レイコップRPとRSを両方使って比較&レビュー!
更新日2023/01/04
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現在大流行中のふとんクリーナー。
様々なメーカーが競って新商品を発売するふとんクリーナーですが、その先駆者であるレイコップも負けじと2015年にプレミアムモデルとしてレイコップRPという新モデルを発売しました。
これまではレイコップRSというスタンダードモデルで多くの注目を浴びたレイコップですが、今回のレイコップRPはいったいどのような機能を備えているのでしょうか。
この記事では、レイコップRPとレイコップRSの違いを分析し、さらに両方使ってみての使い心地などを書かせていただきます。これからレイコップのふとんクリーナーの購入やレンタルを検討している方の参考になれば幸いです。
もくじ
まずはスペックを比べてみます
最初にRPとRS、それぞれの製品の仕様を比べてみましょう。
レイコップ RP | レイコップ RS | |
---|---|---|
公式ウェブストア価格 | 55,370円(税別) | 28,380円(税別) |
カラーバリエーション | ホワイト/ブラック | ホワイト/ブラウン/ゴールド |
本体サイズ(mm) | 幅359.8 × 長さ488.8 × 高さ169.4 | 幅359.7 × 奥行431.5 × 高さ155.2 |
重量(電源コードを除く) | 3.4㎏ | 2.3kg |
消費電力 | 750W | 350W |
UVランプ | 16W | 8W |
たたきパッド | 4個 | 2個 |
たたき回数 | 毎分3,600回 | 毎分4,000回 |
回転ブラシ | ◯ | ◯ |
ドライエアブロー | ◯ | – |
クリーン排気 | ◯ | ◯ |
水洗いダストボックス | ◯ | ◯ |
底面抗菌加工 | ◯ | ◯ |
底面ローラー | ◯ | ◯ |
小型で軽いレイコップRSに対して、大型ながら多機能さで勝負のレイコップRPといった感じですね。
新しく搭載された「ドライエアブロー」
レイコップRPの目玉機能のひとつがこの「ドライエアブロー」です。機能の説明を公式サイトから抜粋させていただきますと、こんな文面となっています。
睡眠時の発汗量は、およそコップ1杯分。
毎日の睡眠で、だんだんとジメジメしてくるふとん。この湿気によって、心地よい眠りの妨げになるだけではなく、ハウスダストの主な原因であるダニが繁殖しやすくなります。
「レイコップRP」は約70℃にあたためられた空気でふとん内部の湿度を上げる原因となる水分を取り除く技術を搭載。ふとんのダニが繁殖しにくい環境をつくります。
あとはUVランプが強力になったこと、RSに2つ搭載されているたたきパッドが4つになったことなどが差別化のポイントですね。
実際に使ってみます
まずは二台を並べてみます。小型で軽いレイコップRSに対して、RPはずんぐりとした形をしていますね。重さも1キロ以上違いがあり大きさもあるので、両方を持ち上げるとRPのほうがかなり重たく感じました。
裏返して底面部を比べてみます。
左がレイコップRP、右がレイコップRSです。
比較的シンプルなレイコップRSに対して、RPは多くの仕組みが内蔵されているようですね。新しく追加されたドライエアブローの部分が目を引きます。
なお、ゴミを吸い込めるのはどちらも青い回転ブラシが搭載されている部分のみです。 こうしてみると、本体の大きさの割に結構狭いですね、、RPになったからといって一度にたくさんの面積をキレイにできるようになったというわけではないので注意が必要です。
レイコップRPの使い心地
では、実際にレイコップRPを使ってふとんを掃除してみました。
上の写真はハンドル部。電源ボタンを長押しするとロックが解除され、使えるようになります。運転中に電源ボタンをもう一度押すと強モードとなります。
大柄な本体ながら、スムーズに動かすことができます。底面にあるローラーのおかげでしょうか。また公式サイトでも紹介しているように、ふとんそのものを吸い込まないよう吸引力を最適化しているとのことです。確かに以前ダイソンでふとんを掃除したことがあったのですが、マットレスに吸い付いてしまい大変でした。
