[2024最新]CANON(キヤノン)ミラーレス一眼全14モデルを徹底比較。おすすめEOS R、EOS Mシリーズの魅力を紹介
更新日2024/10/22
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一眼レフが欲しい!という話をよく聞きます。
しかし「どれを選んだらいいのか分からない…」「重くて大きい…」「操作が難しそう…」などで迷っている人も多くいました。
私自身これから始めようとしている方におすすめする内の一つに「ミラーレス一眼」を入れています。
ミラーレス一眼とは単純にご説明すると「一眼レフに存在する反射ミラーのないカメラ」になります。そしてミラーレス一眼は通常の一眼レフカメラに比べて小さくて軽いというのも特長の一つです。
その軽さや小ささ、かわいらしさから選ぶ方も多くいらっしゃいます。
今回ご紹介するのは、ミラーレス市場で急激な成長を見せる、キヤノンが販売するミラーレス一眼をご紹介していきます。
もくじ
キヤノンのミラーレス一眼
キヤノンがミラーレス市場に参入したのは比較的遅く、2012年9月発売の「EOS M」です。
それから2024年までに全23製品がミラーレス一眼として販売されてきました。
2024年10月現在で現行品として販売されているのは、11製品です。2018年10月発売のEOS Rによりマウントの種類が増えました。
更に2022年6月、7月にはRFマウントとして、初のAPS-Cセンサーを搭載した「EOS R7」「EOS R10」が発売となりました。
RFマウント
- EOS R3 – 2021年11月27日発売
- EOS R5 Mark II – 2024年8月30日発売
- EOS R5 – 2020年7月30日発売
- EOS R5 C – 2022年3月10日発売
- EOS R6 Mark II – 2022年12月15日発売
- EOS R6 – 2020年8月27日発売(※生産終了)
- EOS R8 – 2023年4月14日発売
- EOS R7 – 2022年6月23日発売
- EOS R10 – 2022年7月28日発売
- EOS R50 – 2023年3月17日発売
- EOS R100 – 2023年6月22日発売
- EOS R – 2018年10月25日発売(※生産終了)
- EOS RP – 2019年3月14日発売
- EOS Ra – 2019年12月5日発売(※生産終了)
EF-Mマウント
- EOS Kiss M2 – 2020年11月27日発売(※生産終了)
- EOS Kiss M – 2018年3月23日発売 (※生産終了)
- EOS M5 – 2016年11月25日発売 (※生産終了)
- EOS M6 Mark II – 2019年9月27日発売(※生産終了)
- EOS M6 – 2017年4月20日発売(※生産終了)
- EOS M200 – 2019年10月18日発売(※生産終了)
- EOS M100 – 2017年10月5日発売 (※生産終了)
キヤノンの特長
カメラ業界最大手だからこその信頼と実績
キヤノンは常に一眼レフ界ではトップを走り続けてきた存在です。古くから存在するカメラメーカーだけあって信頼と実績は世界一といえるでしょう。
それでもミラーレス一眼市場に参入したのは比較的遅く、最近になって力を入れてきました。もちろん同じデジタルカメラとしてこれまでのノウハウを存分に活かしたミラーレス一眼を発売しており、安定した性能を提供し続けています。
初心者にとても優しい
信頼や実績とは別に、初心者に優しいのもキヤノンの特長といえるでしょう。
これからカメラを始める方に向けたカメラも多く存在し、EOS Kissシリーズが代表的なシリーズです。これからご紹介するミラーレス一眼でもEOS M100は、初心者向けに発売されており、幅広い層から人気を集めるがキヤノンです。
気になったカメラは一度レンタルもおすすめ
キヤノンのミラーレス一眼カメラには様々な種類が存在し、おすすめも好みによって違いが生じてきます。
今回の記事などを参考にして気になったカメラがあった場合でも、購入前に一度レンタルしてみることもおすすめです。
カメラは特に写りや使い方など、好みに左右される存在であるため、一定期間実際に自分で使ってみて自分に合っているかを確認することで安心できます。
キヤノンのミラーレス一眼カメラのレンタル・サブスク・お試し商品一覧|宅配レンタル・リースで借りる – Rentio[レンティオ]
キヤノンミラーレス一眼カメラ製品一覧
EOS R3
2021年11月27日にEOS Rシリーズにおける最上位モデルとして発売されたフルサイズミラーレス一眼である「EOS R3」。
「EOS R5」や「EOS R6」もその卓越した性能で多くの愛好家を驚かせましたが、その上を行く性能や最新機能を搭載したモデルとなります。
当たり前のように感じる圧倒的な高性能
もはやキヤノンのミラーレス一眼において、EOS Rシリーズの性能は「当たり前」と言えるほどです。
有効画素数は約2410万画素と、ここは一眼レフ時代から大きく変わることはないものの、大幅に進化した高感度耐性や正確で高速なオートフォーカスは、数年前からは考えることのできないレベルに達しました。
特にEOS Rシリーズにおいては、高感度撮影時の仕上がりに定評があり、イメージセンサーの性能が大幅に向上していることを体感することができます。
元から定評のあったオートフォーカス性能においても、妥協を許すことなく、わずかな不安定さすらも払拭するほど、100%に近く信頼できる性能を実現しています。
撮影者の思い通りのフォーカスを叶える新機能「視線入力」
EOS R3では、これまでの一眼カメラにおいても前代未聞となる撮影者の視線を検知し、見ている場所へとオートフォーカスを動作させる「視線入力」機能を実装しました。
これまでの撮影においては、カメラ側が被写体を判断して検知する性能が問われていましたが、このスタイルでは100%思い通りのフォーカスは実現しませんでした。
視線入力機能が導入されたことで、撮影者がファインダー越しに見ている先を検知してフォーカスを合わせるため、ピントが迷ったり、違う被写体を検知することが無くなったと言えるでしょう。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 36.0×24.0mm(フルサイズ)
- 映像素子型式 : CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2410万画素
- オートフォーカス方式 : デュアルピクセル CMOS AF方式
- AFフレーム選択可能ポジション : 最大4779ポジション
- 常用ISO感度 : ISO100~102400
- シャッター速度 : 1/8000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約12コマ/秒(電子シャッター時は最高約30コマ/秒)
- 画面 : 3.2型/約415万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 150.0×142.6×87.2mm
- 質量 : 約1015g
EOS R3実写レビューはこちら
Canon EOS R3実写レビュー。安定の描写力や視線入力AFなど画期的な新機能を豊富な作例から徹底検証 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
EOS R5 Mark II
新開発の映像エンジン「DIGIC Accelerator」を搭載
これまで同様に、カメラ本体には映像エンジンとして「DIGIC X」が搭載されていますが、それに加えて瞬時に解析処理を行うもう一つの映像エンジンとして新開発の「DIGIC Accelerator」が搭載されています。
EOS R5 Mark Ⅱにおける性能向上に大きく貢献するハードウェアとして、大幅に進化したAE/AFなどの処理能力を向上させる他、連続撮影速度の向上、電子シャッター時のブラックアウトフリー撮影、フリッカーレス撮影などにも貢献しています。
