供にピッタリな聴き心地
「Soundcore Space A40」の肝心な音質に関しては、高音・中音・低音とバランスが良い印象です。
高音が抑え気味でダイナミクスは少し物足りなさを感じましたが、マイルドに音楽を楽しめます。
作業をする際のBGMとして音楽を聴く方にはおすすめなワイヤレスイヤホンです。
Anker Soundcore Liberty 4と比較
同じくAnkerから販売されている完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty 4」と比較してみました。
Space A40よりもLiberty 4の方がよりフィット感があり、サウンドも細かな音がはっきり聞こえてダイナミクスも抜群な聴き心地です。
Liberty 4の音質が良すぎるために耳が疲れる印象があり、作業のお供にはマイルドなSpace A40の方が合っているなと感じました。
外音取り込みについて
また、Space A40で音楽を聴いている時に、会話や公共施設のアナウンス等の外音を取り込んで聴くことも可能になっています。
外での歩行時やランニング時に最適な「全ての外音モード」と会話やアナウンスを聴くのに最適な「音声フォーカスモード」の2種類から、シーンに合わせて選ぶことができます。
コンビニやカフェでのレジ支払いの際は「音声フォーカスモード」で難なく支払いが可能でした。
◯:どこへでも持って行ける大容量バッテリー
1週間ほど使ってみて良いな感じた点の一つが、バッテリー量が多くて充電回数が少ないこと。
イヤホン本体で10時間、イヤホン本体 + 充電ケースの再生時間が50時間、さらに4時間の再生に必要な充電時間が10分で完了ということで、ワイヤレスイヤホンを普段良く使う方にとってはありがたいバッテリー容量でした。
職場やカフェなどいろんな場所へ充電いらずで持って行けるのは嬉しいポイントです。
◯:マルチポイント対応で接続切り替えが不要
「Soundcore Space A40」は同時に2台のデバイスに接続可能なマルチポイントに対応しています。
筆者の場合は、PC(MacBook Pro)とiPhoneの2台に登録し、PC⇄iPhoneの接続切り替えが不要でとてもスムーズでした。
一つ注意する点として、マルチポイント時にはLDAC対応のハイレゾ音源が聴けない仕様となっています。
◯:気分に合わせて音楽を最大限に楽しめるHearIDなどのイコライザー機能
「Soundcore Space A40」には、HearIDという機能を搭載しており、使用する人の聴覚感度を分析しイコライザー設定を自動調節してくれます。
また、イコライザーは22種類のプリセットがアプリ内で選択可能な他、手動でカスタム設定することも可能です。
その時の環境や気分、流す音楽などに合わせて最大限に楽しめる機能が備わっています。
◯:ゲームアプリや動画コンテンツで遅延がなく快適
最後に遅延に関して、iPhoneのゲームアプリ「パズドラ」「APEX」や、Youtube・Netflixなどの動画コンテンツで使用しましたが、遅延は一切見られず、快適に楽めました。
Anker「Soundcore Space A40」はどんなシーンにも対応する万能イヤホン
Ankerの完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Space A40」を紹介してきました。
環境に合わせてノイズキャンセリングモード/標準/外音取り込みモードを切り替えたり、イコライザー機能で好きな音楽を存分に楽しめるなどさまざまなシーンに対応しており、バッテリー量を気にすることなく楽しめます。
価格的に見ても全く高く感じることはなくコスパも良いのではないでしょうか。
欠点が見当たらないような完成された万能イヤホンです。
イヤホンやヘッドホンはお試しレンタルを
ワイヤレスイヤホンの性能や音質、コスパについては、実際に使用してみないとわからない部分があります。
イヤホンやヘッドホンは一度お試しレンタルをおすすめします。
家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では、イヤホン・ヘッドホンのレンタルができます。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
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