一眼カメラとスマホカメラを徹底比較。本当に一眼を使うメリットがあるのかiPhoneと比較して徹底検証
更新日2023/08/17
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近年スマートフォンのカメラ機能が大幅に向上していることが話題となっています。
カメラの性能において、昔から一眼カメラとの比較が行われることが多いですが、スマートフォンにおいても一眼カメラとの比較の話題は絶えません。
今回はそんな「一眼カメラ」と「スマートフォン」の違いや優れている点、欠点について、細かい視点に分けて解説していきます。
私自身、日頃一眼カメラを愛用するユーザーですが、話題になることの多いiPhone 12 Proを最近になって使い始め、一眼カメラとの比較については個人的にも特に気になるところでした。
もくじ
スマホと一眼カメラの違い
そもそも「一眼カメラ」と「スマートフォン」には、どのような違いがあるのか、基本的な部分から解説しています。
一眼はボディとレンズを組み合わせて使う本格派
一眼カメラは、カメラボディとカメラレンズを組み合わせて使用する本格派のカメラです。
本格派とはいえ、初心者でも使いやすい操作性を実現したモデルも数多く存在し、新たな趣味として一眼カメラを始められる方が近年目立っています。
他のどのカメラよりも高画質で、写真を撮ることに特化された製品であることから、写真にこだわりを持つ方にとっては欠かせない存在です。
スマホは日常的に使うツール
スマートフォンは、既に日常的に大きく浸透した携帯電話の一種です。
その中にカメラ機能が搭載されていますが、連絡手段や日常的に持ち歩くデバイスであることから、ふとした瞬間にすぐ取り出して写真撮影を行うことができます。
一眼カメラと異なり、カメラボディやレンズを別で用意する必要がないため、気軽に撮影できることだけでなく、デバイス上にレンズが搭載されていることから、持ち運びの負担にならないことも特徴的です。
写真のタイプによる違い
写真撮影といっても様々なタイプが存在します。
これは各々の写真に対するこだわりや気軽さを優先するか、じっくり仕上げていくのかという気持ちの面でも大きな変化があるため、その時点でカメラ選びに関わってくると言えます。
写真は色々なタイプに分かれる
写真というのは様々なタイプに分かれるため、そのシーンに合ったカメラというのも異なってきます。
今回一眼カメラとスマートフォンを比較する記事を展開していますが、必ずしも一眼カメラかスマートフォン、どちらかがおすすめという結論ではなく、撮影シーンや写真を使う場所、撮影者側の気分によっても左右されるところです。
ここからは、写真にはどのようなタイプが存在するのか、各シーンに分けて解説していきます。
何も調整しない、撮って出しスタイル
一番簡単な撮影スタイルとして、撮影してそのままの状態で満足する「撮って出し」のスタイルです。
後ほど写真のスタイルには、撮影後に編集するタイプも存在するとご紹介していきますが、近年のカメラは、シャッターを押すだけで綺麗な写真を撮影することができることが多いため、撮影して満足される方も少なくありません。
SNSで好まれるフィルターをかけるスタイル
インスタグラムなどのSNSで投稿される写真は、幻想的な仕上がりになっていることが多く見られます。
これらの写真の多くは、スマートフォン上などで撮影後にフィルターをかけることで仕上げられた作品となります。
「少しノスタルジックな雰囲気に仕上げたい」「やわらかい雰囲気を出したい」など、雰囲気を理想に近づけたい場合、原画の状態からフィルターをかけることでよりフォトジェニックな作品へと仕上げてくれます。
微調整を行うことで理想へと仕上げるRAW現像
一眼カメラを使っていると「RAW現像」という言葉を次第に聞くようになるでしょう。
RAW現像とは、カメラ側で圧縮しないデータ(=RAW)にて記録した場合、明るさや色味など、画質を劣化させることなくソフト上で調整する作業を言います。
先程のフィルターよりも、全て手動で試行錯誤しながら行うため、より個性の出る仕上がりを再現できることから、写真撮影においてこだわりを持ったハイアマチュア以上の方が行うことの多いスタイルです。
