防振双眼鏡VC Smartを東京ドームライブで使ってみた。はたしてアーティストの顔は見えるのか
更新日2023/02/15
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「ライブに双眼鏡を持っていきたいけど、使えばちゃんと見えるのかな?」「手振れ補正が気になっているけど買うにはちょっと高い‥」と考えてはいませんか?
今回の記事は2018年に社内で、
『何これっ!すごーーーい』
と話題になった、ケンコートキナーの防振双眼鏡VC Smartを、東京ドームライブで使ったお話をしていきます。
【この記事の内容をざっくりと・・・】
・ライブ当日のドームの様子
・防振双眼鏡について
・アーティストの見え方(大きさ)をイラスト付きで解説
・結局いるの?いらないの?
タイトルの回収をしますと、結論「顔は見えます!なんなら洋服の影までみえました!」なのですが、
本記事では、東京ドームライブ当日の雰囲気とともに、記念撮影スポット、双眼鏡を使う準備」を当日の写真やイラスト付きでお伝えしていきます。
ライブでの使用をご検討の方に、少しでも参考になれば幸いです。
もくじ
いよいよライブシーズン到来!さっそく防振双眼鏡を使ってみた
今回行ってきたのは、日本では3年ぶりの公演となる、超有名海外アーティスト、
MAROON5の来日ライブ‼
[2019 Red Pill Blues Tour In Tokyo Dome]です。
MAROON5 (マルーンファイブ)は「世界で最も売れたアーティスト集団の一つ」だと言われております。
…ということもあって、チケットも争奪戦。
アメリカン・エキスプレスカードの特典で発売1時間前から購入可能でしたが、抽選結果は、
び。。びみょう。
近そうに見えて、花道や反対側に行ってしまうとかなり遠そうな何とも微妙な席に!
2階席の場合、双眼鏡が便利なのは間違いないですよね。なぜなら“遠い&段差で前の人の頭と被りにくいから”です。双眼鏡があることで遠い席でもライブが充実することでしょう!
…しかし、今回のようなアリーナ席の場合でも、
同じく“双眼鏡は役立つ”のでしょうか?
今回持っていく防振双眼鏡はこちらの2つ
その1.Kenko ケンコー 防振双眼鏡 VC Smart 10×30 光学10倍
その2.Kenko ケンコー 防振双眼鏡 VC Smart 14×30 光学14倍
防振双眼鏡とは?安い双眼鏡とどこが違う?
こちらの双眼鏡には[センサー/モーター(駆動)]が搭載されています。センサーが揺れを察知し手振れを抑える事で、視界が安定し、ストレスなく対象物を見ることができるのが特徴です。
■防振機能ありの映像はYOUTUBEでご覧いただけます↓
ケンコーVC Smartはその中でも、以下の優れた特徴があります。
- 本体重量515g&電池も軽量で女性にも嬉しい!
- スイッチがスライド式!(押し続けなくてよい)
- フルマルチコーティングで明るくクリアな視界!
10倍よりも14倍の方がレンズの倍率が高いので、「14倍のほうが遠くのものが大きく」見えます。※倍率による防振機能の優劣はありません。
「手振れ補正なし」普通の双眼鏡では、手振れ特有の”ガタガタ感”も同じだけ拡大されることになります。これではライブで使いこなすのは至難の業です。そのため、ライブにはケンコーVC Smartのようなストレスフリーの双眼鏡がオススメなのです。
■もっと詳しく知りたい方はこちら↓
絶対ブレない!防振双眼鏡「ケンコー Kenko VCスマート」の実力を解説!大事なライブにおすすめ。 – RentioPress
ライブ当日の様子とともに、防振双眼鏡の使い方手順をご紹介
後楽園駅から会場までは徒歩で5分ほどです。
徒歩圏内にはレストランやデパートなどの商業施設、
東京ドームシティアトラクションズがあり、ライブグッズを買うために早く向かっても、時間を有意義に使うことができます。
アトラクション一覧 | 東京ドームシティアトラクションズ
ココが東京ドームの写真スポットらしい
東京ドームの22番ゲートの上には、イベントやLIVEのポスターが映っている”液晶スクリーン”があります。そして足元には”東京ドームの床絵”があります。こちらが入るように写真を撮るのがおすすめです。
17時以降はかなり混んでいますし、顔回りも暗くなってしまうので、自然光がきれいに出ていて人も少ない
15時までに行くことをお勧めします。
当日緊急販売のチケットを求める人の行列を発見
午後4時頃ただならぬ列を発見!
