iPadの整備品とは？新品との違いや購入するメリットとデメリット、注意点を徹底解説

#Apple(アップル)

ライター

GOK

更新日2025/11/13

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Apple製品には新品よりも手頃な価格で、品質と保証が安心できる「整備品」という製品があるのをご存知でしょうか。

「整備品」はAppleが公式に再整備した製品であり、バッテリーや外装が新品同様に交換されていることから、中古品であるにもかかわらず中古品よりも信頼性が高い商品です。

この記事では、iPadの整備品の定義や特徴、購入するメリットとデメリットなどについて、わかりやすく紹介します。

iPadの整備品について

まずは、iPadの整備品について、中古品や未使用品との違いについて記載していきます。

整備済製品(リファービッシュ品)の定義

iPadの整備品は、リファービッシュ品とも呼び、Appleが一度販売した製品を回収・点検・再整備した上で再販している製品のことです。

正しくは「認定整備済製品」と記載され、「整備品」と略されています。

動作検証・部品交換・クリーニングなどがAppleの厳しい基準で行われ、新品同様の品質と性能を保証しています。

認定整備済製品 – Apple（日本）

中古品や未使用品との違い

iPadの整備品が中古品や未使用品と違う点については下記になります。

iPad整備品が中古品や未使用品と違う点
中古品・・・販売店や個人が再販しているもので、整備や保証の基準が一定ではない
未使用品・・・その名の通り使用されていない未使用の新品

中古品と異なり、整備済製品はApple公式が直接再整備を行い、バッテリーと外装が新品に交換されることもあるため、見た目や性能は未使用品や新品に近い状態です。

Apple認定整備済製品の特徴

Apple認定整備済製品の特徴について、主に下記の点が挙げられます。

Apple認定整備済製品の特徴
①Appleによる動作・品質チェックがされている
②外装・バッテリーが新品に交換されている可能性も
③保証が新品と同じ1年間

Appleによる動作・品質チェックがされている

iPadの整備済製品は、Appleがすべての動作検証と品質確認を行っています。

部品に不具合が確認されれば純正パーツに交換され、すべての機能テストをクリアした製品のみが再販されています。

外装・バッテリーが新品に交換されている可能性も

外装にキズや見られる場合や劣化したバッテリーは、新品へと交換されて出荷することが多く、見た目・使用感ともに新品との差を感じにくいのも特徴です。

外観や使用感が新品同様のため、初期不良の心配もほとんどありません。

保証が新品と同じ1年間

Apple公式の整備済製品は、新品と同様に1年間のハードウェア保証が付帯しています。

さらに「AppleCare+」に加入することも可能で、万一の故障や破損にも対応可能です。

購入後のサポート体制も新品と変わりません。

iPad整備品を購入するメリットとデメリット

iPad整備品を購入するメリットとデメリットをそれぞれ3つずつ紹介します。

iPad整備品を購入するメリット3つ

①価格が安くコスパが良い

iPad整備品のメリット1つ目は、整備済製品の最大のメリットである価格帯です。

新品と比べて最大15〜20％程度安く購入できる場合があり、高性能モデルを新品よりも手頃に入手したい方に最適です。

②品質・保証面で安心感がある

iPad整備品のメリット2つ目は、Apple公式の検査を通過しているため、動作不良や初期不具合のリスクは低く、中古市場の製品よりも安心して購入できることです。

外装・内部ともに品質基準を満たしているiPadを購入できます。

③保証が新品と同様

iPad整備品のメリット3つ目は、Apple整備済製品には新品と同じ1年間のハードウェア保証が付帯しており、さらに「AppleCare+」にも加入が可能できることです。

保証対応はApple公式が直接行うため、購入後のサポートも安心です。

iPad整備品を購入するデメリット3つ

①在庫やモデルが限られる

iPad整備品のデメリット1つ目は、整備済製品は返品・交換・展示品などを再整備したものであるため、常に同じモデルが揃っているわけではなく、購入時のモデルが限られていることです。

人気モデルは数時間で売り切れることもあり、購入のタイミングが難しい場合があります。

②すぐに売り切れる

iPad整備品のデメリット2つ目は、掲載後数時間で完売するモデルがあるため、その都度の在庫チェックが必要なことです。

購入を検討している場合は、希望のモデルや手頃な価格帯の製品がいつ販売されるか定期的にチェックしなけれななりません。

③化粧箱は簡易デザイン

iPad整備品のデメリット3つ目は、新品のようなデザインパッケージではなく、白い化粧箱で出荷される点です。

中身は新品同様ですが、開封時の「新品購入の特別感」はないため、この点は注意が必要です。

iPad整備品を購入する方法

出典：Apple公式サイト

iPadの整備品を購入する方法としては、Apple公式で購入する方法が正規のルートです。

Amazonや家電量販店で「認定再生品」といったiPadも販売されていますが、購入前にしっかりと確認が必要になります。

Apple公式ストアでの購入方法

出典：Apple公式サイト

iPadの整備品は、Apple公式の整備済製品ページから購入することができます。

通常のApple Storeと同じ方法で、配送や支払い、保証もすべてAppleが対応します。

認定整備済製品 – Apple（日本）

販売開始のタイミングを知る方法

iPad整備品の販売開始されるタイミングについては、不定期で更新されるApple公式サイトを定期的にチェックする必要があります。

iPad整備品の購入したい価格帯やモデルをあらかじめ決めておいた方が良いでしょう。

Amazon・家電量販店での「認定再生品」購入の注意点

出典：Amazonページ

Amazonや家電量販店にも「認定再生品」や「リユース品」としてiPadが販売されていますが、Apple公式の整備済製品とは異なります。

Appleの整備基準、外装交換の有無、保証内容とは異なるため、購入前にしっかり確認することが必要です。

iPad整備品に関するよくある質問

最後に、iPad整備品に関して、よくある質問を紹介していきます。

質問①整備品は新品と比べて性能に差はありますか？

基本的にiPad新品とiPad整備品に性能の差はありません。

Appleが動作確認を行い、OSも最新の状態に更新してから出荷されるため、パフォーマンスは新品と同等です。

質問②バッテリーは新品ですか？

Appleの整備済製品では、劣化が確認された場合は新品のバッテリーに交換されています。

そのため、購入時点でのバッテリー性能は新品に近い状態です。

質問③学割やキャンペーン対象になりますか？

Apple公式の整備済製品は学割や通常キャンペーンの対象外です。

ただし、AppleCare+の加入や学生・教職員ストアでのアクセサリー割引は利用できます。

質問④購入した後に返品することは可能ですか？

出典：Apple公式サイト

Apple公式ストアで購入した整備済製品は、14日以内であれば返品可能です。

Amazonや家電量販店などの「認定再生品」は販売元ごとに返品条件が異なるため、購入前に返品ポリシーを確認しましょう。