どのタイプかによっておすすめカメラも異なる
上記でご紹介してきたタイプ以外にも様々な撮影スタイルが存在します。
そして、それぞれのタイプによって合うカメラも変化してきます。
例えば最後にご紹介した「RAW現像」に関しては、スマートフォンでRAW撮影を行うことができるカメラが限られているため、必然的に一眼カメラを選択することが増えてきます。
逆を言えば、「撮って出し」のスタイルであれば、機器上で自動的に美しい仕上がりを実現してくれるスマートフォンの方が、撮影環境によっては優れていることもあります。
一眼カメラのメリット
ここからは、一眼レフやミラーレス一眼の総称「一眼カメラ」における特徴や使うメリットについて解説していきます。
スマートフォンとは異なり、カメラ自体を用意する必要がありますが、わざわざ機材を揃えることにどんな意味があるのか、ご紹介していきます。
拡大したときでも荒さのない高画質
一眼カメラの最大の魅力が「画質」であることは今も昔も変わりません。
スマートフォンと比較すると圧倒的にセンサーのサイズが大きく、取り込むことのできる光の情報量が多いことから、暗い場所から明るい場所まで潰れることなく、豊かな階調が特徴的です。
そして、精細な描写を得意とすることから、拡大したときに画像の荒さが目立つことなく、細かい部分まで潰れることのない表現が魅力です。
明暗差にも強い階調
先程の通り、センサーサイズが大きい影響は、画質だけでなく、同じ画面内に明るい部分と暗い部分の差が極端に生じているときにも出てきます。
一眼カメラでは、主に「APS-C」「フルサイズ」「マイクロフォーサーズ」の3つのセンサーサイズに分かれますが、このうちフルサイズは最も大きいセンサーサイズを誇り、階調の広さでも最も優れています。
フルサイズセンサーを搭載した一眼カメラは、高値で販売されていることが多いですが、画質において非常に大きな効果をもたらしてくれます。
初心者が気になる「フルサイズ」と「APS-C」の違いを徹底解説。画質、画角、対応レンズに大きな違い – Rentio PRESS[レンティオプレス]
夜間撮影で使える優れた高感度耐性
基本的にカメラは暗い場所を苦手としています。
ここでもイメージセンサーの大きさが影響し、光を受ける面積の広い大きいセンサーサイズが有利になります。
また、カメラ側の処理能力も優れている一眼カメラは、暗い場面においても圧倒的に有利になります。
一眼カメラの中でもモデルによって暗さへの強さは変化してくるため、一眼カメラモデルにおける性能を確認して、選ぶ必要もあります。
高感度撮影に優れたおすすめ一眼カメラ7選。暗い場所でも明るく美しく撮影できる高性能モデルを紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
レンズを変えることで表現は無限
一眼カメラは、ボディとレンズの組み合わせが必須です。
そしてレンズは種類が非常に豊富で、撮りたい画がある場合、レンズを変えることで表現の幅が大きく広がります。
スマートフォンやコンパクトデジカメでは、決められた画角で撮影を行う必要がありますが、一眼カメラの場合、後からレンズを追加で購入するなど、撮りたい画に合わせたレンズ選びも楽しみの一つになります。
カメラ初心者が知りたいレンズの選び方!理想のレンズの見つけ方を徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
画質を落とすことのない望遠撮影
レンズ選びにも関連することですが、遠くの被写体を写す「望遠撮影」に関しては、夜間での撮影に並んで一眼カメラでないと対応できない分野です。
スマートフォンでも、拡大した撮影を行うことができますが、元々の画角から無理やり引き伸ばした形になるため、画質の劣化が著しいです。
望遠レンズは、基本的に大型で重くなりますが、画質を落とすことなく遠くの被写体を鮮明に写すことができます。
[2020最新]おすすめ望遠レンズ12選。実際に使って感じた望遠レンズの魅力や選び方を徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
スマホのメリット
一眼カメラにおけるメリットをご紹介してきましたが、スマートフォン側にもメリットは色々存在します。
