PC・タブレット・周辺機器カテゴリの人気記事
ゲーミングチェアブランドとして一番に思い浮かぶのが「AKRacing(エーケーレーシング)」ではないでしょうか。
ゲーミングチェアだけでも5シリーズの展開があり、ゲーミングチェアだけでなくワークチェアも展開しています。
そんなAKRacingから、オフィスチェアとしては3つ目となるデニム素材を使用した新たなオフィスチェア「AKRacing Premium Denim」が販売されました。
高品質な岡山県産デニム素材を使用した落ち着いたデザインだけでなく、ゲーミングチェアやオフィスチェとしての座り心地も実現しています。
それでは早速、「AKRacing Premium Denim」を詳しくレビューしていきます。
もくじ
AKRacing(エーケーレーシング)とは?
AKRacing(エーケーレーシング)は、レーシングカー用シートの開発・製造を起源とするゲーミングチェア・オフィスチェアブランドです。
そして、2005年にオリジナルチェアブランドとして「AKRacing(エーケーレーシング)」が立ち上がりました。
国際的なゲーム大会に協賛したりと、世界55か国で販売されています。
現在、国内では5種類のゲーミングチェアと3種類のオフィスチェア、5種類のコラボモデルチェアに加え、ゲーミング座椅子1種類が販売されています。
ゲーミングチェア
ゲーミングチェアブランドとしても名高いAKRacingのゲーミングチェア全5機種を紹介します。
Pro-X V2 ゲーミングチェア
AKRacingのゲーミングチェアの中で最上位のモデルです。
10年使用相当の耐久性テストをクリアした⾼耐久PUレザー素材を採⽤し、上下・左右・前後・そして角度を変えることができる「4Dアジャスタブルアームレスト」を使用しています。
最大180°のリクライニング機能を搭載しているので、いつでも集中モードからくつろぎモードに切り替えが可能です。
Overture ゲーミングチェア
6種類の豊富なカラバリが特徴的なゲーミングチェアです。
黒を基調としたデザインとなっており、シンプルさの中に無骨なかっこよさを兼ね備えています。
高品質なPUレザー素材、最大180°のリクライニング機能など機能は求めつつも価格を抑えたい方におすすめのモデルです。
Nitro V2 ゲーミングチェア
AKRacingのゲーミングチェアの中で一番スタンダードなモデルのゲーミングチェアです。
AKRacingの起源となる、レーシングカーのシートのようなソリッドなデザインが特徴的です。
PINON ゲーミングチェア
PINONは、若年層ユーザー、女性ユーザー、小柄な男性ユーザーを想定したコンパクトサイズのゲーミングチェアとなっています。
適正身長を145cm~165cmに設定しているので、お子さんでもしっかりと地面に足をつけて座ることが可能です。
もちろん子供向けだからといって手を抜くことはなく、PUレザー素材や最大150°のリクライニング機能を搭載しています。
Wolf ゲーミングチェア
WolfはAKRacingのゲーミングチェアで唯一、ファブリック素材を採用したゲーミングチェアです。
日本人向けに設計されており、座面の高さをより低く設定することが可能です。
エントリーモデルとして、最初の一台に最適なモデルです。
オフィスチェア
AKRacingのオフィスチェアは、従来のオフィスチェアの機能も持ちつつもゲーミング用途しての機能も持っています。
そのため背もたれや座面が大きく、体を完全に預けることができます。
Premium Monarca
AKRacing史上最高品質、最高価格のオフィスチェアです。
シートにはイタリアン本革シートを採用しており、高級感あふれるデザインとなっています。
機能面も妥協はなく、最大180°のリクライニング、4Dアームレストとまさに最上位のオフィスチェアです。
Premium Denim
Premium Denimは、岡山県産デニム素材を使用したオフィスチェアです。
オフィスだけでなく居住空間にも馴染むデザインとなっています。
Premiumシリーズをベースしているので、最大180°のリクライニング、4Dアームレストと機能面も申し分ないです。
Premium オフィスチェア
ゲーミングチェアをベースとしていますが、脚部に金属を使用するなど高級感も兼ね備えています。
また、デザインも落ち着いており、ロゴマークが目立たない真っ黒なデザインのものもあります。
バックレスト部分に極厚のシートクッションを採用することで、ゲーム時などの体を預けた状態でもリラックスして座ることが可能です。
AKRacing(エーケーレーシング) Premium Denimの特徴
AKRacing(エーケーレーシング) Premium Denimの特徴は以下の6つとなっています。
- オフィスにも部屋にも馴染む唯一無二のデザイン
