[2024最新] SONY(ソニー)おすすめレンズ13選。Eマウントで人気の厳選モデルをジャンル毎にご紹介
更新日2024/07/17
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一眼カメラでの撮影には、レンズとの組み合わせが必須となりますが、そのレンズ選びは初心者にとって難しく感じるシーンの一つです。
一眼を始めたころは、キットレンズで満足していた方も、写真撮影にのめり込むにつれて新たなレンズを使用して撮影したいと思う日が来るでしょう。
今回は、近年ミラーレス一眼カメラ市場において、圧倒的な存在感を示すソニーが展開するEマウントでおすすめのレンズを各モデルの解説とともにご紹介していきます。
もくじ
一眼カメラで必需となるカメラレンズ
ソニーが展開するミラーレス一眼カメラでは、Eマウントに対応したレンズを使用した撮影が必須となります。
一眼カメラを使って撮影する上で、レンズと組み合わせることで初めて撮影を行うことができます。
組み合わせるレンズは、撮影シーンよって変える必要があり、シーンやレンズの特性を見極めてレンズを選ぶ必要があるため、初心者にとっては難しい作業の一つです。
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レンズには様々な種類が存在
カメラのレンズには、焦点距離に応じて複数のジャンルに分けられています。
広く写すときや、遠くの被写体を大きく写すときなど、撮影シーンに応じて適切なレンズを選ぶ必要があります。
カメラレンズは主に広角レンズ、標準レンズ、望遠レンズ、単焦点レンズ、高倍率ズームレンズに分かれており、ここからはそれぞれの特徴をご紹介していきます。
広角レンズ
広い画角を叶える広角レンズは、焦点距離の数値が小さいことが特徴です。
ワイドアングルを実現することで、目の前に広がる壮大な光景を写す場合や、室内を広く写したいときに効果的なレンズです。
風景写真を撮影される方にとっては、表現の幅を大きく広げることができる、おすすめのレンズジャンルです。
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標準レンズ
初心者向けのカメラなどにも付属されることが多いほど、日常的に使用する機会が多いのが標準レンズです。
画角は広すぎず、狭すぎずであることから、身近な存在を撮影するスナップ写真の撮影にも向いており、日常的に気軽に使用することができるレンズです。
一眼カメラを使う上では、1本は必ず持っておきたい基本のレンズと言えるでしょう。
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望遠レンズ
遠くの被写体を拡大して撮影することに適している望遠レンズ。
広角レンズや標準レンズと比較すると、使用することのできる機会は限られますが、撮影する対象によっては一番使うレンズになります。
飛行機や鉄道などの乗り物、野鳥などの動物撮影においては必須のレンズで、これらの被写体を撮影したい方は持っておくべきレンズです。
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単焦点レンズ
レンズの中には焦点距離の幅を持たないタイプも存在し、単焦点レンズと呼ばれています。
単焦点レンズは、ズームレンズと比較して画角の調整をレンズ側で行うことができないものの、ズームレンズよりも画質や明るさで優れています。
ボケ味を活かした撮影や、より解像力のあるレンズを求める方におすすめです。
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高倍率ズームレンズ
ズームレンズの中でも広角から望遠まで、1本で全ての画角に対応するレンズを高倍率ズームレンズと呼びます。
通常広角や望遠など、撮影シーンに分けてレンズを付け替える必要がありますが、高倍率ズームレンズを使用することで、レンズを付け替える手間を必要とせず、1本付けたままで撮影することができる気楽さがあります。
しかし、一般的なレンズと比較して画質が低下する傾向にあるため、注意が必要です。
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増え続けるソニーのレンズ
ソニーでは、展開するミラーレス一眼に合わせてレンズラインナップの拡充も進めています。
写真表現において、レンズの選択肢というのは非常に重要になり、選択肢が多いほど、自分の求める理想に近付かせることができます。
近年では、サードパーティーレンズメーカーによるソニーEマウント対応のレンズも続々と誕生しており、盛り上がりを見せるジャンルです。
質の高さを誇る3つのブランドが存在
ソニー純正レンズの中でも「質」の高さが意識された3つのブランド分けが行われています。