また、DIGIC Acceleratorの搭載によって、従来のDIGIC Xはより画質面の処理に専念することができるようになり、トータルとしてバランスの良い性能向上に繋がっています。
次世代AF「デュアルピクセル Intelligent AF」を新搭載
これまでキヤノンのミラーレス一眼における基本のAFシステムは、「デュアルピクセルCMOS AF II」でしたが、新たな映像エンジンを搭載したことによって「デュアルピクセル Intelligent AF」へと進化しました。
ディープラーニング技術を基本に進化させたAFアルゴリズムによって、被写体をつかむトラッキング性能が大幅に進化しています。
各被写体に特化した検出性能も強化されており、あらゆる被写体においてカメラ側が認識することで、ピントを外す心配が大幅に軽減しています。
また、EOS R3以来となる「AF視線入力」にも対応しています。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 36.0×24.0mm(フルサイズ)
- 映像素子型式 : CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約4500万画素
- オートフォーカス方式 : デュアルピクセル CMOS AF方式
- AFフレーム選択可能ポジション : 最大5850ポジション
- 常用ISO感度 : ISO100~51200
- シャッター速度 : 1/8000~30秒、バルブ(メカシャッター/電子先幕設定時)
- 連写性能 : 最高約12コマ/秒(電子シャッター時は最高約30コマ/秒)
- 画面 : 3.2型/約210万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 138.5×101.2×93.5mm
- 質量 : 約746g(バッテリー、CFexpressカードを含む)
EOS R5
2020年7月30日にEOS Rシリーズから新たに発売されたフルサイズミラーレス一眼である「EOS R5」。
EOS Rシリーズ最初のモデルであったEOS Rよりも飛躍的な性能向上を遂げ、ミラーレス一眼市場においても非常に大きな存在感を放った傑作です。
あらゆる性能で常識を覆す驚きの能力
EOS R5は、これまで存在してきた一眼カメラの中でも常識を覆す圧倒的な性能を実現しています。
画素数は、これまでであれば高画素機でしか叶えることのできなかった約4500万画素を採用。
高画素ながら常用ISO感度に関してもISO100-51200と、高感度耐性にも優れた能力を保有しています。
また、EOS Rでは、AFを追随し続けるAIサーボ時における高速連続撮影能力に難がありましたが、EOS R5では、AIサーボ時でも最高約20コマ/秒の連続撮影を叶えました。
EOS初となるボディ内手ブレ補正機構を搭載
EOS R5では、キヤノンの伝統ある一眼カメラシリーズEOSの中でも初めてボディ内手ブレ補正機構を搭載しました。
初めての試みながらその効果は8.0段分と、数あるボディ内手ブレ補正機構搭載の一眼カメラの中でも圧倒的な補正能力を誇ります。
EOS R5では、EOS Rで物足りないとされていた性能を全て実現し、早くもミラーレス一眼における理想形を叶えたモデルなのです。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 36.0×24.0mm(フルサイズ)
- 映像素子型式 : CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約4500万画素
- オートフォーカス方式 : デュアルピクセル CMOS AF方式
- AFフレーム選択可能ポジション : 最大6072ポジション
- 常用ISO感度 : ISO100~51200
- シャッター速度 : 1/8000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約12コマ/秒(電子シャッター時は最高約20コマ/秒)
- 画面 : 3.2型/約210万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 138.5×97.5×88.0mm
- 質量 : 約738g
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EOS R6 Mark II
初代EOS R6から早くも後継機「EOS R6 Mark II」が2022年12月に発売となりました。
バランスの良いスペックと、圧倒的な高感度耐性が話題を呼び、人気を集めた存在であったからこそ、2代目の誕生も早かったと言えるでしょう。
唯一の課題であった画素数が改善
EOS R6で不満点としてあげられることの多かった画素数が、EOS R6 Mark IIでは改善しています。
EOS R6では、有効約2010万画素と一般的な一眼カメラと比較すると控え目な画素数でしたが、EOS R6 Mark IIでは、有効約2420万画素まで向上させ、一眼カメラとして平均的な画素数を実装しました。
画素数が増えたことで懸念されるのが、EOS R6で圧倒的であった高感度耐性ですが、EOS R6 Mark IIになっても高感度耐性の魅力は健在で、夜間などの高感度撮影においても圧倒的な描写力を叶えています。
被写体を認識する進化したAFシステム
EOS R6 Mark IIでは、キヤノン独自のAFシステムとなるデュアルピクセルCMOS AF IIを搭載しており、高精度で高速のオートフォーカスが特徴的であることは伝統的です。
EOS R6 Mark IIでは、更なる性能の進化として、被写体を認識してそれぞれの特性に合わせたピント合わせを行う機能を特徴としています。
被写体は、「人物」はもちろん、動物の中でも「犬」「猫」「鳥」「馬」をそれぞれ検出し、乗り物についても「車(モータースポーツ)」「バイク(モータースポーツ)」「鉄道」「飛行機」を検出することができます。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 36.0×24.0mm(フルサイズ)
- 映像素子型式 : CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2420万画素
- オートフォーカス方式 : デュアルピクセル CMOS AF方式
- AFフレーム選択可能ポジション : 最大4897ポジション
- 常用ISO感度 : ISO100~102400
- シャッター速度 : 1/8000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約12コマ/秒(電子シャッター時は最高約40コマ/秒)
- 画面 : 3.0型/約162万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 138.4×98.4×88.4mm
- 質量 : 約670g
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EOS R6(※生産終了)
EOS R5の発売から約1ヵ月後の発売となった「EOS R6」。
EOS R5同様にキヤノンにおける最新ミラーレス一眼カメラですが、EOS R5よりも主に画素数を低下させた廉価版モデルとなります。
画素数は控えめながら最新性能を同様に搭載
EOS R6では、約2010万画素と、EOS R5と比較すると低下していますが、一般的な一眼カメラで採用されている水準は実現しています。
画素数こそ低下しているものの、それ以外の性能に関してはEOS R5との変化はあまりなく、画素数が少ないことで常用最高ISO感度に関しては102400を実現しています。
AF性能や高速連続撮影性能に関してもEOS R5と同等の性能を実現しており、画素数が少ないことによるクロップ撮影への影響以外は、ほとんど弊害がないと言えます。
