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「ルンバ i3+」写真&動画で徹底レビュー!自動ゴミ捨てが身近になったルンバを従来機種とも比較検証

mari fukuen
mari fukuen

更新日2024/11/18

「ルンバ i3+」写真&動画で徹底レビュー!自動ゴミ捨てが身近になったルンバを従来機種とも比較検証

2021年2月17日、ロボット掃除機「ルンバ i3+(プラス)」・「ルンバ i3」が発表されました。

ルンバ i3+の最大の特徴が、自動ゴミ捨て機能を搭載したルンバの中では最も低価格な9万円台を実現していることです。
これまで憧れの存在だったクリーンベース付きルンバが、ようやく手の届く価格帯で登場しました。

さらに、複数の部屋を掃除できる賢いナビゲーション能力・ルンバ600シリーズと比べて吸引力10倍の高い清掃能力スマホアプリやスマートスピーカーとの連携など機能も充実。見た目もファブリック調でインテリアに馴染むデザインとなっています。

機能と価格のバランスを重視したい方にとってはまさに理想の一台とも言えるルンバ i3+ / i3。

そんな「ルンバ i3+」を発売前にお借りして実際に使って写真と動画で詳しくレビューしました。
従来のルンバ他機種との違いについても比較解説していますので、購入検討の参考にしてみてください。

 

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ルンバ i3+ / i3の特長

ルンバ i3+ / i3の特長

2021年2月17日に発表された「ルンバ i3+ / i3」は、人気の自動ゴミ捨て機能賢いナビゲーションシステム、ルンバ600シリーズと比べて10倍の高い吸引力が特長の高機能ルンバです。

自動ゴミ捨てができるクリーンベース付きルンバが8万円前後のお手頃価格で手に入るということで、注目を集めています。

まずは「ルンバ i3+」を開封して、実機の写真とともに特長を確認していきましょう。

1. 自動ゴミ捨て機能 (i3+のみ)

ルンバ i3+ / i3の特長 1. 自動ゴミ捨て機能 (i3+のみ)

ルンバ i3+に搭載されている注目の機能が、自動ゴミ捨て機能

ルンバが掃除を終えて充電場所のクリーンベースに戻ってくると、自動で本体のダストボックスからゴミを吸い上げて収集してくれる機能です。

クリーンベース内には密封型の紙パックがセッティングされていて、最大1年分のゴミを収集可能

満タンになったら取り外してまるごとゴミとして捨てられるので、手間が格段に減ってゴミ捨て時にホコリが舞い散ることもなく衛生的です。

床掃除からゴミ捨てまですべてルンバ任せにできるなんて最高の生活ですよね。


* 日本のクリーンベースユーザーの清掃結果より算出。全ての家庭環境において、期間を保証するものではありません。交換用ランプが点灯する前に誤動作や異臭に気づいた場合は、交換することをお勧めします。

本体ダストボックスの水洗いも可能

ルンバ i3+ / i3は、ダストボックスの水洗いもできるのでお手入れ楽々です。

クリーンベースつきのルンバ i3+なら毎回のダストボックスのお手入れは不要で、汚れてきたタイミングで水洗いするだけなので、本当に手間なく使い続けられますね。

2. 複数の部屋を賢く清掃

ルンバ i3+ / i3の特長  2. 複数の部屋を賢く清掃

ルンバ i3+ / i3には、賢いナビゲーションシステムも搭載。

高性能なフロアトラッキングセンサーで走行ルートや距離を計測しながら、直線的な動きで効率良く走行複数の部屋がある間取りでも隅々まで清掃してくれます。

また、新搭載のリアクティブセンサーでソファの下など低めの家具に引っかかって立ち往生することが少なくなりゴミセンサーで汚れた場所を検知し集中して掃除することもできます。