それぞれ「G Master」「Gレンズ」「ZEISSレンズ」というブランド名が付けられ、多くのユーザーから信頼を寄せる存在となっています。
G Master
ソニーが展開するレンズブランドの中でも最上位に位置するのが「G Master」シリーズです。
レンズ名において「GM」の文字が入るモデルがG Masterシリーズのレンズで、最上級の性能を実現したプロフェッショナル向けのレンズが点在しています。
各レンズメーカーで開発される大三元レンズや、描写が求められる単焦点レンズなどで展開されるソニーにおける最高峰のレンズシリーズです。
Gレンズ
先程の「G Master」とは違ったレンズジャンルをカバーしながらも、ソニーが誇る「G」の称号に妥協を感じさせない性能を叶えている「Gレンズ」シリーズ。
200-600mmや28-135mmといった他社ではあまり見かけない焦点距離域やレンズの特徴を保有したモデルも数多くシリーズ内に存在し、細かいこだわりを持つフォトグラファーにも寄り添ってくれるラインナップが特徴的です。
ZEISSレンズ
歴史あるドイツのカールツァイスの光学技術と、ソニーの最新技術を融合させ、共同開発が行われている「ZEISSレンズ」。
ツァイスレンズが特徴とするコントラストが高く、印象的な発色を感じられるだけでなく、画面全域で優れた解像力を体感することのできる性能の高さを誇ります。
主に広角から標準域のレンズラインナップが展開されていることも特徴です。
SONY Eマウント用おすすめレンズ13選
ここからは今回のメインテーマであるソニーが展開するミラーレス一眼カメラで採用されている「Eマウント」用のおすすめレンズをご紹介していきます。
1. E 10-18mm F4 OSS (APS-Cフォーマット)
ボディにはAPS-Cセンサーとフルサイズセンサーを搭載したモデルで分かれますが、対応するレンズも変わってきます。
焦点距離×1.6となるAPS-Cセンサー搭載モデルは広角側で不利になることが多いですが、こちらのE 10-18mm F4 OSSは、APS-Cセンサー搭載モデル専用の広角レンズとしておすすめです。
レンズ自体の携帯性にも優れており、α6000シリーズなど、小型・軽量を特徴としたボディとの組み合わせに最適な広角レンズです。
- レンズ構成:8群10枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:62mm
- 最短撮影距離:0.25m
- 絞り羽根枚数:7枚
- 最大径×全長:70.0mm×63.5mm
- 重さ:約225g
- 手ブレ補正効果:-
- 価格帯:約75,000円~80,000円
2. FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS
フルサイズ対応の高倍率ズームレンズとして定番の存在であるのがFE 24-240mm F3.5-6.3 OSSです。
広角側24mmから望遠側240mmまで対応し、この1本でほぼ全ての撮影ジャンルに対応します。
高倍率ズームレンズながら、安定した描写性も魅力的で、画像周辺部までしっかり解像する優れた高倍率ズームレンズです。
焦点距離域の割には、他の高倍率ズームレンズと比較して大きめのレンズとなりますが、1本だけ取り付けて持ち歩く分には全く負担にならない携帯性も実現しています。
- レンズ構成:12群17枚
- 最小絞り:F22-40
- フィルターサイズ:72mm
- 最短撮影距離:0.5m-0.8m
- 絞り羽根枚数:7枚
- 最大径×全長:80.5mm×118.5mm
- 重さ:約780g
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約108,000円~133,000円
3. Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS (APS-Cフォーマット)
Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSSは、APS-Cセンサー用の標準ズームレンズで、35mm換算での焦点距離域は24-105mmと、フルサイズセンサー対応標準ズームレンズでも一般的な画角と同等を実現しています。
ドイツの有名光学機器メーカーであるカール・ツァイスが誇る性能も叶えた優秀なレンズです。
優れた性能を実現しながら、ミラーレス一眼カメラのメリットである小型・軽量である携帯性も意識されたレンズとして、日常的に使用するレンズとしておすすめです。
- レンズ構成:12群16枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:55mm
- 最短撮影距離:0.23m
- 絞り羽根枚数:7枚
- 最大径×全長:66.6mm×75mm
- 重さ:約308g
- 手ブレ補正効果:-
- 価格帯:約73,000円~88,000円
4. FE 12-24mm F4 G
