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スマートフォンやタブレットの普及によって、紙の本を読む機会が減ったという方も多いのではないでしょうか。
元々は本が好きだったけれど読書から遠ざかっている方、読書をもっと手軽に楽しみたいという方におすすめなのが電子書籍リーダーです。
本記事では、電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」の特徴やスペックについて、また実際に使ってみた感想などを紹介していきたいと思います。
もくじ
Kindle Paperwhiteについて
「Kindle Paperwhite」は、Amazonから販売されている電子書籍を読むための電子書籍リーダー専用端末です。
Kindle Paperwhiteは、2012年に発売された第5世代から始まって、これまで計6機種を展開しています。
・Kindle Paperwhite 第11世代(2021年)
・Kindle Paperwhite 第10世代(2018年)
・Kindle Paperwhite 第7世代 マンガモデル(2016年)
・Kindle Paperwhite 第7世代(2015年)
・Kindle Paperwhite 第6世代(2013年)
・Kindle Paperwhite 第5世代(2012年)
Kindleの種類や新機種
さらにKindleの種類として、Kindle Paperwhiteを含む4種類を展開しており、ストレージ容量やディスプレイの大きさの違い、フロントライトに使われるLEDの個数の違いがあります。
①Kindle
②Kindle Paperwhite
③Kindle Paperwhite シグネイチャーエディション
④Kindle Oasis
2022年10月12日にはKidleの最新機種「Kindle(16GB) 6インチディスプレイ 電子書籍リーダー」が発売されています。
Kindle Paperwhiteの製品スペック
Kindle Paperwhiteの製品スペックを他の種類や最新機種と比較してみました。
項目 | Kindle(旧機種) | NEW Kindle(新機種) | Kindle Paperwhite | Kindle Paperwhite シグニチャー エディション | Kindle Oasis |
---|---|---|---|---|---|
ディスプレイ | 6インチ | 6インチ | 6.8インチ | 6.8インチ | 7インチ |
容量 | 8GB | 16GB | 8GB / 16GB | 32GB | 8GB / 32GB |
サイズ | 160 x 113 x 8.7 mm | 157.8 x 108.6 x 8.0 mm | 174 x 125 x 8.1 mm | 174 x 125 x 8.1 mm | 159 x 141 x 3.4 mm |
重さ | 174g | 158g | 206g | 207g | 188g |
解像度 | 167ppi | 300ppi | 300ppi | 300ppi | 300ppi |
フロンライトライト | LED4個 | LED4個 | LED17個 | LED17個 | LED25個 |
防水機能 | なし | なし | 対応(IPX8等級) | 対応(IPX8等級) | 対応(IPX8等級) |
充電 | MicroUSB | USB-C | USB-C | USB-C、ワイヤレス充電 | MicroUSB |
ネットワーク接続 | Wi-Fi | Wi-Fi | Wi-Fi | Wi-Fi | Wi-Fi / Wi-Fi+無料4G |
公式税込価格 (2022年9月現在) |
NEW Kindle販売のため販売停止 | 10,980円(広告あり)/ 12,980/円(広告なし) | 14,980円(8GB広告あり)/16,980円(8GB広告なし)/ 15,980円(16GB広告あり)/ 17,980円(16GB広告なし) | 19,980円(32GB) | 29,980円(8GB広告あり) / 32,980円(32GB広告あり) |
10月12日に発売された新機種のNEW Kindleでは、2019年に発売された先代モデルから充電ポートの変更(Micro USBからType-C)や、ストレージ増量(8GBから16GB)、解像度が300ppiになる等のバージョンアップした形となっています。
さらに、子供向けのキッズモデルも刷新されました。
広告ありタイプと広告なしタイプの違い
Kindle Paperwhiteは、広告が出る「広告あり」タイプと広告が出ない「広告なし」タイプの2種類を展開しています。
違いは下記の通りです。
広告あり | 広告なし | |
---|---|---|
起動時 | スワイプが必要 | スワイプがいらない |
ホーム画面 | 下段に広告を表示 | 広告表示なし |
スクリーンセーバー | 広告を表示 | 壁紙を表示 |
販売価格 | 8GB 14,980円 | 8GB 16,980円 |
販売価格はわずか2,000円の違いとなっており、より読書に集中したい場合には「広告なし」タイプがおすすめです。
Kindle Paperwhiteの特徴3つ
ここでは、Kindle Paperwhiteの特徴3つをご紹介します。
①ハイライト機能やしおり機能
②防水機能(IPX8の防水仕様)
③ブルーライトカットで目に優しい
特徴①|ハイライト機能やしおり機能
ハイライト機能は、読んでいる途中で重要だなと思った文章や覚えておきたいと思った言葉に線を引ける機能です。紙の書籍ではない機能として、ハイライトした部分をまとめて読むことも可能になっています。
また、選択した単語の意味を表示する辞書機能も、紙の書籍にはない機能で便利です。
さらに、読んでいるページを途中で保存しておける“しおり機能”が付いています。
しおり機能は下記の手順でしおりを挟むことができます。
