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写真・動画撮影におすすめ三脚5選。長く使える三脚の選び方を徹底解説

Atsushi Yoshioka
Atsushi Yoshioka

更新日2024/12/02

写真・動画撮影におすすめ三脚5選。長く使える三脚の選び方を徹底解説

写真撮影において最も使われるアクセサリーに三脚があります。

三脚は名の通り3本の脚の頂点にカメラを設置し、台として使用することができます。そのため、カメラを動かしたくない場面や、構図を決めて平行を保ちたい場面などで活躍します。

そんな三脚でも様々な価格帯が存在し、どのような違いがあるのか気になるところだと思います。

今回ははじめての三脚でも安心でき、静止画・動画撮影におすすめの三脚をご紹介していきます。

夜の撮影で必須となる三脚

Canon EOS R

三脚を最も使うことになるシーンは夜の撮影でしょう。

夜の撮影では光源が少なく、明るく撮影するためにはシャッタースピードを落として対応する必要があります。

シャッタースピードを落とした撮影は、手持ち撮影を行うと被写体がクッキリ写らない手ブレが生じることがあります。

そのような場合、三脚を使うことで完全に固定できるため、シャッタースピードを落とした場合でもぶらすことなく撮影することができます。

三脚選びのポイント

世の中には既に様々な三脚が販売されていますが、大きさ以外の違いというのは知識がないと見分けがつきにくいでしょう。

ここからは三脚を選ぶ上で大切なポイントを解説していきます。

脚段数

三脚 選び方 段数

三脚には段数が存在し、一般的には3~5段となっています。

これらの段数ですが、多い方が高さを稼げるのではないかと思いがちですが、高さには関係ないことが大半です。

そして段数は少ない方が三脚としての安定性は高いといえます。段数が増えるほど、下部の脚は細くなっていき、細い脚ほど風などの衝撃に弱く、揺れやすくなるため、段数が少なく下部まで一定の太さを実現している三脚がおすすめです。

耐荷重

三脚 選び方 耐荷重

三脚には耐えきることのできる重さの制限が存在します。

これを耐荷重と呼びますが、望遠レンズなどを取り付けた場合などはカメラ全体の重量は思った以上に重くなります。

お手持ちのカメラ本体とレンズの合計の重量をメーカーサイトなどでご確認頂き、三脚の耐荷重をクリアしているのかどうかも三脚を選ぶ上で大切なポイントです。

雲台のタイプ

三脚 選び方 雲台

三脚にカメラを搭載する場合、クイックシューにカメラを取り付け、雲台に固定する必要があります。

雲台というのはカメラの向きなどを変える際に使用し、ネジで固さを調整したり、ハンドルなどで画角を操作します。

雲台には3Wayタイプや、自由雲台ビデオ雲台など複数のタイプに分かれ、撮影シーンや価格によっておすすめの雲台も変わってきます。

おすすめ三脚5選

ここからは先ほど三脚の選び方でご紹介したポイントを基におすすめの三脚5つをご紹介していきます。

manfrotto befreeアドバンス アルミニウムT三脚キット

近年カメラアクセサリーメーカーとして急激な成長を遂げているマンフロット。

あらゆる製品においてスタイリッシュなデザインが採用されており、機能性とデザイン性を兼ね備えた製品が特徴的です。

こちらのbefeeアドバンスシリーズは、マンフロットらしいデザインを採用しながらコンパクトなサイズ感を実現しており、旅先などでも活用できる携帯性にも優れた三脚です。

三脚としては一般的な4段で、耐荷重は8kgと巨大なカメラとレンズの組み合わせでも対応できるほどの三脚となります。

雲台はボール雲台が採用されており、画角を動かしながら平行を保つことは苦手としていますが、画角変更の自由度は高いため、瞬時に画角を変えて固定したい場合などにはおすすめです。

仕様

  • 全伸高 : 150cm
  • 耐荷重 : 8kg
  • 素材 : アルミ
  • 雲台タイプ : ボール雲台
  • 脚段数 : 4
  • 重量 : 1,490g

SLIK GX6400

カメラアクセサリーの他にも高品位なレンズも開発しているケンコートキナーの子会社として存在するスリック。

スリックも人気三脚メーカーとして多くのカメラマンから愛される存在です。

そんなスリック製品でもGX6400は、スタンダードな仕様を実現しながらリーズナブルな価格で購入することができる製品です。

こちらも4段三脚となっていますが、耐荷重については1.5kgとなっているため、1kgを超えるような望遠レンズと取り付けた使用は推奨できません。

あくまで軽いカメラとレンズを取り付けて、気軽に撮影を楽しむための三脚としておすすめです。

仕様

  • 全伸高 : 154cm
  • 耐荷重 : 1.5kg
  • 素材 : アルミ
  • 雲台タイプ : 3Way雲台
  • 脚段数 : 4
  • 重量 : 1,240g

