無印良品のスーツケース使用レビュー!「バーを自由に調節できるハードキャリーケース」は安価でおすすめ。サイズごとの違い・機内持ち込み可否も解説。

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旅行の必需品、スーツケース。機能性の高いスーツケースがほしいけど、あまりコストはかけたくない…とお探しの方も多いのではないでしょうか。
コスパの良いスーツケースをお探しの方におすすめしたいのが、無印良品のスーツケース「バーを自由に調節できるハードキャリーケース」です。
こちらのスーツケースは無印のロングセラー商品。5年前に購入して以来、筆者も愛用し続けています。
毎年細かな進化を続ける根強い人気のスーツケースを、実際に使った感想を交えてレビューします。
なお、スーツケース選びに迷っている方はレンタルという選択肢もおすすめです。
スーツケース・キャリーケースのレンタル・サブスク・お試し商品一覧|宅配レンタル・リースで借りる – Rentio[レンティオ]
もくじ
進化・改良を続ける無印のスーツケースとは
無印良品のスーツケース「バーを自由に調節できるハードキャリーケース」。
商品名の通り、キャリーバー(持ち手)の高さを1cm単位で自由に調節できるのがポイント。
安価な価格帯ながら高性能で旅行者に愛される定番のスーツケースです。
頻繁にリニューアルされるのも特徴で、利用者のニーズにあわせて細かな改良を続けています。
無印スーツケースのラインナップ・サイズ展開と仕様
2024年7月現在、展開されているサイズは20L・36L・75L・105Lの4種類です。
サイズ | 泊数 | 機内持込 | 重量 | 寸法(タテ×ヨコ×マチ) |
20L | 1~2泊 | ○ | 2.7kg | 47×32×20.5cm |
36L | 2~3泊 | ○ | 2.9kg | 54×37×24cm |
75L | 6~7泊 | × | 4.6kg | 71.5×46×26cm |
105L | 9~10泊 | × | 5.1kg | 77×52×29cm |
これまでは5サイズが展開されていたのですが、リニューアルにより63L・88Lが75Lに統合され、4サイズになりました。
サイズが整理されたことで選択肢は少なくなってしまいましたが、その分サイズごとの特徴がはっきりし、選びやすくなったといえます。
例えば、国内・短期旅行用に36L、海外・長期旅行用に75Lor105Lと2つ持ちもおすすめ。
20Lは短期出張やイベントなどの普段使いの他、子供用スーツケースとしても使えそうです。
なお、スーツケースのサイズの選び方については以下の記事でも詳しく解説しています。
スーツケースのサイズがわからない!容量リットル別の目安一覧表と機内持ち込みのルールを解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
ちなみに、筆者は終売になってしまった62Lサイズ(2019年購入)を現在も使っています。
記事中の写真も62Lサイズのものですが、基本的な仕様やサイズ感は大きくは変わっていないため、参考にしていただければと思います。
無印良品スーツケースの特長
ここからは無印良品スーツケースの特長・ポイントを見ていきましょう。
音が響きにくい静音キャスター
キャスターには静音性の高い素材を用い、軽快で静かな移動を実現。
石畳の上やデコボコのアスファルトの上でも比較的音が静かなので、海外の都市でも使いやすいです。
高さが自由に設定できる持ち手(ハンドル)
ハンドルの高さを細かく設定できるのも大きな特徴。
身長や引き方に合わせて細かく調整できるので、使い勝手が大幅にアップします。
現行モデルであれば1cm単位で高さを変えることができます。
坂道でも安心なキャスターロック(ストッパー)ボタン
便利なキャスターロック(ストッパー)にも対応。
スイッチ式のストッパーでボタン一つでロックをかければ、勝手に動きだすことはなくなります。
坂道を移動する際や電車に乗っている際は特に重宝する機能です。
安心のTSロック(TSAロック)対応
アメリカ旅行の際も安心なTSロック(TSAロック)に対応。
TSロックとは、アメリカの国土安全保障省に認可された鍵のこと。
