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「Anker PowerCore 20100」徹底レビュー ! 超大容量クラスの鉄板モバイルバッテリーを使ってみた

レンティオ編集部 PCガジェット担当
レンティオ編集部 PCガジェット担当

更新日2024/05/31

「Anker PowerCore 20100」徹底レビュー ! 超大容量クラスの鉄板モバイルバッテリーを使ってみた

お出かけ前にカバンの中身を確認。スマホにタブレット、デジタルカメラにBluetoothイヤホン。おっといけない、肝心な物を忘れていました。今や外出時の必需品となったモバイルバッテリーです。

容量や充電スピード、サイズ、信頼性、そして価格などさまざまなポイントで語られるモバイルバッテリーですが、高性能・高品質・高コスパの製品を数多くラインアップするメーカーとして、市場のトップランナーとなっているのがAnkerです。

ここでは、Amzonでも絶大な人気を誇る、Ankerの超大容量モデル「Anker PowerCore 20100」に注目。その実力を詳しくチェックしていきます。

複数デバイスを充電できる超大容量20100mAh

スマホを充電するAnker PowerCore 20100

モバイルバッテリー選びで最も重要なポイント、それは何と言ってもバッテリー容量です。容量は以下の3段階に大別され、容量が多いほど1つのデバイスを複数回、または複数のデバイスを充電できます。

  • 5000mAh〜
    スマホ1〜2回程度・ポケットWi-Fiなど
  • 10000mAh〜(大容量)
    スマホ2~3回程度・タブレット・ゲーム機など
  • 20000mAh〜(超大容量)
    スマホ4~6回程度・タブレット・ノートPCなど

「Anker PowerCore 20100」のバッテリー容量は20100mAh(ミリアンペアアワー)。
「iPhone XS」を約5.3回、「iPhone 11 Pro」を約4.6回、「Galaxy S10」なら約3.5回充電できるほどの大容量です。

用途に合わせてスマホ・タブレット・ノートPCなどの複数デバイスを使い分けるヘビーユーザーでも、これなら充電切れの心配はありません。

実際、1泊2日の出張に持ち出した時も、スマホを2回、タブレットを1回、余裕を持って充電でき、モバイルバッテリー本体を充電するためのUSB充電器は持ち歩かずに済みました

国内線・国際線ともに機内持ち込み可能

なお、国内線では100Whを超えるリチウムイオン電池が個数制限や機内持ち込み禁止の対象となり、国際線では100Wh以上の持ち込みが禁止される場合や、100Wh未満でも定格ワット時の記載がないと機内に持ち込めず処分されてしまう場合がありますが、「PowerCore 20100」なら心配なし。

本体にPSEマークや定格ワット時20100mAh/72Whの記載があるため、国内線・国際線ともに問題なく機内に持ち込めるんです。

さすがは信頼のAnker、機内持ち込み用の大容量モバイルバッテリーとしても安心して使える仕様となっています。

クラス最高レベルの軽量・小型ボディ

カバンに収まるAnker PowerCore 20100

バッテリー容量は文句なし。しかし20000mAhを超える超大容量モデルとなると、気がかりなのが本体サイズですよね。当然ながら、容量が多くなるほど本体サイズは大きくなり、重さも増してしまいます。

その点、「Anker PowerCore 20100」は本体サイズが約166(幅)×約58(奥行)×約22(高さ)mm、重さが約356gと、20000mAhクラスのモデルとしては非常に軽量・コンパクト

