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使い方二刀流!シロカのハンディ&布団クリーナー SVC-350実機レビュー

なたね油
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更新日2023/01/04

使い方二刀流!シロカのハンディ&布団クリーナー SVC-350実機レビュー

寒い冬が明け、暖かくなってまいりました。ようやく春が訪れた——と思いきやすっかり花粉症の季節

スギの季節は過ぎれど今度はヒノキやブタクサの花粉が舞うわ、ダニなどのハウスダストは活発になるわ、昨今の事情関係なく、アレルギー持ちの方にとってはマスクを手放すことなんてできません。

暖かい日差しのもと布団を干せるようになったのはいいけど、ダニや花粉からは逃れられない運命

そしてもういくつ寝ると梅雨の時期。外干しできなくなる季節もあっという間にやってきます。

でも布団では気持ちよく寝たい——そういうときにふとんクリーナーがあれば役立ちますよね。

数あるふとんクリーナーの中で、今回はsiroca(シロカ)の「stingray SVC-350」を実際に使ってみた感想も含めて紹介していきます。

 

siroca ハンディ&布団クリーナー stingray SVC-350の特徴は?

タイトルにもうたっている通り、なんといってもふとんクリーナーにもハンディクリーナーにも使えること。

ふとんクリーナーとしての機能を十分に備えているのはもちろん、レバーを引けば簡単にクリーナー部分が取り外せるようになっており、それが他のクリーナーと一線を画す特徴なのは間違いないでしょう。

布団だけでなくカーペットやソファ・枕・クッション、そして部屋全体の掃除にも幅広く使用可能。

これ1台あれば布団にも日常のちょっとした掃除にも使えてしまう、まさに一石二鳥、二刀流のシロモノです。

「SVC-350」と「SVC-350A」の違い

siroca 2wayハンディ&布団クリーナー stingray SVC-350A 予備フィルター付

なお、類似品として「SVC-350A」という機種も販売されております。

こちらはSVC-350にフィルターの予備とお手入れブラシが増えただけ。性能差は全くありません。

頻繁に使用するのでフィルターがすぐ汚れてしまいそう、といった場合にはSVC-350Aがいいかもしれません。

siroca stingray SVC-350を使ってみた実際の感想

まずは中身の確認。

SVC-350の付属品は、大きく分けると、

・クリーナー本体
・ヘッド
・取扱説明書

の3つになります。

付属品として隙間ノズルも同梱されていますが、ヘッド部分に収納されています。

ということで実際に自宅で使用してみました

吸引力は申し分なしの強さ。排気のにおいも気にならず

クリーナーとしての吸引力は文句なし

自分の部屋が汚さすぎるということもあるかもしれませんが・・・2~3分部屋を清掃しただけでこの状況

週1回程度には自宅のスティック掃除機を使って掃除しているにもかかわらず、この粉塵の取れっぷりには正直驚きました

排気についても、掃除機独特のにおいは感じられず。ハウスダストなどが舞い上がった感じもなく、安心してお使いいただけると思います。

 

UVランプ搭載による安心の除菌機能。しかし重さがネック

次にマットレスや布団の清掃も行ってみましたが・・・さほど汚れていなかったのか、思いのほか「取れ高」を見ることはできず

 

しかし毎分3600回の叩き性能を備えているだけでなく、UVランプも搭載

UV照射により除菌が更に効果的に。目に見える形でなくともその効果は存分に発揮してくれます。

本体前面の青いランプが点灯すればUVランプが発されている状態です。

UVランプ使用による除菌率は99.9%、振動機能を駆使したダニ吸引率は99.2%。ふとんクリーナーの性能としても十分ではないでしょうか。

その一方で、ヘッドを取り付けた状態で重さ2.1kgもある製品。

口コミでは「重い」といった声も多々ありますが、長時間使っていると確かに腕に多少疲労が・・・。

布団類をまとめて一気に掃除するのには向いていないかもしれません。

お手入れはフィルターそのものの水洗い不可

掃除機がゴミを集める構造は数種類に分けられます。

・紙パック式 :掃除機内部の紙パックにゴミが集約されるタイプ
・サイクロン式:遠心力でゴミを回転させ、分離するタイプ
・カプセル式 :掃除機内部のフィルターでゴミを分離するタイプ