先ほどAPS-C機専用の広角レンズをご紹介しましたが、こちらのFE 12-24mm F4 Gは、フルサイズセンサー機対応の広角レンズです。
E 10-18mm F4 OSSでは、35mmフルサイズ換算で広角側16mmでしたが、FE 12-24mm F4 Gでは、更に画角の広い12mmを実現しています。
そして、ソニーが誇る高級レンズシリーズ「Gレンズ」に属していることもあり、非常にワイドな画角ながら、四隅までしっかり解像する実用的な広角レンズとしておすすめです。
- レンズ構成:13群17枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:-(装着不可)
- 最短撮影距離:0.28m
- 絞り羽根枚数:7枚
- 最大径×全長:87mm×117.4mm
- 重さ:約565g
- 手ブレ補正効果:-
- 価格帯:約172,000円~197,000円
5. FE 24-105mm F4 G OSS
FE 12-24mm F4 G同様にソニーの高級レンズシリーズ「Gレンズ」に属する標準ズームレンズであるFE 24-105mm F4 G OSS。
広角側24mmから望遠側105mmまでの画角に対応し、Gレンズが魅せる高画質とともに使い勝手の良い焦点距離域が魅力的です。
ソニーでは更に上位のGMレンズというジャンルも存在しますが、コストを抑えてα7シリーズなどのフルサイズ機を活かすには最適なレンズの1つです。
- レンズ構成:14群17枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:77mm
- 最短撮影距離:0.38m
- 絞り羽根枚数:9枚
- 最大径×全長:83.4mm×113.3mm
- 重さ:約663g
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約140,000円~150,000円
6. FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS
各カメラレンズメーカーが開発するレンズの中でも、望遠レンズは、非常にモデルによる性能差が顕著に出るジャンルで、レンズ選びには慎重になるところです。
ソニーの望遠レンズの中でも、超望遠ズームレンズに位置するFE 200-600mm F5.6-6.3 G OSは、焦点距離域が200mmから600mmと、超望遠での撮影に特化したレンズです。
乗り物や動物、スポーツなど、超望遠を必要とする撮影シーンでは、大活躍するレンズで、他のレンズと比較すると非常に大型ではあるものの、手持ちでの撮影も十分に行うことができます。
- レンズ構成:17群24枚
- 最小絞り:F32-36
- フィルターサイズ:95mm
- 最短撮影距離:2.4m
- 絞り羽根枚数:11枚
- 最大径×全長:111.5mm×318mm
- 重さ:約2,115g
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約230,000円~250,000円
7. FE 16-35mm F2.8 GM
ソニーのレンズの中でも最高峰を誇る「GMレンズ」に属するFE 16-35mm F2.8 GM。
画質に関しては圧倒的な描写を誇り、広角レンズとしては完成形に近いほどの性能を実現しています。
焦点距離域の幅は最小限にして、画像の歪みなどが考慮された16mmからの焦点距離は、画質を最優先にした選択と言えるでしょう。
実際に使用してみても、解像力はもちろん、自然な色乗りや奥深さを感じる繊細な描写が大変魅力な広角レンズです。
- レンズ構成:13群16枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:82mm
- 最短撮影距離:0.28m
- 絞り羽根枚数:11枚
- 最大径×全長:88.5mm×121.6mm
- 重さ:約680g
- 手ブレ補正効果:-
- 価格帯:約240,000円~300,000円
FE 16-35mm F2.8 GMを使った作例
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8. FE 24-70mm F2.8 GM
FE 24-70mm F2.8 GMもソニーが誇る最高峰「GMレンズ」に属するレンズで、標準ズームレンズでトップクラスの性能を誇ります。
Gレンズでご紹介したFE 24-105mm F4 G OSSよりも、焦点距離の幅は狭まりますが、その分、画質向上に注力しており、ズーム全域でF2.8の明るさも実現しました。
また、レンズ面のコーティング技術にも優れており、強い太陽光などが画角の中に入った場合でも、極限までフレア・ゴーストの発生を抑えてくれます。
- レンズ構成:13群18枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:82mm
