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近年のタブレットは軽量化が進み、外出先にも持ち運びが楽になっているほか、メーカーによってさまざまな機能が搭載されています。
タブレットを購入する際には、AppleのiPadを購入するべきかAndriodタブレットを購入するか悩まれる方も多いことでしょう。
本記事では、NECのAndroidタブレット「LAVIE T1195/BAS Android」について、特徴やスペック、実際に使ってみた感想などを紹介していきたいと思います。


もくじ
NEC「LAVIE T1195/BAS Android」について
「LAVIE T1195/BAS Android」は、NECが展開するLAVIEシリーズとして2021年春に発売されたAndroidタブレット。
LAVIEシリーズでは、7型・8型・10.1型・11.0型・11.5型・12.6型などさまざまなサイズのタブレットを展開しています。
また「LAVIE T11」として、11.5型「T1195/BAS」と11型「T1175/BAS」の2モデルを展開。
今回は11.5型「T1195/BAS」について、製品スペックや特徴などを紹介していきます。
NEC LAVIE T1195/BAS Androidの製品スペック
11.5型「T1195/BAS」と11型「T1175/BAS」を比較した製品スペックは、下記の通りです。
項目 | T1195/BAS | T1175/BAS |
---|---|---|
本体サイズ | 26.43×17.14×0.58cm | 25.84×16.3×0.75mm |
本体重量 | 487g | 490g |
ディスプレイ | 11.5型ワイド 有機EL | 11型ワイドLED IPS液晶 |
画面解像度 | 2560×1600ドット | 2000×1200ドット |
バッテリー容量 | 8,400mAh | 7,500mAh |
CPU | Qualcomm Snapdragon 730G | Qualcomm Snapdragon 662 |
メモリ | 6GB | 4GB |
ストレージ | 128GB | 128GB |
カメラ画素数 | フロント 約800万画素+約800万画素 リア 約1300万画素+約500万画素 |
フロント 約800万画素 リア 約1300万画素 |
サウンド | JBL製Quadスピーカー | Quadスピーカー |
備考 | 指紋認証センサー / E-コンパス | 防塵 / 生活防水(IP52) |
公式税込価格 (2022年12月現在) |
63,580円〜 | 44,880円〜 |
「T1195/BAS」は、メモリやバッテリー容量、画面解像度などが「T1175/BAS」の上位モデルとなっており、指紋認証やE-コンパスといった機能を有します。一方、「T1175/BAS」は、防塵・生活防水に対応している点や低価格な点が特徴的です。
NEC LAVIE T1195/BAS Androidのデザインや重量
「LAVIE T1195/BAS」の本体は、軽量で耐久性の高いアルミニウム合金を用いて作られています。
表面は黒のシンプルなデザインで、裏面がメタリックシルバーで重厚感あるシックなデザインです。
11.5インチながら厚みは1cmもない薄さ(約5.8mm)。見た目以上に軽く、片手で持てる重さ(487g)です。
NEC LAVIE T1195/BAS Androidの特徴4つ
NEC LAVIE T1195/BAS Androidの特徴4つをご紹介します。
①解像度2560×1600ドットの有機ELディスプレイ
②4つのスピーカーを搭載し、Dolby Atmosに対応
③顔認証と指紋認証でロック解除
④Google Playに対応
特徴①|解像度2560×1600ドットの有機ELディスプレイ
ディスプレイには、HDR 10に対応した解像度2560×1600ドットの有機ELディスプレイを採用しています。
ベゼル部分も薄い設計で、美しい映像を大画面で楽しめます。
さらに、ブルーライト低減の認証も取得しており、目への負担にも配慮されています。
特徴②|4つのスピーカーを搭載し、Dolby Atmosに対応
「LAVIE T1195/BAS」には、スピーカーが計4つ搭載しており、臨場感あふれるサウンドを堪能できます。
立体音響「Dolby Atmos®」にも対応し、標準搭載のアプリから【ダイナミック】【映画】【音楽】といった設定を選択可能。イコライザーなどのカスタマイズも可能になっていました。
タブレットを横にしたり縦にしたりと、どんな持ち方や置き方でも、最適な音が聞こえるような設計をされています。
特徴③|顔認証と指紋認証でロック解除
「LAVIE T1195/BAS」のロック解除には、パスワード入力の他に顔認証と指紋認証での解除が可能です。
顔認証に対応した高性能Webカメラを搭載しており、指紋認証は電源ボタンに備わっています。
マスク姿で顔認証が難しい場合に指紋認証での解除が可能で便利です。
特徴④|Google Playに対応
「LAVIE T1195/BAS」は、Google Playに対応しており、普段使う主要アプリを網羅しています。
タブレットのTOPページから右にスライドすると、『エンターテインメントスペース』を表示。
- 【見る】
- 【ゲーム】
『エンターテインメントスペース』では、【見る】【ゲーム】【読む】【聴く】といった4つのカテゴリーを用意しており、それぞれ作品やアプリをおすすめしてくれます。
- 【読む】
- 【聴く】
特徴④|Google Playに対応
Googleアカウントでログインすることで、【見る】【ゲーム】【読む】【聴く】のカテゴリーからお気に入りのエンターテイメントが探せたり楽しめたりできる工夫がされていました。