途中で充電が切れそうになった場合には、充電後に続きから掃除を再開してくれる自動再開機能も搭載されている賢いルンバです。

3. パワフルな清掃力

ルンバ i3+ / i3の特長 3. パワフルな清掃力

ルンバ i3+ / i3は、清掃力もパワフル

AeroForce 3段階クリーニングシステム」採用で、ルンバ 600シリーズと比べて吸引力が10倍にアップしています。

2本のメインブラシ「ゴム製デュアルアクションブラシ」は、床にぴったり密着して清掃能力が高いだけでなく、ホコリや髪の毛がからまりにくくお手入れもカンタンです。

さらにルンバ i3+ / i3は、微細なハウスダストを99%除去するダストカットフィルターを搭載。排気までしっかりきれいにすることができます。

4. スマホアプリ連携など便利機能も充実

ルンバ i3+ / i3の特長 4. スマホアプリ連携など便利機能も充実

ルンバ i3+ / i3は、「iRobot HOME アプリ」にも対応。スマートフォンと連携してさらに便利に使うことができます。

アプリを使えば、外出中にルンバを操作したり、曜日ごとに掃除スケジュールを設定したり、ルンバが作成したマップから部屋を指定して清掃したり、掃除結果をマップで確認したりすることができます。

さらに最新版のアプリにはAI機能も搭載され、毎日の掃除スケジュールや花粉・ペットの換毛期といった季節ごとの掃除方法など掃除最適化の提案をしてくれます

↓スマホアプリについて詳しくはこちら
スマホ接続からアプリの使い方まで「ルンバ」の初期設定とできることを解説! – Rentio PRESS[レンティオプレス]

スマートスピーカーとの連携で声でルンバ操作も

さらに、GoogleアシスタントやAmazon Alexaを搭載したスマートスピーカーとも連携可能

スマートスピーカーがあるお家なら、スマホや本体で操作しなくても声をかけるだけでルンバに掃除をしてもらうことができます

ブラーバ ジェット m6 との連携

ルンバ i3+ / i3の特長 ブラーバ ジェット m6 との連携

ルンバ i3+ / i3は、床拭きロボットブラーバ ジェット m6」との連携も可能です。

ルンバが掃除を終えた後、自動でブラーバが起動して床の拭き掃除を始めてくれます。

掃除機がけ+水拭きがすべて自動でできるので、毎日床がピカピカになりそうですね。

5. インテリアになじむファブリック調デザイン

ルンバ i3+ / i3の特長 5. インテリアになじむファブリック調デザイン

ルンバ i3+ / i3は、これまでのルンバと違った特徴的な見た目もポイント。

天面にファブリック調デザインのプラスチックを使用していて、よりインテリアになじむデザインとなっています。

ルンバ i3+ / i3の特長 5. インテリアになじむファブリック調デザイン

従来のメカっぽいデザインもかっこいいのですが、i3のようなナチュラルなデザインのルンバなら、リビングの見える場所にも自然に置いておけそうです。

ルンバ i3+とi3の違いは「自動ゴミ捨て」の有無

型番 i3+ i3
自動ゴミ捨て機能
付属品 クリーンベース, 電源コード, 交換用フィルター×1個, 交換用紙パック×1個 ホームベース, 電源コード, 交換用フィルター×1個
公式税込価格 (※2021/2/17時点) 99,800円 69,800円

ルンバ i3+とi3の違いは、自動ゴミ捨て機能の有無。自動ゴミ捨て機能が使えるのは、クリーンベースが付属しているルンバ i3+のみとなります。

クリーンベースが無いルンバ i3のほうが価格が3万円ほど安いので、自動ゴミ捨て機能が不要な方はこちらがおすすめです。

ルンバ i3+を実際に使ってレビュー

ルンバ i3+を実際に使ってレビュー

主な特長をおさえたところで、ここからは実際に「ルンバ i3+」を使ってその実力を詳しくレビューしていきたいと思います。

スマホアプリの準備

ルンバ i3+を実際に使ってレビュー スマホアプリの準備

ルンバ i3+は本体のみでも使えますが、曜日ごとのスケジュール設定や掃除結果のマップ確認など100%使いこなすにはスマホ連携が必須となります。

こちらから専用の「iRobot Home アプリ」をダウンロードしたら、アプリ画面の指示にしたがって初期設定を進めます。

AppStoreで入手Google Play で手に入れよう

初期設定はアプリのアニメーションに沿って操作していくだけで簡単なのですが、2.4GHz帯のWi-Fiネットワークを使用することアプリの位置情報使用を許可することには注意が必要です。

