Vixen(ビクセン)の防振双眼鏡「ATERA II」実機レビュー!2種類の防振モードで推しを捉える♪
更新日2024/11/26
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今、防振双眼鏡はライブ・コンサートに大きく役立つアイテムとして大人気になっています。
手ブレ防止機能が付いた防振双眼鏡は推しの顔を大きく、鮮明に、しっかりと捉えることができる優れモノ!!
もはや大きな会場でライブやコンサートを観に行くときのマストアイテムとして扱われ始めている気配さえ筆者は感じます。
今回は双眼鏡や天体望遠鏡等を使用したことがある方なら誰もが知っている、光学機器のメーカー「Vixen(ビクセン)」が新開発した防振双眼鏡「ATERA II」シリーズをご紹介します。
「ATERA II」シリーズの3機種、「H10×21」「H12×30」「H14×42WP」の実機を使って詳しくレビューしましたので、購入前の参考にしてみてください!
もくじ
ビクセン防振双眼鏡「ATERA II」シリーズの実機レビュー
ビクセンの「ATERA(アテラ)」シリーズといえば、従来から非常に人気の高い防振双眼鏡です。
そんなビクセンから新たに発表されたのが、「ATERA II」シリーズの3機種「H10×21」「H12×30」「H14×42WP」です。
今回発売前の実機をお借りして使用することができたので、その特徴と進化したポイントを詳しくレビューしていきます。
3機種を並べた写真です。左から倍率10倍の「H10×21」、12倍の「H12×30」、14倍の「H14×42WP」です。
「H12×30」は税込価格85,800円となっており5月31日(火)に発売予定です。
その他の2機種は今後、
10倍、12倍に加え新たに14倍のモデルが登場
旧機種「ATERA」シリーズでは倍率10倍と12倍の2機種でしたが、今回なんと…14倍のモデル「H14×42WP」が登場しました!
推しの顔を間近で見れること間違いなし!!14倍であれば表情や感情までも読み取ることができるはずです。
また14倍モデルには防水機能が付いているので、屋外のフェスやアウトドアでも安心して使えます!
「H14×42WP」はまさにビクセン防振双眼鏡のフラッグシップモデルといえるでしょう。
14倍モデルの対物レンズ有効径は42mm
対物レンズは集光力に優れる大口径の42mmを採用しているおかげで、14倍モデルの明るさは8.3を実現しています。
大きく捉えるだけではなく、大口径によってより明るく対象を捉えることができるモデルになっています。
2種類の防振モードを搭載
ATERA IIシリーズには好みで選べる2つの異なる防振モードを搭載しています!
今回の新機種の登場にあたり目玉の新機能といえるでしょう。
使い方は選びたいモードの方に本体を傾けて電源を入れるだけ。
利用シーンによって適した防振モードを選ぶことで、より快適に対象を捉えることが出来るようになっています。
V1モード(画像左側)
従来の防振機能のモードです。小刻みで微小な揺れを抑えるのに適した防振モードです。
V2モード(画像右側)
新しい防振モードです。ゆっくりとした大きな揺れを抑えるのに適した防振モードです。
実際に筆者が使ってみたところ動いている対象を捉える際はV1モード、対象が動かずしっかりと見たい場合にはV2モードの防振機能が適していると感じました。
軽くて長時間の使用や持ち運びも楽々
10倍モデルの重量は358g(電池別)となっていて他のメーカーに機種と比べても最軽量級のモデルとなっております。
双眼鏡使用時の「大きさ」、「重さ」のストレスがかなりなくなると感じました。長時間の使用にかなり向いていると思いました。
使いたいときにサッと使えて、持ち運びにも大変便利だと感じました。
12倍モデルの重量は422g(電池別)です。10倍モデルに比べると64gの差で、少しだけ重いですがそこまで気になりません。
バランスの取れたスペックといえます。
10倍と12倍に関しては旧機種と同じ重量になっています。
機能面では魅力的なバージョンアップをしつつも、重量については変わらず軽量を保っていることわかりますね!