- 丈夫で通気性も兼ね備えた素材
- 長時間でも快適な座り心地
- キャスターの滑らかさ
- 最大180°のリクライニング
- 4Dアームレスト
それぞれの特徴を詳しく紹介していきます。
スペック一覧
Premium Denim | |
---|---|
椅子の高さ | 130.5 cm – 137 cm |
座面幅 | 55 cm |
座面奥行 | 48 cm |
座面厚さ | 12 cm |
座面高さの調整幅 | 36 cm – 42.5 cm |
地面からのアームレスト高さ | 63 cm – 77 cm |
背もたれ高さ | 94.5 cm |
最大幅 | 70 cm |
本体重量 | 25 kg |
同梱品
Premium Denimの同梱品は以下となっています。
- サイドカバー(2個)
- プラスチックカバー
- ガスシリンダーカバー
- ガスシリンダー
- シリンダー固定台
- ヘッドレスト(固定クリップ含む)
- ネジ・レンチ
- ランバーサポート
- キャスター
- 足ベース
- 背もたれ部
- 座部
- 組み立て用手袋
このような組み立て家具は過去に何度か組み立てたことはありますが、組み立て用の手袋が付属していたのは初めての経験でした。
この親切心は、AKRacingのゲーミングチェアならではと言えます。
組み立て手順については後述しております。
オフィスにも部屋にも馴染む唯一無二のデザイン
Premium Denimは、ゲーミングチェアにはないデニム素材の唯一無二のデザインとなっています。
ゲーミングチェアはレザー調のデザインが一般的ですが、オフィスや家での使用ですと主張が激しい場面があります。
Premium Denimのデニム素材は様々な場面でも馴染むようなデザインとなっており、筆者はリビングの一角に作業スペースを設けているのですが、それでも他の家具と調和してくれます。
また、Premiumシリーズは足のデザインが合金となっており、カジュアルなデニム素材の中にも高級感を感じることができます。
丈夫で通気性も兼ね備えた素材
Premium Denimは、品質の高さで有名な岡山県のデニム専業メーカーと協業し家具に合う生地で製作されています。
多くのゲーミングチェアに使用されているPUレザーは年数とともに劣化していってしまうのが懸念点として考えられますが、デニム素材なので耐久性にも優れており、長く使用すればするほど味わいがでてきます。
また、一般的なジーンズに使用されている13ozのデニム素材を使用しているので、肌触りも良く通気性も良いのでオールシーズン使用することができます。
一方で、デニム素材は藍染めされているため色移りが気になるところですが、色移りの発生しづらい反応染料と呼ばれる染料で染めているため、色移りがしにくくなっています。
実際に筆者も数週間ほど使用してみましたが、服に色が移ってしまうということはなかったです。
移染の発生しづらい染色方法を採用しておりますが、デニム素材の特性上移染・色落ちは避けられません。特に白色系の衣類や、濡れた衣類等を着用してのご使用時は注意が必要です。
長時間でも快適な座り心地
AKRacingのオフィス向けハイエンドラインであるPremiumシリーズをベースとしているため、非常に座り心地は良いです。
筆者の場合は仕事兼趣味のゲームで1日10時間以上座っていることもあったのですが、座面厚さが12cmと厚みがあるので長時間座っていてもお尻が痛くなるということはありませんでした。
また、座面が広いのであぐらをかいても快適に座ることも可能です。
ランバーサポートでPC作業も快適
パソコンでの作業時などは前傾姿勢になることも多くあると思うのですが、ランバーサポートがあることで快適に座ることができます。
姿勢を良くしようとすると背もたれと腰に空間ができるのですが、ランバーサポートがあることで腰をしっかりと支えてくれます。
キャスターの滑らかさ
Premium Denimを使用していて、筆者がいちばん感動したのがキャスターの滑らかさです。
これまで筆者はIKEAのオフィスチェアを使用していたのですが、比べ物にならないほどスムーズに椅子の移動をすることができます。
毎日何度も椅子を引いたり押したりするので、非常にストレスフリーになりました。
また、PU(ポリウレタン)式のキャスターを採用しており、床を傷つけにくのも特徴です。
ゴムのような素材なので椅子を動かす時にも静音性も高く、マンションなどで下の階に響くといったこともなさそうです。
最大180°のリクライニング
Premium Denimは、最大で180°リクライニングすることが可能です。
パソコン作業で疲れた時、リラックスして動画鑑賞をしたい時、ゲームに集中したい時など様々なシーンに合わせて角度を変えることができます。