普段使いのビジネスバックやバックパックに無理なく収まるサイズ感で、今回のレビューでも、大きさや重さを理由に持ち運びを躊躇する場面はありませんでした。

耐久性の高いAnker製ケーブルが付属

また、信頼性の高いAnker製のMicroUSBケーブルが付属するのもうれしいポイント。

スマホやタブレットの純正ケーブルは長く使用していると往々にして断線してしまいますが、Anker製のケーブルは耐久性にすぐれ、長く、安心して使えます

ちなみに、ケーブル長は約0.6m。カバンのなかでケーブルが邪魔にならないよう、短めを採用している点にも「さすがAnker、よくわかってる」と感心させられます。

無駄のないミニマルなデザイン

Anker PowerCore 20100の電源ボタンとLEDインジケーター

電源ボタンは本体側面に、バッテリー残量を確認できるLEDインジケーターは電源ボタンの右隣に配置されています。

本体にはサンドブラスト加工が施され、手触りはサラサラ。ミニマルかつ上質なデザインと、グリップのしやすさをうまく両立しています。

最大合計出力24W。2つのデバイスの同時急速充電も

Anker PowerCore 20100の出力ポート

続いて、出力ポートの種類と数、そして出力ワット数を見ていきましょう。

「Anker PowerCore 20100」はUSB-Aポートを2基搭載しており、両ポートともに最大2.4A出力に対応。5V/2.4Aの12Wが2基で、最大合計出力は24Wとなります。

スマホやタブレットの場合、一般には5V/2.4A(12W)以上の出力が急速充電と言われているので、「Anker PowerCore 20100」はどちらのポートでも急速充電が可能なうえ、2台同時に急速充電することもできます。

「USB Power Delivery」 (USB PD)や、「Quick Charge」(QC)といった高出力の急速充電規格には対応していないものの、 実用には十分な高出力と言えるでしょう。

Anker PowerCore 20100の出力テスト

また、2つの出力ポートがいずれもAnkerの独自技術「PowerIQ」に対応している点も見逃せません。
「PowerIQ」は、接続デバイスを検知し、自動で最適な電流に調整してくれるというもの。スマホやタブレットはもちろん、どんな端末でも機器に合わせてフルスピードで急速充電できます。

「USB電流電圧テスター」で急速充電に十分な出力を確認

以下、「USB電流電圧テスター」を使った電圧と電流の実測値です。

Pixel 3a:5.08V/1.91A(9.70W)

Anker PowerCore 20100の出力テスト

iPad:5.06V/2.13A(10.77W)

Anker PowerCore 20100の出力テスト

使用前は、早めの充電を忘れずに

Anker PowerCore 20100を充電

「Anker PowerCore 20100」自体の充電はMicroUSBポート経由で行います。

それなりに時間がかかりますが、20100mAhの大容量モデルという特性上、ここは致し方ないところ。就寝時に忘れずに充電しておきましょう。

「Anker PowerCore 20100」スペック

モデル名 Anker PowerCore 20100
容量 20100mAh
寸法 約166(幅)×約58(奥行)×約22(高さ)mm
重量 約356g
出力ポート(最大出力) USB-A(12W)
出力ポート数(最大合計出力) 2(24W)
USB PD ×
QC 3.0 ×
PowerIQ
入力ポート MicroUSB
最大入力 10W
Amazon税込価格(※2020/7/9時点) 3,990円

持ち運びが苦にならない、超大容量クラスの外せない選択肢

複数のデバイスを充電できる20100mAhの大容量を備えながら、クラストップレベルの軽量・コンパクトサイズを実現した「Anker PowerCore 20100」。出力ポートを2ポート搭載し、2つのデバイスを同時に急速充電できる点も魅力です。

最大24ヶ月のメーカー保証が用意されているので、万が一の故障時も安心。海外に出かける機会の多い人や、スマホのバッテリーが頻繁に切れる人、複数のデバイスを持ち歩く人なら真っ先にチェックしておきたい、超大容量クラスの“鉄板”モデルと言えるでしょう。

モバイルバッテリーはレンタルもできる

カバンの上に置いたAnker PowerCore 20100

旅行やキャンプなど、短期間だけモバイルバッテリーを使うならレンタルもおすすめです。

家電レンタルのRentio(レンティオ)では、各種モバイルバッテリーを3泊4日~レンタル可能

カメラなど旅行に役立つアイテムと一緒に借りられるので、普段より容量の大きいモバイルバッテリーを使いたい方は、ぜひ試してみてください。

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