当日にWEB上で「当日券緊急販売速報!」が出たため列が出来ていました。
当日の発表にも関わらず多くの人が集まっています。
さて、防振双眼鏡を使う準備をしよう
まずはストラップを通しましょう
(取り付け方は、カメラストラップと一緒です。)
慣れていない友達には難しかったようで、取り付けに2分くらいかかりました。付け方は動画を見ながら一緒に行うと簡単です。
防振モードには、リチウム電池(CR2)がひとつ必要です
右のネジ式の蓋を回し開け、電池を1つだけセットします。こちらの乾電池はかなり持ちがよく、2時間30分のライブの間[ON-OFF]を繰り返しましたが、
まだまだ使える状態でした。
※無操作状態が10分間続くと自動で電源OFF。
※リチウム電池連続使用時間:約12時間
※注意:OFFの状態で電池をいれましょう。
時間があったので遠くの観覧車をみて練習してみます
「あの観覧車の鉄橋がめっちゃ見える!」
私も同じ位置から見てみると、写真にある遠くの青い鉄橋がレンズ内いっぱいに見えました。
覗いた中の世界は95%真っ青。ピントを合わせたら、鉄橋の細部までシャープに見えました。
※双眼鏡の真ん中のダイヤルでピント調節が可能です。
・・・と、そうこうしているうちに、入場開始時刻17:30。
防振双眼鏡10倍と14倍の差・・・ありました。その違いをイラストで解説します。
席の位置をおさらいするとこちらです↓
”アーティストがステージ中央 ( 位置 1 )にいるとき、”
ボーカル一人だけを双眼鏡で見たときの【イメージ図】は下記のとおりです。
10倍で見てみると・・・ちょうどいい!
[※イメージイラスト]
14倍で見てみると・・・ちょっと大きい!
[※イメージイラスト]
14倍ですと、私の位置からは少し足が途切れてしまったり、アーティストが飛び跳ねたりしたときに少し動かさなくてはいけなくて、
「正直少し近すぎるかなぁ」という感想でした。
これには友達も同じ意見でした。
10倍の時は足元の床も一緒に見えるくらいの大きさだったため、動いてもスムーズに合わせることができ、防振機能も相まってかなり自然な印象です!
他のメンバーの見え方
- ステージ奥のドラマー
→「(10倍で)背景も入って全身が見えました。少し遠いですが表情も見えます。」
→「(14倍で)ドラマーは先ほどの10倍のボーカルの時と同じように、全身収まるサイズです。ドラムの先まできれいに収まっています。」
- 位置2のあたりで2人並んでいる時
→「(10倍で)ばっちり2人並んだ全身姿が見えました。」
いる?いらない?ライブでの防振双眼鏡の感想まとめ
今回のライブを通じて、私が感じた座席による双眼鏡の必要性は下記のとおりです。
- アリーナ席で半分から内側→双眼鏡は要らない
- アリーナ席で外側→オススメは10倍以下の双眼鏡
- 2階席→オススメは14倍以上の双眼鏡
ただし使用時間は、4分の1程度でした
その理由は下記の3点です。
- 時折通行人が被ってしまい真っ暗になったから
- スクリーン映像だけでも魅力的だったから
- 双眼鏡を使えない場面もあったから(眼で見える位置(位置3)もあったり、花道は完全に丸かぶりで何を使っても見えないなど)
それでもライブへの双眼鏡持参はおすすめ!2つの理由
理由1.スクリーン映像の裏にある、アーティストのレアな表情が見える!
スクリーンにはどうしても人気のあるメンバーや、
メインボーカルが多く映し出されます。
そんな時に双眼鏡があれば、
いつでも自分の好きなメンバーのパフォーマンスを見ることができますよね。
メンバー同士が顔を合わせて「ニコっ」とするような場面を見られたときは、
「ひょっとして見られたのは自分だけかも!」
というお得感も。
理由2.スクリーン映像より臨場感を味わえる!
今回のライブでは、5つの超巨大スクリーンがあり、どんな席からでも楽しめる構成になっていました。
ただスクリーン映像は、
私にはあまりにもきれいすぎてしまい…
カメラワークがおしゃれすぎてしまい…
なんというか、、こう、、
時折プロモーションビデオを見ているような気持ち…
(※あくまで個人の感想ですのでご容赦ください)
そのため双眼鏡の中に映る、
アーティストのリアルな洋服の影や、同じ角度から見える臨場感が、
「ほんとに同じ空間にいる。」
という実感になり、ライブに来ていることを、より一層充実した気持ちにさせてくれました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回使用したケンコートキナーの防振双眼鏡VC Smartはとっても良い商品でした。
電池の持ちもよく、防振機能は動体観察にかなり良い仕事をしてくれます。
しかし、6万円と高額なのがデメリット。
たまにしか使わない私のような人にとって、
「6万円の壁は高すぎる…」
もしご興味がありましたら、まずはレンタルで使ってみるという選択肢もご検討くださいませ。Rentioでは、VC Smartを必要な時だけ気軽にレンタルが可能ですよ。
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