防振双眼鏡 Kenko VC Smart 使い方徹底ガイド!!これであなたもノンストレスでクリアな視界を堪能できる。
更新日2022/07/15
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こんにちは。レンティオ双眼鏡担当のyukiです。
コンサートを楽しむ方の間で話題となっているケンコー・トキナーの「VCスマート10×30/14×30」ですが、バードウォッチングやスポーツ観戦でも沢山活躍してくれます。
特別な機会において、一瞬一瞬の目から入ってくる情報って感動の連続ですよね。ご利用者様が増える一方で、最近よくこのようなご質問をいただくのです。
[Photo by Kayla Farmer on Unsplash]
例えば・・・
「顔の目幅に合わない」
「視度が合わない」
「電池のフタの開け方がわからない」
あなたもお困りではありませんか?正しい使い方を知っているのと知らないのとで、イベントの充実度が倍以上にも跳ね上がります。今回は「ケンコートキナー VCスマートの正しい使い方」を徹底的にご紹介いたします。
2種類ある商品名の数字の意味ってなに?
商品名「10×30」という数字の、10→倍率、30→対物レンズ有効径になります。なので、14×30は14倍ですね。
10倍で100メートル先のものを見たときは「肉眼で10メートル先のものを見たときと同じ大きさ」になります。14倍の時は、140メートル先のものが、肉眼の10メートル先の時と同じイメージです。
より詳しい商品紹介はこちら
絶対ブレない!防振双眼鏡「ケンコー Kenko VCスマート」の実力を解説!大事なライブにおすすめ。 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
詳しい使い方の前に短く結論をお伝えします
この時点で「ライブまで時間が無い(汗)」と、双眼鏡を持ちながら読んでくださっているあなたに素早くお答えします。
「防振双眼鏡のダイヤルを駆使して自分用にカスタムしてください。」
VC smartは、部分ごとに調整が出来ることに気づいていただけましたでしょうか?
調整によって、顔幅や、視度が快適な設定になり、ノンストレスなアクティビティをお過ごしいただけるはずです。
さて、ここからは各部分を画像付きでさらに詳しく、電池交換や持ち運びがスムーズになるようなポイントなどを添えて解説をいたします。(下の目次からも進んでいただけます。)
もくじ
[開封]まず必要な部品のチェックをしましょう
VCスマートのパッケージは、デパートのお菓子のような化粧箱になっています。
全てのパーツです。すぐに使えるように、必要な道具が一式入っています。
ケースはストラップを出した状態で開け締めができ、そのまま首から下げて持ち運ぶことが出来ます。
無くしやすい“パーツ”に注意しましょう
この「レンズキャップ」が知らない間によくいなくなります。保護の為のものなので、傷をつけるよりいいかとは思うのですが、なくなったときは結構ショックです。
個人的な結論としては、ケースから出した状態の首から下げたスタイルでは、本体にキャップを付けない方が良いと思いました。
※最終的にどちらが良いかの判断はお任せします。
電池のいれ方
防振機能の「命」となるリチウム電池をセットします。防振機能にはリチウム電池CR2が1本必要です。
※初回購入時には、なんと新品が2本も同梱されてきます。連続使用で24時間分相当です!
奥のバネがあるほうに(-)、入り口に(+)が来るようにセットしたら、あとはフタをまわし閉めれば完成です。スイッチをON/OFFして防振性能を試してみてください。
(連続使用での電池持ち時間は12時間。)
とても細かいパーツなので、落として転がって行ってしまわないよう、家の時点でセットしておくがおすすめです。また、本体に馴染んでいでオシャレなこちらの電池カバーですがちょっと注意が必要なので気をつけてください。
力いっぱいしめ切ってしまうと、一生あかなくなるくらいに蓋が固く閉まってしまいます。
つまむところが少ないので、もし固く閉まってしまったときには、指先に全神経の力を集中しなければどうすることもできません。「落とさない・でも開けられる」絶妙なラインを見つけてください。
現物の大きさ・重さは?
