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日頃からスマートフォンを操作していると、ついついノートパソコンの画面を手で操作してしまいそうになったことはありませんか?
特にブラウジングやTwitterなどのSNS、動画配信サービスでコンテンツを探す時には、直感的に操作できる方が便利だったりします。
もちろん、タッチに対応したノートパソコンもありますが、操作性が悪かったり、キーボードとの距離感でかえって操作しづらかったりもします。
そんな時に便利なのが、2 in 1ノートPCです。
2 in 1ノートPCとは、キーボードと画面部分を着脱することができ、時にはタブレットとして、時にはノートPCとして使用できる機器です。
今回は、2 in 1ノートPCの代表とも言えるSurfaceシリーズの最上位モデル「Surface Pro 8」をレビューします。
もくじ
Surface Pro 8の特徴
Surface Proシリーズは、2015年に販売が開始されたSurface Pro 4以降同じデザインをしていましたが、Surface Pro 8に一新しました。
ベゼルが細くなり画面占有率が高くなり、またペンも新しいものになりました。
それでは、Surface Pro 8の特徴を6つ紹介します。
一新されたデザイン
前述しているように、Surface Pro 8はこれまでのSurface Proシリーズからデザインが一新されベゼルが細くなり、画面占有率が高くなりました。
これにより、画面のサイズも大きくなり、12.3インチから13インチになりました。
普段、筆者は11インチのiPad Proでコンテンツを視聴することが多くあるので、13インチの大画面はコンテンツ視聴には最高だなと感じました。
また、これまでの角張ったデザインから丸みを帯びた筐体にとなり、タブレットとしての持ちやすさも向上しました。
高精細で最大120Hzに対応したディスプレイ
Surface Pro 8のディスプレイは、2880 × 1920の解像度となっておりとても高精細なディスプレイです。
また、2 in 1ノートPCの中では珍しく、リフレッシュレートは最大で120Hzに対応しています。
通常の操作だけでなく、タブレットとして使用する際のペンの操作が非常に滑らかになります。
設定で、60Hzと120Hzを選択することが可能ですが、120Hz時はバッテリーの消耗が激しいので電源に接続したまま操作するなど注意が必要です。
無段階の角度調整が可能なキックスタンド
Surface Pro 8の本体背面には、キックスタンドが搭載されています。
これによりケースやカバーなどを必要とせずとも、自立させることが可能です。
角度も、ほぼ180°まで無段階で調整することができるので、動画視聴時やイラスト作成時など好きな角度に調整することができます。
進化したSurface スリムペン 2
Surface Pro 8に合わせてスリムペンも進化しました。
これまでの電池式から充電式に進化しており、Surface Pro Signature キーボードに置くだけで充電することが可能です。
間違った向きに置いても自動的に反転してくれるので、地味に便利だったりします。
一日中使えるバッテリー、急速充電にも対応
Surface Pro 8は、最大 で16 時間のバッテリー駆動が可能です。
営業や出張時に出先で作業したり、カフェでの作業なども充電器を必要とせずに作業することができます。
また、Surface Pro 8は最大で60Wの急速充電にも対応しています。
付属の充電器を使用してバッテリー残量が50%のところから30分間で、73%まで充電することができました。
また、USB-Cの充電にも対応しているため、サードパーティ製の充電器でも急速充電が可能です。
付属の充電器は嵩張るので、出先などではサードパーティ製の小型の充電器を使用してみても良いかもしれません。
最大で2枚の画面出力が可能
Surface Pro 8は、最大で2枚までの外部ディスプレイに出力が可能です。
USB 4.0/Thunderbolt 4端子が2つ搭載しているので、USB-Cの映像出力に対応しているケーブルとモニターであれば簡単に出力することができます。
Surface Dock 2のようなドッキングステーションを使用すれば、ケーブル一本で2枚のモニターへの出力も可能になります。
また、同じメーカー同士をケーブルで繋ぐことでモニターを数珠つなぎすることにできる技術である「デイジーチェーン接続」にも対応しているので、こちらの接続方法でもケーブル一本で2枚のモニターへの出力ができます。
Surface Pro 8の実機レビュー
ここまでは、Surface Pro 8ならではの特徴を紹介してきました。
ここでは、実際にSurface Pro 8を使用してみて感じたことなどを紹介していきます。