ここからはスマートフォンのカメラにおいてメリットとなる部分をご紹介していきます。
日常的に使っていることで持ち運びの気楽さ
スマートフォンは常に持ち歩き、カメラ機能だけでなく日常的な連絡やTwitterやInstagramなどのSNSでも活用する万能デバイスです。
そのため、写真撮影をするために何か追加で持ち歩く必要のない気楽さが大きなメリットと言えるでしょう。
街を歩いていてもふとした瞬間にスマートフォンを使って撮影できるため、日常の記録には最適なカメラとも言えます。
思った瞬間にすぐ撮影が可能
日常的に使用していることから思い立った瞬間に撮影することができる魅力があります。
写真というのは美しさを求める作品性だけでなく、人生における記憶を記録してくれるものでもあるため、すぐ撮影できたことで残すことのできる写真も多いです。
一眼カメラなどは、手に持った状態でないと瞬時に撮影することができませんが、ポケットや手に持っていることの多いスマートフォンでは、瞬時に目の前の景色を記録することができます。
スマホ内の処理によって撮ったその場で美しい仕上がり
スマートフォンで撮影された写真は、その場でSNSなどにアップロードされることも多いため、スマートフォンメーカー側もカメラ機能の性能向上に力を入れています。
カメラ機能からスマートフォンを選ぶ人が多いほど、スマートフォンによる写真撮影は浸透しており、多くのユーザーが「撮影するだけで綺麗に仕上がる」カメラを求めています。
その結果、スマートフォンで撮影した写真は一眼カメラで撮影されたそのままの写真よりも鮮やかな雰囲気に仕上げられることが多いです。
転送を必要とすることなくそのままSNSへアップロード可
一眼カメラの場合、ボディ自体にiOSやAndroidなどのOS機能は搭載されていないため、TwitterやInstagramをはじめとするSNSや、LINEなどメッセージツールにおいて写真を送る場合は、一度スマートフォンに転送する必要があります。
その作業を面倒と思われる方は多いのではないでしょうか。
当然ながらスマートフォンで撮影した写真は、スマートフォン内に保存されるため、撮影して保存された写真をすぐSNSにて投稿することができます。
また、SNSによってはアプリ上からそのままカメラ機能を使用して投稿できるものもあるため、連携しているからこその強みを感じられます。
一眼カメラのデメリット
両者のメリットについてご紹介してきましたが、ここからは両者におけるデメリットについてもご紹介いていきます。
まずは一眼カメラを使う上でのデメリットについて解説していきます。
持ち運びがかさばる
一眼カメラは、写真を撮るために持ち運ぶ必要があるため、写真を撮るとき以外は余計な荷物になってしまうと言えるでしょう。
そして、カメラボディやレンズの大きさによっても携帯性が異なってくるため、ご自身が保有するカメラボディやレンズのサイズと数に合わせてバッグを用意する必要があります。
カメラやレンズが大きく重くなるほど持ち運びへの負担となるため、一眼カメラにおける最大のデメリットと言えるでしょう。
撮って出しではSNS映えはしない
スマートフォンでは、撮ったその場で美しく見える仕上がりを叶えてくれますが、一眼カメラは、光景を忠実に写すことが特徴的です。
そのため、基本的にカメラ側で撮影した瞬間からSNS映えするような仕上がりを得意としておらず、後から色味などをお好みで調整する必要があります。
しかし、一部初心者向けなどの一眼カメラにおいては、撮ったその場でフィルター効果を得ることができる機能も用意されており、一眼カメラがSNSに向いていないという訳ではありません。
いちいちスマホやPCに転送する必要がある
これはSNSなどへの投稿にも関連する話ですが、一眼カメラで撮影した写真は、スマートフォンやPCへと取り込むことが一般的です。
カメラで撮影した写真は、SDカードなどメモリーカードに一時的に保存される形で、ついシャッターを多く押してしまう一眼カメラにおいて容量はすぐ埋まってしまいます。
SDカードに記録した写真は転送して削除することで使いまわす形になるため、スマートフォンと比べて空き容量に特に注意する必要があります。
SDカードの選び方についてはこちら