画素数を必要としないのであれば十分な選択肢
撮影において高画素を重要視される方にとってはEOS R5を選択する方が良いのは間違いありませんが、逆に高画素をあまり重要視されない方にとってはEOS R6は、価格も抑えることができる良い選択肢になります。
高画素機は、1画像あたりのファイルサイズも膨大になるため、ストレージの問題も生じてきます。
特に連続撮影を多用する乗り物やスポーツ撮影においては、写真数の増加も顕著であるため、EOS R6程度の画素数で十分と言えるでしょう。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 35.9×23.9mm(フルサイズ)
- 映像素子型式 : CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2010万画素
- オートフォーカス方式 : デュアルピクセル CMOS AF方式
- AFフレーム選択可能ポジション : 最大6072ポジション
- 常用ISO感度 : ISO100~102400
- シャッター速度 : 1/8000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約12コマ/秒(電子シャッター時は最高約20コマ/秒)
- 画面 : 3.0型/約162万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 138.4×97.5×88.4mm
- 質量 : 約680g
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EOS R8
2023年4月14日に発売となった、EOS Rシリーズにおけるフルサイズミラーレス一眼「EOS R8」。
EFマウント時代から「1」「5」「6」の数字を付けたモデルは展開されていましたが、「8」を付けたモデルは初登場となりました。
フルサイズながらコンパクトで持ち運びに最適な1台
EOS R8は、フルサイズセンサーを搭載しながらもこれまでEOS Rシリーズにおけるフルサイズセンサー搭載の最軽量モデルEOS RPよりも軽い約461g(バッテリー、SDカードを含む)を実現しました。
必然的に写真のクオリティが向上するフルサイズセンサーを搭載しながらも、日常的に持ち歩くことに最適な携帯性を叶えたことが大きな特徴で、海外旅行などの長期間のお出かけにも最適な1台となります。
エントリー向けとは思えない高性能
携帯性については圧倒的な小型・軽量化を叶えたEOS R8ですが、性能面では上位モデルにも劣らない高性能さを特徴としています。
約2420万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載し、映像エンジンには直近のEOS Rシリーズで定評のある「DIGIC X」を搭載。
夜間など低照度の撮影シーンで活用する高感度での撮影においてもノイズは目立たず、実用的な撮影を叶えています。
また、動く被写体に強いオートフォーカス性能も実装しており、人物、動物、乗り物など被写体に合わせたフォーカス動作を叶え、電子シャッター時には最高約40コマ/秒となる高速連続撮影性能と合わせて、狙った被写体を逃さない撮影を実現しています。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 36.0×24.0mm(フルサイズ)
- 映像素子型式 : CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2420万画素
- オートフォーカス方式 : デュアルピクセル CMOS AF方式
- AFフレーム選択可能ポジション : 最大4897ポジション
- 常用ISO感度 : ISO100~102400
- シャッター速度 : 1/8000~30秒、バルブ(電子シャッター設定時)
- 連写性能 : 最高約6コマ/秒(電子シャッター時は最高約40コマ/秒)
- 画面 : 3.0型/約162万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 132.5×86.1×70.0mm
- 質量 : 約461g
EOS R7
2022年6月23日に発売となったEOS Rシリーズ初となるAPS-Cセンサーを搭載した「EOS R7」。
これまでEOS Rシリーズで展開されてきたモデルは、どれもフルサイズセンサーを搭載するモデルでしたが、EFマウント時代同様にAPS-Cセンサーを搭載したモデルも展開する形となりました。
動体撮影に長けた性能を実現
EOS R7は、EFマウントでのEOS 7D、2桁D(90Dなど)シリーズの後継にあたる存在として、APS-Cセンサーの中でも上位モデルとなります。
EOS 7Dシリーズでも特徴としていた動く被写体への強さは健在で、進化したAF性能はもちろん、ローリングシャッター歪みを気にする心配のないメカシャッター時でもEOS Rシリーズ最速となる最高15コマ/秒の高速連続撮影性能を実現しています。
また、EOS R5/R6から搭載されているボディ内手ブレ補正も採用され、その効果は約8.0段分と高感度撮影で不利となるAPS-Cセンサーにおいて、ISO感度を従来よりも下げ、シャッタースピードが低下しても極限まで手ブレを抑制することができます。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 約22.3×14.8mm(APS-C)
- 映像素子型式 : CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約3250万画素
- オートフォーカス方式 : デュアルピクセル CMOS AF方式
- AFフレーム選択可能ポジション : 最大5915ポジション
- 常用ISO感度 : ISO100~32000
- シャッター速度 : 1/8000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約15コマ/秒(電子シャッター時は最高約30コマ/秒)
- 画面 : 3.0型/約162万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 138.4×97.5×88.4mm
- 質量 : 約680g
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Canon EOS R7実写レビュー。高速撮影に優れた性能を特徴とした待望のRFマウント初のAPS-Cモデル – Rentio PRESS[レンティオプレス]
EOS R10
2022年7月28日に発売となってAPS-Cセンサー搭載の「EOS R10」。
先程ご紹介したEOS R7とは、同時発表となったEOS R10ですが、EOS R7とは上位下位の関係となっています。
高性能AFを特徴としながら小型・軽量化を実現
EOS R10の性能面での一番の特徴は、上位モデル譲りのAF性能と言えるでしょう。
画角の広範囲で被写体を正確かつ高速に捉えることのできるデュアルピクセルCMOS AF IIを採用し、サーボAF時には、しっかりと被写体を追随し続けることが可能です。
また、この高速・性格なAF性能に加えて、メカシャッター時で最高約15コマ/秒、電子シャッター時で最高約23コマ/秒の高速連写性能も叶えており、動く被写体に対しても強さを見せています。
これだけの性能を叶えながら、EOS Rシリーズで最小かつ最軽量のサイズ感を実現し、持ち運びにも負担にならない携帯性も特徴としています。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 約22.3×14.9mm(APS-C)
- 映像素子型式 : CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2420万画素
- オートフォーカス方式 : デュアルピクセル CMOS AF方式
