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モニターといえばパソコンなどに繋ぐるものであって、単体で使用することはあまり無いようなものです。
ただ、TitanView Pro 4Kというモニターは32インチ型のモニターでありながらAndroidタブレットとしても利用できちゃう便利な製品です。
2023年度のグッドデザイン賞も受賞したこちらの製品を、どんなシチュエーションで使えるか詳しくレビューします。
もくじ
TitanView Pro 4のポイント・特徴
32インチ4k画質のキャスター付きで移動が可能なモニターでありながらもAndroid 11のOSが搭載されているため、通常のAndroidタブレットとしても使うことが出来ます。
そのため、オフィスや自室で使う外付けモニターといった用途だけでなく家族とYouTubeなど各種動画配信サイトから映画を見ることも可能です。
縦・横自由に画面の回転に加えて高さと角度調整も出来るほか、スタンドベースが自走するキャスター付きでモニターの位置を自由に変更できるので移動もスムーズになります。
移動が出来るだけでなく、充電を予め行っていれば常時電源に接続しなくても最大4時間使えるのも地味に助かるポイントです。
ゴールドとシルバーのカラーバリエーションが選べ、高級感があるのもポイントですね。
TitanView Pro 4Kのスペック一覧
スペック詳細は下記の通りとなります。
TitanView Pro 4K | スペック詳細 |
---|---|
パネルサイズ | 32型 |
パネル方式 | VA |
アスペクト比 | 16:9 |
解像度 | 4K (3840×2160) |
視野角(水平/垂直) | 178° / 178° |
コントラスト比(標準値) | 3000:1 |
リフレッシュレート | 60 Hz |
タッチパネル | 10点マルチタッチ |
OS | Android 11 |
SoC | MT8195 |
メモリ | 8 GB |
ストレージ | 128 GB |
無線LAN | Wi-Fi 6 |
Bluetooth | 5.2 |
カメラ | 800万画素(4K) / マグネット脱着式 / 対角画角80° |
スピーカー | 10W×2(スタンドベースに内蔵) |
マイク | 4連マイク(ディスプレイに内蔵) |
電源供給 | ACアダプターまたは内蔵バッテリ |
バッテリー | 14.8 V / 10,000mAh リチウムバッテリー 最大4時間稼働(スタンドベースに内蔵) |
電源入力 | 19 V / 6.32 A |
接続端子 | USB Type-C(映像入力および周辺機器接続に対応) mini-HDMI (HDMI 2.0 映像入力用) |
チルト角度 | ±18.0°(±2.0°) |
高さ調整 | 200 mm(±8.0 mm) |
縦横(ピボット)回転角度 | ±90° |
左右(スイベル)回転角度 | ±30°(±2.0°) |
使用温度条件 | 0℃~40℃ |
使用湿度条件 | 10%~90%(結露なきこと) |
ディスプレイ寸法 | 28.3 × 731.5 × 428.9 mm(D×W×H) |
組立時寸法 | 385 × 731.5× 1328.9 mm(D×W×H) |
本体重量 | 約17 kg |
TitanView Pro 4Kを開封!
本体がかなりの大きさとなるため梱包もやはりこの通り幅を取る形で、梱包の重量も公式サイトによると23kgとなり大きさに負けず劣らずの重量感です。
筆者は狭いスペースの中で頑張って開梱・組み立てをしましたが開けた広めのスペースを予め確保してからの方が良さそうですね。
組み立て方法は付属の取扱説明書に画像付きで記載されているので難しくはなかったのと、所要時間も15分もあれば完成する程度です。
ですが、ディスプレイやスタンドベース部分がかなり重く成人男性1人で行ったところ少しきついところがありましたので、無理せず2人以上で行いましょう。
開けてみるとこんな感じです!
製品の付属品
- ユーザーマニュアル
- カメラ
- ねじ×5(予備1個)
- ドライバー
- HDMIケーブル
- ACアダプター
- ACケーブル
- type-Cケーブル
パソコンやスマートフォン、タブレットなどの外部機器との接続に必要なHDMIケーブルやtype-Cケーブルに加え、WEB会議などで使うためのカメラまで入っているのでこれらを別途用意する必要はありません。
TitanView Pro 4Kをテレビやタブレットと大きさを比較してみた
左は40インチのテレビと通常の11インチほどのタブレットとなるのですが、TitanView Pro 4Kの存在感がかなり目立つことが分かります。
テレビと画面の向きを合わせて比較してみると大きさが良く分かります。
TitanView Pro 4Kを実際に使ってみた!