180°全開にするとほぼ真横に倒すことができるので、仮眠できそうなほどリラックスすることが可能です。
付属のヘッドレストや別途購入できるフットレストと組み合わせることで、最高の休息環境を即座に作り出すことができます。
4Dアームレスト
Premium Denimに使用されているアームレストは、4つの方向に調整することができる「4Dアームレスト」が採用されています。
従来のオフィスチェアは上下の高さ調整ができますが、前後、左右、さらには角度の調整が可能です。
これにより、キーボードをタイピングする際に最適な高さや角度を見つけることができます。
AKRacing(エーケーレーシング) Premium Denimの気になるポイント
Premium Denimを数週間使用してきて、気になるポイントがいくつかあったので紹介したいと思います。
座椅子が高い
Premium Denimの座面を一番低く設定しても、36cm+クッションの厚み12cmなので床から45cmほどの高さがあります。
日本人男性の平均身長は約170cmとなっており、170cmの座面の適正は42cmほどと言われています。
ランバーサポート部分を外して深く腰掛けると、若干ですが床に足がつかなくなります。
同社のNitro V2、またはWolfは座面を一番低くすると33cmとなっており、PINONは31.5cmさらに低く設定することが可能ですので、自宅にある椅子などでシミュレーションしてみることををおすすめします。
※PINONはSakuraPinkのみ30cmまで低くすることが可能
重いので組み立てが少し大変
ゲーミングチェアは耐久性に優れている性質上、丈夫に頑丈に作られているため非常に重たいです。
重量は25kgとなっており、組み立ての際に少しだけ苦労しました。
手順が簡単なので一人でも組み立てることは可能ですが、2人以上で組み立てるとより安心して組み立てることができます。
組み立て手順に関しては、後述しています。
ランバーサポートの取り外しが面倒
ランバーサポートを取り外すことができるのですが、座面と背もたれとの間にベルトを通す必要があり簡単に取り外すといったことができません。
位置調整さえ行わなければおくだけの利用もできるので、筆者はこの方法で仕事中はランバーサポートあり、趣味のゲームをプレイしている時はランバサポートを取り外すといった運用をしています。
AKRacing(エーケーレーシング) Premium Denimの組み立て手順
Premium Denimの組み立て手順は、至って簡単に行うことができます。
ステップ①
座部と背もたれをくっつける。
ステップ②
金属部分にカバーを取り付ける。
ステップ③
シリンダー固定台を取り付ける。
ステップ④
ガスシリンダーを取り付ける。
ステップ⑤
足ベースを取り付け、キャスターを取り付ける。
ステップ⑥
ランバーサポートとヘッドレストを取り付ければ完成。
成人男性が一人で作業をし30分〜1時間ほどで組み立てることができました。
ステップ①の座部と背もたれを取り付ける箇所が、背もたれを支えつつネジ穴を探し締めるといったところが一番大変でした。
この部分はできれば背もたれを支えてくれる人がいた方が楽に作業することができます。
ゲーミングチェアの新しい選択肢となるAKRacing(エーケーレーシング) Premium Denim
Premium Denimは、レザー調やファブリック素材のゲーミングチェアが一般的な中、デニム素材でできたデザイン性と機能性を兼ね備えた、まさに新しい選択肢となるゲーミングチェアです。
デニム素材なので、ゲーマーだけでなく自宅で仕事をするフリーランスの方や、椅子を汚しがちな漫画家などにも良さそうな椅子です。
レザー調のゲーミングチェアはちょっと…とお考えの方は、AKRacing(エーケーレーシング) のPremium Denimを検討してみてはいかがでしょうか。
ゲーミングPCはレンタルできる
ゲーミングノートPCは決して安い製品ではありませんので、できれば買ってから後悔はしたくないものです。
そのためにもゲーミングPCのお試しレンタルをおすすめします。
家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では、ゲーミングノートPCやゲーミングPCをはじめゲーミングモニターやゲーミングキーボードのレンタルを提供しています。
関連記事
[2023]おすすめのゲーミングノートPCを紹介!安い・高コスパ・最強スペックなど初心者でもわかりやすく解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
[2023]おすすめのゲーミングPCを紹介!初心者でもわかりやすく選び方まで徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]