また、掃除機をかけた場所が温まっていたのが印象的でした。 RPから搭載されたドライエアブロー機能の効果です。しかし、一般的なふとん乾燥機がふとん全体を1時間ほど温め続けることを考えると、この機能だけでふとんをふかふかにするのは時間がかかるのではないか?とも感じました。
運転中は底面部のUVランプが点灯しているのですが、本体を持ち上げるとそれを検知してランプをOFFにしてくれます。UVが目に当たると危険とのことなので、そのための配慮ですね。
なお、ドライブローもUVランプもしっかりと温風や強い光が出ているのは確認できます。しかし、個人の主観ですがこれだけで除菌やダニを退治するというのは少々心許ないように感じました。その効果を検証することはできなかったのですが、ふとん掃除機だけに頼るのではなく、定期的にふとん乾燥機などと併用するほうが良いのではないかと思います。
レイコップRSの使い心地
レイコップRSも同様に試してみます。
レイコップRSのハンドル部です。操作方法はRPと同じで、長押しでロック解除、運転中にもう一度押すと強モードとなります。
RPを使ったあとでは、軽い!という印象を受けました。底面のローラーのおかげもあってかふとんの上を動かすのもスイスイです。動かすのにほとんど力はいりませんが、ふとんを掃除するにあたっては何往復もする必要がありますのでその辺りは考慮しておいてください。
RPでは、持ち上げるとUVランプが消灯していましたが、RSは消灯せずそのままついていました。青い光が見えますね。
なお、RPもRSもどちらも運転音の大きさは同じくらいに感じました。普通の掃除機より少し静かなくらいです。
とれたゴミ
きれいにしているつもりでも、結構な量のホコリが取れました、、この写真はRPで掃除したときのホコリですが、ゴミの吸引力に関しては大きな違いはないように感じました。
今回はベッドのマットレスを掃除したのですが、床を掃除する場合などと異なり、髪の毛や黒いホコリなどはほとんどありません。代わりに白くて粒子の細かいチリがフィルターを覆うようにして集まります。ふとんにはダニの死がいやフンが集まるといいますが、、これがそうなのでしょうか。あまり想像したくないですね。
両方使ってみての感想
レイコップRPとRSでは、レイコップRPのほうが高額なモデルですが、全ての面においてRPのほうが優れているというわけではありません。
特に大きくて重い本体は毎日ふとんをキレイにする方にとっては障害以外の何者でもありません。しかしながらよく考えて設計された製品なので、その大きなボディをカバーできるだけのメリットも備えています。ふとんの上での取り回しのしやすさなどは良く出来ているなあと感心しました。
また、どちらの製品にも言えることなのですが吸引口が小さいのでふとん全面をきれいにするには何往復もしなければなりません。さらに言えば本体に比べて吸引口が小さいのでどこが掃除済みなのかわかりにくいのもネックですね。
ただ、ふとん上での取り回しのしやすさは、どちらのモデルもとても優れているように思いました。一般的な掃除機を使って掃除しようと思うと、掃除機がふとんを吸い込んでしまったり、長いネックが邪魔だったりと決して便利なものでもありません。その点もレイコップが一般的な掃除機よりも優れているポイントです。
最後に
床を掃除した掃除機のヘッドでふとんを掃除するのも気持ち悪いですよね。それもふとん専用掃除機を持つ一つの理由になりえるかと思います。
専用の掃除機を持つこともふとんをキレイにするモチベーションにもつながりますし、悪い買い物にはならなそうです。ふとんやベッドを掃除機かける習慣がない方、未だに普通の掃除機でキレイにしている方は、一度レイコップの購入を検討してみてはいかがでしょうか?
ふとんクリーナーはレンタルできる
なお、Rentioではレイコップふとんクリーナーをはじめとした家電製品をレンタルすることができます。まずは試してみたい!という場合には、是非こちらも検討してみてくださいね。
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