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はじめてVlog撮影を行う際にどのようなカメラを使ったらいいのか迷いますよね。
ひとくちにカメラといっても、高画質撮影が可能な一眼レフや動画撮影に特化したビデオカメラといったようにさまざまな種類があります。
間違ってVlogに適していない製品を選ぶと、肝心の撮影に集中できなくなりコンテンツの質が下がることもあるので注意が必要です。
今回はSONYから発売されているVlog向けカメラ「VLOGCAM ZV-1 M2」を紹介します。
Vlog撮影を快適に行うために、製品の特徴や機能についてわかりやすくレビューしていくので、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
SONY VLOGCAMシリーズは動画撮影可能な多機能デジタルカメラ
今回紹介するVLOGCAM ZV-1 M2はSONYのVLOGCAMシリーズのひとつでコンパクトでありながら写真も動画も美しく撮影できる1台です。
VLOGCAMシリーズはVlog撮影を想定した設計で、こだわり派にぴったりなレンズ交換式と初心者にも使いやすいレンズ一体型があり、本製品はレンズ一体型となっています。
また風の音を抑えるウインドスクリーンが付属品として付いているのもVlog撮影を意識した仕様です。
外観レビュー
ここからは大きさや重さ、デザインなどの外観面を中心に紹介していきます。
どのようにVlog向けに設計されたのか、外観の部分からチェックしていきましょう。
持ち運びやすい軽量コンパクトなデザイン
光学ワイドズームレンズを搭載しながらも、手持ち撮影しやすいコンパクトさが魅力です。
本体は約292gと軽量および薄型で、バッグやポケットに収納しやすく移動を伴う撮影に非常に便利な設計となっています。
別売りのシューティンググリップを取り付けることで、さらに快適なVlog撮影ができます。
直感的なメニュー操作が可能なタッチパネル
自撮りしやすいバリアングル液晶モニターはタッチパネル式なので、撮影状況を確認しながらカメラ操作を行うことができます。
RECボタンをはじめ、画面をスワイプすることでさまざまな設定を画面上で行うことができます。
被写体を追尾するトラッキングの開始位置をタッチ操作で指定することもできるので、はじめての撮影でも直感的に操作できるのはうれしいポイントです。
Vlog向けのボタン配置
カメラにはVlog撮影にピッタリな機能がワンタッチで利用できるボタンが配置されています。
天面に背景のぼけ具合を調整できる「背景のボケ切換ボタン」のほか、背面に被写体の商品を撮影する際に便利な「商品レビュー用設定ボタン」があります。
基本的すぎるポイントかもしれませんが、動画撮影ボタンと写真のシャッターボタンが分かれて配置されているのも初心者とって使いやすい仕様ではないでしょうか。
性能レビュー
ここからはカメラとしての性能に注目して機能面を紹介していきます。
Vlogカメラとしてどのような設計が行われているのか、ひとつずつみていきましょう。
18-50mmのワイドズームレンズを搭載
本製品はズーム倍率約2.5倍の18-50mmのワイドズームレンズを搭載しています。
グループでの自撮りやしっかりと背景を入れたアングルでの撮影が可能となっており、人物撮影のほか周囲の風景を映像にして伝えるのに適した設計となっています。
有効約2010万画素の1.0型CMOSセンサー
一般的なスマートフォンよりサイズが大きい有効約2010万画素(静止画撮影時)のメモリー一体1.0型積層型Exmor RS(R)CMOSセンサーを搭載しています。
高速データ読み出しを実現し、おまかせオート時には主役が引き立つようカメラが背景ぼけを自動で制御してくれます。
また高速処理性能を実現した画像処理エンジンBIONZ Xを搭載し、被写体の質感を鮮やかに記録することが可能です。
さらに高感度撮影時の解像性能も優れており、質感を損なわずにノイズを抑えてくれるのも特徴のひとつです。
αシリーズと同様のファストハイブリッドAFシステム搭載
ソニーの高画質一眼レフカメラαシリーズゆずりのAFシステム「ファストハイブリッドAF」を搭載し、AF速度や被写体への追従性に優れた仕様となっています。
動画の質を左右するピント合わせをカメラ任せにすることができるので、カメラ操作に気をとられることなくVlog撮影に注力することが可能です。
液晶モニターをタッチしてトラッキング設定を直感的に行えるのも、初心者にうれしいポイントとなっています。
動画撮影に適した多彩な機能
気になる動画映りアップに役立つ「顔優先AE」機能により、自動で顔を瞬時に検出し、露出を調整して顔の明るさを最適にしてくれます。
