Canon SELPHY CP1300 実機レビュー。写真印刷がもっと身近になるコンパクトフォトプリンター
公開日2020/11/30
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皆さん、印刷した写真を誰かにプレゼントしたことはありますか?
今やスマートフォンやデジタルカメラが主流の時代なので、友達間での写真の共有はデータで行われることが多いと思います。
しかし、スマートフォンの操作が苦手な年配の方や、そもそもスマートフォンを持っていないお子さんと思い出を共有するには、やはり「写真印刷」が便利。
でも、写真の印刷ってコンビニや写真屋さんにデータを持ち込む必要があったり、慣れていないとちょっと億劫ですよね。
かといって据え置きのプリンターを買っても場所を取るし、ちょっと抵抗がある…。
そんなあなたのために、今回は簡単・手軽に写真印刷を楽しめる、コンパクトフォトプリンターの「Canon SELPHY CP1300」を紹介いたします。
もくじ
「Canon SELPHY CP1300」の特徴
コンパクトサイズで場所を取らない
据え置きのプリンターは場所を取るイメージがありますが、CP1300はこんなにコンパクト。
本体サイズは約18cm×14cm×6cmで、使わないときはカメラの横や本棚などに置いておいても全然邪魔になりません。
持ち運びにも便利なサイズで、別売の電池をセットすれば、コンセントが無い場所でも使用可能です。
用紙の種類が豊富
スタンダードな「Lサイズ」だけでなく、一般的なクレジットカード等と同じ大きさの「カードサイズ」や、SNSで人気のスクエアタイプのものなど、様々な種類が選べます。
シールタイプになっている用紙もあるので、お気に入りの写真をスマートフォンの背面やノートPCなどに貼るのも楽しそうですね。
また、インクと用紙がセットになっていて、用紙を使い切るとインクも同時に無くなるようになっています。
そのため、インクジェット方式のプリンターにありがちな「一色だけインクが無くなってしまった」といった煩わしさもありません。
ちなみに2020/11/28 現在では、Lサイズの用紙とカートリッジの108枚組セットが家電量販店で2,500円ほどで販売されています。
1枚あたりの金額で計算すると約23円。コンビニプリントだと1枚あたり40円くらいするので、本体購入代金を考えると単純な比較にはなりませんが、意外とお安い印象です。
キレイで長持ちする
カラー印刷の方式には、主に以下の3種類があります。
- インクジェット方式
- カラーレーザー方式
- 昇華型熱転写方式
CP1300で採用されているのは昇華型熱転写方式。あまり聞き馴染みが無いかもしれませんが、この方式には色の濃淡の表現が得意であったり、ヘッドの目詰まりなどのトラブルが起こりづらいといったメリットがあります。
また、写真を特殊なフィルムでカバーする「オーバーコート仕上げ」となっており、汚れや日焼けなどに強く、丈夫で長持ちする写真に仕上がります。
PCと接続しなくても印刷できる
PCを使わなくても印刷できるのが、お手軽で嬉しいですね。
SDカードやUSBフラッシュメモリーを本体に直接差し込んだり、Wifi経由でスマホアプリから写真を選ぶことも可能なので、気楽に使えるというメリットがあります。
使ってみてわかった「Canon SELPHY CP1300」の注意点
Lサイズの用紙は余白を手で切り取る仕様
Lサイズで印刷すると、仕上がりはこんな感じになります。両サイドに余白がついている状態ですね。
この余白はミシン目加工になっているため、ペリペリと手で切り離すことが可能です。
私はあまり気にならないのですが、人によっては切り離した箇所がザラザラになるのが気になるかもしれません。
多くの枚数を一気に印刷するのは不向き
Lサイズの場合、印刷開始ボタンを押してから1枚印刷するのにかかる時間は40~50秒ほどです。
1枚印刷するのにちょっと時間がかかるので、沢山の写真を一気に印刷する場合には不向きかと思います。
こちらは日常使い用と割り切って、大量印刷の時には写真屋さんなどに依頼するといった使い分けをしてもよいかもしれませんね。
まとめ
今回は「Canon SELPHY CP1300」を紹介させていただきました。
写真は好きだけど印刷は時々しかしないという方や、撮った写真をすぐに印刷したいけどチェキの画質じゃ満足できないといった方にぜひ使っていただきたい商品です。
ちなみに僕は動物好きが高じて、散歩中のワンちゃんの写真を撮らせてもらい、すぐにその場で印刷してプレゼントするという用途でよく使っていました。最近はコロナ禍で出来なくなりましたが…。
他のシチュエーションとしては、実家に帰省したときなどに持っていくと、その場で撮った写真をすぐにプレゼントできて便利です。
特にガラケー世代の親御さんには、データで渡すよりも印刷した写真のほうが喜ばれますね。
性能を試してみたい方にはレンタルもおすすめ
実際の使用感は、やはり触ってみないとわからないものです。
「ホントに綺麗に印刷できるの?」「アプリ接続とか難しいんじゃない?」といった疑問を持った方は、一度レンタルして試してみませんか?
プランの詳細や料金については、こちらからご覧ください。