Jackery ポータブル電源 1000 Newを使用レビュー！アウトドアユーザー新定番の大容量ポータブル電源セット！

ポータブル電源やソーラーパネルを選ぶときに悩むのが「価格」「電力容量」「コンパクトさ」です。

メーカーとしてこれらの要素をすべて満たした製品をリリースするのは難しく、3つの要素すべてを満たす製品がなかなか見つからないのが現状となっています。

そこで紹介したいのが2024年7月10日（水）に新発売されるJackeryの「Solar Generator 1000 New」です。

Jackery Solar Generator 1000 Newは同社の人気モデル「Jackery ポータブル電源 1000」「Jackery ポータブル電源 1000 Pro」の後継機種「Jackery ポータブル電源 1000 New」とリニューアルされたソーラーパネル「SolarSaga 100」のセットとなっており、コンパクトさや性能を向上させた製品です。

Solar Generator 1000 Newなら、手軽に持ち運べてアウトドアで利用するほとんどの家電製品を気兼ねなく使用することができます。

ポータブル電源を購入する際の決め手に悩み、購入をためらっていた方の最適解になりうる製品です。

[7/10(水)発売] Jackery Solar Generator 1000 New

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Jackery Solar Generator 1000 Newの特長

Jackery Solar Generator 1000 Newは同社の最新機種（2024年6月現在）「ポータブル電源 1000 New（1070Wh）」とリニューアルされたソーラーパネル「SolarSaga 100（出力100W）」のセットです。

中でもポータブル電源 1000 Newはよりコンパクトさやコストパフォーマンスがよいポータブル電源を求める方のニーズに応えたモデルとなっています。

まずはポータブル電源 1000 Newの特長についてくわしく解説していきます。

前機種との比較

以下にポータブル電源 1000 Newと前機種の1000 Proのスペックを比較してみました。

比較してみるとポータブル電源 1000 Newは前機種に比べてバッテリーサイクル4000回と高寿命、出力1500Wと高出力、体積20％削減、軽量コンパクトさを実現しているのがわかります。

次にポータブル電源 1000 Newの性能についてくわしく解説していきます。

リン酸鉄リチウムイオン電池の安全性

出典：https://www.jackery.jp/

ポータブル電源 1000 Newは安全性に優れ、耐久性が高いリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用しています。

バッテリーの劣化を抑えた結果、4,000サイクル放充電後も工場出荷時の容量の70%以上を維持することが可能です。

10.8kgで軽い

ポータブル電源 1000 Newは10.8kgと他社製品を含めた1000Wh～1500Wh帯、リン酸鉄モデルの中で最も軽量なモデルとなっています。

設計の見直しを行った結果、全体の体積を前機種の1000 Proより20%（340×262×255mmから327×224×247㎜）削減することに成功し、さらなるコンパクトさを実現しています。

1500Wの高出力

ポータブル電源 1000 Newは1500Wの出力が可能なので、アウトドアで使われるほとんどの家電を利用することができます。

例として電子レンジやオーブントースターといった高い電力が必要な調理家電が利用できるため、車中泊といった火が利用できないシーンで多彩な調理が可能になります。

最大100WのUSB Type-C充電が可能

急速充電に対応したUSBType-C充電に対応しており、30Wと100Wの2つの出力ポートが備わっています。

USBType-C充電はスマホやノートPCをはじめ、さまざまなデバイスで採用されているため、リモートワークにも便利な仕様です。

スマホアプリに対応

Jackery専用スマホアプリをダウンロードすれば、手元で本体のバッテリー残量を確認したり、出力のONOFFを切り替えたりすることができます。

ポータブル電源の運用に関わる設定を手元で行うことができるため、スマホがある場合はぜひアプリをダウンロードすることをおすすめします。

緊急充電モードを搭載！最短1時間フル充電も可能に

ポータブル電源 1000 Newは充電速度がアップする「緊急充電モード」を搭載しているので、最短1時間でのフル充電が可能です。

充電モードの切替はアプリから簡単に行えるため、お出かけを思い立って急に持ち出す際に、緊急充電モードで充電して荷造りの間に充電完了させるといったことができます。

コストパフォーマンスも向上

ポータブル電源 1000 NewをはじめセットであるJackery Solar Generator 1000 Newはコストパフォーマンスにもこだわっています。

同社の人気ポータブル電源 1000 Plus（出力2000W）、ソーラーパネルセットのJackery Solar Generator 1000 Plusの価格と比較してみました。