- AFフレーム選択可能ポジション : 最大4503ポジション
- 常用ISO感度 : ISO100~32000
- シャッター速度 : 1/4000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約15コマ/秒(電子シャッター時は最高約23コマ/秒)
- 画面 : 3.0型/約104万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 122.5×87.8×83.4mm
- 質量 : 約429g
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Canon EOS R10実写レビュー。初心者にも優しい操作性とワンランク上の性能を両立させたミラーレス一眼 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
EOS R50
2023年3月17日発売となったEOS Rシリーズにおいてエントリー向けのモデルである「EOS R50」。
EOS Rシリーズでは、当初フルサイズセンサーを搭載する上位モデルが中心でしたが、こちらのEOS R50の様に、APS-Cセンサーを搭載した入門機の役目を担うモデルも誕生してきています。
EOS Kissの魂を受け継ぐ初心者向けモデル
EOS R50は、これまでキヤノンの一眼カメラにおいて初心者やファミリー層に圧倒的な支持を集めていた「EOS Kiss」シリーズの伝統を受け継ぐモデルといえるでしょう。
現時点では、EOS Kissの将来性に関するアナウンスはありませんが、ミラーレス一眼として大ヒットを遂げたEOS Kiss M2の後継モデルの様な存在としても期待されています。
小型・軽量のサイズ感から持ち運びが非常に楽となり、キヤノンが誇る高画質を追求し、狙った被写体を逃さないオートフォーカスなどの性能面でも高い能力、それでいて簡単操作を感じられる1台となっています。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 約22.3×14.9mm(APS-C)
- 映像素子型式 : CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2420万画素
- オートフォーカス方式 : デュアルピクセル CMOS AF方式
- AFフレーム選択可能ポジション : 最大4503ポジション
- 常用ISO感度 : ISO100~32000
- シャッター速度 : 1/8000~30秒、バルブ(電子シャッター時)
- 連写性能 : 最高約12コマ/秒(電子シャッター時は最高約15コマ/秒)
- 画面 : ワイド3.0型/約162万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 116.3×85.5×68.8mm
- 質量 : 約375g(ブラック、CIPAガイドライン準拠)
EOS R50実写レビューはこちら
Canon EOS R50実写レビュー。大人気EOS Kissの伝統と最新技術が融合した初心者におすすめの1台 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
EOS R100
先ほどご紹介したEOS R50は、EOS Kissブランドの伝統を継承したモデルとご紹介しましたが、こちらのEOS R100も、更に低価格の初心者向けミラーレス一眼として発売になったモデルです。
カメラボディのサイズ感や操作性は、EOS R50とほぼ同じとなっていますが、性能面や背面モニターの可動可否などで違いが出ています。
EOS R50よりもスペックを落としながら低価格と最軽量を実現
EOS R100では、EOS R50よりも実売価格においてボディのみで3万円ほど低価格を実現しています。
これを実現するために、搭載されている映像エンジンがEOS R50ではDIGIC Xであったことに対して旧型のDIGIC 8へと変えていることや、これによって最大常用ISO感度がISO32000からISO12800へと低下しているなどの影響があります。
また、AFシステムについてもキヤノンの定番となった「デュアルピクセルCMOS AF II」ではなく、こちらも旧型の「デュアルピクセルCMOS AF」が採用されています。
電子先幕時の最大連写速度についても、EOS R100では、約6.5コマ/秒まで遅くなっていることから、夜景や動く被写体などの撮影においては、性能の差が大きく見られると言えるでしょう。
しかし、日中時間帯の風景写真撮影やあまり動く被写体を撮影されない方にとってはあまり大きな影響が出るとは言えず、重さも309gと数あるミラーレス一眼の中でも非常に軽いため、気軽にミラーレス一眼を始めてみたいという方には特におすすめできる1台です。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 約22.3×14.9mm(APS-C)
- 映像素子型式 : CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2410万画素
- オートフォーカス方式 : デュアルピクセル CMOS AF方式
- AFフレーム選択可能ポジション : 最大3975ポジション
- 常用ISO感度 : ISO100~12800
- シャッター速度 : 1/4000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約6.5コマ/秒(電子先幕)
- 画面 : ワイド3.0型/約104万ドット(固定式、タッチパネル非搭載)
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 116.3×85.5×68.8mm
- 質量 : 約356g(CIPAガイドライン準拠)
EOS R(※生産終了)
2018年10月26日に発売となった最新カメラ「EOS R」。
キヤノンのミラーレス一眼カメラとして初めてフルサイズセンサーを搭載し、数多くの機能や高性能を自信とする全く新しいカメラです。
全く新しいマウントを開発
これまでのEF-Mレンズは使用することができず、新たに登場したRFレンズを使用する必要があります。専用の別売アダプターを使用することでEFレンズやEF-Sレンズを装着することは可能です。
この設計から分かるように、EOS Rはこれまでキヤノンが開発してきたミラーレス一眼とは全く違うタイプです。
驚愕のAF性能
これまでミラーレス一眼カメラが苦手としていたAF性能は驚くべき進化を遂げました。
まずフルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラとして世界最速AF、0.05秒を達成。そして最大5655点を誇るAFポイントは、過去に例のないほどの性能です。
また、暗い場所での撮影で必要となる低輝度合焦限界EV-6は世界初の技術となり、肉眼で捉えることの難しい被写体に対しても正確なAF能力を発揮します。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 36.0×24.0mm(フルサイズ)
- 映像素子型式 : CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約3030万画素
- オートフォーカス方式 : デュアルピクセル CMOS AF方式
- 測距点 : 5655点
- 常用ISO感度 : ISO100~40000
- シャッター速度 : 1/8000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約8.0コマ/秒(ワンショットAF使用時)
- 画面 : ワイド3.15型/約210万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 135.8×98.3×84.4mm
