商品レビュー 4.0
- 性能に満足しました
- デザインが良かったです
- 購入したいです
前から気になる存在だったが、突然発作のようにさらに気になりだしたpomera MD250。新製品がそろそろ出るのでは?と疑心暗鬼な今日この頃。今出たとしても初期不良が怖くてどうせ買わないだろうけど、一度気になると居ても立ってもいられない。近くに実機をさわれる量販店などもないし、それならばとレンタル。
前段としてこの機種が何故気になるのかを書いたのですが、思いがけず長くなったので一番最後にしました。
第一印象はしっかりしている、というか、ずっしり。
さすがに開いたらすぐに入力出来る訳ではなく、ロゴの表示を含め一呼吸置いてから入力画面になる感じ。前に閉じたときの状態で画面が立ち上がる。
ヒンジの構造で開閉角度が90°を過ぎると、ディスプレイ側がキーボード側の下に入り込みキーボード側が持ち上がる。つまり、傾斜が出来る。傾斜角は約2.69°(但、生成AIの計算。未検証)この傾斜はあった方が打ちやすい・・・気がする。
キータッチは浅く打ちやすい。音も静か。おおむね想像通り。
さて、本題の親指シフト。一番のサプライズは小指シフトをつかった半濁音入力が出来たこと。説明は省くけど、昔から親指シフトを使っている人は多分感涙(個人の感想)だと思います。キー割付の設定もあるので、ある程度親指シフトに関連するキーも入れ替えることができる。親指シフト専用機ではないので、左右親指シフトに使用するキーが片寄っている、右シフトキーが小さいなど、手放しでは喜べない部分もあるが、思っていた以上に親指シフトに関してはちゃんと(失礼)していた。
マウスもないしタッチでもないので基本操作はメニューキーから。そう、昔のワープロと同じ。移動は矢印キー。面倒な感覚と懐かしい感覚が入り交じる。しばらくすれば慣れてくる。ショートカットがあるので一気に行くことも出来る。ディスプレイの左右は空いているので、ショートカット一覧とかを印刷して貼っておいても良いかも。買ったら試そう。
気になったのは、ATOK for pomera[ Professional ]について。PCではATOK Passportを使っていて、極端な違いは(少しおバカさんかも)なかったが、やはり違和感はある。普段使っているATOKとほぼ思っている変換もしくは推測候補が出てくるので、すぐに変換出来る印象で至れり尽くせりな感じ。ちょっと過保護?なくらい。対してATOK for pomeraはスタンドアローンのせいか一昔前のATOKな感じで、お節介する余裕はなく淡々と仕事をする感じ?これは・・・と思ったのは、推測候補も無かった(気がする)し、何より、確定後の再変換が出来なかった(気がする)こと。修正するときなど面倒なので確定後の再変換は出来るようにして欲しい。
あやふやになってしまった部分については(現時点では届いていないが、pomeraを購入したので)、修正が出来るようなら情報を更新できればと思います。
以下、興味のある方はどうぞ。
前段として何故この機種が気になるのかというと、基本、文章作成機能しかないこと。スマートフォンは入力し難く、長時間の入力には耐えられない(自分が)。PCはいろいろ出来るがとにかく気が散る。
字を書くのが苦手で汚いし、キーボードで入力した方がはるかに早い事もあり、メモ帳とペンの感覚で使えるのでは無いかと。
そして、唯一、公式に親指シフトを採用している事。(MacでもWindowsでも親指シフトは使えるけれど、MacやWindowsで親指シフトを採用しているわけでは無い)ちなみに、何故親指シフトが良いかというと考えながら入力出来るという事。どういう事かと言うと、ローマ字入力はひらがなをローマ字に変換してから入力することになるので思考がつながらず途切れ途切れになる。左右親指のシフトキーを使用することで、一つのキーに複数のかなをあてることが出来るため、ホームポジションからあまり離れずに入力ができる。親指シフトの配列によっては右手小指の右側に後退・取消が並んで配置できるため、小指を動かすだけで一文字消したり、全体を取り消ししたり出来る。これが結構便利というか、親指シフトの本質に関わる、と勝手に思っている。もちろんこれは個人の所感。非常に打ちにくいが、かな入力ならJISもあるし、指で憶えてしまえば頭で考えることもなく、ローマ字入力でもかなり早く入力出来るようになる。要は慣れではある。そう、自分は親指シフトに馴れてしまっているので、今更他の入力方法憶えてまで入力したいとは思わない。ちなみに親指シフトと言っても、かなりの亜種があるので、もっと入力しやすい方法はないかと思っている人は探してみてたらいかが?自分に合ったものが見つかるかも。