防振双眼鏡VC Smartには、倍率が違う「10×30」「14×30」の2モデルありますが、質量・大きさはどちらも同じです。小さすぎず大きすぎず、手になじんで自然に使えるのもうれしいポイントです。
- 大きさ 縦147㎜×横124mm×高さ51㎜
- 重さ 515g
身近にあるものを比較対象として並べてみました。
こちらはライブの日に撮った写真です。身長159㎝の筆者が持つとこんな感じです。
防振双眼鏡VC Smartを東京ドームライブで使ってみた。果たして⁉アーティストの顔は見えるのか – Rentio PRESS[レンティオプレス]
[使い方]調整をしてみよう
さて、下の写真、調整できる部分はいくつあると思いますか?
正解は・・・
ピンクで囲んだ部分は細やかな調整が可能です。のぞきながら自分用にカスタムしていきましょう。
★付属の説明書によると、
「体調や周りの環境、天候によっても見え方は変わりますので、こまめに調整してお使いください」
とのこと。”こまめな調整がポイント”です。
アイポイントを合わせてみましょう
裸眼でも眼鏡でも見やすい”ツイストアップ見口”とは?
VCスマートは、眼鏡の上からでも使いやすいように「ツイストアップ見口」が採用されています。上の写真で触っている部分を軽くひねるだけで、調整が可能です。
この「ツイストアップ見口」を、裸眼・コンタクトレンズの場合は伸ばした状態で、眼鏡の場合は短くちぢめた状態で使用します。
眼幅を合わせてみましょう
根元の部分を両手でしっかりと持ち、折るように動かすと、眼幅の調整が可能です。
※眼鏡での使用時のポイント
筆者の視力は0.1以下ですので、めがねのレンズがかなり厚めです。実際に使ってみたところ、眼鏡でも問題なく使用可能です。ただし、下記のようなポイントがあります。
- 眼鏡のレンズの中心と双眼鏡を合わせる
- 眼鏡と双眼鏡がずれないようにしっかりと持つ
- 力が入ると眼鏡の鼻パッドが痛いので注意
このようにずれてしまうと、光の屈折が乱れ、真ん中に陰り(かげり)が出来たり2重に見えてしまいます。
眼鏡での使用時のコツは、アイポイント調整は数ミリ伸ばした状態で、眼幅は思っているよりも狭めるとちょうど良いです。カスタムした上でのぞいてみると、うたい文句のとおりメガネをしていても「止まって見えました。」
視力0.1の裸眼でも見えますか?
視力片目0.1ずつの筆者が「裸眼」で試したところ、問題なくくっきり見えたので眼鏡ではなく裸眼のまま使うのもアリだと思います。
※念のため事前にお店やレンタルでお試しされることを推奨いたします。
ピントを合わせましょう
双眼鏡の見え方の調整は、「ピントリング」と「視度調整リング」を組み合わせて行います。
まずは、右目を閉じて、左目だけでピントリングをまわしながらくっきり見えるように調整します。
視度を調整しましょう
視度調整リングは、ギザギザになっている右側のみをまわすことが出来ます。先ほどはピントリングで左目を合わせましたが、今度は左目を閉じて右目だけで調整します。こちらの視度調整リングで、くっきり見えるところまで回します。
こちらのリングは調整がずれないように固い作りになっているので、少し力を入れてまわしてみてください。
以上で左右の視度の誤差が解消され、両目できれいに見ることが出来ます。
さて、すべての調整が整いました!あとは思いっきりイベントを楽しむのみです!!
さいごにお得なレンタルのご紹介
いかがでしたでしょうか。ちょっとした調整を加えるだけで、グンと見え方が変わりますよ。今回ご紹介したVCスマートは高級ですが、ケンコー・トキナー(カメラレンズメーカー)としての一流の技術を存分に味わえます。
でも、いきなり購入するのはハードルが高いですよね。そんな時は、レンタルサービスを利用してみてはいかがでしょう?家電レンタル「Rentio(レンティオ)」では、双眼鏡をはじめとする話題の製品がお手軽にレンタルできちゃいます。
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あなたも是非、この機会にハイクオリティな双眼鏡を堪能してみてください!
※以前キャラクターとして登場をさせていただきましたこちらの記事には「ライブ使用時のポイント」や、なんと”今だけお得なクーポン”もありますので、ぜひ読んでみてくださいね。
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