14倍モデルの重量は559g(電池別)です。持ってみると少しずっしりとした印象がありました。
しかしながらボディデザインがストレート円筒形状になっているおかげで、持った時に手にフィットする感覚があります。
おかげで大きなストレスにはならないと感じました。
手になじむデザインでさらに使いやすい
全体的に丸みを帯びたデザインのおかげで、手にしっかりとフィットするようになっています。
ピントリングについても指先を伸ばせばすぐに動かせるような配置となっていて、ストレスフリーです。
単四型電池を採用、稼働時間もあんしんの長さ
旧機種同様、使用する電池は単四電池2本となっています。
他メーカーではCR2という電池を使用する機種もありますが、コンビニなどで買える単四電池なら急な電池切れや電池を用意し忘れてしまった場合もどこでも買えるというのは大きなメリットだと思います。
電池持続時間については10倍と12倍が約12時間、14倍は約30時間になっているので安心の長さです!
電池蓋は紛失防止を考えて本体一体型になっています。
オートパワーオフの時間が90分に
オートパワーオフ機能も付いています。
電源を入れてから90分経つと、自動で防振機能がオフになるので無駄な電池の消耗を予防してくれます。
旧機種については、オートパワーオフ機能が5分になっていました。長時間の鑑賞中は何度も切れてしまうため90分に変更となったのだと思います。
電池消耗を予防しつつ、集中して鑑賞ができるようになったのでかなり良い変更点だなと感じました。
3種類のコーティングによるクリアな視界
フーリーマルチコート(レンズ全面)、フェイズコート、高反射コートと3つのコーティングを採用。
くっきりとした極めてクリアな視界で対象を見る事が可能になっています。
「ATERA II」シリーズ仕様比較表
最後に、「ATERA II」シリーズのスペック比較表をご紹介します。
モデル名 | H10×21 グレージュ 倍率10倍 | H12×30 チャコール 倍率12倍 | H14×42WP ブラック 倍率14倍 |
---|---|---|---|
倍率 | 10倍 | 12倍 | 14倍 |
対物レンズ有効径 | 21mm | 30mm | 42mm |
防水 | 非対応 | 非対応 | 対応 |
明るさ | 4.4 | 6.3 | 8.3 |
ひとみ径 | 2.1mm | 2.5mm | 3mm |
アイレリーフ | 16mm | 17.5mm | 14mm |
見掛視界 | 48° | 50.4° | 53.2° |
実視界 | 4.8° | 4.2° | 3.8° |
1000m先視界 | 84m | 73m | 66m |
至近距離 | 約3.0m | 約2.5m | 約4m |
電池 | 単四型アルカリ乾電池×2 | 単四型アルカリ乾電池×2 | 単四型アルカリ乾電池×2 |
電池・持続時間 | 約12時間 | 約12時間 | 約30時間 |
サイズ | 13.0×10.7×6.3cm | 14.9×10.8×6.2cm | 18.1×11.7×6.8cm |
重さ(電池別・見口別) | 358g | 422g | 559g |
ビクセン「ATERA II」はコンサート・ライブに特化した防振双眼鏡
2種類の防振機能を利用シーンに合わせて選べる点、90分のオートパワーオフ機能付きで単4電池が使える点を踏まえると「ATERA II」シリーズはコンサート・ライブでの使用に特化した防振双眼鏡だと筆者は感じました。
旧機種と比べても、よりコンサート・ライブ向けにアップグレードされていることが判ると思います。
コンサート・ライブ目的で防振双眼鏡を探している方は、ぜひ「ATERA II」シリーズを検討してみてはいかがでしょうか?
防振双眼鏡はレンタルできる
これからライブやコンサートに行く際に、防振双眼鏡を使ってみたい!と考えている方も多いと思います。
しかしながら防振双眼鏡は値段が高く、なかなか買う勇気が出ないと思います。
買う前に、使ってみたい・・・折角なら推しの顔を近くで見てみたい・・といった方にはレンタルがおすすめ!
家電レンタル「Rentio(レンティオ)」では、防振双眼鏡を3泊4日から気軽にレンタルすることができます。
往復の送料は無料ですし、乾電池も一緒についてくるので届いてすぐに使うことができます。遠征先の宿に直接送って、現地のコンビニでそのまま返却もできます!
是非、防振双眼鏡を使って推し活を楽しんでくださいね!!
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