[入門編] 自宅にWiFi環境を作る方法とそのメリット
更新日2018/11/02
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スマートフォンやタブレットをはじめ、スマート家電などなど今や多くの製品がWiFi機能を搭載しているきょうこのごろですが、まだご自宅にWifi環境が無いという方もいらっしゃるのではないでしょうか。もしまだWiFiがないという方は、是非とも環境構築を一度考えてみてほしいと思います。
最近頻繁に耳にするWiFi。まだ自宅にWiFi環境がないという人向けにここらで一度情報を整理してみたいと思います。
もくじ
WiFiって?
Wi-Fi(ワイファイ、英: Wireless Fidelity)は、無線LANの規格のひとつ。Wi-Fi Alliance(米国に本拠を置く業界団体)によって、国際標準規格であるIEEE 802.11規格を使用したデバイス間の相互接続が認められたことを示す名称。
WiFiとは、無線LANの規格のひとつです。インターネットは有線で引くのがが一般的ですが、それを無線で通信する際に使う通信規格のことですね。
つまりWiFiと無線LANはほぼ同義語で、「無線でインターネット接続するときに使う接続方式」という理解でいれば間違いありません。
WiFi環境を作るメリット
WiFiのもっともスタンダードな使い方は、自宅にインターネット固定回線を引き、そこからWiFiでスマートフォンやゲーム機などを接続するという使い方です。
それでは一体どのようなメリットがあるのでしょうか。
スマホの通信料を節約できる
例えばスマホの通信料が毎月一万円近くいってしまう方。それも家族内で2、3人スマホを使っている人がいるとなると、とても大きな出費です…
そのような方は、ご自宅にWifi環境を作って自宅での通信は全て固定インターネット回線を介して通信しましょう。もし自宅でゲームや動画の閲覧をしている場合、劇的に通信料が減るはずです。
電気製品の機能をフル活用できる
スマートフォン、タブレットといった情報通信機器はもちろん、今や多くの電気製品がWifi機能を搭載しています。
例えばゲーム機であればインターネット経由でゲームソフトをダウンロード。レコーダーに録画した番組を外でスマホから見たり、冷蔵庫やエアコンも外からスマホ経由で操作できるようになりました。しかしこのような機能はあれもこれもWiFi接続が必要不可欠です。
WiFi環境の作り方
ではそんなWiFi環境、一体どのように構築すればよいのでしょうか。
大きく2通りの方法があります。
WiMAXを契約する
一つ目はWiMAXというサービスを使う方法です。モバイルルータのようなデータ通信端末を使って通信します。有線の固定回線でなく、モバイル回線で通信する方式です。
それではこれまで通りスマホを携帯回線で使い続けるのと同じのようにも思えますが、そんなことはありません。まずWiMAXのデータ通信端末にはWifi機能があるため、スマホ以外の製品を接続することが可能です。さらにモバイルデータ通信を複数の端末から一本の契約にまとめるととで通信料金の節約が期待できます。最近は据置型・常時接続型の機器も登場しているようなので、都度ルータの電源をONにして端末と接続して〜みたいな手間も必要ありません。
ただ無線であるがゆえのデメリットも当然存在するので契約前にチェックは必要です。
今のWiMAXは、月間通信量制限はないそうなのですが、一日あたりの通信料に上限があり、それを超えると通信制限がかかります。あとは通信する場所にもよりますが、ご自宅の場所によっては十分な速度がでないこともあるので事前に確認しておきたいところですね。
ちなみにWiMAXに限らなくともモバイル回線を使ったWifi機器はSoftBankも提供しています。
Wi-Fiで快適! SoftBank Air | インターネット | ソフトバンク
インターネット固定回線を引く
有線でインターネットを引いてくる方法です。通信も安定していて通信料の制限もないのでこれが一番オススメです。月に5,000円ほど固定費がかかりますが、格安SIM等を使えばスマホの代金を2,000円くらいにまで節約することも可能ですし、さらに余りあるメリットを受けられます。
なお、インターネット固定回線を介してWifiを整えるには3ステップの作業が必要です。
まずは固定回線をひこう
固定回線なので、まずは家のなかに有線でインターネットをひっぱってくる必要があります。ほとんどの場合工事が必要で申し込んでから一ヶ月待ちとかが普通です。固定回線は色々種類がありますが、大体月に3,000円〜4,000円かかるのが一般的ですね。
「フレッツ」「光回線」とかで検索すると色々出てきます。一番スタンダードなのがフレッツ光。光回線なので通信も速いのですが場所によっては対応してない地域もありますので、NTTとかに問い合わせてみましょう。
プロバイダと契約しよう
固定回線だけあっても通信できません。携帯電話も本体だけじゃ電話できませんよね。ドコモとかAUとかと契約するのと一緒で、インターネットもプロバイダとよばれる通信事業者と契約する必要があります。
これは固定回線の契約とは別ですが、契約携帯によっては固定回線とセットになっている場合もあります。料金は月800円くらいからピンキリです。
Wifi機器を設定しよう
Amazonや楽天で「Wifi ルータ」などで検索するとたくさん出てきます。3000円くらいから購入可能です。有名なのはBUFFARO製のルータですね。
これを固定回線と接続して、かんたんな設定をしてあげれば完了です。契約する固定回線によっては、Wifi機器を月額数百円でレンタルしている場合などもありますが、一年以上使うのであれば買ってしまったほうが安上がりです。
インターネット回線はキャッシュバックを活用しましょう
フレッツ光をはじめ、固定回線は公式サイトから直接申し込むよりも、代理店を経由して申し込んだほうがオトクな場合が多いです。
なぜそんなことが起こるかというと、代理店から申し込むと、NTTから代理店に高額なキックバックが支払われます。そのキックバックから我々エンドユーザーにキャッシュバックが支払われるわけです。契約する代理店にもよりますが、現金で2〜3万円くらいはもらえますよ。「インターネット キャッシュバック」等で検索するとたくさん申込のためのページが出てきます。
探すのが面倒という方は、こちらのページにキャンペーンがよくまとまっています。
折角契約するのですから、こういった制度を活用してうまく安上がりにあげたいですね。