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スマホのデメリット
続いてスマートフォン側のカメラ機能におけるデメリットについてご紹介していきます。
身近に使えることがメリットとしてご紹介してきましたが、それ以外にどのようなデメリットがあるのか、検証していきます。
画角は限定されてしまう
一眼カメラのメリットにおいて、レンズの選択肢が多いことを挙げましたが、スマートフォンの場合、内蔵されているカメラ以外に画角の調整を行うことができません。
そして大半のスマートフォンではズーム域が存在せず、拡大した場合は、元画像を無理やり引き伸ばした形になるため、画角が限定されていると言えます。
最新のiPhoneなどでは、複数のレンズを内蔵させることで画角の多様性を実現しましたが、それでもレンズを無数に選ぶことができる一眼カメラと比較して、大きく劣る部分の一つです。
望遠撮影には非常に不向き
先述の画角が限定されることと関連していますが、遠くの被写体を写す望遠撮影に関しては、スマートフォンは不向きと言えます。
基本的にスマートフォンでは、小型のレンズのみ搭載することができるため、レンズ口径が大きくなる傾向にある望遠レンズの搭載は実現していません。
乗り物や動物撮影など、望遠レンズを多用するジャンルにおいてスマートフォンでは、圧倒的に力不足になるところです。
写真による個性が出にくい
ある程度、カメラ側で制限が加えられてしまうことから、写真作品の幅が狭まり、写真における個性も出にくいところです。
私自身日頃からiPhone 12 Proによる撮影も行っていますが、広角レンズが搭載されたことによる表現の幅は大きく広がりましたが、一眼カメラと比較した際の解像力やボケ表現の満足感には届かず、あくまでサブカメラ的使い方となってしまいます。
もちろん日常的な記録においては、これ以上なく気楽に使えるカメラで、一般的な「写真」への距離感を大幅に縮めてくれました。
実際に比べてみた
ここからは実際に一眼カメラとスマートフォンで撮影した作例を基に、それぞれの画像を比較していきます。
今回は、一眼カメラから「Canon EOS Kiss M2」と、スマートフォンから「iPhone 12 Pro」を使って、撮影した作例を比較していきます。
実写レビューはこちら
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解像度の比較
これまで一眼カメラは、画質の面においてデジタルカメラの中で圧倒的な存在でしたが、近年発売されたスマートフォンは、一眼にも匹敵する画質の良さも特徴的です。
しかし、実際に撮影した写真を拡大してみると精細さには違いが生じています。
特に形状が複雑であったり小さな文字が写るようなシーンにおいて、スマートフォンで撮影した写真では潰れてしまうような部分も一眼カメラでは、くっきり描写してくれることが多いです。
細かい部分における差であることから、縮小する際や拡大してみることのないInstagramなどのSNS上では気になる程のことでもないと言えるでしょう。
夜間撮影での比較
カメラは、光の少ない暗い場所での撮影を基本的に苦手とします。
それでも近年は技術の進歩によって、夜景など暗い場所の撮影においても綺麗な写真を残すことができるようになりました。
暗い場所ではノイズが生じやすい
暗い場所においては、画像を生成する上での光の情報が不足しているため、より多くの光を集めるために光を電子的に増幅させることがデジタルカメラにおいて一般的です。
電子的な補助の強さは「ISO感度」によって調整することができますが、ISO感度の数値を上げることで画面上にノイズが目立ってしまい、ざらついた汚い仕上がりになってしまいます。
スマートフォンでは、基本的にISO感度を手動で調整することはありませんが、どれだけ「ノイズ」を抑えることができるかというのも夜間撮影での評価対象となります。
iPhone 12 Proではナイトモードが優秀
レンズ自体が小さく、イメージセンサーも小さいスマートフォンでは、これまで夜間撮影は非常に苦手な撮影環境として、一眼を上回る仕上がりは到底不可能でした。