- 質量 : 約660g
EOS R 実写レビューはこちら
Canon EOS R実写レビュー。伝統を受け継いだフルサイズミラーレス一眼カメラが誕生 – RentioPress
EOS RP
2019年3月14日に発売となったEOS Rシリーズの第二弾である「EOS RP」。
EOS Rとは異なり、初心者に寄り添った「ガイド表示」や「クリエイティブアシスト」を搭載したエントリー向けフルサイズミラーレス一眼となっています。
初心者向けながら充実の基本性能
EOS RPは、初心者でも扱いやすい機能性や操作性を意識したモデルですが、フルサイズセンサーを搭載したカメラとして充実した基本性能を実現しています。
画素は2620万画素、最高常用ISO感度はISO40000、高速で4779点のAFポイントから正確にピント合わせるAF性能など、初心者向けとは思えぬ高い性能を実現しています。
手軽にフルサイズの高画質を
これまでフルサイズ一眼というのは大きく、重く、高いという印象が強かったです。
しかしEOS RPでは、初心者向け一眼レフであるEOS Kiss X9iよりも小型・軽量化を実現し、フルサイズ一眼としての常識を覆しています。
また、フルサイズ一眼としては発売時から20万円を下回る低価格の設定であるため、手の届きやすいフルサイズミラーレス一眼カメラとして今後期待されています。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 35.9×24.0mm(フルサイズ)
- 映像素子型式 : CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2620万画素
- オートフォーカス方式 : デュアルピクセル CMOS AF方式
- 測距点 : 4779点
- 常用ISO感度 : ISO100~40000
- シャッター速度 : 1/4000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約5.0コマ/秒(ワンショットAF使用時)
- 画面 : 3.0型/約104万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 132.5×85.×70.0mm
- 質量 : 約485g
EOS RP実写レビューはこちら
Canon EOS RP実写レビュー。フルサイズ入門機としての性能やEOS Rとの比較を実際に使って徹底解説 – RentioPress
EOS Ra(※生産終了)
2019年12月5日に発売となったEOS Raは、天体撮影専用のモデルとして開発されました。
基本的な性能はEOS Rをベースとしており、その上で天体撮影に必要な特性を加えた専用モデルとなっています。
天体撮影専用のため通常の撮影には不向き
EOS Raは、天体撮影専用モデルとしてHα輝線透過率約4倍を特徴としています。
そのため、これまで通常のカメラにおいて特殊なフィルターを使用しなければ写りにくかった赤味の強い星雲などをフィルター無しで高精細に撮影することが可能になりました。
しかし、この特殊な構造を保有していることから通常の被写体を撮影した場合も赤味が強い仕上がりとなるため、天体撮影以外の用途で使用することはおすすめできません。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 36.0×24.0mm(フルサイズ)
- 映像素子型式 : CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約3030万画素
- オートフォーカス方式 : デュアルピクセル CMOS AF方式
- 測距点 : 5655点
- 常用ISO感度 : ISO100~40000
- シャッター速度 : 1/8000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約8.0コマ/秒(ワンショットAF使用時)
- 画面 : ワイド3.15型/約210万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 135.8×98.3×84.4mm
- 質量 : 約660g
EOS Kiss M2(※生産終了)
2020年11月27日に発売となったEOS Kissシリーズにおけるミラーレス一眼の最新モデル「EOS Kiss M2」。
EOS Kissシリーズで初めてのミラーレス一眼として話題を呼んだEOS Kiss Mの後継モデルとして発売されました。
好評の機能そのままにAF性能を大幅に向上
EOS Kiss M2では、従来モデルEOS Kiss Mで好評だった基本性能や機能面を継承し、細かい部分の改良を行った印象です。
改善した性能面では、「AF性能」における変化が大きく、人間や動物の目にピントを合わせる「瞳AF」の精度が大幅に向上しました。
更にこれまでフォーカスを固定する「ワンショットAF」時のみに有効であった瞳AFですが、動きのある被写体にも追随し続ける「AIサーボ」時も使用することができるようになりました。
より使いやすさを重視したエントリーモデルに
基本的な性能については、EOS Kiss Mから大きく変わっていないものの、EOS Kiss Mの時代から美しい高画質撮影を行うことができることで定評があり、画質についても満足できるクオリティを実現しています。
EOS Kiss M2では、使いやすさを向上させるためのアップロードが行われ、液晶パネル上でのピント合わせ操作の自由度を高め、より直感的な操作による撮影を可能としています。
また、ファイルサイズが課題となるRAWでの記録も、ファイルサイズを抑えた「C-RAW」型式での記録にも対応しており、RAW現像を少し挑戦してみたいという方にもおすすめのカメラとなっています。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 22.3×14.9mm(APS-C)
- 映像素子型式 : CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2410万画素
- オートフォーカス方式 : デュアルピクセルCMOS AF方式
- 測距点 : 143点
- ISO感度 : ISO100~25600
- シャッター速度 : 1/4000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約10コマ/秒(ワンショットAF使用時)
- 画面 : ワイド3.0型/約104万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 116.3×88.1×58.7mm
- 質量 : 約387g
EOS Kiss M2 実写レビューはこちら
Canon EOS Kiss M2実写レビュー。AF性能を向上させた大人気初心者向けミラーレス一眼の後継機が誕生 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
EOS Kiss M (※生産終了)
2018年3月23日に発売された「EOS Kiss M」。
EOS Kissシリーズではじめてミラーレス一眼モデルが誕生したと発売当初から大きな話題を呼んでいます。
EOS Kissは元々エントリーユーザー向けに特化した初心者用のデジタル一眼カメラシリーズでしたが、EOS Kiss Mは新機能や最新技術を存分に搭載した革新的なミラーレス一眼カメラです。
最新映像エンジン「DIGIC8」を搭載
今回の新発表となった新映像エンジン「DIGIC8」をEOS Kiss Mにて初搭載しました。
これまで最新映像エンジンは、代表的製品にはじめて搭載されることがほとんどで、EOS 1Dシリーズや5Dシリーズなどが一般的でした。
しかしエントリーモデルであるEOS Kiss Mに搭載されたことで、「高級機=代表商品」というイメージではなくなり、キヤノンがより本格的にミラーレス市場に力を入れることの現れでした。
