ピントが外れた写真も愛おしい。「Leica M10」作例レビュー【 #わたしのカメラvol.013 】
公開日2024/01/23
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「Rentio PRESS」と「ENCOUNTER MAGAZINE」がコラボしてお届けする、とっておきのカメラに出会うための連載「#わたしのカメラ」。
そのカメラやレンズを通して見た世界は、どんなふうに映るのか。 また、フォトグラファーがその機材を選んだ理由とは。
今回はフォトグラファーの米田 卓也 (takuya yoneda)さんに、ライカのカメラ「Leica M10」との出会いや魅力などについて伺ってみました。
わたしがLeica M10で撮る理由
Photographerの米田 卓也 (takuya yoneda)さんが、「Leica M10」で撮るようになったきっかけや理由について聞いてみました。
その機材と出会ったきっかけ
当時使っていたカメラよりも、「日々持ち出したくなるカメラ」と「愛着を持って長く大切にできるカメラ」を考えた時に、Leicaに辿りつきました。
なぜ使いたくなるのか / 描写や使い心地、好きなポイント
僕の感覚ですが、初めてシャッターを切った時、「線のうつくしさ」、その描写に感動したことを、今でも覚えています。
Leicaの良さは言葉にできないとよくお聞きしますが、シンプルを追求した、うつくしいデザインに、自分も言葉通り”虜”になりました。
不便と向き合う魅力
マニュアルでピントを合わせ、被写体に想像以上に「寄れない」不便があるからこそ、じっくり写真を撮ることができて、シンプルだからこそ瞬間的にシャッターを切ることができます。
その機材が自分の作品にもたらした影響
日常にある「影」、世の中の「線」を今まで以上に意識するようになり、写真を撮るコトがより楽しくなりました。
これまで感じていなかった、ピントが外れている写真も愛おしくなり、視点が広がりました。
どんな人におすすめしたいか
・一枚の作品性を上げながら、常に持ち歩きたい方
・機材に迷わず、長く愛せるカメラに出会いたい方
こんな方に、「Leica M10」をおすすめしたいです。
Leica M10の作例写真