TSロックに対応していれば、空港での保安検査時に施錠したまま安全に荷物を預けることができます。
ロックの方法は暗証番号ではなく、鍵を使って開けるキーロック式を採用しています。
TSロック(TSAロック)とは?仕組みや設定方法・紛失時の対処法を徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
5年間実際に使ってみてわかった良いところ・メリット
先述した通り、筆者は2019年に購入して以来5年間愛用中。
コロナ禍もあり、実際に使った(飛行機に乗った)のは3~4回ほどですが、5年たった今も現役です。
実際に使ってわかったいいところ・メリットを紹介します。
サイズ感がちょうどいい
気に入っているポイントとしてはサイズ感がよく考えられていて、容量や大きさもちょうどいいこと。
形状は真四角に近くシンプルですが、その分使いやすいのもメリットです。
個人的には中型(75L)のサイズが1台あれば必要十分で、1週間以上の旅行にも対応可能だと感じます。(写真は旧モデルの62Lサイズ)
参考までに、筆者は62Lサイズのスーツケースで
- 3泊5日のアメリカ旅行
- 7泊9日のオーストリア・ドイツ旅行
- 4泊6日のフランス旅行
に行ったことがあります。
これが1台あれば世界中どこにでも行けるという感じがお気に入りのポイントです。
内部はこんな感じで、荷物を抑えるのに役立つバンドと、小物を入れるのに便利なメッシュ状のポケットがついています。
もちろん、ポケットの下のスペースにも荷物を詰めることができます。
無印の他のトラベルグッズと相性がよい
無印良品では他のトラベルグッズも多く販売しているため、デザインやサイズを他の無印製品と合わせやすいのも特徴です。
例えば、無印の人気商品肩の負担を軽くする撥水リュックサックにはスーツケース用のキャリーバーベルトが備わっているため、キャリーオンバッグとしても使えます。
トラベルグッズは無印で統一するのもおすすめです。
無印良品の肩の負担を軽くする撥水リュックサックを長期レビュー!デイパックやマザーズバッグとして神コスパすぎます – Rentio PRESS[レンティオプレス]
デザインがシンプル。頑丈で傷つきづらい
価格の割に頑丈なことも無印のスーツケースが愛されている理由のひとつ。
写真は筆者が使用しているものですが、スーツケースカバーを着けずに利用している割に、かなりきれいに使えていると感じます。
もちろん、近くでよく見れば傷はありますし、使用感は否めませんが、全体的に傷がつきづらく、ついても目立ちづらいのがよいところです。
実際の使用感もよく、ハンドリングもしやすい
旅行の際の使用感もとてもよく、移動中も持ち運びやすいと感じます。
特に、ハンドルの高さを自由に変えられるのと、キャスターロック機能がとても便利。
スーツケースを持って街中を観光したり、電車に乗るのが以前よりも格段に楽になったと実感しています。
幅広い方におすすめ!コスパも良好で「ちょうどいい」スーツケース
これまでご紹介してきた通り、コスパも性能もちょうどいいと感じられる点が一番のおすすめポイント。
専門メーカーのものを細かく探せば、同じ機能でもっと価格の安いものもあるかもしれませんが、個人的には非常に高コスパだと思います。
また、全国の無印良品で気軽に手に取ることができるところも大きなポイント。
他の無印製品との相性も良く、デザインもシンプルで控えめ。機能性が高く、品質も保証されています。
「ちょうどいい」スーツケースをお探しの方に広くおすすめできる製品です。
スーツケース選びに迷うならレンタルがおすすめ

「スーツケース選びに迷っている…」「そんなに頻繁に使わないのに購入するのはちょっと…」
そんな方におすすめしたいのがスーツケースのレンタルです。
レンティオではレンタル中も割増料金なしで延長可能な上、最長24時までの返却でOKなので、何らかのトラブルがあっても安心して使えます。
スーツケース以外にも旅行の思い出を記録できるカメラのレンタルをはじめ、多種多様なレンタル商品を取り扱っていますので、ぜひご活用ください。
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