- 最短撮影距離:0.38m
- 絞り羽根枚数:9枚
- 最大径×全長:87.6mm×136mm
- 重さ:約886g
- 手ブレ補正効果:-
- 価格帯:約225,000円~277,000円
FE 24-70mm F2.8 GMを使った作例
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9. FE 70-200mm F2.8 GM OSS
望遠レンズの中でも70-200mm F2.8のレンズは、王道的な存在として知られており、各レンズメーカーの技術力が試されるジャンルです。
FE 70-200mm F2.8 GM OSSは、そんな各社が力を入れて昔から開発を行ってきた70-200mm F2.8のジャンルに新たに参入しながらも、素晴らしい性能を実現したレンズです。
解像力や色乗りなどの基本的性能に関しても、他社同様に優れた描写を実現していますが、ソニーのミラーレス一眼ボディには、ボディ内手ブレ補正機構が搭載されていることも多く、ボディ内手ブレ補正と連携したブレ抑制の効果を体感することができます。
- レンズ構成:18群23枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:77mm
- 最短撮影距離:0.96m
- 絞り羽根枚数:11枚
- 最大径×全長:88mm×200mm
- 重さ:約1,480g(三脚座別)
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約290,000円~330,000円
FE 70-200mm F2.8 GM OSSを使った作例
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10. FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
先ほど600mmまでの超望遠を叶えたFE 200-600mm F5.6-6.3 G OSをご紹介しましたが、こちらのFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSも、400mmまでの望遠を叶えたおすすめレンズです。
FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSよりも小型・軽量で、キヤノンの伝統レンズでも採用されている歴史ある100-400mmに合わせた焦点距離域です。
超望遠レンズのジャンルながら、GMレンズに属し、ズーム全域で優れた描写を実現し、レンズ内の手ブレ補正だけでなく、ボディ側の手ブレ補正と連携した効果も抜群であることから、低速シャッタースピード時の撮影にも活躍します。
- レンズ構成:16群22枚
- 最小絞り:F32-40
- フィルターサイズ:77mm
- 最短撮影距離:0.98m
- 絞り羽根枚数:9枚
- 最大径×全長:93.9mm×205mm
- 重さ:約1,395g(三脚座別)
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約250,000円~290,000円
FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSを使った作例
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11. TAMRON 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD
かつてはあまり選択肢が多いとは言えなかったサードパーティー製のソニーEマウント対応レンズですが、近年はその数を着実に増やしてきている印象です。
タムロンからは、ソニーEマウントユーザー待望となる超望遠レンズ「TAMRON 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD」が発売され、コンパクトなサイズ感と優れた解像力から注目を集めています。
500mmをカバーする超望遠レンズとしては、サードパーティー製レンズとしては唯一の存在で、500mmクラスとしては気軽に手持ち撮影も行うことができる携帯性を魅力としています。
また、小型軽量化を叶えながら純正レンズにも劣らない解像力も特徴としており、ソニーEマウントにおける望遠レンズの中でもコストパフォーマンスで特に優れたレンズとしておすすめです。
- レンズ構成:16群25枚
- 最小絞り:F22-32
- フィルターサイズ:Φ82mm
- 最短撮影距離:0.6m(ワイド端)/1.8m(テレ端)
- 絞り羽根枚数:7枚(円形)
- 最大径×全長:φ93mm×209.6mm
- 重さ:1,725
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約145,000円~