スペック一覧
Surface Pro 8 | |
---|---|
OS | Windows OS |
画面サイズ | 13 インチ |
解像度 | 2880 × 1920 (267 PPI) |
CPU | クアッドコア第 11 世代インテル® Core™ i5-1135G7 プロセッサ、インテル® Evo™ プラットフォームで設計
クアッドコア第 11 世代インテル® Core™ i7-1185G7 プロセッサ、インテル® Evo™ プラットフォームで設計 |
メモリ | 8GB、16GB、32GB |
ストレージ | SSD (取り外し可能なソリッド ステート ドライブ) のオプション: 128GB または 256GB
512GB または 1TB |
SIM対応 | × |
バッテリー容量 | 公称バッテリー容量:51.5Wh (約13,919 mAh) 最小バッテリー容量:50.2Wh (約13,568 mAh) |
カメラ | リアカメラ:10.0 MP フロントカメラ:5.0MP |
オーディオ | Dolby Atmos® オーディオ搭載 2W ステレオ スピーカー |
生体認証 | Windows Hello 顔認証 |
通信 | Wi-Fi 6: 802.11ax 対応 Bluetooth 5.1 ワイヤレス テクノロジー |
充電 | Surface Connect ポート USB-C |
大きさ(縦表示時) | 高さ:287 mm 幅:208 mm 厚さ:9.3 mm |
重量 | 891 g |
価格 | 148,280円(税込)〜 |
外観
Surface Pro 8から外観の素材も一新され、これまでのマグネシウムの素材からアルミニウムになりました。
マットな質感になっており、高級感も感じ取れます。
また、タブレットとして使用する際は手で持って使用することが多くなると思いますが、表面がサラサラとしており指紋も目立ちにくいです。
Surface Pro Signature キーボード
Surface Pro 8は、別売りの「Surface Pro Signature キーボード」を使用することで、ノートPCとして使用することも可能です。
キーボード上部を折りたたむことで角度をつけることができ、タイピングのしやすさが向上します。
上部の折りたたみ箇所には「Surface スリムペン 2」の充電部があり、ここにSurface スリムペン 2を収納して持ち運ぶことができます。
キーボードの打ち心地は、角度をつける分操作性は向上するのですが、その分キーボードがペコペコと凹む感覚があります。
角度つけない使用方法も試しましたが、個人的にはペコペコはするものの角度をつけた方がタイピングがしやすかったです。
メールや資料の作成などの用途であれば、そこまで気にならないと思われます。
一方で、ライターの方などタイピングを多くする方などは、Bluetooth接続に対応した外部キーボードなどの使用をおすすめします。
拡張性
Surface Pro 8には、以下の外部端子が備わっています。
外部端子
- USB 4.0/Thunderbol 4 搭載 USB-C x 2
- 3.5mm ヘッドフォン ジャック
- Surface Connect ポート x 1
- Surface タイプ カバー ポート
前述しているように、USB 4.0/Thunderbolt 4端子から外部モニターへの出力ができたり、またUSB-Cケーブルを使用した充電にも対応しています。
CPU、GPU性能
Surface Pro 8は、クアッドコア第 11 世代インテル Core i5-1135G7 プロセッサかクアッドコア第 11 世代インテル Core i7-1185G7 プロセッサから選択することができます。
CPUスコア
今回紹介するのは、Core i7のメモリ16GBモデル。
CINEBENCHというCPUのスコアを測るソフト使用して計測してみました。
その結果が以下になります。
おすすめ(バッテリー) | 高パフォーマンス(バッテリー) | 最適なパフォーマンス(バッテリー) | おすすめ(電源) | 高パフォーマンス(電源) | 最適なパフォーマンス(電源) | |
---|---|---|---|---|---|---|
CPUスコア(シングル) | 1152 | 1403 | 1440 | 1154 | 1370 | 1413 |
CPUスコア(マルチ) | 3265 | 4079 | 4235 | 3341 | 3795 | 4935 |
Surface Pro 8は、バッテリー使用時と電源接続時でパフォーマンスが異なります。
何度か計測をしてみましたが一番パフォーマンスが高かったのが電源接続時の「最適なパフォーマンス」で、バッテリー利用時もパフォーマンスが落ちることはあまりなかったです。