そのうち、当製品はカプセル式にあたります。フィルターが本体に内蔵されています。

ダストカップやフィルターケースは水洗い可能ですが、肝心のフィルターそのものを水洗いできないのはちょっと残念なところ。

ゴミ箱に直接捨てるなり、エアダスターで噴射する以外に方法はなさそうです。

目詰まりしてきたと感じたら交換する必要がありますが、sirocaがAmazonに公式ストアを展開しており、フィルターはそこから購入可能。ネットから簡単に入手できるのは良いところですね。

 

モーター音はそれほど静かではない

吸引力が強い分、やはりモーター音はかなり大きめの印象を受けました。

ごく一般的な掃除機と同じ程度の音がするものととらえてよさそうです。

siroca公式のスペックでは80dBと言われており、これは地下鉄走行中の車内に匹敵する数値とのこと。

当然といえば当然なんですが、夜間帯の使用は避けた方がよさそうです。

 

コードレスではない

個人的にはコード付きでないと使えない点も気にかかりました。

コード長が4.5mあるとはいえ、近くにコンセントがないと延長ケーブルなどをつなぐしかありません。

2段ベッドの上段などには届かないかもしれないので、その際は一旦布団を近くにおろしてから清掃するしかなさそうです。

なにより、ハンディクリーナーとしてもコードレスで使用できないのは痛いところ

すみずみまで使うとなった場合、やはり延長ケーブルを用意するなどして対応するしかなさそうです。

他のふとんクリーナーと比べてどうなの?

ここまで実機レビューを紹介してまいりましたが、他製品と比べてみるとどういう特徴があるのでしょうか

この製品の他にもふとんクリーナーは多種ありますが、気になるのが性能差。スペックを十分に考えたうえで使ってみたいものです。

代表的な他社のふとんクリーナーとの違いについて、簡単にまとめてみました。

機種名 siroca SVC-350 Dyson V7 Mattress レイコップ RS3-100JPWH Panasonic MC-DF500G
サイズ(幅×奥行×高さ) 29.2×41.8×19.2cm 13.1×31.9×20.6cm(バッテリー部含む) 31.6×37.36×17.18cm 29.2×36.4×17.2cm
重量(ヘッド部分含む) 2.1kg 1.76kg 2.2kg 2.0kg
UV除菌機能 あり(8W) なし あり(8W) なし
付属品 隙間ノズル コンビネーションノズル、隙間ノズル、フトンツール、ミニソフトブラシ、延長ホース なし なし
コード長 4.5m 1.8m(コードレスで使用可能) 5m 5m
メーカー販売価格(税込) 16,500円 28,930円 25,300円 12,000円~(※市場価格)

(※2021年3月時点での価格)

このように比較してみると、

際立ってコンパクトで最軽量クラス・コードレスで掃除ができる・ブラシも多々付属しオールマイティーに使える・なにより吸引力が強みのDyson V7 Mattressが優位に見えますが、V7にはUVランプによる除菌機能がありません
UVランプによる除菌効果は大きいと言われるので、ふとんクリーナーの機能性を重視するには少し考えた方がよいかもしれません。

一方で、ふとんクリーナーのパイオニアであるレイコップの最新機 RS3-100JPWHですが、UVライトの搭載はもちろん、60℃の温風を吹き出す機能を備えており、これにより「ダニの除菌、および繁殖しにくい環境にする」という強みがありますが、そのぶん高値に。

siroca stingray SVC-350の強みは、「ふとんクリーナーとしての標準機能に、ハンディクリーナーとしても使える機能性を付加した上で、かつ手頃な価格で利用できる」という点にあるでしょう。

気になったらレンティオでレンタルするのも手

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家電レンタルサービスを運営しているレンティオでは、そのニーズにお応えしてふとんクリーナー各種をレンタルで試すことができます。

レンティオで利用してみて、後悔のない選択をしていただければと思います。

新品・中古どちらもお手頃価格でレンタルできるので、「ふとんクリーナーってどういうもの?」という感覚で使ってみるのもありではないかと思います。

他にもレンティオでは幅広い家電製品を用意しています。気になった商品があればぜひ検討してみてくださいね。

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