TAMRON 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXDを使った作例
TAMRON 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD実写レビュー
TAMRON 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD
12. SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN
タムロン同様にサードパーティー製レンズメーカーとして人気を集めるシグマ。
シグマからは、標準レンズの属する「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN」をご紹介します。
SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNは、標準レンズとして一般的な焦点距離域となる24mmから70mmの画角を採用し、ズーム全域でF2.8を通したいわゆる「大三元レンズ」の1つです。
シグマでは、特に性能に優れたシリーズとして「Artライン」を展開しており、SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNもArtラインに属するレンズとして、圧倒的な解像力を特徴としています。
解像力だけでなく、逆光時の撮影におけるフレア・ゴースト耐性や、F2.8の明るさから生み出される美しいボケ味など、魅力ある性能を有しています。
- レンズ構成:15群19枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:Φ82mm
- 最短撮影距離:18cm(ワイド端)/38cm(テレ端)
- 絞り羽根枚数:11枚(円形)
- 最大径×全長:φ87.8mm×124.9mm
- 重さ:830g
- 手ブレ補正効果:-
- 価格帯:約118,000円~130,000円
SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNを使った作例
SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN実写レビュー
13. Tokina atx-m 85mm F1.8FE
こちらはサードパーティー製レンズメーカーである「トキナー」から発売された単焦点レンズ「Tokina atx-m 85mm F1.8FE」です。
トキナーでは、伝統的に広角から標準域をカバーしたレンズ開発を得意としており、特に近年発売されるレンズの数々は伝統の「トキナーブルー」を活かしながら、高画素時代に対応する優れた解像力を誇るレンズが点在しています。
こちらのTokina atx-m 85mm F1.8FEは、85mmの単焦点レンズとしてポートレートなど、ボケ味を活かした撮影で特に活躍し、ピントが合った部分の繊細な解像感と、柔らかくも自然なボケ味が特徴的です。
- レンズ構成:7群10枚
- 最小絞り:F16
- フィルターサイズ:72mm
- 最短撮影距離:0.8m
- 絞り羽根枚数:9枚
- 最大径×全長:φ80mm×93mm
- 重さ:645g
- 手ブレ補正効果:-
- 価格帯:約49,000円~54,000円
Tokina atx-m 85mm F1.8FEを使った作例
Tokina atx-m 85mm F1.8FE実写レビュー
レベルに合わせたレンズがおすすめ
レンズを選ぶ上で性能、携帯性、価格など、様々な要素で迷うことがあるでしょう。
高級レンズは確かに素晴らしい描写を叶えますが、SNSに投稿するようなサイズ程度では、正直なところあまり違いは出ないと言えます。
ご自身がどのような性能を求めているのか、どの程度で満足することができるのかのレベルに応じてレンズを選ぶことがおすすめです。
幸いにも現代において、性能が悪いレンズというのは滅多に存在せず、どのレンズも特に得意とするシーンは異なるものの、安定して高いクオリティを誇ります。
今回ご紹介してきたEマウント用のレンズも、ソニーのミラーレス一眼を保有している方には、ぜひ参考にして頂きたいおすすめのレンズです。
気になるレンズはレンタルでお試し
レンズ選びの際、きっと色々なレンズに魅力を感じて、様々な迷いが生じてきます。
しかし、それぞれのレンズは高価で、全てを購入することは困難です。
そんなレンズ選びの際に、少しだけお試しで使用することができる、カメラレンズのレンタルサービスがおすすめです。
Rentio(レンティオ)では、今回ご紹介してきたソニーEマウント用レンズをはじめ、豊富なレンズラインナップを誇り、最短3泊4日から気になるレンズをレンタルすることができます。
ぜひこの機会に気になるレンズをRentioでお得に賢くレンタルして、理想のレンズ探しに活用されてみてください。