この最新映像エンジン「DIGIC8」の効果で最高約10コマ/秒の高速連写や、オートライティングオプティマイザ性能の向上、高輝度時の階調表現性能が大幅に向上し、撮影において画質以外でも大きく貢献しています。
また、DIGIC8の効果は動画撮影にも現れており、EOS Kissシリーズでは初となる4K動画撮影を実現しています。
直感で絵作りができる「クリエイティブアシストモード」
「クリエイティブアシストモード」という機能が新搭載されました。
こちらはオート撮影時にカメラに任せた撮影もできますが、プラスアルファで自分の思い描く写真を表現するために感覚的に絵作りをサポートしてくれる機能です。
「背景のボケ具合」「明るさ調整」「コントラストの強弱」「色の鮮やかさ」「色合いの調整」「モノクロ化」などの項目を自分好みに設定することができます。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 22.3×14.9mm(APS-C)
- 映像素子型式 : CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2410万画素
- オートフォーカス方式 : デュアルピクセルCMOS AF方式
- 測距点 : 143点
- ISO感度 : ISO100~25600
- シャッター速度 : 1/4000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約10コマ/秒(ワンショットAF使用時)
- 画面 : ワイド3.0型/約104万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/NFC/Bluetooth
- 大きさ : 116.3×88.1×58.7mm
- 質量 : 約390g
EOS Kiss M 実写レビューはこちら
Canon EOS Kiss Mを実写レビュー!本当に初心者に適しているカメラなのか?徹底検証 | RentioPress
EOS M5(※生産終了)
2016年11月25日に発売された「EOS M5」。
こちらは初代EOS Mから続く伝統的なミラーレスカメラです。キヤノンのEF-Mマウントの中では最上位機種として発売されています。
高性能AF機能
EOS M5では、EOS MシリーズとしてはじめてデュアルピクセルCMOS AFを搭載しました。
現行モデルの中では最も古いモデルですが、これ以降のモデルにはデュアルピクセルCMOS AFが搭載されているため、EOS M5が先駆けとなりました。
これまでキヤノンのミラーレス一眼では、AF性能が弱点とされてきましたが、EOS M5では、逆に得意分野とするほどAF性能が改善されました。新AFシステムの搭載により、AFの高速化を実現し、動体撮影でもサーボAFの最大7コマ/秒の連続撮影と合わさり絶大な力を発揮します。
便利なタッチ&ドラッグAF
液晶画面を使ったピント合わせは、ミラーレス一眼の定番になりつつありますが、EOS M5ではタッチAFの他に、ドラッグAFも採用しています。
タッチでピント位置を指定する「絶対位置」と、指で動かしたベクトルに応じてAFを判断する「相対位置」に対応しています。これにより、シャッターボタンを使用したピント合わせよりも、正確で簡単にピントを合わせることができます。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 22.3×14.9mm(APS-C)
- 映像素子型式 : CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2420万画素
- オートフォーカス方式 : デュアルピクセルCMOS AF方式
- 測距点 : 49点
- ISO感度 : ISO100~25600
- シャッター速度 : 1/4000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約9コマ/秒(ワンショットAF使用時)
- 画面 : ワイド3.2型/約162万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/NFC/Bluetooth
- 大きさ : 115.6×89.2×60.6mm
- 質量 : 約427g
EOS M6 Mark II (※生産終了)
従来モデルであるEOS M6の発売から約2年半を経て、後継機となる「EOS M6 Mark II」が発売。
フルサイズセンサーを搭載した最新シリーズであるEOS Rシステムが盛り上がりを見せる中、久々にEF-Mから最新モデルの誕生となりました。
EOS 90Dと並んでAPS-Cセンサー搭載モデルとして最新技術を投入
EOS M6 Mark IIより1週間早く発売となった一眼レフのEOS 90D同様に、新しい映像エンジンによる撮影性能の向上を大きく感じられます。
画素数はAPS-Cセンサー搭載モデルとして新たな領域となる約3250万画素を実現。
また、最新映像エンジン「DIGIC8」によって大幅に画像処理能力が向上し、高感度撮影時においても従来モデルより優れた描写を実現しています。
高速撮影に優れた性能
画素数や高感度撮影以外にもクラス最高となる約14コマ/秒の高速連写や、広範囲をカバーし、正確なピント合わせを実現するAF性能も魅力的です。
EOS M6 Mark IIでは、これまでのEF-Mマウントモデルよりも大幅に性能を向上させながら、コンパクトさを継承した完成度の高いモデルとなっています。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 22.3×14.9mm(APS-C)
- 映像素子型式 : CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約3250万画素
- オートフォーカス方式 : デュアルピクセルCMOS AF方式
- 測距点 : 143点
- ISO感度 : ISO100~25600
- シャッター速度 : 1/4000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約14コマ/秒(ワンショット/サーボAF両対応)
- 画面 : ワイド3.0型/約104万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 119.6×70.0×49.2mm
- 質量 : 約408g
EOS M6 Mark II 実写レビューはこちら
Canon EOS M6 Mark II実写レビュー。進化が止まらないEF-Mマウント最新ミラーレス一眼の実力 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
EOS M6 (※生産終了)
2017年4月20日発売された「EOS M6」。
こちらはかつて存在したエントリーモデルEOS M10とM5の中間を埋める中位モデルとして発売されました。M5よりも小型軽量を意識しつつも、高性能なカメラモデルになっています。
ファインダー非搭載
性能面でみるとM5とほとんど差のないM6ですが、最大の違いはファインダーの有無です。ファインダーがないM6は、必ず液晶画面を確認しながらの撮影となります。
しかしファインダーがない分、小型軽量が図られました。ボディ自体の大きさも小さくなったので液晶も少しだけ小さくなっています。
EOS 1DX Mark IIにも採用の先進のAF技術を搭載
キヤノンのフラッグシップ機でも採用されているAF技術を搭載しています。撮影条件に左右されず高速でピントを合わせることができる高性能なオートフォーカスです。
オートフォーカスを合わせたい部分は、タッチパネルでもボタンでも指定が可能です。微調整もできるため、思い通りにピント合わせが進みます。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 22.3×14.9mm(APS-C)