一方で、測定時はファンがずっと回っており、さわれないほど熱くなっていました。
ゲーム
GPUは、インテル Iris Xe グラフィックスが搭載されています。
GPUを多く使用するゲームを、快適にプレイすることができるのか検証してみました。
プレイしたゲームは激しいアクションシーンがあるFPSゲーム「Apex Legends」です。
かろうじてプレイすることはできましたが、解像度を最低設定にしても重要なFPS(frames per second)が30を切っていたりと正直プレイできているとは言える状況ではありませんでした。
一方で、Xbox Game Passを利用することで様々なゲームを利用することは可能です。
Xbox Cloud GamingであればCPUやGPUなどPCスペックの影響されずにゲームをプレイすることが可能ですので、Surface Pro 8でも快適にプレイすることができました。
実際にグラフィックスが多用されている「Forza Horizon 5」をプレイしてみました。
「Forza Horizon 5」の推奨スペックを参照すると、CPUは推奨でCore i5-8400以上、GPUはGTX1070以上となっておりそこそこのスペックを要求するゲームですが、視認性も操作性も不便なく快適にプレイできました。
「Fortnite」などのFPSゲームも対応していますので、Xbox Cloud Gamingで様々なゲームを楽しむことはできます。
Wi-Fi6に対応
Surface Pro 8は、Wi-Fi 6に対応しています。
実際にWi-Fi 6に対応している我が家のルーターに接続して計測したところ、時間帯にもよりますが平均して下り300〜400Mbps前後、上り300Mbps前後となりました。
これだけの高速通信を実現しているので、YouTubeの4K動画も途中で止まってしまうことなく、スムーズに視聴することができました。
カメラ
近年はリモートワークの需要により、テレビ会議をする機会も増えましたよね。
Surface Pro 8は、500万画素のフロントカメラが搭載されています。
しかし、MacBookのインカメラと比較すると画質が良いとは言い難いです。
また、あまり使用することはないと思いますが、背面には1000万画素のリアカメラが搭載されています。
書類をスキャンしたりする際には便利です。
顔認証
フロントカメラ部分には、Windows Hello 顔認証用のカメラがあります。
これにより、パスコードのロックを顔認証で解除することができます。
指紋認証にも対応していると尚良かったですね。
Surface Pro 8の気になるポイント
実際に2週間ほどSurface Pro 8を使用して、いくつか気になるポイントがありましたので紹介したいと思います。
タブレットとしては重量が重い、ノートPCとしては軽量
Surface Pro 8は、重量が約891gとタブレットの中では重い部類に入ります。
サイズが似ている12.9インチiPad Proは682 gとなっており、同社のSurface Go 3はサイズが異なるものの544 gとなっています。
動画コンテンツの視聴など、長時間手で持っての使用には不向きかもしれないです。
一方で、キーボードが281g、スリムペンが13gとなっており、本体と合わせても1185gです。
ノートPCとしての利用を想定としている場合は、比較的軽量の部類に入ると考えられます。
ペンが本体にくっつかない
Surface スリムペン 2は、別売りのキーボードに収納スペースがありますが、Surface Pro 8本体への収納はできません。
iPadシリーズは本体にマグネットで吸着させることができるので、タブレットだけ持ち運ぶ際もペンを収納しておくことができますが、Surface Pro 8ではそれができません。
外出時などペンを無くしてしまわないか心配になります。
充電器が大きくて、重い
Surface Pro 8に付属の充電器は、従来のノートパソコンに付属しているようなアダプター付きの充電器になります。
コンパクトな設計ではありますが、持ち運ぶには少々大きく、重量も255gとリンゴ1個分ほどの重さなので重たく感じます。
一方で、USB-CのPD(パワーデリバリー)充電に対応しているので、サードパーティ製の小型の充電器を使用すれば軽量化することも可能です。
microSD カードスロット、USB-Aがなくなった
デザインが一新されたことにより、Surface Pro 7まであったUSB-AポートとmicroSD カードスロットがなくなりました。
キーボードやマウスなどの外部機器との接続や、ストレージ容量の増設ができなくなってしまったのは大きいです。
USB-Aに対応したマウスなどの外部機器を使用する場合、USB-Cに対応したハブを使用することで拡張することができます。
一方、M.2のSSDを増設することができるので、ストレージの拡張はできます。