アシスタント/オリガミ/お客様登録/カメラ/カレンダー/キッズスペース/サービス一覧/さとふる/スプレッドシート/スライド/ドキュメント/ドライブ/ニュース/パスワードマネージャー/フォト/マップ/マニュアル/らびぽパーク/音声レコーダー/時計/設定/電卓/翻訳/連絡帳/Amazon Music/Bamboo Paper/Chrome/Dolby Atomos/Duo/Files/Fit/G CROWN/Gmail/Google/Google One/Google Play/Google Playムービー&TV/Home/i-Filter/info.Board/Jazzles/Keepメモ/Netflix/Office/OneNote/Playストア/Playブックス/Podcasts/Squid/Travelzoo/U-NEXT/Yahoo!Japan/YouTube/YTKids/YTMusic
NEC LAVIE T1195/BAS Androidの実機レビュー
それでは、NEC「LAVIE T1195/BAS」の実機を使用してみたいと思います。
同梱物
箱の中にはタブレット本体の他、付属品として、電源アダプター、USB Type-Cケーブル、サポートガイド、セットアップシート、SDカード用ピンが同梱されています。
LAVIE T1195/BAS本体
電源アダプタ
USB Type-Cの充電ケーブル
サポートガイド
セットアップシート
SDカード用ピン
オプションセットでノートパソコンのように
脱着式キーボードと保護フィルムのセットやデジタルペンがそれぞれオプションとして別売販売されています。
脱着式キーボードの装着でノートパソコンのように使用することが可能です。
デジタルペンは、USB Type-Cの充電式で、4096段階の筆圧感知に対応しています。
NEC LAVIE T1195/BAS Androidを実際に使ってみた感想
「LAVIE T1195/BAS」を実際に1週間ほど使ってみた感じたことをポイントごとに紹介していきます。
◯:11.5インチの大画面でストレスなく動画やゲームが楽しめる
使っていて一番良いなと感じた点は、重量が軽い上に画面が大きいことです。
YoutubeやAmazonプライムといった動画コンテンツは大画面で迫力があり、片手でも持てる軽さなので移動中や外出先でも持ち運びが楽でした。
パソコン並みのCPU
また、Snapdragon 730GというパソコンのCPUに相当するものを搭載しているため、インターネットでの検索や動画再生、オンラインゲームなどが快適に楽しめます。
実際にベンチマークアプリ「Geekbench 5」で数値化してみると、シングルコアで532、マルチコアは1433という結果でした。
人気オンラインゲーム「原神」も簡単にプレイしてみましたが、キャラクター移動や戦闘シーンなど操作もサクサクでストレスなく快適にゲームできました。
◯:指紋認証と顔認証でロック解除が楽々
日常で使用している中では、顔認証と指紋認証でのロック解除も快適でした。
マスクをする機会が多い昨今では、指紋認証でロック解除できるありがたさを痛感。
ノーマスクでの顔認証には2秒ほど時間を要する時がありましたが、指紋認証では即座にロック解除できます。
指紋は最大5つまで登録が可能になっていますので、家族で共有するタブレットとしても便利です。
◯:電子書籍を読むのにも快適
ディスプレイが11.5インチの有機ELモニターということで、電子書籍も読みやすかったです。
大きな画面一杯に活字が並んでいる光景は、活字中毒の方も満足できます。
ピンチインやピンチアウトも快適に操作でき、タッチ反応が速い印象がありました。
小説や漫画、雑誌など媒体によってタブレットを縦にして見やすく変更でき、ページをめくる動作もスムーズです。
◯:高音質なスピーカーとしても使える
音響メーカーJBLのスピーカーを採用し、Dolby Atmos®にも対応しているため、単純に高音質なスピーカーとしても使用できます。
音割れもなく、良質な音に包み込まれるような感覚がありました。
季節やシーズンに合った音楽をBGMとして流すことで、ちょっとした彩りを加えた豊かな日常を過ごせます。
◯:プロダクティビティモードでPCのように
キーボードとマウスに最適化された「プロダクティビティモード」も標準搭載しており、アプリをウィンドウ表示してパソコンのように使用することができます。
クイック設定で「プロダクティビティモード」のON/OFFができるほか、前述した別売りオプションセットのキーボードを取り外すことでも「プロダクティビティモード」のON/OFFが可能。
より快適にノートパソコンとして使用できるように工夫されている点が嬉しいなと感じました。
△:通信はWi-FiのみでSIM通信に非対応
「LAVIE T1195/BAS」は、micro SDカードが挿入できる仕様になっていますが、SIMカードの挿入には対応していません。
通信に関しては、Wi-Fi通信のみの対応となり、外出先などのWi-Fiが設置されていない場所では少し不便に感じます。
お手持ちの携帯を使ってテザリング通信をする必要がありました。
NEC LAVIE T1195/BAS AndroidはAppleユーザーにもおすすめ
NEC LAVIE T1195/BAS Androidの実機レビューを紹介してきました。
大きな画面で高画質な動画やゲーム、電子書籍が楽しめたり、スピーカーとしても活用ができる他、オプションセットでパソコンのような使い方もできるマルチなタブレットです。
Androidタブレットということで、Androidユーザーが使いやすいことはもちろんのこと、Appleユーザーである筆者でも使いやすいと感じるタブレットでした。
また、日本メーカーNECのサポートも24時間365日対応と充実。長く愛用できる満足度の高いタブレットです。


パソコンやタブレットはお試しレンタルを
タブレットの軽さや操作感、高画質、機能性などの部分は、一度使ってみないとわからない部分がほとんどです。
タブレットやパソコンは一度お試しレンタルをおすすめします。
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