ヘアアイロンは飛行機に機内持ち込みはできる?バッテリーの種類と基準をチェック!
更新日2024/05/31
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ヘアスタイリングに欠かせないヘアアイロンは、旅先でも使いたいアイテムのひとつですよね。
ところが飛行機内に持ち込める荷物には厳しいルールがあるので「普段使っているヘアアイロンは持ち込めるのかな」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
ヘアアイロンは、種類によってルールが異なるので、事前にしっかり確認しておくことが大切です。
そこで本記事では、飛行機に持ち込めるヘアアイロンの種類や細かなルールを紹介します。
万が一、機内持ち込みが出来なかった場合や手荷物として預けられなかった際の対処方法についても説明しているので、ぜひ最後までご覧ください。
もくじ
【結論】ヘアアイロンは種類によって飛行機への持ち込みが可能
ヘアアイロンは、種類によっては飛行機の機内持ち込みが可能です。
しかし、一部商品には持ち込むための条件が決められているケースがあるので、事前に確認しておかなくてはなりません。
実際、リチウム電池を内蔵しているコードレスヘアアイロンが、1日に20個も保安検査で回収されているという現状があります。(参考:産経新聞)
せっかく買ったヘアアイロンを没収されてしまわないように、基準をチェックしておきましょう。
ヘアアイロンの種類と飛行機への持ち込み基準をチェック
ヘアアイロンは大きく分けて、以下の3つに分類されます。(ガス式の物も存在しますが、現在は数が少ないため入れていません)
- コンセント式
- 電池式(リチウム電池)
- 電池式(リチウム電池以外)
それぞれの種類で、持ち込みの有無についてまとめました。
コンセント式 | 電池式 (リチウム電池) |
電池式 (リチウム電池以外) |
||
---|---|---|---|---|
国内線 | 機内持ち込み | ◯ | △ | △ |
預け入れ | ◯ | △ | △ | |
国際線 | 機内持ち込み | ◯ | △ | △ |
預け入れ | ◯ | △ | △ | |
持ち込み条件 | 特になし | リチウム電池が取り外せる時は持ち込み可能 | 電池が取り外されていれば機内・預け入れともに可能 |
条件が△の種類は多いものの、「確実に持ち込み不可」という商品はありません。
次で、それぞれの種類について、条件を細かく解説していきます。
コンセント式
コンセント式のヘアアイロンであれば、機内持ち込み・預け入れのどちらでも対応可能
で、個数制限もありません。
お持ちのヘアアイロンがコンセントに差し込んで使うタイプであれば、どんな商品でも持ち込めます。
ただし、海外で利用する際には、国によっては変圧器や電源交換プラグが必要なので、事前に用意しておきましょう。
電池式(リチウム電池)
リチウム電池式の場合、電池がついた状態での機内持ち込み・預け入れは不可です。
コードレスヘアアイロン「熱を発生する器具」なので、リチウム電池が入ったままの状態だと、外部からの衝撃によって発火するリスクがあります。
回線のショートや誤作動を防ぐためにも、通電できる状態での持ち込みは禁止です。
ただし、リチウム電池が取り外し可能であれば、機内への持ち込み・預け入れができます。
取り外した電池は、以下の条件であれば機内持ち込みが可能です。
- ワット時定格量が100Wh以下のものは、個数の制限なし
- ワット時定格量が100Whを超え160Wh以下のものは2個まで
参考:政府広報オンライン
なお、リチウム電池は預け入れができないので、必ず機内へ持ち込むようにしましょう。
電池式(リチウム電池以外)
乾電池やボタン型電池などリチウム電池以外で動作するヘアアイロンは、電池を外せば持ち込み・預け入れが可能です。
電池自体も預け入れが可能なので、外した状態でスーツケースに入れても問題ありません。
ただしショートしてしまうことを防止するためにも、他の金属製品などに触れないようにケースに入れたり、絶縁テープを貼ったりする必要があります。
【航空会社別】ヘアアイロンを飛行機に持ち込む際の対応