Surface Pro 8とiPad Proを比較
価格帯やサイズ感、タブレットとPCライクな使用方法など利用用途が似ているiPad Proと比較してみました。
Surface Pro 8 | 12.9インチiPad Pro(第5世代) | 11インチiPad Pro(第3世代) | |
---|---|---|---|
OS | Windows OS | iPad OS | iPad OS |
画面サイズ | 13 インチ | 12.9インチ | 11インチ |
解像度 | 2880 × 1920 (267 PPI) | Liquid Retina XDR |
Liquid Retina |
CPU | クアッドコア第 11 世代インテル® Core™ i5-1135G7 プロセッサ、インテル® Evo™ プラットフォームで設計
クアッドコア第 11 世代インテル® Core™ i7-1185G7 プロセッサ、インテル® Evo™ プラットフォームで設計 |
M1チップ(8コア) | M1チップ(8コア) |
メモリ | 8GB、16GB、32GB | 8GB、16GB(1TBまたは2TBストレージ搭載モデルのみ) | 8GB、16GB(1TBまたは2TBストレージ搭載モデルのみ) |
ストレージ | SSD (取り外し可能なソリッド ステート ドライブ) のオプション: 128GB または 256GB
512GB または 1TB |
128GB、256GB、512GB、1TB、2TB | 128GB、256GB、512GB、1TB、2TB |
SIM対応 | × | ◯ | ◯ |
バッテリー容量 | 公称バッテリー容量:51.5Wh (約13,919 mAh) 最小バッテリー容量:50.2Wh (約13,568 mAh) |
10,533 mAh | 7,538 mAh |
カメラ | リアカメラ:10.0 MP フロントカメラ:5.0MP |
リアカメラ:12MP広角カメラと フロントカメラ:12MPTrueDepthカメラ(超広角カメラ搭載) |
リアカメラ:12MP広角カメラと フロントカメラ:12MPTrueDepthカメラ(超広角カメラ搭載) |
オーディオ | Dolby Atmos® オーディオ搭載 2W ステレオ スピーカー | 4スピーカー |
4スピーカー |
生体認証 | Windows Hello 顔認証 | Face ID | Face ID |
通信 | Wi-Fi 6: 802.11ax 対応 Bluetooth 5.1 ワイヤレス テクノロジー |
Wi-Fi 6(802.11a/b/g/n/ Bluetooth 5.0 |
Wi-Fi 6(802.11a/b/g/n/ Bluetooth 5.0 |
充電 | Surface Connect ポート USB-C |
Thunderbolt / USB 4ポート | Thunderbolt / USB 4ポート |
大きさ(縦表示時) | 高さ:287 mm 幅:208 mm 厚さ:9.3 mm |
高さ:280.6 mm 幅:214.9 mm 厚さ:6.4 mm |
高さ:247.6 mm 幅:178.5 mm 厚さ:5.9 mm |
重量 | 891 g | 682 g(Wi-Fiモデル) 685 g(Wi-Fi + Cellularモデル) |
466 g(Wi-Fiモデル) 470 g(Wi-Fi + Cellularモデル) |
価格 | 148,280円(税込)〜 | 159,800円(税込)〜 | 117,800円(税込)〜 |
OSの違い
iPadはiPhoneをベースにした「 iPad OS」、Surface Pro 8はノートPCと同じ「Windows OS」となっています。
そのため、どちらかというとSurface Pro 8はタブレットというよりかは、ノートPCとしての使用方法がメインになります。
ですので、iPadのようなより直感的な操作には向いておらず、アプリを起動するにもダブルタップする必要があったり、UIがPCと同じであったり最適化されていない部分も多くあります。
重量、サイズ感
12.9インチiPad Proと比較してSurface Pro 8はサイズがほぼ同じにも関わらず、重量が209gも異なります。
持ち運んだり手で持ったままの使用を想定としている場合は、iPad Proの方がおすすめです。
エンタメ利用として
タブレットは音楽鑑賞や動画鑑賞目的としても使用することがあると思います。
エンタメ利用の観点でも両機を比較してみました。
スピーカー性能
Surface Pro 8には、Dolby Atmosの2Wステレオスピーカーが搭載されています。
音に厚みを感じることができ、重低音が強めの印象を受けました。
一方で、低音が強めなので音がこもって聞こえることもあります。
iPad Proには、4スピーカーオーディオが搭載されています。