※詳しいアプリ設定の手順や注意点はこちらの記事で解説しています。
スマホ接続からアプリの使い方まで「ルンバ」の初期設定を一から解説! – Rentio PRESS[レンティオプレス]

まずはフロア全体を清掃

ルンバ i3+を実際に使ってレビュー まずはフロア全体を清掃

まずは、ルンバ i3+に3部屋あるフロア全体を掃除してもらいます。

アプリホーム画面右上の「清掃する+」という緑色のボタンをタップすれば掃除が開始されます。

もしくは、ルンバ本体の「CLEAN」ボタンを押してもスタートします。

スマホアプリの清掃結果マップ

数十分後、自動ゴミ捨ての音が聞こえてきて、アプリで掃除終了のお知らせが通知されました。

ルンバ i3+での掃除の結果をアプリのマップで確認すると…

3部屋と廊下をしっかりと掃除してくれています

実際の間取りと比べてみても、ほぼ間取りや家具の位置通りのマップができあがっていました。

ルンバ掃除後の床をじっくり見てみましたが、ルンバが走行できるエリアに関してはかなりキレイに掃除できている印象でした。

5種類のゴミで清掃テスト

ルンバ i3+を実際に使ってレビュー 5種類のゴミで清掃テスト

体感としてはかなり優秀なルンバ i3+の清掃能力ですが、実際にどのくらいの汚れをキレイにできるのかを検証すべく、大きさや形状の異なる5種類のゴミを用意して清掃テストをしてみました。

  • (犬の毛をカットしたもの)
  • 粉末(中挽きのコーヒー粉)
  • 枯れ葉(落ち葉をちぎったもの)
  • 糸くず(太さが異なる10cm程度の糸)
  • 砂利(1cm以下の砂利)

ルンバ i3+を実際に使ってレビュー 5種類のゴミで清掃テスト

一般の家庭環境ではここまでゴミが散乱している状態は珍しいと思いますが、これをキレイにできたら相当すごいですよね

ルンバ i3+清掃時の動画

それでは検証スタートです!

実際にルンバ i3+が掃除している様子の動画がこちら。

最初の走行では砂利や粉末を弾き飛ばしてしまったり、犬の毛や枯れ葉が吸いきれず残ってしまったりしましたが、複数回走行を重ねることで最終的にはすべてのゴミをキレイに吸い込んでくれました

清掃ビフォーアフター写真

清掃テストの結果、今回用意した5種類すべてのゴミをしっかりと掃除することができました





毛や粉末はまだしも砂利は重すぎて無理かもしれないと思っていましたが、一粒残さず掃除できたのは嬉しい誤算でした。

ここまでの清掃能力があれば、家庭に落ちているほとんどのゴミに対応できるのではないでしょうか

難しいエリアの清掃テスト

ルンバ i3+を実際に使ってレビュー 難しいエリアの清掃テスト

先ほどと同じゴミを、今度はルンバが苦手そうな難しいエリア5か所に設置して清掃テストを実施しました。

  • 部屋の角
  • 壁際
  • ゴミ箱の周り
  • 椅子の脚
  • カーペット

ゴミの種類も多く難易度は高めですが、ルンバ i3+は乗り越えてくれるのでしょうか…!?