①画面上部をタップして「読書ツールバー」を表示
②メガネマークの横のマークをタップ
③ページナンバーが表示されるので横の+をタップ
特徴②|防水機能(IPX8の防水仕様)
Kindle Paperwhiteは、IPX8等級の防水機能を搭載しています。このIPX8等級は、水深2メートルの真水に最大60分まで耐えられる性能であり、お風呂の中でも読書がなんなく可能になっています。
特徴③|ブルーライトカットで目に優しい
Kindle Paperwhiteは、フロントライト方式の電子ペーパーディスプレイ(e-ink)を採用しており、ブルーライトの量がバックライト方式よりも約4分の1にカットされています。
長時間読書していても、目が疲れないような柔らかい光で目に優しいデバイスです。
ダークモードも搭載されているので、明るい昼間や暗い夜間など読書する環境に合わせて読みやすい表示へ変更が可能です。
Kindle Paperwhiteの実機レビュー
それでは、Kindle Paperwhiteの実機を使用してみたいと思います。
同梱物
箱の中には、タブレット本体の他にUSB-Type Cの充電ケーブル・説明書・クイックスタートガイドが同梱されています。
Kindle Paperwhite本体
USB-Type Cの充電ケーブル
説明書
クイックスタートガイド
Kindle Paperwhiteの設定方法
Kindle Paperwhiteを使い始めるには、Kindleでの設定方法とスマートフォンでの設定方法の2種類があります。
Kindleで設定する手順は以下の通りです。
- 「Kindleへようこそ」の画面で「Kndleを登録」をタップ
- 「こんにちわ」の画面で「このKindleで設定」または「スマートフォンで設定」のどちらかを選択
- Wi-Fiに接続する
- 「Kindleを登録」の画面でAmazonアカウント情報を入力する
- 「このKindleを子ども用に設定する」の画面で「はい」または「いいえ」を選択
- TOPの画面からマイライブラリにお好きな本を追加する
- お好きな本を購入しダウンロード
- 購入が完了すると、Kindle Paperwhiteで読めるようになります
以上の手順で購入が完了すると、Kindle Paperwhiteでお好きな本が読めるようになります。
主な使い方は、下記の通りです。
・次のページへ進む・・・画面の右側をタップ or 右から左へスワイプ
・前のページへ戻る・・・画面の左側をタップ or 左から右へスワイプ
・ツールバー・・・ページの上端をタップ
・スリープモード・・・電源ボタンを押す
・電源のON/OFF・・・電源ボタンを長押しする
スマートフォンと同期
Kindle Paperwhiteは、スマートフォンとBluetoothで同期することが可能です。
スマホ側から「Bluetoothの許可」をして同期することによって、Wi-Fiが使えない場所でもスマホ側で書籍をダウンロードすればKindle Paperwhiteで新しい書籍を読むことができます。
Kindle Paperwhiteを実際に使ってみた感想
Kindle Paperwhiteを実際に1週間ほど使ってみた感想をポイントごとに紹介していきます。
◎:紙の書籍を読んでいる感覚がある
Kindle Paperwhiteの画面の光は、スマートフォンやタブレットと違って柔らかい光のため、紙の書籍を読んでいるような感覚になりました。
画面の質感も紙に似ており、次のページへ進む動作も紙の書籍を読んでいる感覚に近いものがあります。
まさに「紙のような読み心地」が体現できました。
大きさも文庫本や漫画の単行本とさほど大きさは変わらず、軽量(206g)のため、持ち運びも楽でした。
◯:太陽光の下でも眩しくない
タブレットやスマートフォンの画面は、太陽光の下では視認性が低下してしまいますが、Kindle Paperwhiteは電子ペーパーディスプレイ(e-ink)によって、紙と同じように太陽光の下でも問題なく読書が可能です。
日陰でも快適に読書が楽しめました。
◯:フォントやレイアウト、文字の大きさなど自分好みにカスタマイズできる
Kindle Paperwhiteは、設定画面からテーマやフォント、レイアウトが変更可能になっています。
好きなフォントや好きな文字のサイズなど自分好みにカスマイズでき、読書時間がより楽しめました。
△:カラー対応ではないので雑誌を読むのには不向き
Kindle Paperwhiteはカラーディスプレイではないため、写真を多用している雑誌などの読書には不向きです。カラーが必要ない小説や漫画などの読書におすすめです。
△:ハイライト情報が邪魔になることもある
小説を読んでいると、Kindleユーザーがハイライトに登録した情報が表示されることがあります。
余計な情報なしでより読書を楽しむためには、設定からオフにすることをおすすめします。
Kindle Paperwhiteは読書で目が疲れやすい方におすすめ
Kindle Paperwhiteの実機レビューを紹介してきました。
「紙のような読み心地」が味わえる電子書籍リーダーになっていますので、普段はタブレットやスマートフォンで読書していて目が疲れやすい方や読書は紙の書籍派という方に一度試していただきたいです。
タブレットやパソコンはお試しレンタルを
購入してみたものの実際の生活であまり使わなかったという事態を防ぐために、ますはレンタルしてみてはいかがでしょうか。
タブレットやパソコンは一度お試しレンタルをおすすめします。
家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では、パソコン・タブレット・周辺機器のレンタルを提供しています。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
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