K&F Concept KF-TM2524

今回ご紹介するカメラアクセサリーメーカーとしては、新興メーカーとなるK&F Conceptも機能性に優れた三脚を販売しているメーカーとなります。

KF-TM2524は、Rentioでも数多くレンタルされる人気の三脚で、3つの脚のうち1本を取り外すことで一脚としても使用することができます。

三脚ほどの安定性を必要としない場面では、一脚は場所を取ることもなく、セッティングも簡単であることから利便性に優れています。

もちろん三脚としての機能性も十分で、一般的な4段三脚、耐荷3kg、自由の効くボール雲台が採用されています。

仕様

  • 全伸高 : 155.5cm
  • 耐荷重 : 3kg
  • 素材 : アルミニウム合金
  • 雲台タイプ : ボール雲台
  • 脚段数 : 4
  • 重量 : 1,390g

Velbon UT-3AR

ベルボンも三脚メーカーとして非常に有名です。三脚開発の歴史も長く、これまでもベストセラーモデルを数多く販売してきました。

UT-3ARは、他の三脚と比較すると5段三脚であるため、最下部の段の脚の太さは細く安定感では劣りますが、収納時のコンパクト具合は大きなメリットと言えます。

極限まで収納時の部品はみ出しを削減したデザインを採用しており、省スペースを強く意識した設計となっているため、持ち運ぶための三脚としておすすめです。

収納時のコンパクト性に優れていながら三脚としての全高で劣ることもないため、気軽に三脚を持った撮影に出かけることができるスタイルが特徴です。

仕様

  • 全伸高 : 135.5cm
  • 耐荷重 : 1.5kg
  • 素材 : アルミ
  • 雲台タイプ : ボール雲台
  • 脚段数 : 5
  • 重量 : 786g

SONY VCT-VPR1

あまりカメラメーカーから三脚が販売されることはありませんが、ソニーではアクセサリーとして三脚も販売されています。

こちらのVCT-VPR1は、どちらかというと同社が販売しているビデオカメラ「ハンディカム」におすすめの三脚となり、ビデオ撮影の操作を行うためのリモコンが搭載されていることが特徴的です。

もちろん一眼カメラを取り付けた撮影も可能で、リモコンが不要な場合は取り外して使用することも可能です。

雲台も動画撮影に向いている3Way雲台が採用されており、静止画・動画どちらにも向いている三脚としておすすめです。

仕様

  • 全伸高 : 146.5cm
  • 耐荷重 : 3kg
  • 素材 : アルミ
  • 雲台タイプ : 3Way雲台
  • 脚段数 : 4
  • 重量 : 1,300g

安定感を求めて三脚を選ぼう

おすすめ 三脚

三脚において何よりも大事なのは安定感だと私は思います。

夜間などの撮影時には何秒間かシャッターを開けて撮影するシーンも出てきますが、その何秒間は僅かな揺れも許されない状況となります。

三脚を選ぶ際には段数耐荷重は必ずチェックしておき、被写体によって動体を流すのか、画角を固定するのかで採用されている雲台の種類も気にするようにしましょう。

三脚の場合、カメラボディとは違い、今後も大きく性能が進化することがないので、一度購入しておくことで長く使うことができるアクセサリーとなります。

一度納得のいく三脚を見つけることで、撮影ライフを支えてくれる良い相棒となるでしょう。

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[2019年]初心者向けおすすめ一眼レフ6選!カメラ選びで大切なポイントを解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

2019年最新おすすめミラーレス一眼カメラ5選!初心者でも失敗しないカメラの選び方 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

頻繁に使わないならレンタルがおすすめ

三脚は持っておいて損のないカメラアクセサリーですが、撮影ジャンルによってはあまり使用する機会がないこともあるでしょう。

そんな中でもふと三脚が使いたくなるときも写真撮影を行っている上では訪れる機会もないとは言い切れません。

購入するほどではないけど使いたいというシーンで三脚のレンタルサービスがおすすめです。

家電レンタル「Rentio(レンティオ)では、今回ご紹介してきた三脚などのカメラアクセサリー類をはじめ、カメラや家電などを幅広いラインナップから選んでレンタルすることが可能です。

ぜひこの機会にRentioで三脚をレンタルして、いざという撮影シーンに役立ててください。

[レンタル] 三脚・一脚・ストロボ 一覧 – Rentio[レンティオ]

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