- 映像素子型式 : CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2420万画素
- オートフォーカス方式 : デュアルピクセルCMOS AF方式
- 測距点 : 49点
- ISO感度 : ISO100~25600
- シャッター速度 : 1/4000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約9コマ/秒(ワンショットAF使用時)
- 画面 : ワイド3.0型/約104万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/NFC/Bluetooth
- 大きさ : 112.0×68.0×44.5mm
- 質量 : 約390g
EOS M200(※生産終了)
2019年10月18日発売予定の「EOS M200」。
キヤノンの一眼カメララインナップにおいて最も小型で軽量化を実現していたEOS M100の後継機として、携帯性そのままに性能を向上させて誕生しました。
気軽に撮影に出かけられる抜群の携帯性
従来モデルEOS M100時代からコンパクトなボディサイズ感で人気を集めていましたが、EOS M200においてもその伝統は継承されています。
手のひらに収まるカメラボディと、バッテリーやメモリーカードを含めても300gを超えることのない重量は、持ち運びにおいても大きなメリットとなります。
初心者でも簡単に扱える優しい操作性
一眼カメラにおいてハードルの高さを感じる瞬間の一つとして、操作の難しさがあると聞くことも少なくありません。
しかし、EOS M200では、初心者でも迷うことなく液晶画面に表示されるビジュアルガイドを使って簡単に理想的な写真を撮ることができます。
撮影設定において数値を理解する必要がなく、液晶画面を見ながら選択するスマートフォンのような視覚的操作ができるため、優しい操作性となっています。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 22.3×14.9mm(APS-C)
- 映像素子型式 : CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2410万画素
- オートフォーカス方式 : デュアルピクセルCMOS AF方式
- 測距点 : 最大143点
- 常用ISO感度 : ISO100~25600
- シャッター速度 : 1/4000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約6.1コマ/秒(ワンショットAF使用時)
- 画面 : ワイド3.0型/約104万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 108.2×67.1×35.1mm
- 質量 : 約299g
EOS M200 実写レビューはこちら
Canon EOS M200実写レビュー。初心者に最適なキヤノン最軽量一眼カメラを使いこなす – Rentio PRESS[レンティオプレス]
EOS M100 (※生産終了)
2017年10月5日に発売された「EOS M100」。エントリーモデルとして大ヒットしたEOS M10の後継機として発売されました。
キヤノンはEOS Kissなどの初心者向け一眼レフに強い傾向がありますが、こちらも使いやすさや小型軽量で人気を集めています。更に価格帯も安価で、非常にコストパフォーマンスの高い製品になっています。
エントリーモデルとしての傑作
エントリーモデルながら充実の機能を搭載しています。
これまでのハイブリッドCMOS AFに比べて、デュアルピクセルCMOS AFは上級機であるM5やM6でも搭載されているだけあって高速AFを実現します。
高感度耐性では上級機より劣りますが、それを除いたら上級機とあまり変わらないスペックを実現します。
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近年ではカメラにWi-Fi機能が搭載されていることが多いですが、Bluetooth機能が搭載されているのは少ないです。
M100はBluetoothも搭載されています。Bluetoothの最大のメリットは接続が簡単になることです。
Wi-Fiではその都度接続が必要だったのですが、Bluetoothでは1度ペアリングするだけで自動的にカメラとスマートフォンなどを瞬時につなげてくれます。
主なスペック
- 撮像画面サイズ : 22.3×14.9mm(APS-C)
- 映像素子型式 : CMOSセンサー
- 有効画素数 : 約2420万画素
- オートフォーカス方式 : デュアルピクセルCMOS AF方式
- 測距点 : 49点
- 常用ISO感度 : ISO100~6400
- シャッター速度 : 1/4000~30秒、バルブ
- 連写性能 : 最高約6.1コマ/秒(ワンショットAF使用時)
- 画面 : ワイド3.0型/約104万ドット
- 通信機能 : Wi-Fi/NFC/Bluetooth
- 大きさ : 108.2×67.1×35.1mm
- 質量 : 約302g
EOS M100 実写レビューはこちら
Canon EOS M100実写レビュー。キヤノンで一番小さくて軽い初心者におすすめのミラーレス一眼 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
キヤノンミラーレス一眼現行モデルリスト
モデル名 | EOS Kiss M2(※生産終了) | EOS Kiss M(※生産終了) | EOS M5 | EOS M6 Mark II(※生産終了) | EOS M6(※生産終了) | EOS M200(※生産終了) | EOS M100(※生産終了) | EOS R3 | EOS R5 | EOS R6 Mark II | EOS R6(※生産終了) | EOS R(※生産終了) | EOS RP | EOS Ra(※生産終了) | 価格帯 | 7万4千~8万5千円 | 5万8千~6万3千円 | 8万~11万円 | 11万2千円~ | 7万3千~8万1千円 | 5万5千~5万8千円 | 4万5千~4万8千円 | 70万円~ | 50万円~ | 30万円~ | 30万円~ | 23万7千円 | 16万円~ | 28万円~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
撮像画面サイズ | 約22.3×14.9mm(APS-C) | 約36.0×24.0mm(フルサイズ) | 約35.9×23.9mm(フルサイズ) | 約36.0×24.0mm(フルサイズ) | 約35.9×24.0mm(フルサイズ) | 約36.0×24.0mm(フルサイズ) | ||||||||
映像素子型式 | CMOSセンサー | |||||||||||||
有効画素数 | 約2410万画素 | 約2420万画素 | 約3250万画素 | 約2420万画素 | 約2410万画素 | 約2420万画素 | 約2410万画素 | 約4500万画素 | 約2420万画素 | 約2010万画素 | 約3030万画素 | 約2620万画素 | 約3030万画素 | ファインダー有 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
オートフォーカス方式 | デュアルピクセル CMOS AF | |||||||||||||
測距点 | 最大143点 | 49点 | 最大143点 | 49点 | 最大143点 | 49点 | 最大4779点 | 最大6072点 | 最大4897点 | 最大6072点 | 最大5655点 | 最大4779点 | 最大5655点 | |
常用ISO感度 | ISO100~25600 | ISO100~6400 | ISO100~102400 | ISO100~51200 | ISO100~102400 | ISO100~40000 | ||||||||