清掃ビフォーアフター写真

清掃テストの結果を、エリアごとに見ていきましょう。


丸い形状のロボット掃除機が苦手とする部屋の隅っこ
角に多少ごみが残ってしまうのではという予想に反してかなりきれいに掃除できていました。砂が一粒残っていましたが、このレベルなら上出来です。


こちらもルンバの苦手分野と言われている壁際
コーヒーの粉が一粒残っていましたが、ほぼ完璧に掃除してくれました


続いて、曲線に沿ってうまく掃除するのが難しいそうな円柱型のゴミ箱の周り
ゴミ箱が軽かったため、自分で押しのけながらしっかりと掃除してくれました。枠内は完璧な掃除でしたが、このエリアから飛ばされてきたと思われる砂が2粒付近に落ちていました。それでもBeforeの状態を考えると十分な水準でしょう。


こちらもロボット掃除機が苦手そうな椅子の脚まわり
器用に回り込みながら、枠内をきれいに掃除してくれました。ただ、ルンバが入り込めない椅子の下にコーヒーの粉が飛んで若干残ってしまう結果に。

当然のことながら、ルンバは走行できない場所は掃除できません。ルンバに全力を出してもらうための環境づくりが重要ということですね。


最後に、フローリングよりも吸引力が必要になるカーペットの上
さすが600シリーズと比べて吸引力が10倍にUPしたルンバ i3+。繊維の奥までしっかりと掃除してくれました

稼働音テスト

最後にルンバ i3+の稼働音について騒音計で測定し検証しました。

通常清掃時

ルンバ i3+の通常清掃時の稼働音はだいたい64~68dBくらい。体感では普通の掃除機とほぼ同じくらいに感じました。

別の部屋にいると気にならないのですが、同じ部屋の中で稼働させているとちょっとうるさく感じてしまうかもしれません。
また、部屋と部屋の間の敷居など段差を乗り越える際にガタガタと響く音がするので、マンションなどにお住まいの方は早朝や深夜の稼働は避けたほうがいいでしょう。

クリーンベースでのゴミ収集時

ルンバ i3+の自動ゴミ捨て時の稼働音は約81~86dBで、約10秒間続いていました。

本体のゴミをクリーンベース上部まで吸い上げる構造上、どうしても相当なパワーを必要とするようです。同じ部屋にいるとかなりうるさいと感じるレベルで、別の部屋にいるときにも音に気付くほどでした。

掃除が終わってクリーンベースに帰還するたびに自動ゴミ捨てが開始するので、スケジュール設定する際は掃除終了の時間を考慮したほうが良さそうです。

使って実感したルンバ i3+の魅力

使って実感したルンバ i3+の魅力

ルンバ i3+と実際に生活してみて、頭も良くて掃除も上手でお手入れも自分で済ませてくれて…本当に非の打ち所がないロボット掃除機だと感じました。

何もしなくてもホコリや髪の毛が落ちていない状態がキープできるなんて最高ですよね。

人間を最大限甘やかしてくれる理想のパートナー「ルンバ i3+」の魅力について語りたいと思います。

賢い動きで隅々までしっかり掃除できる

ルンバ i3+は、とにかく頭が良い

最初はルンバの後を追いかけて迷子にならないか観察していましたが、そんな心配は無用でした。
まっすぐ行っては折り返し、複数の部屋を行き来しながら壁際・角までしっかり掃除してくれました

途中何度か立ち止まって考え込むこともありましたが、すぐに納得したようで掃除を再開。なんだか生き物のようで愛嬌を感じてしまいました。

今回ルンバ i3+を使用した中ではどこかで迷子になったり引っかかって止まったりということは一度もなくルンバの頭脳の進化を感じました

カメラセンサー搭載機種と同じエリアを掃除できた

ルンバ i3+にはカメラセンサーが無く、フロアトラッキングセンサーなど多数のセンサーで間取りを把握します。

そのため広いお家などは掃除しきれず迷子になることもあるようなのですが、ワンフロア40㎡程の我が家では完璧に対応してくれました

カメラセンサー搭載の「ルンバ 960」と比較しても、ほぼ同じエリアを掃除できていることがわかります。


具体的に何㎡まで対応できるかは公表されていませんが、よほど広いお家でなければルンバ i3+で十分でしょう

清掃能力の高さにも驚き

ルンバ i3+の頭の良さにも感動しましたが、清掃能力にも驚かされました

今回の清掃テストでは意地悪のつもりで重たい砂利を用意したのですが、ほぼ100%と言ってもいい水準でキレイになっていて驚愕でした。
さすが土足の国からやってきたルンバさん…砂利を物ともしないパワフルさです。