ヘアアイロンの持ち込み条件は、国土交通省によって定められているため、航空会社によって対応は変わりません。
基本的にはどの航空会社も、『爆発の恐れがあり、燃えやすいもの』『危害を加えかねないもの』を持ち込み禁止(もしくは条件付き)としています。
ヘアアイロンは発熱する器具なので、条件付きの持ち込みが原則です。
以下に主要な航空会社のヘアアイロンの持ち込みに対する見解を掲載するので、気になる方はぜひ確認してみてください。
- ANA:機内持ち込み・お預かりに条件があるもの – ANA
- JAL:ヘアカーラー、ヘアアイロンは機内に持ち込めますか。 – JAL Q&A 詳細
- ジェットスター:機内持込み・お預け手荷物における危険物の代表例 – Jetstar
- ピーチ:ヘアアイロン/ヘアスタイリング機器の機内持ち込み、またはお預けはできますか – Peach
- スカイマーク:お問い合わせの多いもの – SKYMARK
ヘアアイロンを飛行機で預かれない時の3つの対応
ヘアアイロンを空港まで持ってきたものの、保安検査を通れないこともあります。
こちらでは、万が一預けられない状態になった際に、どのような対応ができるのかについて紹介します。
輸送する
時間に余裕がある場合は、輸送でヘアアイロンを送ることが可能です。
各航空会社や空港では、宅配サービスを展開しているため、利用すると良いでしょう。
なお、宅配サービスによっては到着に時間がかかることがあるため、自宅に送るほうが無難です。
旅行先や出張先に送る場合は、帰りも同じ手続きが必要になることを覚えておきましょう。
また、旅行先や出張先が海外など、航空輸送が必要な場合は、条件によっては対応できない場合があります。
輸送すれば廃棄されることもないので、配送料は掛かってしまいますがまずは検討したい方法ですよね。
身内に渡す
もし見送りにきた身内や友人がいる場合、その人に渡す方法も手段のひとつです。
条件は限られてしまいますが、配送料がかからず、確実に持ち帰れます。
時間がない場合は、渡してしまうことも考えましょう。
廃棄する
出発時刻の直前にヘアアイロンが検査に通らなかった場合は、残念ながら廃棄するしかありません。
先ほどもお伝えしましたが、コードレスヘアアイロンでリチウム電池やバッテリーが取り外せないケースが多いです。
もし廃棄になった場合は、空港会社の方にそのまま処理をお願いするか、廃棄ボックスの中に入れます。
持ち込めない状態を避けるためにも、事前に持ち込めるかの確認や電池を取り外せるかなどのチェックを欠かさずに行いましょう。
ヘアアイロンの飛行機持ち込みに関するよくある質問
こちらでは、ヘアアイロンの飛行機の持ち込みに関するよくある質問について答えていきます。
USBタイプのヘアアイロンは飛行機に持ち込める?
USBタイプのヘアアイロンは、仕様によって異なります。
バッテリーが内蔵されていて、USBを通して充電するタイプは、リチウム電池が入っている可能性が高いです。
そのため、取り外しできれば持ち込み・預け入れ可、取り外しできないなら持ち込みは不可です。
一方で、本体にバッテリーがなく、給電のみが行われるタイプは、問題なく持ち込み・預け入れが可能です。
コードレスヘアアイロンは飛行機に持ち込める?
仕様によって、持ち込み・預け入れの可否が異なります。
電池式のヘアアイロンは、電池が取り外せるもののみ可能です。
詳しくは記事内の「ヘアアイロンを飛行機に持ち込む際の対応」をご覧ください。
ガス式のヘアアイロンは炭化水素ガスが充填されており、熱源部分に安全カバーが取り付けられている場合、1つのみ機内に持ち込み・預け入れができます。
ただし、補充用のガスカートリッジは機内に持ち込むことも預けることもできません。
まとめ
ヘアアイロンは条件付きではありますが、基本的には機内に持ち込める商品が多いです。
まずはお使いのヘアアイロンが「コードレスかどうか」を確認しましょう。
コードレスではない場合、ほぼ確実に持ち込むことが可能です。(バッテリー内蔵の商品を除く)
空港で焦らないように事前に確認を行って、万全の状態で準備を進めてみてください。
ヘアアイロンのレンタル・サブスク – Rentio[レンティオ]
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