性能に若干差があるものの、充分な性能を保ちながらコストダウンに成功していることがわかります。

Jackery SolarSaga 100の機能

リニューアルしたソーラーパネルSolarSaga 100はソーラーパネルの表面だけでなく裏面からも発電を行う両面発電を行うことにより最大25%の太陽光変換効率を実現しているのが特徴です。

IBCと呼ばれるセルの搭載により、曇り空といった低照度下での発電量が向上を実現、さらに影によるホットスポット現象の発生を防止し、日陰の条件での安全性を高めています。

ポータブル電源 1000 Newと合わせて使用すれば、アウトドア環境でも気兼ねなく電力を使用することができます。

製品スペック表

ポータブル電源 1000 Newのスペックを以下にまとめました。

SolarSaga 100のスペックを以下にまとめました。

Jackery Solar Generator 1000 Newをキャンプで使用してレビュー

Solar Generator 1000 Newをキャンプで使用し、使い勝手を確かめてきました。

製品の特長である「電力容量」や「コンパクトさ」「ソーラーパネルによる充電」を中心にレビューしていきます。

同梱品

Solar Generator 1000 Newの同梱品はポータブル電源 1000 Newに接続するAC充電ケーブルやソーラーパネルのコネクタのほか、取扱説明書、保証案内書が同梱されています。

携帯性やサイズについて

ポータブル電源 1000 Newは10.8kgと軽量なポータブル電源であり、SolarSaga 100も3.6kgと軽量で折り畳むことができ、手軽に持ち運ぶことができます。