もちろんホコリや長い髪の毛、ペットの毛なども難なくクリアしてくれたので、ルンバ i3+の清掃能力に不満を抱くことはまず無いと思います。

自動ゴミ捨てとスケジュール設定で掃除が完全自動化

ルンバ i3+の目玉機能でもあるクリーンベースによる自動ゴミ捨て。一度使うとやみつきになってしまいます。

最初にアプリで1週間のスケジュール設定をしておけば、あとは数ヶ月間掃除のことを一切考えなくてOK。紙パックの交換が必要になったらアプリに通知が来るので、それまで本当にゴミ捨ての心配をしなくていいんです。この快適さをぜひ一度体感してほしい…!

なお、我が家には自動ゴミ捨て非対応のルンバ 960もいるのですが、ルンバ i3+が来てからは毎回のゴミ捨てが本当に面倒くさく感じるようになってしまいました
両方使ったからこそわかるありがたみ…次に買うなら絶対に自動ゴミ捨て機能付きを選びます

毎日アプリで掃除の成果を報告してくれるので信頼できる

ルンバ i3+は間取りを記憶することはできませんが、毎回の掃除結果をアプリで報告してくれます

ゴミが多かった場所も把握できますし、障害物が邪魔で掃除できなかった場合はルンバのために環境を整えてあげることもできます。

ロボットの掃除なんて信用できない!と感じている疑り深い方でも、結果が目に見えるので安心してルンバに掃除を任せることができますよね。

クリーンベース付きで8万円はコスパ良すぎ

ルンバ i3+は、税込79,800円とロボット掃除機としては高級な価格帯

とはいえ、クリーンベース付きで吸引力10倍で頭も良くてマップも確認できて…という諸々の機能を考えるとむしろコスパが良すぎるくらいです。

8万円のルンバ i3+を2年使うとすると1日約110円。十分に元が取れそうですよね。

「それでもやっぱり8万円の高額家電は購入をためらってしまう…」という方は、ルンバの公式レンタルを利用して初期費用を抑えて使い始めるのもおすすめです。

数千円で気軽に試せて、気に入れば月額で長期レンタルすることも可能です。
まずは実際に使って、その実力を試してみたいという方はこちらから詳細をご覧ください。

[レンタル] ルンバ 買う前にお試し – Rentio[レンティオ]

ルンバ i3+の気になる注意点

ルンバ i3+の気になる注意点

ここまで欠点が一つもないような口ぶりでルンバ i3+を絶賛してきましたが、注意しておきたい部分もあります

個人的にはデメリットという程ではなかったのですが、もし気になる場合は上位モデルを検討しても良いかもしれません。念のため事前にしっかり確認しておきましょう。

マップから進入禁止設定はできない

ルンバ i3+の気になる注意点 進入禁止設定には別売のデュアルバーチャルウォールが必要

ルンバ i3シリーズは、アップデートによりマップ機能が追加され、指定した部屋の清掃ができるようになっています。

ですが、マップから進入禁止エリアを設定することはできません
進入禁止設定には、別売のオプション品「デュアルバーチャルウォール」が必要となるのでご注意ください。

例えば、ペットの水飲み場やトイレ、傷をつけたくない高級な家具、コードやおもちゃが散乱している場所、赤ちゃんのいる部屋など、ルンバが近づくと困る場所がある場合。ものを倒したり巻き込んだりしてトラブルの原因になってしまいます。

そういった場所にデュアルバーチャルウォールを置くと、赤外線で見えない壁をつくってルンバを遠ざけてくれます。
最大3mの直線もしくは半径30cmの円形で進入禁止エリアを設定できるので、もしデュアルバーチャルウォールで対応できそうなら購入を検討しても良いでしょう。