しかし、最近のiPhoneでは、夜間撮影に特化した「ナイトモード」が搭載されており、数秒間の間に複数枚撮影し、それらを合成することでノイズが目立たない美しい夜景写真を撮影することができます。
ノイズは、被写体におけるディティール(細部)の乱れだけでなく、暗い部分において際立って目立ちますが、iPhone 12 Proのナイトモードを使用して撮影した写真は、どれも夜間とは思えない明るさとノイズの少なさが特徴的です。
一眼カメラはモデルによって大きく異なる
一眼カメラにおいても夜間撮影の性能は、評価が分かれる性能の一つです。
結論から申し上げると、今回の比較対象であるCanon EOS Kiss M2とiPhone 12 Proでは、iPhone 12 Proの方が夜間撮影では美しくノイズの目立たない撮影を行うことができます。
一眼カメラにおいてもモデルに応じてセンサーサイズ、高感度耐性など性能差が大きくなりますが、エントリー向けとして販売されているCanon EOS Kiss M2は、一眼カメラの中でも夜間撮影性能に優れていないモデルと言えます。
しかし、一眼カメラの中でも夜間撮影で圧倒的な能力を誇るモデルも数多く存在し、組み合わせるレンズの種類や、夜間に撮影することのできる写真ジャンルの幅は大きく広がることは間違いありません。
EOS Kiss M2とiPhone12Proの画角比較
撮影ジャンルによって必要とする画角も変わってくるでしょう。
一眼カメラの場合、レンズを交換することで画角は自由自在に調整することができるため、今回はCanon EOS Kiss M2におけるダブルズームキットを比較対象としていきます。
iPhone 12 Proでは3つのレンズで3つの画角
かつてスマートフォンにおいては、1つのレンズのみが搭載されており、無理やり引き伸ばすデジタルズーム以外は画角を変更することができませんでした。
しかし、iPhoneでは、様々な画角を調整することができるよう「広角」「標準」「中望遠」に対応した3つのレンズを搭載しています。
これによって画質を低下させることなく撮影シーンに合わせた画角の調整を行うことができるようになりました。
特に広角の画角は、これまでスマートフォンでは実現することができないながらも、一眼カメラにおいては人気のレンズであったため、革新的なレンズとなります。
2つのレンズで画角は自由自在
一方で一眼カメラのCanon EOS Kiss M2のダブルズームキットでは、広角から標準、標準から望遠域をカバーする2つのレンズが付属されており、それらを使って自由自在に画角を調整することができます。
レンズには〇〇mmと記された焦点距離が記載されており、その焦点距離の幅の間では、細かく自由に画角を調整することができるのが大きなメリットです。
超広角の画角に関してはダブルズームキットでは対応していないものの、望遠側に関しては依然としてスマートフォンでは、対応することのできない画角で、一眼カメラを使う大きな理由の一つです。
画角を調整するといった意味でも、一眼カメラを使った撮影は、写真にこだわる人は使いたいカメラなのです。
どちらにも一長一短がある
今回ご紹介してきた通り、一眼カメラとスマートフォンのカメラ機能の比較では、どちらかが圧倒的に優れているという訳でなく、使うシーンによってもメリット、デメリットが異なるため、単純な比較には至りません。
一眼カメラは写真の可能性が広がる
しかし、一眼カメラは、「写真を撮る」ために特化された設計であることから、写真撮影における考え方が大きく変わることは間違いありません。
一眼カメラは、ただ写真を撮るというよりも、ご自身の考えが大きく反映されるため、「撮影設定」や「レンズ交換」を行うことで、表現の幅が無限に広がります。
そして、工夫するごとに色々な作品が増え、そこには予想しなかった発見も見えてきます。
一眼カメラは、ただ美しい写真を残すだけでなく、何かを見つける楽しさや、新たな表現を探す創意工夫の気持ちも芽生える、日常の豊さへも直結してきます。
スマートフォンのカメラは今当たり前の存在になりつつありますが、新たな趣味や日々への刺激として一眼カメラを始めてみることもおすすめです。
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