Surface Pro 8と聴き比べてみると、iPad Proの方がバランスが良く、解像度も高く感じます。
Surface Pro 8は音が横に広がって聞こえるのに対して、iPad Proは真っ直ぐに音が届いているような印象も受けました。
大差もなく好みにもよるかと思いますが、臨場感ならSurface Pro 8、解像感ならiPad Proといった感じになります。
画質などコンテンツ視聴時
Surface Pro 8、iPad Proの両機ともに4K動画の映像を視聴しても高画質でコンテンツを楽しむことができます。
一方で、解像度と1インチあたりのピクセルの数を表す「ppi」共にSurface Pro 8の方が高くなっていますが、実際の映像を見比べてみるとiPad Proの方が細かなディティールまで表現されているようにも感じます。
これは、最大輝度がiPadの方が高くなっているためかもしれないです。
クリエイティブ用途
動画編集などのクリエイティブ用途として、購入を検討している方もいるのではないでしょうか。
CPUスコア、GPUスコア、動画の書き出し速度で比較を行いました。
CPUスコア・GPUスコア
CPUスコアを、Geekbench 5というソフトを使用して計測してみました。
今回、検証に使用したSurface Pro 8のCPUは「クアッドコア第 11 世代インテル Core i7-1185G7 プロセッサ」、11インチiPad Pro(第3世代)のCPUは「M1チップ」になります。
結果は以下になります。
Surface Pro 8 | 11インチiPad Pro(第3世代) | |
---|---|---|
シングルスコア | 1144 | 1713 |
マルチスコア | 4194 | 7289 |
メタルスコア | 18624 | 21621 |
どちらも同じPC用のCPUではありますが、iPad Proに使用されているM1チップはMacBookシリーズにも使用されているチップとなっており、スコアはかなり優秀な結果となりました。
動画の書き出し速度
Surface Pro 8は「Premiere Pro」、iPad Proでは「LumaFusion」というアプリを使用して検証を行いました。
その結果が以下になります。
Surface Pro 8 | 11インチiPad Pro(第3世代) | M1 MacBook Pro | |
---|---|---|---|
書き出し時間(1分42秒の動画) | 22秒 | 18秒 | 18秒 |
書き出し時間(8分20秒の動画) | 2分47秒 | 42秒 | 43秒 |
PCのソフトウェアとタブレットのアプリケーションなので単純な比較ではないのですが、動画編集という目的でみてみるとiPad Proの圧勝でした。
一方で、iPad Proと同じ「M1チップ」を搭載したMacBook ProでPremiere Proを使用して同様の検証を行ったところ、iPad Proとほぼ同じ結果になったので、ソフトウェアというよりかはチップの性能面での差と言えます。
事務用途として
営業や出張時など、ノートPCとしての代わりにタブレットを使用する場合あると思います。
やはり、スライドなど資料の作成やエクセルなどの使用においては、Windows OSなのでSurface Pro 8の方が使用しやすいです。
iPad Proは、簡単なメールの返信などのみの利用であれば問題なく使用することができますが、資料作成などはSurface Pro 8の方が優れています。
Surface Pro 8の購入は待つべき?
Surface Pro 9が2022年の11月29日に発売されたので、Surface Pro 8の購入を迷っている方もいるのではないでしょうか。
Surface Pro 9の変更点はNanoSIMまたはeSIM対応に対応しモバイル通信が可能になったのみで、Surface Pro 8からの大きな変更点はありません。
発売から時間が経っているからこそ価格が落ちていたりと、今だから購入するメリットもあります。
タブレットやパソコンはレンタルできる
実際の生活や仕事において実用的か確認するには、一度使ってみるしかありません。
しかし、タブレットやパソコン類は決して安い製品ではありませんので、できれば買ってから後悔はしたくないものです。
そのためにもタブレットやパソコンはお試しレンタルをおすすめします。
家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では、パソコン・タブレット・周辺機器のレンタルを提供しています。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
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