クリーンベース導入は音・サイズ・ランニングコストに注意

ルンバ i3+の気になる注意点 クリーンベース導入は音・サイズ・ランニングコストに注意

とても便利な自動ゴミ捨て機能ですが、お家によってはクリーンベースがデメリットになってしまうこともあります。

稼働音テストでもわかったように、クリーンベース稼働時にはかなりの音がするのでご近所が気になる集合住宅の方は配慮が必要かもしれません。
また幅31×奥行39×高さ49cmと存在感のある大きさなので、設置場所も購入前に検討しておきましょう。

さらに盲点なのが、紙パックのランニングコストがかかることです。交換用紙パックは3枚セットで税込2,178円。
ルンバ i3+導入の際は、この紙パック代も必要経費として計算に入れておくようにしましょう。

ルンバ i7+ / i7 / 960 (961) / e5 / 671との違いを比較

ルンバ i7+ / i7 / 960 (961) / e5 / 671との違いを比較

「ルンバ i3シリーズが気になるけど、他のモデルとも比較して自分のお家に合ったルンバを選びたい」と考えている方は多いのではないでしょうか。

そこで、ここからはルンバ i3+ / i3と「ルンバ i7+ / i7」「ルンバ 961 (961)」「ルンバ e5」「ルンバ 671」との違いについて解説します。

ルンバ i7+ / i7との違い

「ルンバ i7+ / i7」は、i3シリーズよりも高機能なモデルです。

もっとも大きな違いは、マップから進入禁止エリア設定ができるかどうか。
ルンバ i7+ / i7では、カメラセンサーでより正確なマップを作成し進入禁止エリア設定をすることができます。

また、i3シリーズよりも広い範囲を正確に掃除できる点も優秀です。

ペットの水飲み場やコードが多い場所、壊れやすいものなどルンバに近づいてほしくないエリアがあるお家は、少し予算を上げてルンバ i7+ / i7を検討するのもおすすめです。

型番 i3+ i3 i7+ i7
公式価格(税込) 79,800円 49,800円 142,868円 109,868円
カメラセンサー
適した間取り 複数の部屋 広い複雑な間取り
進入禁止エリア設定
自動ゴミ捨て

高機能な「ルンバ i7+」写真&動画でレビュー!口コミ,デメリット,他機種との違いも徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

ルンバ 960(961)との違い

「ルンバ 960(961)」は、ルンバ i3と比較的機能が近いモデルです。

主な違いは吸引力・マップの学習機能・ダストボックス水洗い・自動ゴミ捨て機能の有無・カメラセンサーの有無です。

ルンバ i3の吸引力がベーシックなルンバと比べて10倍なのに対して、ルンバ 961/960の吸引力は5倍と少し落ちます
また、マップを作成して部屋を指定して清掃機能もついていません。ダストボックスの水洗いはできず自動ごみ捨てには対応していないので、お手入れの手間もかかります。

反面、カメラセンサーを搭載していることはメリットなので、広いお家の場合はこちらがおすすめ。

発売時期が古く価格が安くなっていることも多いので、吸引力とお手入れの手間が気にならない方にはぴったりのルンバです。

型番 i3+ i3 960/961
公式価格(税込) 79,800円 49,800円
吸引力 (600シリーズとの比較) 10倍 5倍
カメラセンサー
適した間取り 複数の部屋 広い複雑な間取り
マップの学習・エリア指定
ダストボックス水洗い
自動ゴミ捨て

ルンバ e5との違い

「ルンバ e5」は、i3シリーズよりも機能が減ったコスパ重視のモデルです。

ベーシックなルンバと同じくランダムな動きで走行するのでシンプルな間取りに適しています。また掃除結果マップの確認もできませんし、自動再開機能もありません。吸引力は5倍で、ブラーバ連携や自動ゴミ捨て機能も非対応です。

機能が少なくなったぶん価格が割安なので、シンプルな間取りのお部屋に住んでいて地図機能が不要な方なら「ルンバ e5」でも十分おすすめです。

型番 i3+ i3 e5
公式価格(税込) 79,800円 49,800円 39,800円
吸引力 (600シリーズとの比較) 10倍 5倍
走行パターン
直進走行
ランダム走行
稼働時間 清掃完了まで自動充電・再開 (満充電で最大75分) 最大90分
適した間取り 複数の部屋 1~2部屋
掃除結果マップ
マップの学習・エリア指定
ブラーバ連携
自動ゴミ捨て

