Galaxy Tab S9 Ultraをレビュー!高性能なAndroidタブレットならGalaxy Tabがおすすめ

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2022年の春に日本に初上陸した、Galaxy Tabシリーズ。
これまでAndroid OSを搭載したハイスペックなタブレットの選択肢は少なかったのですが、Galaxy Tabシリーズの上陸によりAndroidタブレットの歴史が変わりました。
そんなGalaxy Tabシリーズから新機種である「Galaxy Tab S9 シリーズ」が発表されました。
性能とバッテリー持ちを両立させ、Galaxy専用のSoCである「Snapdragon® 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」を搭載し、IP68規格の防塵防水に対応しています。
今回は「Galaxy Tab S9 シリーズ」の中でも最上位機種である、Galaxy Tab S9 Ultraを詳しくレビューしていきます。

もくじ
Galaxy Tab S9 Ultraの特徴
Galaxy Tab S9 Ultraは14.6インチの大画面ディスプレイを搭載し、大画面でコンテンツ視聴やゲームを楽しむことができます。
エンタメ、クリエイティブ、事務作業など様々な用途に優れたタブレットになっています。
Galaxy Tab S9 Ultraの特徴
- 高級感のあるデザイン
- コンテンツ視聴に最適
- ゲーム利用に最適
- クリエイティブ作業に最適
- IPX68性能の防塵防水対応
- Dexモード対応
- アクセサリーも充実
スペック一覧
Tab S9 Ultra | Tab S9+ | Tab S9 | |
---|---|---|---|
OS | Android | Android | Android |
ディスプレイ | 14.6″ Dynamic AMOLED(有機EL) | 12.4″ Dynamic AMOLED(有機EL) | 11″ Dynamic AMOLED(有機EL) |
解像度 | 2960 x 1848 (WQXGA+) | 2800 x 1752 (WQXGA+) | 2560 x 1600 (WQXGA) |
CPU | Snapdragon® 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy | Snapdragon® 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy | Snapdragon® 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy |
メモリ | 12GB | 12GB | 8GB |
ストレージ | 512GB MicroSD (最大1TB) |
256GB Micro SD対応(最大1TB) |
128GB Micro SD対応(最大1TB) |
SIM対応 | × | × | × |
バッテリー容量 | 11,200 mAh | 10,090 mAh | 8,400 mAh |
カメラ | [リア] 13MP広角 + 8MP 超広角 [フロント] 12MP広角+ 12MP 超広角 |
[リア] 13MP広角 + 8MP 超広角 [フロント] 12MP超広角 |
[リア] 13MP広角 [フロント] 12MP超広角 |
オーディオ | AKGのクアッドスピーカーシステム Dolby Atmosサラウンドサウンド |
AKGのクアッドスピーカーシステム Dolby Atmosサラウンドサウンド |
AKGのクアッドスピーカーシステム Dolby Atmosサラウンドサウンド |
生体認証 | 画面内指紋認証、顔認証 | 画面内指紋認証、顔認証 | 画面内指紋認証、顔認証 |
防水防塵 | IP68規格 | IP68規格 | IP68規格 |
通信 | 802.11 a/b/g/n/ac/ax 2.4G+5GHz+6GHz, HE160, MIMO, 1024-QAM Bluetooth v5.3 |
802.11 a/b/g/n/ac/ax 2.4G+5GHz+6GHz, HE160, MIMO, 1024-QAM Bluetooth v5.3 |
802.11 a/b/g/n/ac/ax 2.4G+5GHz+6GHz, HE160, MIMO, 1024-QAM Bluetooth v5.3 |
充電 | USB-C | USB-C | USB-C |
サイズ(高さ x 幅 x 厚さ, mm) | 208.6 x 326.4 x 5.5 | 185.4 x 285.4 x 5.7 | 165.8 x 254.3 x 5.9 |
重量 | 732g | 581g | 498g |
高級感のあるデザイン
Galaxy Tab S9 シリーズは、グラファイトの色味となっており非常に高級感があります。
Tab S9 Ultraのみフロントカメラとリアカメラが広角と超広角の2眼構成になっており、ベゼルも3機種の中で一番細くなっています。
そのため、14.6インチの大画面ディスプレイをフルに活用することができます。
2960 x 1848の横長のディスプレイとなっているため、縦表示にした際スマートフォンに近い表示領域になります。
そのため、スマートフォン向けのアプリでも違和感なく表示することができます。
- 左がiPad(第10世代)、右がGalaxy Tab S9 Ultra
コンテンツ視聴に最適なポイント
Galaxy Tab S9 シリーズに使用されているディスプレイは全て「Dynamic AMOLEDディスプレイ」となっています。
有機ELの綺麗なディスプレイにHDR10+に対応しているため、コンテンツ視聴の体験を上げてくれます。
また、AKGのクアッドスピーカーシステムとDolby Atmosサラウンドサウンドを採用しており、上下左右の4つのスピーカーから発せられるサウンドは非常に臨場感があります。
ゲーム利用に最適なポイント
Galaxy Tab S9 シリーズは全てのモデルに、Galaxyのスマートフォンやタブレットに最適化されたSoCである「Snapdragon® 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」が搭載されています。
省電力性を実現しており、3Dグラフィックが多用されているようなゲームをプレイしても、長時間プレイすることができます。
また、ゲーミングPCなどに使用されている冷却システムであるベイパーチャンバーを使用しているため、長時間のゲームプレイを可能にしています。
実際に3Dグラフィックが多用されている「原神」を最高設定で1時間ほどプレイしましたが、非常に快適にプレイすることができました。