設置まで行って電源を入れるとまずはAndroidタブレットとしての初期設定からで、お使いのGoogleアカウントでログインをする必要があります。
初期設定が完了すると画像のようなAndroidを使っている人には馴染み深いホーム画面になります。
YouTubeなど予めインストールされているものもありますが、Googleplayストアから好きなアプリを入れていきましょう。
Googleのアプリ(スライドやスプレッドシート、Meetなど)は予め入っていますし、Zoomなど仕事で使えるようなアプリも別途インストール出来ます。
どんなシチュエーションで使うのか
付属のカメラが本体の向きが縦横いずれの場合でも上面・側面に接続でき、マイクも内蔵されているので外部モニターとしてWEB会議や講義での利用が可能です。
タブレットモードで動画配信サイトから映画を流せばシアターにもなるので、ご家庭で開催するホームパーティーやオフィスでもちょっとしたスポーツの鑑賞会などにも使うのもありです。
習い事など少人数の教室でもタブレットモードや外部モニターとして場合によって切り替えて上手く使い分けることも出来そうですね。
ゲーム機器との接続について
TitanView Pro 4KはHDMI端子対応のテレビゲーム機などにも使えますので、筆者はプレイステーション5やニンテンドーSwitchに使ってみました。
こんな感じで使えばゲームをするためのテレビの取り合いになることも無いかもしれません。
実際使ってみてもケーブルを繋げば自動で接続が切り替わるので通常のモニターと同じ感覚で使えて、画質は4Kとなるのでいつものゲームがよりきれいな画質で楽しめることが出来ました。
GoogleplaystoreからAndroid対応の各種アプリもインストール出来るので、筆者がよくやっているアプリゲームも入れて遊んでみました。
画面の大きさはどうしても気になるので激しいタップ操作が必要になるようなゲームは腕が疲れてくるので難しいところは正直感じますが、コントローラーを使用してプレイできるアプリなら快適に遊べます。
いつもはスマートフォンの10インチにも満たない小さな画面やスピーカーで感じていたものがTitanView Pro 4Kだとかなりの大迫力になるのでとても面白かったです。
TitanView Pro 4Kを使ってみて感じたところ
実際に色々使ってみて気になった点をメリット・デメリットに分けて紹介します。
メリット
キャスターで移動が出来てなおかつ常時電源に接続する必要が無いという点は、必要な時に持っていく手間はあれど省スペースにもなりますし結構便利かなと感じました。
加えてWEB会議用のカメラやマイクなどの外部機器と同じようなサイズのモニターを部屋ごとにそれぞれ複数用意しなくても、TitanView Pro 4Kを移動させて使い回すといったことも出来ます。
また、Android OS搭載のスマートフォンやタブレットに慣れている方であればいつもの延長で使いこなせるので、このTitanView Pro 4Kはおすすめできるポイントです。
デメリット
キャスターがあるので移動が簡単といっても本体重量が17kgと非常に重量があるためドア付近の少しの段差でも引っかかってしまうと危ないと感じたこともあり、取り扱いには気をつけなければならない点があります。
また、タブレットとしての機能や4K画質などの様々な機能を付けている分で仕方ない点もありますが、製品価格が同サイズ帯のモニターより高くなっている気もして、中々手が出しづらいような印象も感じます。
スタンドの高さ調節や角度調節も出来るので普通に使用する分には困らないですが、もう少し長くスタンドが伸びたり自在に角度調整できれば仰向けに寝っ転がった状態でモニターを宙に浮かべたような形で使えそうとも思いました。
TitanView Pro 4Kはお試しレンタルがおすすめ
TitanView Pro 4Kは実際に使ってみないと、日常的に本当に必要としているのか。使用感はどうなのか等判断つきにくい製品かと思います。そんなときのための「お試しレンタル」です。
家電レンタルのRentio(レンティオ)では「TitanView Pro 4K」のレンタルが可能です。
往復送料無料で気軽にレンタルできて借りた製品が気に入った場合、そのまま購入することもできますので、まずは実際に使ってみましょう。
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