車載時も車内を圧迫することはなく、軽自動車でもキャンプ道具と一緒に余裕を持って運ぶことができました。

出力＆ポート種類の使いやすさ

出力ポートはAC出力が3つ、USBポートが3つ（Type-Cが2つ、Type-Aが1つ）シガーソケット出力が1つ設けられています。

AC出力ポートは3つ備わっており、消費電力の少ないサーキュレーターやホットカーペットなら、一度に複数台稼働させることが可能です。

またUSBｰCの100W出力ポートが1つ設置されているので、デバイスの急速充電も可能な実用的な仕様となっています。

使える家電/出力、容量チェック

定格出力1500Wのポータブル電源 1000 Newの性能を確認するために、キャンプ場でオーブントースター（1270W）を接続して稼働させてみました。


1200W前後の出力が確認でき、オーブントースターでパンをトーストすることができました。

撤収を早く行いたいキャンプの朝や火が使えない車中泊の車内など、調理家電がいつでも使用できるのはとても便利だと感じました。

3分ほどオーブンを使用したところ残量は95％とまだまだ余裕があるので、バッテリー容量も充分ではないでしょうか。

SolarSaga 100を利用してソーラー充電を行えば、さらに運用の幅が広がるはずです。

ソーラー充電について

実際にSolarSaga 100でポータブル電源 1000 Newに対してソーラー充電を行い、どのくらいの発電量があるのか検証してみました。

測定時は快晴で雲量30％の環境でテストを行い、アプリでソーラーパネルによる電力の入力量をモニターしました。

検証結果は最大出力100Wとはいきませんが83Wと高い出力を確認できました。

雲量がもっと少ない日であれば、最大出力に近い結果が得られたと思います。

設置の際に利用したソーラーパネルの設置角度の目安となる「太陽角度インジケータ」がわかりやすくて便利でした。

初めてソーラーパネルを使用する方でも、発電を効率よく行うための設置角度を理解できる仕組みになっています。

さらにSolarSaga 100に接続したコネクターを利用して、ソーラーパネルから直接スマホに給電も行い、こちらも問題なく出力されていました。

SolarSaga 100をポータブル電源に接続していない間はデバイスやLEDランタンの充電を行うなど、無駄のない運用ができるのではないでしょうか。

緊急充電モードについて

緊急充電モードの充電を実際に行って性能を検証してみました。


緊急充電モードの切り替えはスマホアプリで行います。

バッテリー残量40%の状態で充電した際に要した時間は以下の通りです。

給電状況をモニターしていたところ、充電開始時は通常時の2倍近い入力が確認できます。

充電量80%近くなると、制御がかかり、その後は通常時の入力値の750W前後で給電されていました。

緊急充電モードを利用する際は80%を大きく下回る残量ではないと時短効果は少なく、ポータブル電源にも負荷がかかることを理解して使用しましょう。

UPS機能&パススルー機能の検証

実際にポータブル電源 1000 Newを家庭のコンセントにつなぎながら、電気ポットに給電を行いパススルー給電が行えるか確認してみました。

ディスプレイを見るとコンセントの入力と共に、ACポートへの出力が確認できます。

この状態でコンセントを抜いて入力を遮断し、UPS機能によりポットへの出力が継続されるのかその様子を動画で撮影しました。

もしUPSが機能していない場合、ポットのランプは消灯して出力が停止するはずです。

検証の結果、コンセントを抜いても電力が途切れることなく湯沸かしが行われているのが確認できます。

UPS機能によりトラブル時も家電を動かし続けることができるため、停電トラブルによる電力社団を防ぐのに役立つのではないでしょうか。

実際に使って分かったデメリット

太陽や雲の位置は常に移動し影が生まれるため、ソーラーパネルが最も発電できる角度や位置をキープするのが意外と難しいと感じました。

これはSolarSaga 100に限らずほとんどの商品にいえることなので不具合ではないですが、実際の給電量が低くなる可能性があるため注意が必要です。

対策として2つのソーラーパネルを利用して、基本的な充電量をアップさせるといったことが有効だと考えられます。

ポータブル電源 1000 Newには2つのソーラーパネルコネクターの入力ポートが用意されているので、現場での発電量が心配な方はぜひ利用してみてください。

初心者におすすめしたいポータブル電源セット

Solar Generator 1000 Newを実際に使用してみて、非常に実用性が高く、コストパフォーマンスに優れた製品であると感じました。

コンパクトさを活かしてキャンプはもちろん、車内利用を前提とした車中泊でも活躍できるはずです。

さらに家庭でも防災時の非常電源としての備えや、電源がない場所での洗車や掃除を行うために高圧洗浄機への電力供給に役立ちます

定格出力1500Wの性能は、あらゆる家電製品が利用可能になり、キャンプや生活をさらに便利にしてくれます。

これからポータブル電源を利用したいと考えている方は、ぜひSolar Generator 1000 Newを利用してみてください。

[7/10(水)発売] Jackery Solar Generator 1000 New

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ジャクリのポータブル電源はレンタルやサブスク利用ができる

キャンプ・車中泊・アウトドア・イベントの短期利用だけでなく、防災用アイテムとして月額払いでポータブル電源を自宅に保管する方も増えています。

家電レンタルのRentio(レンティオ)では、3泊4日から月額までニーズに合わせたポータブル電源のレンタルを提供しています。

レンタル期間中に気に入った製品があればそのまま購入もできますので、まずはいくつか製品を試してみてはいかがでしょうか。

[レンタル] ポータブル電源 一覧｜キャンプや車中泊のスポット利用からサブスク型の月額制利用で防災備蓄にも – Rentio[レンティオ]

ジャクリ(Jackery)商品のレンタル・サブスク – Rentio[レンティオ]

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