SoCの性能を測る、AnTuTu Benchmark、3DMarkを使用してスコアを計測してみましたが、スコア自体は同じ「Snapdragon® 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」が使用されているスマートフォンと大差がなかったのですが、冷却性能の高さに驚きました。
ゲーミングスマホなどの冷却性能が高いスマホでも、AnTuTu Benchmarkを使用すると5〜10°近く温度が上昇してしまうのですが、Galaxy Tab S9 Ultraは3〜4°程度となっており、本体を触ってもほんのり暖かくなっている程度でした。
クリエイティブ作業に最適なポイント
Galaxy Tab S9シリーズは、イラスト制作や映像編集などクリエイティブ作業にも最適なタブレットです。
他社のタブレットはタブレットに対応したタッチペンを別途購入する必要がありますが、Galaxy Tab S9 シリーズは購入段階から専用の「Sペン」が同梱されています。
Galaxy Tab S9 シリーズと同時に、GoodNotesやNote Paper Screenなどのメモアプリも大画面に最適化されましたので、Sペンを使用して思うがままにイラスト制作などを行うことができます。
また、動画編集アプリの「LumaFusion」も正式に対応するようになったので、Galaxy Tab S9 Ultraの大画面のディスプレイを使用して直感的に動画編集を行うことができます。
進化したSペン
付属のSペンはGalaxy Tab S9シリーズと同じIP68防水仕様に生まれ変わり、全体的にも改良されています。
ペン先にはボタンが搭載されており、アプリごとに様々な操作を割り当てることができます。
充電もタブレットの背面にマグネットで装着するだけで充電できます。
IPX68性能の防塵防水対応
Galaxy Tab S9シリーズの目玉機能として、Galaxy Tabシリーズ初の防水・防塵性を備えたタブレットという点が挙げられます。
ボディにはアーマーアルミフレームが使用されており、頑丈で耐久性に優れています。
これにより、キャンプやアウトドアなどあらゆる場所に持ち運ぶこともできますし、長風呂のお供に持っていくことも可能です。
DeXモード
Galaxyのスマートフォンやタブレットは、パソコンのような使用方法ができる「DeXモード」に対応しています。
別途販売される「Book Cover Keyboard」を使用すれば、Tab S9 Ultraをまるでパソコンのように使用することができます。
出先で軽くテキスト作業を行ったり、出張時にPCの代わりに利用したりといった使用方法が可能になります。
前述した「LumaFusion」などの動画編集時もテキスト入力などは「Book Cover Keyboard」を使用することで、楽に作業することができます。
また、最大で3画面までの画面分割に対応しているため、ビデオ会議をしながらメモを取ったり、調べ物と動画鑑賞を同時に行ったりすることもできます。
アクセサリーも充実
Galaxy Tab S9 シリーズと同時に発売されたアクセサリーもとても充実しています。
Smart Book Cover
Smart Book Coverは本体を保護するだけでなく、背面に折り目がついており縦置きと横置きの両方の置き方ができるカバーになっています。
Book Cover Keyboard
キーボードとトラックパッドが搭載されており、まるでPCライクのような使用方法ができるカバーとなっています。
Book Cover Keyboard Slim
Book Cover Keyboardのスリム版でトラックパッドがないモデルになります。省スペースで運用できるのが魅力です。
Outdoor Cover
ミリタリーグレードの堅牢性を兼ね備えた丈夫なカバーとなっており、スタンドも付属しているのでキャンプなど屋外での利用に最適なカバーです。
Notepaper Screen
ディスプレイを紙のような書き心地にしてくれるアイテムです。視認性が落ちる心配がありますがマグネットで装着できるので、動画鑑賞時には外すといったことも可能です。
Privacy Screen
30度の視野角から画面が見えなくなるアイテムです。こちらもマグネット式で取り外しが可能ですので、外出時に装着して家では外すといったことも可能です。
Galaxy Tab S9 Ultraの気になるポイント
Galaxy Tab S9 Ultraをしばらく使用していて、気になる箇所がいくつかあったので紹介したいと思います。
電源ボタンの位置が気になる
Galaxy Tab S9 Ultraの電源ボタンは横にした際は上部に電源ボタンがあるのですが、中央に寄った位置にあるので電源ボタンの押しづらさを感じます。
iPadは横側に電源ボタンがあり、横向き表示時にはアクセスしやすい位置に電源ボタンがあります。
タブレットは基本的には横向きで使用することが多くあると思いますが、Galaxy Tab S9 Ultraの電源ボタンの位置は何度か押しづらさを感じたので、スピーカー位置との兼ね合いになるかと思いますがもう少し改良されると良いなと思いました。
キーボードがUS配列のみ
前述したアクセサリーのキーボードを含め、日本語配列には非対応となっています。
事務作業時は画面内のキーボードでは作業しづらいので外部キーボードを接続することもあるかと思いますが、筆者が所持しているキーボードでは変換や上下左右の動作が非対応でした。
筆者は日頃から日本語配列のキーボードを使用しているので、その点が不便に感じました。
高性能なAndroidタブレットならGalaxy Tab S9 Ultraがおすすめ
最高クラスのSoCとディスプレイ、スピーカーに加え、Sペンや豊富なアクセサリーとAndroidタブレットの中でも頭一つ抜きに出ているタブレットになります。
大画面かつ高性能なAndroidタブレットをお探しの方は、Galaxy Tab S9 Ultraを検討してみてはいかがでしょうか。
タブレットやパソコンはレンタルできる
実際の生活や仕事において実用的か確認するには、一度使ってみるしかありません。
しかし、タブレットやパソコン類は決して安い製品ではありませんので、できれば買ってから後悔はしたくないものです。
そのためにもタブレットやパソコンはお試しレンタルをおすすめします。
家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では、パソコン・タブレット・周辺機器のレンタルを提供しています。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
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