シャッター速度 | 1/4000秒~30秒、バルブ | 1/8000秒~30秒、バルブ | 1/4000秒~30秒、バルブ | 1/8000秒~30秒、バルブ | ||||||||||
連続撮影速度(メカシャッター時) | 最高約10コマ/秒 | 最高約9コマ/秒 | 最高約14コマ/秒 | 最高約9コマ/秒 | 最高約6.1コマ/秒 | 最高約30コマ/秒 | 最高約12コマ/秒 | 最高約8.0コマ/秒 | 最高約5.0コマ/秒 | 最高約8.0コマ/秒 | ||||
画面 | ワイド3.0型/約104万ドット | ワイド3.0型/約104万ドット | ワイド3.2型/約162万ドット | ワイド3.0型/約104万ドット | 3.2型/約415万ドット | 3.2型/約210万ドット | 3.0型/約162万ドット | 3.15型/約210万ドット | 3.0型/約104万ドット | 3.15型/約210万ドット | ||||
Wi-Fi搭載 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
NFC搭載 | – | 〇 | 〇 | – | 〇 | – | 〇 | – | – | – | – | – | – | – |
Bluetooth搭載 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
大きさ | 116.3×88.1×58.7mm | 116.3×88.1×58.7mm | 115.6×89.2×60.6mm | 119.6×70.0×49.2mm | 112.0×68.0×44.5mm | 108.2×67.1×35.1mm | 108.2×67.1×35.1mm | 150.0×142.6×87.2mm | 138.5×97.5×88.0mm | 138.4×98.4×88.4mm | 138.4×97.5×88.4mm | 135.8×98.3×84.4mm | 132.5×85.0×70.0mm | 135.8×98.3×84.4mm |
質量 | 約387g | 約387g | 約427g | 約408g | 約390g | 約299g | 約302g | 約1015g | 約738g | 約670g | 約680g | 約660g | 約485g | 約660g |
キヤノンミラーレス一眼カメラまとめ
はじめてのミラーレスにおすすめEOS Kiss M2(※生産終了)
2020年11月発売と最新モデルで、初心者におすすめのEOS Kissシリーズで展開されているEOS Kiss M2は、まさにはじめてのミラーレスとしてもおすすめのモデルです。
大ヒットモデルEOS Kiss Mの後継モデルとして、好評だった性能や携帯性そのままに、使いやすさを更に向上させた最新モデルです。
ミラーレスという新たな時代にEOS Kiss M(※生産終了)
2018年3月に発売となったEOS Kiss Mは、キヤノンを代表するエントリーモデルシリーズ「EOS Kiss」初のミラーレス一眼カメラです。
初心者向けの操作性も充実しつつ、カメラとしての性能や機能を多く含み、キヤノンがこれからミラーレス市場に力を入れることが窺える、最新モデルです。
ファインダー有の一眼レフと変わらない撮影スタイルにはEOS M5(※生産終了)
撮影スタイルによっては、ファインダーがないことで撮影することが困難な場合があります。例えば望遠レンズを使った動体撮影では、とても動く被写体を画面上で追いかけるのは難しいです。
ファインダーが重要な方には最上位モデルであるEOS M5がおすすめです。
EF-Mマウントで驚きの進化を見せたEOS M6 Mark II(※生産終了)
従来モデルEOS M6の後継モデルとして2019年9月発売のEOS M6 Mark IIは、後継らしく、従来の性能から大きく向上させ、あらゆる次世代を感じさせるモデルです。
シリーズとして最高クラスの約3250万画素を実現し、こちらもクラス最高の約14コマ/秒の高速連写を実現するなど、これまでのEF-Mマウントシリーズからは考えられない非常に高いレベルを実現しています。
今流行するミラーレス一眼市場で更にシェアを伸ばすべく開発された高性能かつ優れた携帯性を実現した期待の最新モデルです。
ファインダーなしでも高性能はEOS M6(※生産終了)
逆に広角レンズや風景写真などを撮影する際は、画面上の方が仕上がりがわかったり、水平もきれいに取れるため、ファインダーは必要なくなります。
それでも性能はキープしたい場合は、EOS M6が最適です。冒頭でご紹介した通り、性能面では上位機種と差はほとんどなく、ファインダーの有無が大きなポイントとなります。
ファインダーがなくなることでボディ本体は小型化、軽量化されて使いやすいことは間違いないでしょう。価格も少しだけですが、下がるので同じ性能でファインダーを必要としない方にはおすすめのモデルです。
キヤノン最小最軽量一眼カメラEOS M200(※生産終了)
EOS M200は、カメラサイズにおいて優れており、気軽に一眼カメラの性能の良さを体感するのに最適です。
従来モデルのEOS M100からサイズ感はそのままに、基本的な撮影性能を向上させた正当な後継機として初心者がキヤノンのカメラを選ぶ上で注目したいモデルです。
初心者が選ぶべきEOS M100(※生産終了)
M100は初心者モデルとして発売されていますが、高感度以外の性能は上位機種と変わらないほど優秀なカメラです。
細かい設定をせず、数タッチで設定できるため、誰でも簡単に思い通りの写真を撮ることができます。
ミラーレス一眼の最高峰EOS R5
あらゆる性能で最高レベルを実現したEOS R5。
これまでの常識を覆し、ミラーレス一眼市場における存在感はますます高まるばかりです。
約4500万画素の高画素を実現しながら、優れた高感度耐性、AF性能、高速連続撮影性能さらに新装したボディ内手ブレ補正機構は、まさにミラーレス一眼の最高峰と言えるでしょう。
常識を超えた価格設定を実現したEOS R6(※生産終了)
EOS R5から画素数こそ低下しているものの、実現している性能はほぼ同等であるEOS R6。
このレベルを実現しながら、発売直後の実売価格で30万円程度となっているのは、これまでの常識を覆す存在と言えるでしょう。
高画素を必要とせず、EOS Rにおける最新技術を体感するのであれば間違いなくおすすめできるモデルです。
新たな時代の訪れを感じるEOS R(※生産終了)
これまでキヤノンは中級以上のモデルを全て一眼レフカメラとして生産してきましたが、EOS Rは初のフルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼ということで、同社にとっても新たな一歩となります。
これまでのEOS-Mマウントとは全く異なり、メイン機材としてのカメラという位置付けとして、今後キヤノンのミラーレス一眼カメラ開発に注目が集まります。
気軽にフルサイズミラーレス一眼という選択肢をEOS RP
キヤノンでは一眼レフにおいてEOS 6Dシリーズという初心者向けのフルサイズ一眼を開発してきました。
EOS RPはEOS 6Dシリーズのミラーレス一眼カメラ版として期待できるラインナップです。初心者が気軽にフルサイズミラーレス一眼という選択ができるようになる、そんな時代の到来を感じさせられる最新モデルです。
迷ったときはレンタル
カメラというのは決して簡単に購入できるものではないと思います。今回ご紹介したEOS M100でも、最低4万円代でこれからカメラを始めるために購入される方にとっては安いものではありませんよね。
そんなとき便利なのは、お好きなミラーレス一眼を最短3泊4日からレンタルできるサービスがおすすめです。
Rentioでは、キヤノンのミラーレス一眼をはじめとする様々なカメラのレンタルを行っています。気になったカメラがあったらまずはレンタルするのも良いと思います。
カメラ、家電、ガジェットのレンタルサービス – Rentio[レンティオ]
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