明暗差がある場所での撮影に役立つ機能となっています。
動画と静止画それぞれに、肌の色あいを最適化して自撮り撮影でも被写体の肌をより印象的に写すことができる「美肌効果」機能も搭載。
自撮り撮影が多いユーザーのニーズを意識した設計になっています。
実際にVLOGCAM ZV-1 M2を持って自然の中で撮影してみた
実際に製品を持って自然豊かな渓流沿いで撮影してみました。
まずはVlog撮影の画質を確認するために、周辺を歩きながら動画モードで自撮り撮影していきます。
特別な操作をしなくても自分の顔にピントが合い、背景がぼけてくれるので移動しながらでも雰囲気ある撮影ができました。
美肌モードを「中」に設定してみましたが、しっかりと肌の質感や色合いを自動で整えてくれているのがわかります。
また背景のぼけ具合はボタンひとつで簡単に調整することができます。
カメラを振らなくても周囲にピントを合わせることができるので、スポット紹介をする際に役立ちそうな機能です。
自撮り中に顔から商品にピントを合わせやすくしてくれる機能も試してみました。
「商品レビュー設定用ボタン」ひとつで切り替え可能で、被写体が映りこむとなめらかにピントを合わせてくれます。
動画のテンポを崩さずに撮影ができて編集の手間を減らすことができそうです。
風景を静止画撮影モードで撮影してみました。
特別な機能を使わず「おまかせオート」で気ままにレンズを向けてみましたが、きれいに風景撮影できています。
Vlog撮影以外にも十分利用できる幅広さも魅力的なポイントです。
使用してみて気になった点
動画モードにおいて風景撮影をした際にやや立体感に欠ける印象がありました。
個人的な感想ですが、近くの被写体にピントを合わせるシーンは色鮮やかに表現できていますが、引きで風景を撮影してみると色合いが淡くなることが多かったように感じます。
風景撮影に関しては静止画撮影モードのほうが適している印象なので、編集時に静止画を活用してコンテンツを作成するとより魅力的な作品が作れるのではないでしょうか。
製品スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
発売日 | 2023年06月23日 |
F値(開放) | F1.8 – F4.0 |
焦点距離 | f = 6.9 – 17.6 mm |
画角(35mm判相当)(静止画) | 18 – 50 mm |
撮影距離(レンズ先端から) | 約5 cm – ∞ |
撮像素子 | 1.0型 (13.2 mm x 8.8 mm) Exmor RS CMOSセンサー |
カメラ有効画素数 | 静止画時: 最大約2010万画素、動画時: 最大約1680万画素 |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 約105.5 x 46.7 x 60.0mm |
ISO感度 | 静止画撮影時: ISO 125-12800 (拡張: 下限ISO 80)、AUTO (ISO 125-12800、上限/下限設定可能)、動画撮影時: ISO 125-12800相当、AUTO (ISO 125-12800相当、上限/下限設定可能) |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 約105.5 x 46.7 x 60.0mm |
重さ | 本体のみ:約266g / バッテリーとメモリカードを含む:約292g |
手軽に自撮り撮影をしたいならおすすめの一台!
名前の通りVlog撮影に機能を振り切った印象があり、自撮り撮影を快適に行えるカメラでした。
自撮り撮影に特化している分不得意なシーンもありますが、使い方によっては多彩な表現が可能な一台となっています。
コンパクトで手軽に持ち出せるので、これからVlog撮影に挑戦したい方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
SONY VLOGCAM ZV-1 M2はレンタルできる
今回ご紹介してきた「SONY VLOGCAM ZV-1 M2」をはじめ、気になるカメラはお試しでレンタルすることができます。
これまであまりなかったコンセプトのカメラは、使ってみないと分からないことも沢山あるところでしょう。
そんなときRentio(レンティオ)では、最短3泊4日からレンタルすることができ、カメラの実力を思う存分試すことができます。
購入するかどうか迷っているかの段階の方にとっても一度お試しすることで判断材料になるおすすめのサービスです。
是非この機会にRentioで、気になるカメラをレンタルして、後悔しないカメラ選びに役立ててみてください。
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