コスパ最強“ルンバ e5”写真付レビュー!安さの秘密やデメリット,口コミ,従来機種との違いを徹底解説! – Rentio PRESS[レンティオプレス]

ルンバ 693との違い

「ルンバ 693」は、ベーシックなルンバ 600シリーズで基本的な機能のみを搭載しています。

吸引力や走行パターン、お手入れの手間などi3シリーズと比べると見劣りしますが、スマホ連携やスケジュール機能、90分の長時間稼働など、エントリーモデルとしては高機能なロボット掃除機です。

低価格で手に入るので、ロボット掃除機デビューにもおすすめのルンバです。

新定番「ルンバ 693」を使ってレビュー!従来のルンバ 692,671との違いも解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

型番 i3+ i3 693
公式価格(税込) 79,800円 49,800円 39,800円
吸引力 (600シリーズとの比較) 10倍 1倍
ダストカットフィルター
走行パターン
直進走行
ランダム走行
稼働時間 清掃完了まで自動充電・再開 (満充電で最大75分) 最大90分
適した間取り 複数の部屋 1~2部屋
掃除結果マップ
マップの学習・エリア指定
ブラーバ連携
メインブラシ ゴム製デュアルアクションブラシ デュアルアクションブラシ
ダストボックス水洗い
自動ゴミ捨て

ルンバ 7モデル比較表

型番 i7+ i7 i3+ i3 960/961 e5 693
公式価格(税込) 142,868円 109,868円 79,800円 49,800円 39,800円 39,800円
吸引力 (600シリーズとの比較) 10倍 10倍 5倍 5倍 1倍
ダストカットフィルター
走行パターン
直進走行
直進走行
直進走行
ランダム走行
ランダム走行
カメラセンサー
稼働時間 清掃完了まで自動充電・再開 (満充電で最大75分) 清掃完了まで自動充電・再開 (満充電で最大75分) 清掃完了まで自動充電・再開 (満充電で最大75分) 最大90分 最大90分
適した間取り 広い複雑な間取り 複数の部屋 広い複雑な間取り 1~2部屋 1~2部屋
掃除結果マップ
マップの学習・エリア指定
進入禁止エリア設定
ブラーバ連携
メインブラシ ゴム製デュアルアクションブラシ ゴム製デュアルアクションブラシ ゴム製デュアルアクションブラシ ゴム製デュアルアクションブラシ デュアルアクションブラシ
ダストボックス水洗い
自動ゴミ捨て
型番 i7+ i7 i3+ i3 960/961 e5 693

詳しい全機種比較はこちら

[最新] ルンバ s9+を含む全26種類を一覧表で比較!おすすめと選び方を解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

「ルンバ i3+」で憧れの自動ゴミ捨てが手の届く存在に!

「ルンバ i3+」で憧れの自動ゴミ捨てが手の届く存在に!

注目のルンバ i3+を実際に使ってみて、もはや自分で床掃除をしなくてもいい新しい時代の到来を感じました。

ルンバ i3+は自動ゴミ捨て・賢い頭脳・高い清掃能力・掃除結果マップで、お家の床掃除を完璧に任せられる頼もしい存在です。

これまでルンバの導入を迷っていた方にも、機能と価格のバランスがいいルンバ i3+はかなりおすすめできる一台です。ぜひ一度導入を検討してみてください。


「ルンバ i3+ / i3」はレンタルで試せる

とはいえ8万円のルンバをいきなり購入するのは勇気が要るもの。迷っている方は、公式レンタルサービスで実際に使って試してみるのもおすすめです。

1ヶ月のお試しレンタルでルンバとの生活を試してみたり月額レンタルで初期費用を抑えながら始めたり、自分に合った方法でルンバ i3+ / i3をレンタルすることができます。ぜひ気軽に試してみてください。

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